iPad iPadレビュー

脱失敗|iPadでお絵描きしたい人はどのモデルを買えばいいのか?

2021年5月7日

画像素材出典元:Apple

悩んでいる人

・iPadでお絵描きしたいけれど、どれを選んだら良いの?

・iPadでお絵描きするための初期費用を知りたい。

・初心者なんだけど、どれがおすすめ?

 

このような方に向いている内容になります。

 

筆者
【筆者について】

  • 美大卒
  • ゲームIT業界デザイナー(歴8年)
  • iPad系Youtube登録者数33,000
  • iPadAir5とiPad9を使用
  • サブ機:M1MacBookAir
  • メイン機:Windows

 

この記事のポイント

  • 自分にあったiPad選びができる
  • 経験者がおすすめするデバイスがわかる
  • お絵描きおすすめのiPadがわかる

この記事の内容は動画でも解説してます。
※動画の内容が古いことがありますので、大枠の把握として確認してもらえればと思います。

お絵描きに向いているモデルはどれか?

出典:Apple

結論:一概には言えません。

 

正直なところ、値段を気にしなければ『iPadPro+ApplePencil第2世代』を購入すれば、まず問題がおきないです。

 

ただその場合、人によってはオーバースペックになってしまったり、予算を超えてしまいます。

 

そのため、お絵描きにオススメできるモデルは『一概に言えない』という結論になります。

 

  • デジタルアート初心者の方
  • すでにアナログで作品を仕上げた経験がある方
  • お絵描き以外の用途にも使いたい方
  • 極力価格を安くしたい方
  • 外出先でお絵描きしたい方

 

上記のように『使う場所・予算・お絵描き経験』はもちろん、用途や目的でオススメできるiPadは変わります。

 

「予算があるなら、高いものを買っておけば良い」という視点は否定しません。(大は小を兼ねますからね)

 

ただ、全員が全員フルスペックを購入できるわけではないですし、人それぞれ適したものを選択した方が損しないと思います。

 

 

お絵描き用途でのiPadの選び方

筆者
では例をだしながら、選び方の目安を説明していきます。

 

お絵描き初心者なら
iPad第9世代

趣味/WEB用の絵を描くだけならiPad第9世代

iPad
第9世代
価格 49,800円・71,800円(税込)
重さ 487g
画面サイズ 10.2インチ
性能 A13 Bionic
フルラミネーション
ディスプレイ
非対応
端子 Lightning
認証 Touch ID
容量 64・256GB
ApplePencil 第1世代
メモリ 3GB
ProMotionテクノロジー ×
60Hz
ステージマネージャ ×

このような人におすすめ

  • 初めてiPadでイラストを描く人
  • 価格を抑えたい人
  • 趣味でイラストを描く人
  • イラスト以外の用途がネットサーフィン・VOD・ゲームの人

このような人は、エントリーモデルの『iPad第9世代64GBとApplePencil第1世代』がオススメです。

 

iPad第9世代は1番スペックが低いモデルとはいえ、A13 BionicというSoCが使われているので、お絵描きをするだけならば十分な性能があります。

 

iPad第9世代だから「処理落ちする・上手に描けない」ということは一切ありません。なんなら動画編集もできますよ。

 

ちなみに、A13 BionicはiPhone11と同じチップが使用されています。

 

参考までに、以前描いたイラストです。

iPad お絵描き作品1

iPad お絵描き作品2

これらはiPad第7~9世代で描いたイラストになります。

 

無印iPadとApplePencil第1世代でも『線の強弱』『ペン傾き』も再現できており、アナログとの差はほぼないです。

 

筆者は、美術大学出身で7年以上アナログで絵を描いてきましたが、この再現性には本当に驚きました。

 

注意点1:フルラミネーションディスプレイ非対応

iPad第9世代はフルラミネーションディスプレイ非対応

iPad第9世代はフルラミネーションディスプレイ非対応なので、そこは注意しましょう。

 

フルラミネーションディスプレイ非対応の場合、ディスプレイとペン先にガラス1枚の隔たりを感じます。

 

使うとすぐに慣れるので問題ないですが、気になる人は店頭で確認してみましょう。

 

注意点2:端子がLightning

iPad第9世代はLightning端子

iPad第9世代はLightning端子です。

 

Lightning端子は、iPhoneと充電ケーブルを統一できるメリットもありますが、外部デバイスに接続しづらいデメリットが大きいです。

 

特にそういった用途に使用しないのであれば、気にしなくても問題ないです。(Lightningが嫌な人も多いですからね。)

 

注意点3:iPadOS16の登場でM1機種と差が出る

出典:Apple公式

後ほど詳しく解説しますが、iPadOS16になることでiPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)とそれ以外機種に機能差がでます。

 

「ステージマネージャ」という、新しいマルチタスク機能が高性能機種のみ使えるようになります。

 

この機能は、複数のアプリを同時起動して、切り替えたり、ウィンドウサイズを自在に変えることができます。

 

つまりこの機能は、iPad第9世代では使用できません。

 

iPadの性能が上がりすぎたので、機種同士の差別化をだすのは致し方ないですね。

 

お絵描き用iPadの基準表

iPad第9世代は、初心者からギリ中級者くらいまでが良いのかなっと思います。

 

もちろんプロの方(特にMacユーザー)でしたら、サブ機として使うのも全然アリです。

 

筆者
ちなみに我が家ではiPad第7~9世代も使用しています。

 

価格的に考えると、64GB(49,800円)が良さげですができれば256GB(71,800円)を選択することをオススメします。

 

詳しくは後ほど解説します。

 

\想定価格レンジ/

価格
※ApplePencil+フィルム+ケース含
64GBモデル 約69,000円
256GBモデル 約91,000円

 

長期で考えるなら
iPadAir第5世代

iPadAir第5世代 見た目

iPad Air
第5世代
価格 92,800円・116,800円(税込)
重さ 461g
画面サイズ 10.9インチ
性能 M1チップ
フルラミネーション
ディスプレイ
端子 USB-TypeC
認証 電源ボタンTouch ID
容量 64・256GB
ApplePencil 第2世代
メモリ 8GB
ProMotionテクノロジー ×
60Hz
ステージマネージャ

このような人におすすめ

  • お絵描き初心者~中級者~上級者の人
  • アプリでのイラスト制作に慣れている人
  • イラストの勉強をしたい人
  • 高解像度イラストをiPadで描く人
  • アナログでのイラスト経験が豊富な人
  • ApplePencil第2世代がよい人
  • 動画編集も視野にいれている人

このような人は、iPadAir第5世代がオススメです。

 

今後何年か利用することを考えるならば『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』を購入しておけば、まず問題がおきないと思います。絵を描くなら、おすすめ。

 

iPadAir第5世代は、M1チップが搭載されています。これはiPadProやMacBookAirと同じ系列のチップになります。

 

前の第4世代と比較すると、CPUパフォーマンスが最大60パーセント高速化、グラフィックスのパフォーマンスが最大2倍高速化とのことです。

 

加えてメモリが8GBなったので、前の世代と比較すると超絶パワーアップです。(語彙力・・・)

 

さらに『ディスプレイ性能・電力効率・端子』これらすべてが中間モデルとして最適化されています。

 

本当に素晴らしいデバイスです。

 

iPad第9世代と比較すると、ベゼルが少ない分ディスプレイサイズが大きいので、より快適なお絵描きライフを送れると思います。

iPad第5世代とiPad第9世代比較

 

また、端子がUSB-TypeCになっているので、外部のデバイスに接続できたり、ストレージが足りない場合は外付けのストレージを追加できます。

iPadAir第5世代 SSD接続

予算を考慮しないのでしたら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』を購入することをおすすめします。

 

iPad第9世代との差

iPadAir
第5世代
iPad
第9世代
価格 64GB 92,800円(税込)
256GB 116,800円(税込)
64GB 49,800円(税込)
256GB 71,800円(税込)
SoC M1チップ A13 Bionic
メモリ 8GB 3GB
サイズ 10.9インチ 10.2インチ
フルラミネーション
ディスプレイ
対応 非対応
ApplePencil 第2世代 第1世代
認証 TouchID ホームボタン
TouchID
端子 Type-C Lightning
ディスプレイ Liquid Retina Retina
iPadOS16新機能
ステージマネージャ
対応 非対応

上記のような違いがあります。

 

ディスプレイサイズ・フルラミネーションディスプレイ対応・ApplePencil第2世代を考慮すると、iPadAir第5世代はiPad第9世代の上位互換です。

 

お絵描きの快適性が高いです。

 

さらに、M1チップ搭載+メモリ8GBになったため、絵を描くには最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

 

ステージマネージャ(iPadOS16の機能)のことも考えると『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』の方が良いですね。

 

初心者の方はiPad第9世代でも全然問題ないですが、iPadAir第5世代はワンランク上のクリエイティブをしたい方にオススメです。

 

端子がUSB-TypeCで、外部デバイスに接続できるのも評価ポイントですね。

 

お絵描き用iPadの基準表

初心者から上級者手前までが良いのかなっと思います。

 

『イラストで収益をだしていきたい方』『本格的にイラストの勉強をしたい方』にも、練習用として向いているデバイスだと思います。

 

\想定価格レンジ/

価格
※ApplePencil+フィルム+ケース含
64GBモデル 約117,000円
256GBモデル 約141,000円

 

持ち運ぶなら
iPadmini

持ち運びに適している iPadmini

出典:Apple公式

iPadmini
第6世代
価格 78,800・102,800円(税込)
重さ 293g
画面サイズ 8.3インチ
性能 A15 Bionic
フルラミネーション
ディスプレイ
端子 USB Type-C
認証 電源ボタンTouch ID
容量 64・256GB
ApplePencil 第2世代
メモリ 4GB
ProMotion
テクノロジー
×
60Hz
ステージマネージャ

このような人におすすめ

  • ゴロゴロしながら絵を描きたい人
  • 趣味でお絵描きしたい人
  • 外出先に持っていきたい人

このような人は、iPadmini第6世代がオススメです。

 

ただ、お絵描きを目的に購入を検討しているのでしたら、iPadminiはあまりオススメできません。

 

これはiPadminiを否定しているわけではありません。

 

理由としては、お絵描きする場合は画面サイズがかなり重要になるからです。

アプリのインターフェース(ボタン・ツール類)の占有率を考慮すると、iPadminiの画面サイズだと描けるスペースが少なすぎると思います。

 

高機能なアプリでイラスト描く場合、画面が小さいと絵を描くスペースが足りなくなるということです。

 

最新型のminiはベゼルも無くなり、8.3インチで画面サイズが大きくはなりましたが、それでもお絵描き用としては小さいです。

 

大は小を兼ねるので、お絵描きの観点から考えるとiPadPro・iPadAir第5世代・iPad第9世代の方が良いと思います。

 

筆者
例えるなら、小さい机にパレットや絵具をたくさん置いて描く感覚に近いと思います。絵を描くには机狭いな・・・的な・・・

 

以前iPadminiを持っていたのですが、むちゃくちゃ軽いので動画鑑賞・読書などのインプット用途に向いているデバイスだと感じました。

 

\想定価格レンジ/

価格
※ApplePencil+フィルム+ケース含
64GBモデル 約103,000円
256GBモデル 約127,000円

 

フルスペックなら
iPadPro11インチ

出典:Apple公式

 

iPadPro
11inch 第4世代
価格
価格 124,800~300,800円(税込)
重さ 466g
画面サイズ 11インチ
性能 M2チップ
フルラミネーション
ディスプレイ
端子 USB-TypeC
Thunderbolt / USB 4ポート
認証 Face ID
容量 128・256・512GB
1TB・2TB
ApplePencil 第2世代
メモリ 8GB
16GB(1TB以上モデル)
ProMotion
テクノロジー
〇 120Hz
ステージマネージャ
Apple Pencilによるポイント

このような人におすすめ

  • プロのイラストレーター/クリエイター
  • レイヤーを大量に使用する人
  • より滑らかに絵を描きたい
  • iPad1つで全てのデータを管理したい人
  • 高解像度イラスト作成したい
  • 液晶タブレットで仕事をしている人
  • 長尺の4Kの動画編集もしたい

このような人は、iPadPro11インチがオススメです。

 

性能はM2チップ搭載+メモリ8GBで、タブレットのレベルをこえたスペックになっています。

 

既にiPadやPCでのクリエイティブに慣れていて、PCを使わずにiPadで生活したい方にオススメできるデバイスです。

 

お絵描きではSoCも大事ですが、メモリ(RAM)もすごく重要です。

 

iPadの場合、メモリが高いとアプリを機能をフルに使えるケースがあります。

 

そもそもメモリが多いと、アプリが快適になり落ちにくくなります。

 

例えば、プロクリエイトというiPadの人気お絵描きアプリの場合は、iPadProの方が機能が拡充されています。

 

また、最新型M2チップiPadProだけにしかない機能が搭載されています。

 

それは「Apple Pencilによるポイント」という機能です。

 

詳細は後ほど解説しますが、Apple Pencilをディスプレイから少し浮かせた状態(最大12mm)でも検知してくれる、3次元的な操作機能です。

 

iPadPro11インチとiPadAir第5世代との差

iPadPro
11インチ 第4世代

iPadAir
第5世代

性能 M2チップ
メモリ8GB
(1TB以上モデル16GB)
M1チップ
メモリ8GB
価格 124,800~300,800円(税込) 92,800円・116,800円(税込)
ProMotionテクノロジー
120Hz
×
60Hz
スピーカー 4方向 2方向
カメラ 12MP広角
10MP超広角
12MP広角
Apple Pencilによる
ポイント
×

主に上記の箇所に違いがあります。(細かく解説するとまだありますが、お絵描きに必要な情報に絞っています。)

 

M2チップは、M1チップと比較するとCPUが最大15%向上、GPUが最大35%向上しています。

 

ProMotionテクノロジー対応の場合、最大120Hzのリフレッシュレートのため描画回数が多いです。

 

リフレッシュレートとは、1秒間に描画される回数のことです。

 

例えば、パラパラ漫画がわかりやすいですね。iPadProは、1秒間120枚の紙がめくられるイメージです。iPadPro以外は、1秒間60枚になっています。

 

つまり、ApplePencilで描いた時やスクロール操作時が、iPadProの方がより滑らかな体験になります。

 

これは実際にAppleの店頭にいったり、家電量販店で体験してみると良いです。

 

また、iPadProの1TB以上モデルはメモリが16GB。iPadAir第5世代はメモリが8GB。

 

ここに差がありますが、ただ大半の方はM2チップ自体がオーバースペックになる気がしますね。

 

他にもカメラ性能の差はありますが、お絵描きとは関係ないので省きます。

 

フルスペックにしたいのであればiPadPro11インチが良いですし、iPadAir第5世代でも良いと思います。

 

\ 想定価格レンジ/

iPadPro 11インチ
※ApplePencil+フィルム+ケース含
128GBモデル 約149,000円
256GBモデル 約165,000円
512GBモデル 約197,000円
1TBモデル 約261,000円
2TBモデル 約325,000円

 

腰を据えてお絵描きするなら
iPadPro12.9インチ

出典:Apple公式

iPad Pro
12.9インチ 第6世代
価格 172,800~348,800円(税込)
重さ 682g
画面サイズ 12.9インチ
性能 M1チップ
フルラミネーション
ディスプレイ
端子 USB-TypeC
Thunderbolt / USB 4ポート
認証 Face ID
容量 128・256・512GB
1TB・2TB
ApplePencil 第2世代
メモリ 8GB
16GB(1TB以上モデル)
ProMotion
テクノロジー

120Hz
ステージマネージャ

このような人におすすめ

  • プロのイラストレーター/クリエイター
  • 最大画面サイズでイラストを描きたい人
  • レイヤーを大量に使用する人
  • より滑らかに絵を描きたい
  • iPad1つで全てのデータを管理したい人
  • 高解像度イラスト作成したい
  • 液晶タブレットで仕事をしている人
  • 長尺の4Kの動画編集もしたい

このような人は、iPadPro12.9inchがオススメです。

 

性能はiPadPro11インチ同様、M2チップが搭載されています。また同じくメモリは、1TB以上のモデルが16GBになります。

 

画面サイズが最も大きいので、腰を据えてお絵描きしたい方は12.9インチという選択が良いと思います。

 

単純に重さが682gもあるので、持ち運びには向いていませんのでご注意ください。

 

12.9インチの画面サイズは、絵を描くことはもちろん、マルチタスクにも向いているサイズになります。

 

先にも述べましたが、ステージマネージャ(iPadOS16機能)が使えるので、より快適にマルチタスクができることが想定されます。

 

▼図で表すこのような感じです。

iPadPro12.9インチは、プロの方や目的がきちんとある方に向いています。

 

例えば、既に液タブとかで仕事をしていて、自分の可能性を広げるために購入するとか。

 

お絵描きで生活していくから、その覚悟を決めるために購入するとか。

 

そういった方とかに向いていると思います。

 

お値段的にもPCより高いので、何となく購入はオススメしないということです。

 

\ 想定価格レンジ/

iPad Pro 12.9インチ
※ApplePencil+フィルム+ケース含
128GBモデル 約197,000円
256GBモデル 約213,000円
512GBモデル 約245,000円
1TBモデル 約309,000円
2TBモデル 約373,000円

 

無印iPad第10世代はダメなの?

iPad
第10世代
価格 68,800円・92,800円(税込)
重さ 477g
画面サイズ 10.9インチ
性能 A14 Bionic
フルラミネーション
ディスプレイ
非対応
端子 USB-C
認証 Touch ID
容量 64・256GB
ApplePencil 第1世代
メモリ 非公表
ProMotionテクノロジー ×
60Hz
ステージマネージャ ×

悩んでいる人
無印iPad第10世代は何で候補に入ってないの?

無印iPad第10世代は悪いとかでは全くないよ!

ただ、ApplePencilが快適に使いづらいから候補から外したのよ。

筆者

 

iPad第10世代には落とし穴があります。

 

それは、ApplePencilの端子と第10世代の端子がかみ合っていないことです。

 

iPad第10世代はUSB-C端子で、対応しているApplePencil第1世代はLightning端子です。

 

そのため接続(ペアリング)方法は、iPadにUSB-Cケーブルを差し込み、専用のアダプタに経由してApplePencilを接続します。

 

わけがわからないと思いますので、下図左を参考にしてください。

iPad第10世代ApplePencil接続方法

左:iPad第10世代 右:iPad第9世代

第10世代の方が、接続(ペアリング)に手間がかかりますよね。

 

ApplePencilってサクッと充電やペアリングができないと、めちゃくちゃストレスに感じてしまうんですよ。

 

ですので、ApplePencilを使う人(イラスト用途)には、iPad第10世代はあまりおすすめはできないと思い候補から外しています。

 

大幅アップグレードしたけれど、そこまでイラスト向きではないんですよね。

iPad第10世代 ApplePencil接続方法

全くダメというわけではなく「この接続方法でも問題ない」という人は無印iPad第10世代も性能的には良いですよ。

 

ApplePencilはiPadからの充電だけではなく、コンセントからも可能ですからね。

iPad第10世代 ApplePencilの仕様

 

以上が、選び方の目安になります。

 

大半の方は、iPad第9世代とiPadAir第5世代で悩むのではないでしょうか。

 

ただ、iPadでお絵描きをするにはApplePencil・保護フィルム・ケースは必須アイテムなので、デバイス価格だけで予算を組まないように注意しましょう。

 

 

お絵描きに必須!
ApplePencilの違いについて

筆者
次にApplePencil第1世代と第2世代の違いについて解説します。

違い1:充電方法

ApplePencil充電方法の違い

ApplePencil第2世代は、iPadの側面にくっつけて充電とペアリングができます。

 

ペアリングとは?

ペアリングとは、Bluetooth機器同士をつなぐことです。
つまりは、iPadでApplePencilを使えるようにすることです。

 

ApplePencil充電方法の違い

iPad第10世代 ApplePencil接続方法

ApplePencil第1世代は、iPadの端子にさしこんで充電とペアリングができます。(充電自体は付属端子でも可能です。)

 

違い2:性能

ApplePencil第1世代と第2世代の違い ペンの側面が平らになっていてダブルタップで、ペンツールと消しゴムツールの切り換え

ApplePencil第2世代は、ペンの側面をダブルタップすることで、ペンツールと消しゴムツールの切換えができます。

 

切替えはツールは、設定やイラストアプリでカスタマイズすることができます。

自分な好きな設定にすることで、より快適にお絵描きすることができます。

 

ApplePencil第1世代には、タップ機能は特にないです。

 

ApplePencil比較まとめ

ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
税込価格 ¥14,880(税込) ¥19,880(税込)
フォルム 円筒型のため
転がる
1部平面のため
転がらない
充電・ペアリング 差し込む くっつける
ツール切替 × ダブルタップ
対応機種 iPad第10世代
iPad第9世代
iPadPro第6世代12.9インチ
iPadPro第4世代11インチ
iPadAir第5世代
iPadmini第6世代

ApplePencil第2世代の方がビジュアル的にスマートですし、より快適なお絵描きライフを送れます。

 

ただ、あくまでツールはツールです。

 

ApplePencil第2世代だからといって、画力が向上するわけではないですし、第1世代だから下手になるわけでは無いです。

 

プロのイラストレーターの方も、昔はApplePencil第1世代で成果を出していますしね。

 

注意:第1世代と第2世代で互換性はない

1点注意してほしいポイントがあります。

 

ApplePencil第2世代に対応しているモデルは、ApplePencil第1世代を使用できません。

 

逆も同じです。
ここは注意しましょう。

 

例えば、iPad第9世代を購入した後に、iPadAir第5世代に買い換えた場合、本体の費用だけではなくApplePencil第2世代の費用も必要になります。

 

 

iPad購入前に絶対知っておいてほしいこと

筆者
では、iPad購入する前に、絶対知っておいてほしいことを解説します。

1:iPadProにしかできない機能がある

出典:Apple公式

最新型M2チップiPadProだけにしかない機能が搭載されています。

 

それは「Apple Pencilによるポイント」という機能です。(具体的な機能名が決まっていない感じですね。)

 

この機能は、Apple Pencilをディスプレイから少し浮かせた状態(最大12mm)でも検知してくれます。

出典:Apple公式

Apple Pencilによるポイントは、Apple Pencilがディスプレイに触れる場所を正確に表示する機能。文字入力もスケッチもイラストも、これまでにない精度でどうぞ。ホーム画面上でポイントしたアプリやウィジェットを拡大して見たり、注釈を加える前にチェックしたり、水彩画の色がどんな混ざり方をするかを事前に確認することもできます。

引用:Apple公式

上記のような新しい使い方ができます。

 

この機能によって生産性が上がるかはわかりませんが、3次元的な体験になりますね。特に絵を描く人にとってはうれしい機能かもしれませんね。

 

2:高性能機種にしか使えない機能がある

出典:Apple公式

先程も少しお話しましたが、iPadOS16で追加されたステージマネージャは、iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)のみ使用することができるようです。

 

つまり、iPadProとiPadAir第5世代のみ対応しています。

 

ステージマネージャとは、複数のウィンドウを同時に開いたり、ウインドウのサイズを自在に変えることができます。

出典:Apple公式

最大4つのウィンドウの表示ができ、さらにモニターに接続することで、計8つのウィンドウを同時起動できるようになります。

 

これはM1搭載機種のみ対応しています。iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第5世代以降)、11インチiPad Pro(第3世代以降)になります。

 

iPad史上初の重なり合うウィンドウを確認することができますね。まるで、PCのようにiPadを使用できる機能といった印象です。

 

これまでのスプリットビューやスライドオーバーとは異なる、新しいマルチタスクの形になります。

 

この機能が、M1チップ搭載のiPadのみで利用できます。

 

現状のデバイスですと『iPadAir第5世代』『iPadPro12.9インチ第5・6世代 』『iPadPro11インチ第3・4世代 』の5機種のみです。

 

今までのiPadは、できることは一律同じだったのですが、ここにきてM1チップとの差別化が図られています。

 

ただこの機能は、イラスト制作において必須になるかはまだわかりません。

 

なぜならアプリ側がこの機能に対応できるかもわからないからです。

 

スプリットビューですら、中々対応されなかったイラストアプリもあったことを考えると、お気に入りのイラストアプリが対応されていないという事もあり得るからです。

 

もしもイラストアプリでも自在に使えるのであれば、アプリ間でのイラストデータ移行、参考データを見ながら絵を描いたりすることが快適になるかもしれませんね。

 

そういったことを先見して、M1チップ搭載のiPadを選ぶのも良いと思います。

 

筆者
個人的には、ファイルアプリを改善してほしかったですね。

 

 

お絵描きを始めるためのコスト・ストレージ比較

iPad
第9世代

iPadAir
第5世代

iPadPro 第4世代
11inch
iPadPro 第6世代
12.9inch
本体価格 49,800円(税込)
71,800円(税込)
92,800円(税込)
116,800円(税込)
124,800円(税込)~
300,800円(税込)
172,800円(税込)~
348,800円(税込)
ApplePencil 14,880円(税込) 19,880円(税込) 19,880円(税込) 19,880円(税込)
フィルム
ケース
4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定
Total 約69,000円
約91,000円
約117,000円
約141,000円
約149,000円~
約325,000円
約197,000円~
約373,000円

iPadでお絵描きするために必要なコストを、ざっくり洗い出してみました。

 

iPadAirですと約117,000円~なので中スペックのノートPCが購入できてしまいますね。これに加えて、キーボード・マウスを追加購入すると、さらに費用は上がります。

 

費用を抑えたい方からすると、iPad 第9世代64GB・256GBで良さそうですね。

 

おすすめの4モデル

iPad第9世代        64GB|約69,000円
iPad第9世代      256GB|約91,000円
iPadAir第5世代 256GB|約141,000円
iPadPro11インチ第4世代 256GB|約165,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

 

正直なところ新型のiPadであれば性能よりも、ストレージ容量が多いモデルがオススメになります。

 

新型iPadはどれも性能が高いから

個人的な意見ですが、お絵描きを目的としたiPad選びでは、性能よりも容量(ストレージ)が重要になると思います。

 

理由としては、最新のiPadはどれを選んでも性能は十分高いからです。(もちろん、iPadProとiPad第9世代だとかなりの性能差はあります)

 

ですので性能差よりも、ストレージ不足の方に問題が起きやすいと思います。

 

ストレージ不足は、例えるならスマホが容量いっぱいで、常に警告がでる状態です。

 

何かをするたびにアプリや保存したデータを削除する状況は、結構ストレスではないでしょうか。

 

ストレージは余って正解だから

ストレージ容量の大きいモデルを購入したけれど、結果としてストレージが結構余ってしまった。

もったいないな・・・

 

このような気持ちになる事も理解できます。

 

ですが『ストレージは余っている状態が、1番気持ちよく使える状態』です。

 

容量があれば、アプリをたくさん入れて色々試したりもできるので、よりiPadライフを楽しめると思います。

 

またiPadには、システムで使用されるストレージが10~15GB近くがあり、表記されている容量すべてを利用できません

iPad 64GB 256GBで使用されるシステムデータ

システムデータ

  1. OSデータ 約8GB
  2. OSのアップデートに必要な容量 約3GB(iOS15)
  3. システムデータ

 

この機能で『 15GB近くストレージ 』が使用されます。※システムデータは、キャッシュのよるものなので人によって上下します。

 

実際に使用できるストレージ

▼iPad64GBの場合

└自由に使用できる容量は約52GB

▼iPad128GBの場合

└自由に使用できる容量は約116GB

▼iPad256GBの場合

└自由に使用できる容量は約242GB

 

このようなことがあるので、自身のスマホがどれくらいの容量を消費しているのかを確認してみましょう。

 

動画編集をしない人ならば、節約すれば64GBでもギリギリ足りるか…と思います。(推奨はしていません。)

 

基本は、128・256GBがオススメです。

 

iPadを購入したのに容量不足が原因で買い替えるなら、最初に大きめのストレージを購入した方が、節約になると思いますよ。

 

おすすめの4モデル

iPad第9世代        64GB|約69,000円
iPad第9世代      256GB|約91,000円
iPadAir第5世代 256GB|約141,000円
iPadPro11インチ第4世代 256GB|約165,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

注意ポイント

iPadAir第5世代64GBとiPadPro11インチ第3世代 128GBをオススメにしていない理由は、チップを活かすくらいのクリエイティブな用途には、64・128GBでは容量が少ないと感じたからです。

動画編集とか高解像度のイラストですね。

ただ、既にPCをお持ちの方がサブ機として検討したり、外部ストレージをiPad用に所持しているの方ならアリかと思います。

 

いずれiPadはお絵描き以外にも使う

iPadはお絵描き以外にも使う

ストレージの大きいiPadをオススメする理由は、もう1つあります。

 

iPadは、お絵描き以外の用途にも使えるからです。

 

iPadって大きいスマホみたいなイメージがありますが、iPadはその性能の良さからPCの代わりとして利用する人も少なくありません。

 

それくらい多くの用途に使用できます。

 

iPadでできること

  • アニメーション制作
  • 動画編集
  • 映画 / 動画鑑賞
  • 書籍を読む
  • ネットショッピング
  • ゲーム
  • 家計簿
  • 表計算
  • メール
  • プログラミング
  • 学習用のノートまとめ など

 

このような使い方もできるので、お絵描き以外の目的がいずれ生まれます。

 

その際にストレージが少ないと、いずれ後悔すると思います。

 

せっかく利用するならば、思いっきりアプリをダウンロードで色んな方法で楽しんでみてください。

 

筆者
こんなのも練習次第で作れちゃいます。

iPadお絵描き アニメーション

 

 

iPadでのお絵描きにはペーパーライクフィルムがおすすめ

イラスト制作にはペーパーライクフィルムは必須

ペーパーライクフィルムとは、紙の質感を再現する保護フィルムのことです。

 

紙のようにザラザラした質感のため、ApplePencilで描くと、まるで紙と鉛筆のような描き心地になります。

 

ちなみにペーパーライクフィルムは、ブランドによって描き心地や質感が結構異なります。

 

フィルムは、だいたい2,000円以下で購入できます。

 

iPadでイラストを制作するならば、めちゃくちゃおすすめです。(本当に紙に描いていると錯覚します。)

 

我が家では、今まで7つのブランドを使ってきたので、より良いフィルムを紹介できます。

 

▼気になる人はコチラの記事をご覧ください。

7種比較|iPadおすすめペーパーライクフィルムはこれだ!美大卒デザイナー談

続きを見る

サイズ別リンク 総合評価 描き心地 指滑り 貼りやすさ
1位 Anntec
10.2inch 12点(15p満点)    
2位 ベルモンド
8.3inch
10.2inch

10.9inch
11.5点(15p満点)    
3位 エレコム
8.3inch
10.2inch

10.9inch
11inch
12.9inch
11点(15p満点)      
4位 NIMASO
10.2inch
10.9inch
11inch
12.9inch
10点(15p満点)      

 

 

お絵描き用おすすめiPadセット

筆者

おすすめのiPadセットをまとめてみました。

我が家でも使用しているものを選抜しています。

初心者・中解像度のイラスト向け
iPad第9世代おすすめセット

メリット

・価格が安い
・コスパ最強
・エントリーモデルとして最適

デメリット

・Lightning端子のため外部ストレージに接続が面倒
・ApplePencil第1世代のためダブルタップ等の機能がない
・フルラミネーションディスプレイ非対応のためガラス1枚の厚みを感じる

iPad第9世代セット概算価格

iPad第9世代        64GB|約69,000円
iPad第9世代      256GB|約91,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

iPad第9世代は1番性能は低いですが、低~中解像度のイラストなら問題なく使用できます。

 

初~上級者向け
iPadAir第5世代おすすめセット

メリット

・高性能M1チップ搭載
・カラバリがオシャレ
・USB-C端子

デメリット

・価格が高い

iPadAir第5世代セット概算価格

iPadAir第5世代       64GB|約117,000円
iPadAir第5世代      256GB|約141,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

中長期で見るならiPadAir第5世代がオススメです。iPadProと同じ系列の1チップがあるのでパワーは申し分ないです。

 

プロ向け
iPadPro第4世代11inchおすすめセット

メリット

・最高スペック全部盛り
・高性能M2チップ搭載
・ProMotionテクノロジー(120Hz)対応
・カメラが高性能

デメリット

・価格が高い

iPadPro第3世代11inchセット概算価格

iPadPro第4世代11inch 128GB約149,000円
iPadPro第4世代11inch 256GB約165,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

iPadPro第4世代11inchとiPadAir第5世代の差は、チップ・ProMotionテクノロジー・カメラ・スピーカーなどになります。

 

最高スペックを選ぶのかどうかですね。

 

 

おすすめのiPad用お絵描きアプリ

筆者
最後におすすめのiPad用お絵描きアプリを紹介します。

【無料】アイビスペイントX

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ アイビスペイントX

価格 無料
初心者向け
おすすめ度

1つめはibisPaintです。

 

iPhoneでも専用のアプリがありますが、初心者の方はこのアプリ使えば全く問題ないです。

 

プロでもこのアプリで問題ないと思えるくらい品質が高いです。

 

アイビスペイントは、無料のイラストアプリの中でも、機能性・素材量が圧倒的に多いです。

 

ブラシの種類も豊富ですが、無料版の場合ロックがかかっています。

 

ロックがかかっているブラシは、広告を見ることで何度でも使用することができます。

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ アイビスペイントX

ポイント

・機能数/素材数が豊富。

・ブラシは度々広告を見れば無限に使用できる。

・人気なため、ググれば大半のことがわかる。

 

【無料】MedibangPaint

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ メディバンペイント

価格 無料
初心者向け
おすすめ度

イラスト初心者の方は、このアプリでも問題ありません。

 

アイビスペイントXと比較されることも多く、ユーザーもどちらにすべきか悩みます。

 

正直、互角なんですよね。

 

アプリで使える素材数は、アイビスペイントXの方が多いです。漫画素材は、メディバンペイントもそれなりに多いです。

 

ただ、メディバンペイントはユーザー登録すると、クラウドを制限なく利用することができます。

 

つまりiPadの容量を圧迫しなくて済みます。

 

また、メディバンペイントは、iPadだけではなくPCでも無料で使うことができ、クラウドを通してPCと連携ができます。

 

単純なランキングで言えば、アイビスペイントXの方が人気あります。

 

ポイント

・機能数/素材数が豊富。

・ユーザー登録すれば、無料でクラウドを使用できる。

・PCでも無料で使用ができ、連携もできる。

 

【有料】Procreate

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ Procreate

価格 有料
初心者向け
おすすめ度

Procreateは、買い切り型の有料のアプリです。

 

ただ、有料の対価を払うくらい、iPadに最適化したイラストアプリになっています。

 

非常にわかりやすくシンプルな画面構成になっており、初心者の方でもすぐに覚えられるのが良いポイントです◎

 

使っていると『滑らかで心地よい』っと思えるアプリです。

 

個人的に気に入っている機能は、写真からカラーパレットを作成することができる点です。

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ Procreate

絵を描く際に、参考画像のカラーが一気に抽出できるのは便利。

 

ポイント

・有料買い切り型アプリ。

・シンプルな画面構成で直感的で使いやすい。

・機能性が豊富

 

【有料】ClipStudioPaint

iPadおすすめアプリ~イラスト編~ ClipStudioPaint

価格 有料(月額払い)
初心者向け
おすすめ度

このアプリは初心者向けではなく、イラスト経験者向けのアプリになります。

 

プロのイラストレーターは、ClipStudioPaintを使用している人が大半くらい、ユーザー数が多いです。

 

困ったことがあれば、ググれば大半が解決できるので、ある程度経験のある方は、このアプリがオススメです。

 

特に良い点は、外付けストレージにイラストデータを入れたまま編集ができる点です。

 

iPadのイラスト系アプリは、イラストデータをアプリ内部に格納しており、PCのようにアプリ外部でデータを保つことができません。

 

例えば、Procreateのイラストデータを外付けストレージに保存したい場合は、Procreateを起動してデータの書き出しをしないといけません。

 

ClipStudioPaintは、イラストデータを好きな場所に保存ができ、好きな場所で起動できます。

 

つまり、データ管理がめちゃくちゃラク。(PCライクに使用できます)

 

また、機能性は、他よりも頭1つ抜けています。

 

ポイント

・有料(サブスクリプション)のアプリ。

・データ管理がラク。

・機能性No.1。

・無料で使いやすいブラシが無料で配布されている。

 

 

まとめ:脱失敗|iPadでお絵描きしたい人はどのモデルを買えばいいのか?

注意点まとめ

  • 完全初心者の方はiPad第9世代
  • イラストの勉強を志す方/ある程度経験のある方はiPadAir第5世代
  • イラストレーター/プロのクリエイター方はiPad Pro12.9インチ
  • メモリを大量に使う方はiPadAir・iPadPro
  • iPadminiは悪くないがお絵描きとの相性は良くない
  • ApplePencil第2世代に対応しているデバイスはApplePencil第1世代は使えない。逆もしかり。
  • 基本はストレージの大きいモデルで選ぶ
  • システムで使用される容量があるので、表示されている容量はすべて使えない
  • iPadはお絵描き以外の用途にもいずれ使う

おすすめの4モデル

iPad第9世代        64GB|約69,000円
iPad第9世代      256GB|約91,000円
iPadAir第5世代 256GB|約141,000円
iPadPro11インチ第4世代 256GB|約165,000円

※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

注意ポイント

iPadAir第5世代64GBとiPadPro11インチ第3世代 128GBをオススメにしていない理由は、チップを活かすくらいのクリエイティブな用途には、容量がちょっと少ないと感じたからです。

動画編集とか高解像度のイラストですね。

ただ、既にPCをお持ちの方がサブ機として検討したり、外部ストレージをiPad用に所持しているの方ならアリかと思います。

(そもそも64GBで足りる人は、選択してOKです。)

 

改めて調べてみて思うのは、iPadの選択ってすごく難しいなっと思いました。

 

iPad第9世代256GBも良いですし、iPadAir第5世代256GBを買うならiPadPro11インチ128GBでも良いですし…

 

初心者だからといってiPadProを選んじゃいけないわけではないですし、大きい画面で描きたいならiPadPro12.9インチを選ぶべきです。

 

iPad第9世代だと、中級者と上級者の間くらいになれば物足りなくなると思うんですよね。

 

メモリが多くないと、アプリが落ちたり・レイヤーを大量に重ねられなかったりします。

 

目的がきちんとあったり、目指したい目標がある方は、初めからiPadAir第5世代・iPad Proを選んでも全然良いかと思います。

 

ただ、iPadAir第5世代は前世代と比較すると、スペックが向上しすぎて値段も上がってしまいましたね。(中間モデルなのに結構高い…そもそもiPad第9世代の在庫が少なすぎる…)

 

トータルコストをみると尻込みしてしまいますが、それくらいの価値は感じます。悩んでいるならば一度購入してみることをオススメします。

 

何かあるとiPadをササっと取り出せて、お絵描き以外にも楽しめますからね。

 

iPadは未来の自分への投資と考えて、チャレンジです。失敗しても、Apple製品はメルカリで売却すれば高値で売ることもできますよ。

 

ただ、無理してハイスペックを購入せず、自分の予算にあったものを選択してみてください。

 

楽しいiPadライフを!

 

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iPadPro
第6世代
12.9inch
iPadPro
第4世代
11inch
iPadAir
第5世代
iPad
第10世代
iPad
第9世代
iPadmini
第6世代
価格 172,800円(税込)~ 124,800円(税込)~ 92,800円(税込)~ 68,800円(税込)~ 49,800円(税込)~ 78,800円(税込)~
チップ
(SoC)
M2 M2 M1 A14 A13 A15
RAM 8GB
16GB(1TB~)
8GB
16GB(1TB~)
8GB 4GB 3GB 4GB
ディスプレイ 12.9inch
2,732 x 2,048px
Liquid Retina XDR
11inch
2,388 x 1,668px
Liquid Retina
10.9inch
2,360 x 1,640px
Liquid Retina
10.9inch
2,360 x 1,640px
Liquid Retina
10.2inch
2,160 x 1,620 px
Retina
8.3inch
Liquid Retina
フルラミネーション
ディスプレイ
- -
リフレッシュレート 120Hz
ProMotion

テクノロジー
120Hz
ProMotion

テクノロジー
60Hz 60Hz 60Hz 60Hz
ストレージ 128~2TB 128~2TB 64・256GB 64・256GB 64・256GB 64・256GB
ApplePencil 第2世代対応 第2世代対応 第2世代対応 第1世代対応
※アダプタ必須
第1世代対応 第2世代対応
ApplePencil
12mmポイント
- - - -
ステージ
マネージャ
- - -
接続端子 USB-C USB-C USB-C USB-C Lightning USB-C
5G
Wi-Fi 6

Wi-Fi 6

Wi-Fi 6

Wi-Fi 6
-
Wi-Fi 6
認証 FaceID TouchID TouchID TouchID ホームボタン
TouchID
TouchID
スピーカー 4スピーカー 4スピーカー 2スピーカー 2スピーカー 2スピーカー 2スピーカー
重さ 682g~ 466g~ 461g~ 477g~ 487g~ 293g~
サイズ 約280×215mm 約248×178mm 約248×178mm 約248×179mm 約250×174mm 約195×135mm
アウトカメラ 12MP広角カメラ
10MP超広角カメラ
12MP広角カメラ
10MP超広角カメラ
12MP広角カメラ 12MP広角カメラ 8MP広角カメラ 12MP広角カメラ
フロントカメラ TrueDepth
(超広角
ポートレート
TrueDepth
(超広角
ポートレート
12MP超広角
12MP超広角 12MP超広角 12MP超広角
センタフレーム
性能
イラスト
動画編集
読書(持ち運び)
iPadPro
第6世代
12.9inch
iPadPro
第4世代
11inch
iPadAir
第5世代
iPad
第10世代
iPad
第9世代
iPadmini
第6世代
デバイス価格 128GB
172,800円(税込)
128GB
124,800円(税込)
64GB
92,800円(税込)
64GB
68,800円(税込)
64GB
49,800円(税込)
64GB
78,800円(税込)
256GB
188,800円(税込)
256GB
140,800円(税込)
256GB
116,800円(税込)
256GB
92,800円(税込)
256GB
71,800円(税込)
256GB
102,800円(税込)
512GB
220,800円(税込)
512GB
172,800円(税込)
- - - -
1TB
284,800円(税込)
2TB
348,800円(税込)
1TB
236,800円(税込)
2TB
300,800円(税込)
- - - -
ApplePencil 19,880円(税込) 19,880円(税込) 19,880円(税込) 14,880円(税込) 14,880円(税込) 19,880円(税込)
フィルム+ケース 4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定 4,000円想定
キーボード Magic Keyboard
¥51,980(税込)
Magic Keyboard
44,800円(税込)
Magic Keyboard
44,800円(税込)
Magic Keyboard Folio
38,800円(税込)
Smart Keyboard
24,800円(税込)
-
Total
ペン+フィルム+ケース
約197,000~373,000円 約149,000~325,000円 約117,000~141,000円 約86,000~110,000円 約69,000~91,000円 約103,000~127,000円
Total
周辺機器全盛
約249,000~424,660円 約193,500~369,500円 約164,500~185,500円 約126,500~150,500円 約93,500~115,500円 同上

※iPadmini対応の純正キーボードはありません。

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