
- iPadAir第5世代とiPad第9世代の違いが知りたい。
- iPadAir第5世代とiPad第9世代はどっちが買いなの?
このような方にオススメできる記事になっています。

- 美大卒
- ゲームIT業界デザイナー(歴8年)
- iPad系Youtube登録者数33,000
- iPadAir5とiPad9を使用
- サブ機:M1MacBookAir
- メイン機:Windows
この記事のポイント
- iPadAir第5世代 / iPad第9世代の性能についてわかる
- iPad第9世代とiPadAir第5世代がどのような人に向いているデバイスなのかわかる
この記事の内容は動画でも解説してます。
▼iPadAir第5世代が気になる方はコチラもご覧ください
-
iPadAir第5世代の感想・レビュー|絵を描くにも動画編集にもゲームにも最適
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iPad AirとiPadの違い
結論:どっちが買い?
画像素材出典元:Apple公式

おすすめできる方 | |
iPad第9世代64GB | 初心者+軽めのインプット/アウトプットに利用 |
iPad第9世代256GB | 初心者+重めインプット/アウトプットに利用 |
iPadAir第5世代64GB | 性能重視+軽めのインプット/アウトプットに利用 |
iPadAir第5世代256GB | 性能重視+容量+長期的に創作活動に利用 |
このような感じかなっと思います。図は参考程度でお願いします。
とにかくお伝えしたいのは、iPadは選択基準が多いので、どれを推奨すべきなのか非常に難しいです。
初心者の方でしたら、大半はiPad第9世代で問題ないと思います。
理由としては、iPad全体のスペックが底上げされていて、日常使いでの性能差はほとんど感じないからです。
日常使いとは、ネットサーフィン・VOD・電子書籍・軽いイラスト・ノート作成などになります。
iPad全体に言えることですが、どのモデルも良い性能なんですよ。
1番性能の低いiPad第9世代でも、4Kの動画編集はできてしまうので。
後ほど説明しますが、iPadAir第5世代はかなりスペックが高くなっており、ApplePencilも第2世代の方を使用できます。(iPad第世代はApplePencil第1世代対応)
そのため、iPadAir第5世代の方が、快適にイラスト・映像編集などのアウトプットに使用することが可能です。
ただ1つ言えることは、『性能×容量』の観点から考えると、iPadAir第5世代64GBは若干微妙な気がします。
後ほど詳しく解説しますが、iPadAir第4世代と比較して値段が上がっただけではなく、性能活かす容量が少ない気がするんですよね。
(これは否定ではなく、足りるなら64GBでも問題ありません。)
このような結論になった理由を解説するために、iPad第9世代とiPadAir第5世代の違いを13選にまとめました。
iPad 第9世代 ![]() | iPad Air 第5世代 ![]() | |
価格 | ▼64GB 49,800円(税込) ▼256GB 71,800円(税込) | ▼64GB 92,800円(税込) ▼256GB 116,800円(税込) |
性能 | A13 Bionic メモリ3GB | M1 チップ メモリ8GB |
画面サイズ | 10.2inch | 10.9inch |
認証 | ホームボタン TouchID | トップボタン TouchID |
デザイン | 旧世代デザイン | ベゼルレス デザイン |
ディスプレイ | 反射防止なし ※フルラミネーション ディスプレイ非対応 | 反射防止あり ※フルラミネーション ディスプレイ対応 |
端子 | Lightning | USB Type-C |
カメラ | ▼アウトカメラ 8MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角 ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 HDビデオ撮影 | ▼アウトカメラ 12MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角カメラ ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 4Kビデオ撮影 |
スピーカー | 2スピーカー 端子側にある | 2スピーカー デバイス左右にある |
ApplePencil | 第一世代 | 第二世代 |
キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Smart Keyboard Folio |
カラー | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ ピンク ブルー パープル スターライト |
iPadOS16新機能 ステージマネージャ | × | 〇 |
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い13選+α

違い1:価格
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
価格 | ▼64GB 49,800円(税込) ▼256GB 71,800円(税込) | ▼64GB 92,800円(税込) ▼256GB 116,800円(税込) |
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い1こめは『価格』です。
iPadAir第5世代の方が¥35,000ほど価格が高いです。
もしもこれに、ApplePencil・ケース・フィルムを加えると下記の価格になります。
\ 想定価格 /
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
周辺機材価格 | ▼ApplePencil 14,880円(税込) ▼ケース 2,000円 ▼フィルム 2,000円 | ▼ApplePencil2 19,880円(税込) ▼ケース 2,000円 ▼フィルム 2,000円 |
想定価格 | ▼64GB 約69,000円 ▼256GB 約91,000円 | ▼64GB 約117,000円 ▼256GB 約141,000円 |
iPadAir第5世代の場合ですと¥100,000をこえます。
iPad第9世代でも、それなりの価格になりますね。
デバイス本体価格だけを想定しがちですが、周辺機器も含めると結構かかります。
加えて、キーボードとかマウスが必要な場合、さらに費用が加わります。
違い2:性能
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い2こめは『性能』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
性能 (SoCとRAM) | A13 Bionic メモリ3GB | Apple M1チップ メモリ8GB |
iPad第9世代のSoCは、A13 Bionicチップでメモリが3GB。
iPadAir第5世代のSoCは、M1チップでメモリが8GB。
このチップ(SoC)は、iPadの頭脳みたいなものです。
この性能が高ければ、処理速度が速いです。
性能差がかなり大きいです。
Apple M1チップとは?
出典:Apple公式
iPadAir第5世代で使用されているM1チップとは、Appleが独自で開発したチップのことです。
最新のiPadPro・MacBookAirなどにも使用されています。
前世代のiPadAir第4世代(A14 Bionic)と比較すると、『CPUパフォーマンスが最大60パーセント高速化、グラフィックスのパフォーマンスが最大2倍高速化』とAppleで発表がありました。
つまり、iPadAir第5世代(M1チップ)とiPadAir第9世代(A13 Bionic)の場合、これ以上の性能差があるということです。
上の画像は、Geekbench5を利用して、性能差を図ったものになります。
明確な差がでてますよね。
数値で見ると、iPad第9世代がしょぼくみえますが、一切そのようなことはありません。
正直なところ、日常使いではこの差はほとんどありません。
もしも性能差を明確に体感するには、イラスト・動画編集などのクリエイティブ領域の作業をしないと難しいと思います。
ハイエンドゲームで性能差は感じる?
クリエイティブ領域以外では、負荷の高いハイエンドゲームなどでは差を感じます。
アプリの起動速度やデータ読み込み速度が、iPadAir第5世代の方が速いです。
原神で検証しましたが、ゲームの起動速度は、iPadAir第5世代の方が3~5秒速かったです。
iPadAir 第5世代 | iPadAir 第4世代 | iPad 第9世代 | |
起動速度 | 30秒 | 31秒 | 35秒 |
ゲームの画質を最高まで上げた状態でプレイすると、iPad第9世代は処理落ちが少し目立ちます。
また、発熱があり、しばしばアプリが落ちます。(iPad第9世代ですと、最高品質でのプレイは推奨されていないのでしょうがない点です)
iPadAir第5世代の場合は、最高画質でも余裕をもってプレイできます。
メモリ(RAM)は倍以上違う
iPadAir 第5世代 | iPadAir 第4世代 | iPad 第9世代 | |
メモリ | 8GB | 4GB | 3GB |
iPad第9世代のメモリが3GB、iPadAir第5世代のメモリが8GBです。
メモリとは容量のことではなく、一時的なデータ保管所くらいの認識で大丈夫です。
例えば、机でお絵描きしていて、筆・ペン・絵具などは机に置きっぱなしで作業すると思います。その際に、机が広ければ、より多くの道具を置いて余裕をもって絵を描けると思います。
メモリが多いということは、この机が広いということです。(一時的に、たくさんのことが同時にできるようになります)
そのため、メモリが高いiPadAir第5世代の方が、お絵描きアプリとかを使用している際に、容量・レイヤー数が多くても快適にお絵描きができます。
例えば、Procreateで高解像度(4956×3500px)のイラストを作成すると、iPad第9世代は制限がかかります。使用できるレイヤー数が最大11枚です。
このように性能によって制限をいれるアプリもあります。
▼ただ、iPad第9世代でも画像のようなイラストは普通に描けます。
iPadAir第5世代と比較すると『高負荷になればなるほど、処理落ちなどが目立ちやすくなる』ということです。
以上の観点から考えると、iPadAir第5世代64GBは少し微妙な気がしています。
高解像度のイラスト・動画編集・ハイエンドゲームをおこなわない限り、M1のうまみを感じづらいからです。
これらの用途って64GBをすぐに埋めてしまう用途なので、性能過多になってしまうんですよね。
(これは否定とかでは一切ないです。足りる方は、64GBで全然OKです。)
違い3:画面
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い3こめは『画面サイズ』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
画面サイズ | 10.2inch | 10.9inch |
iPad第9世代は10.2インチ。
iPadAir第5世代は10.9インチ。
iPadAir第5世代はホームボタンがなく、ベゼルレスのフルスクリーンになっています。
この0.7インチの差は、結構大きいです。
特に画面サイズが必要になる、アウトプットだとより強く感じました。
イラスト・動画編集・ノート作成・タスク管理などの利用には、iPadAir第5世代の方が操作しやすく感じます。
日常的に使用してみるとすごく感じますよ。
違い4:セキュア認証
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い4こめは、『セキュア認証』です。
iPad第9世代とiPadAir第5世代は両方とも指紋認証です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
セキュア認証 | ホームボタン TouchID | トップボタン TouchID |
iPad第9世代はホームボタンがTouch ID。
iPadAir第5世代はトップボタンがTouch ID。
どちらも起動速度は、ほぼ変わらない印象だと思います。そもそも、iPad第4世代でさえ、起動速度はめちゃくちゃ早いので。
ここはあまり差を感じないかなっと思います。
違い5:デザイン
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い5こめは『デザイン・カラバリ』です。
パット見でわかると思いますが、見た目のデザインがかなり違います。
iPad第9世代は側面がカーブのかかったデザインで、iPadAir第5世代は少し角張ったデザイン。
▼iPad第9世代は旧世代のデザインで第7世代から見た目はほぼ変わっていません。
iPadAir第5世代の方がスタイリッシュな上に、画面もフルスクリーンなのでよりオシャレになっています。
カラバリ展開がiPadAir第5世代のメリット
カラーバリエーションですが、iPad第9世代がスペースグレーとシルバーの2色に対し、iPadAir第5世代は5色展開です。
出典:Apple公式
スペースグレイ・ピンク・パープル・ブルー・スターライトの全5色のため、自分の持ち物とあわせてコーディネートが可能になっています。
見た目重視でiPadを選ぶのも1つの手だと思います。
ピンク・パープル・ブルーが選べるのはiPadAir第5世代ならではのメリットです。
個人的には、好みのデザインだとモチベーションが上がったりするのでオススメかな。
▼ちなみに重さはAirの方が軽いです。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
重さ | 487g | 461g |
違い6:ディスプレイ性能
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い6こめは、『ディスプレイ性能』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
画面加工 | × | 反射防止コーティング |
カラー | sRGB | 広色域ディスプレイ(P3) |
解像度 | 2,160 x 1,620 | 2,360 x 1,640 |
フルラミネーション ディスプレイ | 非対応 | 対応 |
基本的には、iPadAir第5世代の方が、反射防止コーティングがあるので画面が見やすいです。
カラーもより鮮やかに表現されています。
ただフィルムを貼ると、正直気づかないレベルかもなので、ぱっと見は大きな差にはなりません。(反射防止コーティングは見やすさが変わります)
▼ペーパーライクフィルムを貼っているので、ほぼ変わらないです
また、iPad第9世代はフルラミネーションディスプレイ非対応です。そのため、ApplePencilで描く際にガラス1枚の視差があります。
iPadAir第5世代はこの視差がなくなっています。
そのためディスプレイに直接描いている感覚になります。
直感的にイラストを描けるので、少しだけ快適になっています。
違い7:端子
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い7こめは、『端子』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
接続端子 | Lightning ※イヤホンジャックあり | USB Type-C |
iPad第9世代はLightning。
iPadAir第5世代はUSB Type-C。
USB Type-Cの場合、外部ストレージや外部ディスプレイに接続することができ、拡張性が高いです。
iPadAir第5世代のUSB-Cポートは、前世代より最大2倍速くなっており、最大6K解像度のディスプレイに接続できるようになったようです。
Androidユーザーさんは、USB Type-Cの方がケーブルの統一ができて便利ですよね。
統一という観点でいうと、LightningはiPhoneユーザーならケーブル統一ができます。
USB Type-Cの方が、外部ストレージが容易に使えるのは大きなメリットですね。
外部ストレージにデータをいれたまま編集できるアプリもあるので、個人的にはUSB Type-Cの利便性はめちゃくちゃ高いです。
一応、iPad第9世代でも外部ストレージに接続はできます。
ただ、SSDとかになると電力不足で起動できないため、充電しながらになります。※画像は、SSDの認識させるために、モバイルバッテリーも接続しながら起動してます。
ちなみに、iPad第9世代だけイヤホンジャックがついています。
実はこれが良くて、Bluetoothイヤホンをつけて動画編集する場合、微妙に音ズレがするのですが、有線イヤホンの場合音ズレは限りなく0になります。(Bluetoothイヤホンの性能によりけりですが…)
違い8:カメラ
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い8こめは『カメラ』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
アウトカメラ | 8MP広角カメラ | 12MP広角カメラ |
フロントカメラ | 12MP超広角カメラ | 12MP超広角カメラ |
品質 | HDR | スマートHDR 3 |
センターフレーム機能 | 対応 | 対応 |
アウトカメラは、iPadAir第5世代の方が品質が良いです。
それ以外はほぼ同じです。
ただどちらのデバイスも、iPadProのような、キレイなボケ感をだす性能はないので期待しないようにしましょう。
iPadにカメラの品質を求める方はあまり多くないと思いますが、一応差はあるので解説させていただきました。
センターフレーム機能とは、カメラに写っている被写体を自動追従してくれる機能になります。FaceTimeとかを複数人で行うときに便利です。
違い9:スピーカー
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い9こめは『スピーカー』です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | |
スピーカー | 2スピーカー 端子側 | 2スピーカー デバイスの上下 |
iPad第9世代は端子側にスピーカーがあり、iPadAir第5世代は上下にスピーカーがあります。
どちらも2スピーカーオーディオで同じです。ただ、iPadAir第5世代のスピーカーの位置は上下にあるため、音に臨場感があります。
特にゲームアプリをやる方なら、複数方向にスピーカーが向いている方が臨場感があって良いと思います。
また、iPad第9世代は縦向きに置くとスピーカーがふさがります。(ホームボタンを上にすれば解消できますが。)
iPadAir第5世代の方は片方しかふさがらないのでそこが良いポイントです。
違い10:ApplePencil
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い10こめは『Apple Pencil』です。
iPad第9世代 | iPad Air第5世代 | |
ApplePencil | 第1世代対応 | 第2世代対応 |
iPad第9世代は、Apple Pencil第1世代対応。
iPadAir第5世代は、Apple Pencil第2世代対応。
ApplePencil第1世代と第2世代の描き心地を比較すると、ApplePencil第2世代の方がペン先に重心があるため描きやすさを感じます。
ですが、描き心地自体は大きな差はないと思いました。
どちらかと言いますと、体験に差があります。
ApplePencil第1世代は、端子に差し込んで充電とペアリングができます。
ApplePencil第2世代は、側面に張り付けて充電とペアリングが可能です。
ApplePencil第1世代の形式の場合、充電忘れとかが結構起きてしまうのです。
ApplePencil第2世代は、それが解消されているので、非常に便利です。
また、ApplePencil第2世代は側面のダブルタップで、ペンと消しゴムツールの切替ができます。
iPadはパソコンと比較すると、物理的なショートカットキーではなくジェスチャー主体です。そのため、このような機能があるのはかなり良いです。
違い11:キーボード
画像素材出典元:Apple公式
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違11こめは『キーボード』です。
iPad第9世代 | iPad Air第5世代 | |
純正キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Smart Keyboard Folio |
iPad第9世代はSmart Keyboard対応。
iPadAir第5世代はMagic KeyboardとSmart Keyboard Folio対応。
Smart Keyboardの場合ですが、トラックパッドがないためカーソル移動するためには、別途マウスが必要になります。
ただ、サードパーティー製のものであれば、トラックパッド付の製品もあります。
Magic Keyboardの場合は、トラックパッドとUSB-Cポートが搭載されています。よりPCライクに使用できる設計になっています。
純正キーボードは、価格が高いのでちょっと手がだしづらいですね。
違い12:5G搭載
出典:Apple公式
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い12こめは『5G』です。
これはセルラーモデルを検討している方が対象になります。
iPadAir第5世代は、5G対応機種。
iPad第9世代は、5G非対応です。
ここが違います。
『そもそも、セルラーモデルとWi-fiモデルとは何ぞや?』という方に向けて解説します。
これらの違いは、インターネットへの接続方法です。
セルラーモデル | モバイルデータ通信が可能。 Wi-fiに接続可。 |
Wi-fiモデル | Wi-fi接続のみ可。 |
つまり、セルラーモデルの場合、SIMカードをさしてインターネット接続ができます。
例えば、楽天モバイルのSIMをiPadにさせば、Wi-fiに接続しなくてもインターネットが利用できます。
逆に、Wi-fiモデルは、 Wi-fi接続のみしかできません。
違い13:磁気ケース
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い13こめは『磁気ケース』です。
iPadAir第5世代の背面には、磁気があります。そのため磁気つきのオシャレなケースが使用できます。
iPad第9世代の場合は、磁気がないため、ケース自体がかなりゴツくて重たいものになりがちです。
両方使用して思ったのですが、ApplePencilの影響も相まって、ケースの着脱がiPadAir第5世代の方が圧倒的にラクなんですよね。
iPad第9世代のケースは、結構しっかりした造りのものが多いので安定感はありますが、着脱が大変です。(デザインもちょっともっさりしてますよね)
+α:ステージマネージャ
出典:Apple公式
iPad第9世代とiPadAir第5世代の違い13+αは『ステージマネージャ』です。
iPadOS16になるとステージマネージャという機能が追加されます。
この機能は、M1チップ搭載のiPadのみ使用することができるようです。
OSとは?
OSとは、システムを管理し、アプリケーションソフトを動かすための根っこのソフトです。どのデバイスにもインストールされています。
- Appleは『MacOS,iPadOS,iOS』
- Microsoftは『WindowsOS』
ステージマネージャとは、複数のウィンドウを同時に開いたり、ウインドウのサイズを自在に変えることができます。
出典:Apple公式
最大4つのウィンドウの表示ができ、さらにモニターに接続することで、計8つのウィンドウを同時起動できるようになります。
iPad史上初の重なり合うウィンドウを確認することができますね。まるで、PCのようにiPadを使用できる機能といった印象です。
これまでのスプリットビューやスライドオーバーとは異なる、新しいマルチタスクの形になります。
この機能が、M1チップ搭載のiPadのみで利用できます。
つまりは、iPadAir第5世代は使用できて、iPad第9世代は使用できません。
今までのiPadは、できることは一律同じだったのですが、ここにきてM1チップとの差別化が図られています。

まとめ:iPadとiPad Airの違い

iPad 第9世代 ![]() | iPad Air 第5世代 ![]() | |
価格 | ▼64GB 49,800円(税込) ▼256GB 71,800円(税込) | ▼64GB 92,800円(税込) ▼256GB 116,800円(税込) |
性能 | A13 Bionic メモリ3GB | M1 チップ メモリ8GB |
画面サイズ | 10.2inch | 10.9inch |
認証 | ホームボタン TouchID | トップボタン TouchID |
デザイン | 旧世代デザイン | ベゼルレス デザイン |
ディスプレイ | 反射防止なし ※フルラミネーション ディスプレイ非対応 | 反射防止あり ※フルラミネーション ディスプレイ対応 |
端子 | Lightning | USB Type-C |
カメラ | ▼アウトカメラ 8MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角 ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 HDビデオ撮影 | ▼アウトカメラ 12MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角カメラ ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 4Kビデオ撮影 |
スピーカー | 2スピーカー 端子側にある | 2スピーカー デバイス左右にある |
ApplePencil | 第一世代 | 第二世代 |
キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Smart Keyboard Folio |
カラー | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ ピンク ブルー パープル スターライト |
iPadOS16新機能 ステージマネージャ | × | 〇 |
iPadAir第5世代に向いている方
- イラスト/動画編集目的の方
- デバイスのビジュアルにこだわりがある方
- メイン機として使いたい方
- USB Type-C端子が必須な方
- ハイエンドゲームをやりたい方
- ApplePencil第2世代が良い方
- 長期間/長時間の利用をする方
- 5G利用予定の方
おすすめできる方 | |
iPad第9世代64GB | 初心者+軽めのインプット/アウトプットに利用 |
iPad第9世代256GB | 初心者+重めインプット/アウトプットに利用 |
iPadAir第5世代64GB | 性能重視+軽めのインプット/アウトプットに利用 |
iPadAir第5世代256GB | 性能重視+容量+長期的に創作活動に利用 |
※参考程度でお願いします。
最初の方にもお伝えしましたが、大半の方はiPad第9世代で問題ないかなと思います。
理由としては、日常使いでの性能に劇的な差を感じるわけではないからです。
ただそれも一概にも言えず、人それぞれ状況が異なるので、絶対というわけではないです。(曖昧で申し訳ございません。)
例えば、『既にPCを持っている方』『仕事で利用したい方』『絵を描くけど趣味なのか、ガチなのか』などなど
人によって、目的・状況・用途は、千差万別です。そのため一概に言えないといった結論になります。
もしもiPadを検討しているのであれば、まず目的や状況を明確にすることをオススメします。
絶対やめた方が良い選び方は、『何となく購入すること』です。これは必ず後悔するのでご注意ください。
動画編集をメインで考えている方は、PCも視野にいれておきましょう。
正直なところ、動画編集をヘビーにおこなうと256GBだと足りなくなりますし、iPadよりPCの方が機能性・一覧性が高いので、動画編集はやりやすいです。
iPadは便利ですが、微妙に不便なところもありますので。
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個人的な意見ですが『次世代機を待つとか・細かい性能差で悩んでいるとか』なら、早々に思い切って購入することをオススメします。(Appleの発表前なら納得ですが)
時間は有限です。
早い段階でiPadを体験した方が、人生をより豊かにする方が可能性があるからです。
悩む時間も大切ですが、一度踏み込んでみないとわかりません。
成功体験も失敗体験も、両方しないとわからないこともたくさんありますので。
ぜひチャレンジしてみてください。
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