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iPad第10世代とAir第5世代はどっちがおすすめ?比較・違い10選

2023年1月22日

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iPad第10世代とAir第5世代はどっちがおすすめなのか?違い10選
悩んでいる人
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  • iPad第10世代とAir第5世代の違いって何?
  • iPad第10世代とAir第5世代を比較してほしい!
  • iPad第10世代とAir第5世代ってどっちが買い?

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • iPad系Youtube登録者数40,000人
  • 複数のiPadを使用

本記事のポイント

  • iPad第10世代とAir第5世代の比較・違いがわかる。
  • iPad第10世代とAir第5世代ってどっちが買いかわかる。

この記事の内容は動画でも解説してます。

iPad第10世代・Air第5世代の違い
結論:どっちが買い?

iPad第10世代・Air第5世代の違い

結論、価格を除けば、iPadAir第5世代が上位と言えます。

理由として、M1チップの搭載、Apple Pencil第2世代の対応、フルラミネーションディスプレイの採用、USB-C 3.1規格の対応など、挙げたらキリがないくらいAir第5世代の方が性能が上回っています。

(異なるグレードの機種間での比較であるため、明確な差が見られるのは当然です。)

ただし、誤解してほしくないのですが、第10世代がダメというわけではないです。

第10世代はApplePencilをペアリング(接続)する際に、専用のアダプタが必須になってしまいました。

それにより批判の声もありますが、単純に第9世代が進化したデバイスと捉えない方が良いでしょう。

筆者個人の見解としては、第10世代は第9世代の亜種みたいなイメージです。(あるいは属性が異なるデバイスと捉えるとわかりやすいかもしれません。)

ターゲットがニッチ向けであるため、特定のユーザーには強くささる印象です。

この記事では、両者の違いを10選にまとめました。どちらのiPadが自分のニーズに適しているかを判断していただければと思います。

なお、筆者自身はiPad第10世代を気に入って使用しています。

違い・比較表

iPad第10世代に向いている人

  • ApplePencilのアダプタありのペアリング方法でも問題ない人
  • スタイラスペンを使用する人
  • 持ち運びせず自宅(定位置)で使いたい人
  • PCライクに資料作成したり、動画編集をiPadでしたい人
  • ビデオ通話の頻度が高い人
  • USB Type-C端子が必須な人

iPadAir第5世代に向いている方

  • ApplePencil第2世代を使用したい人
  • 高負荷なイラスト/動画編集に使いたい人
  • 快適にゲームをしたい人
  • 長期利用を視野に入れている人

比較・違い1:価格

iPad
第10世代
iPadAir
第5世代
価格▼64GB
68,800円(税込)
▼256GB
92,800円(税込)
▼64GB
92,800円(税込)
▼256GB
116,800円(税込)

iPad第10世代とAir第5世代の違い1こめは、「価格」です。

Air第5世代の方が、おおよそ24,000円高い。

iPad
第10世代
iPadAir
第5世代
周辺機器価格▼ApplePencil
14,880円(税込)
▼ケース
2,000円
▼フィルム
2,000円
▼ApplePencil
19,880円(税込)
▼ケース
2,000円
▼フィルム
2,000円
想定価格▼64GB
約88,000円
▼256GB
約112,000円
▼64GB
約117,000円
▼256GB
約141,000円

もし、ApplePencilやケース、フィルムを含めると、上記のような価格になります。

ここで重要なのは、iPadを購入する際には、デバイス本体の価格だけを見て予算を組まないことです。

将来的に追加で充電コードが必要になることもあれば、ハブやモバイルバッテリーも必要となるケースが必要になることもあるでしょう。

その他のコスト削減策としては、Apple Pencilをサードパーティー製のスタイラスペンに替えることも考慮に入れてみてください。

これにより約10,000円近くのコスト削減が可能となります。

比較・違い2:性能(チップ)

iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
性能
(SoCとRAM)
A14 Bionic
メモリ4GB
M1チップ
メモリ8GB

iPad第10世代とAir第5世代の違い2こめは、「性能(チップ)」です。

第10世代のSoCはA14でメモリが4GBです。一方、Air第5世代のSoCはM1チップでメモリが8GBです。

このチップは、iPadの核となる部分で、その性能がiPad全体の動作に大きな影響を与えます。

Appleの公式発表によれば、M1チップはA14チップと比較して、CPUが最大60パーセント、GPUは最大2倍くらい性能が高いとのこと。

ですので、表記上かなりの性能差があります。

性能を具体的な数値で図るためにGeekbench5とAntutu(アンツツ)を利用して、スコアを図ってみました。

Geekbench5で比較

iPad第10世代・Air第5世代 Geekbench5スコア
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
Single Score15811693
Multi-Score39217110

Antutuで比較

iPad第10世代・Air第5世代 Antutuスコア
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
Score6852581065090
CPU191232266976
GPU273791552943

CPU・GPUともに公表されている通りの性能差が確認できます。

現在最新のチップはM2ですが、M1チップもめちゃくちゃ優秀で、高解像度のイラストも耐えられますし、動画編集のレンダリング速度も早いです。

第10世代(A14)がダメというわけではなく、Air第5世代(M1)がすごすぎるだけ。

比較・違い3:ApplePencil

iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
ApplePencil第1世代対応第2世代対応

iPad第10世代とAir第5世代の違い3こめは、「ApplePencil」です。

第10世代はApple Pencil第1世代に対応しており、一方のAir第5世代はApple Pencil第2世代をサポートしています。

両者の描き心地を比較したところ、Apple Pencil第2世代がペン先に重心があるため、やや描きやすさを感じます。

iPadAir第4世代の描き心地

ただし、描き心地自体については大きな差は感じられないとの声も多く、この点は個々のユーザーの感じ方による部分もあるでしょう。

大きな違いとして挙げられるのは、充電とペアリングの体験面です。

iPad第10世代でのペアリング・充電方法

iPad第10世代 ApplePencil接続方法

第10世代とApple Pencil第1世代は、専用のアダプタとUSB-Cのコードを使って、充電とペアリングをします。

なぜこのような仕様になっているのかと言いますと、第10世代側の端子がType-C、Apple Pencilの端子がLightningになっているためです。

iPad第10世代のApplePencilの充電方法

第10世代の場合、ペアリング(同期)が面倒になってしまったり、コードやアダプタがないときに咄嗟に充電できない点がデメリットになります。

家で使っていて常に、アダプタつきの状態のコードを1本用意しておけば、そこまでストレスにはならないと思います。

既にApplePencil第1世代を所持している人は注意

iPad第10世代 デメリット2:専用アダプタの追加購入が必要

既にApple Pencil 第1世代を持っている人で、第10世代に買い替えを検討している人は、専用アダプタの追加購入が必要になるのでご注意ください。

iPadAir第5世代でのペアリング・充電方法

ApplePencil第2世代ペアリング

Air第5世代とApple Pencil第2世代は、側面に貼り付けて充電とペアリングが可能となり、充電忘れの問題が大幅に解消されます。

持ち歩く際も便利ですし、紛失防止も可能です。

また、ApplePencil第2世代は側面のダブルタップで、ペンと消しゴムツールの切替ができます。

本格的にiPadでイラストを描きたい人は、Apple Pencil第2世代対応機種を視野にいれることをおすすめします。

iPadはMacと比較すると、物理的なショートカットキーではなくジェスチャー主体です。そのため、このような機能があるのはかなり良いです。

比較・違い4:フロントカメラの位置

iPad第10世代・Air第5世代 違い4:カメラの位置
iPad
第10世代
iPadAir
第5世代
フロントカメラ▼フロントカメラ
12MP超広角
(横向き)
※センターフレーム対応
▼フロントカメラ
12MP超広角
※センターフレーム対応
アウトカメラ▼アウトカメラ
12MP広角
▼ビデオ撮影
4Kビデオ撮影
▼アウトカメラ
12MP広角
▼ビデオ撮影
4Kビデオ撮影

iPad第10世代とAir第5世代の違い4こめは、「カメラの位置」です。

両モデルともフロントカメラとアウトカメラの性能は同じです。

ただ、フロントカメラの位置に関しては異なります。

第10世代ではフロントカメラがデバイスのフチ中央に位置しています。これに対し、Air第5世代ではカメラがトップ中央に配置されています。

この配置の違いが、画角に影響をもたらせます。

iPad第10世代・Air第5世代 フロントカメラ画角比較

例えば、iPadを横向きにして使用する場合、第10世代のカメラ位置はPCのようにセンタリングされた視線と画角になります。

全体的に視界が整い、きれいに映像が収まるのです。

一方、Air第5世代など他のモデルでは、フロントカメラの位置が異なるため、視線や画角のズレがある程度発生します。

フロントカメラがフチの中央にあるのは、iPad史上第10世代だけです。

特にビデオ通話を頻繁に行うユーザーにとっては、この違いは大きなメリットと感じるでしょう。

比較・違い5:ディスプレイ性能

iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
フルラミネーション
ディスプレイ
非対応対応
反射防止コーティング非対応対応

iPad第10世代とAir第5世代の違い5こめは、「ディスプレイ性能」です。

第10世代はフルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングの両方に非対応。

それに対し、Air第5世代はこれらの両方に対応しています。

フルラミネーションディスプレイに対応していない場合、ペン先と画面の間にガラス1枚分の厚みを感じることになります。

iPad第9世代はフルラミネーションディスプレイ非対応

また、反射防止コーティングに対応していないと、蛍光灯などの光が画面に反射し、目立つことがあります。

なお、反射防止コーティングについては、フィルムを使用してある程度反射を低減することが可能です。

しかし、フルラミネーションディスプレイの体験は、実際に店頭で試してみることをおすすめします。

運営しているYoutubeとかのコメントを見る限り、気にならない派と気になる派が50%ずつという感じですね。

より直感的なディスプレイ体験を感じたい人は、フルラミネーションディスプレイ対応のAir第5世代が良いでしょう。

個人的な視点から言えば、元々液タブとかを使っていた影響もあるのか、慣れてしまえばあまり気にならないです。

比較・違い6:ステージマネージャ

iPad第10世代・Air第5世代 違い6:ステージマネージャ
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
ステージマネージャ非対応対応

iPad第10世代とAir第5世代の違い6こめは、「ステージマネージャ」です。

第10世代はステージマネージャに非対応なのに対し、Air第5世代はこの新機能を利用することが可能です。

ステージマネージャは、iPadOS16にリリースされた新しいマルチタスクの機能です。

これまではスプリットビュースライドオーバーだったのですが、ウィンドウを重ねて表示し、操作することが可能になります。

しかし、ステージマネージャが絶対に必要な機能と言われると、必ずしもそうではないです。

リリースされてから時間があまりたっていないので、たまに挙動がおかしくなることもあります。

今後のアップデートにより、この新機能の安定性と使いやすさが向上することを期待しています。

比較・違い7:USB-Cポートの転送速度

iPad第10世代・Air第5世代 違い7:転送速度
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
接続端子USB-C2.0
(最大480Mb/s)
USB-C3.1
(最大10Gb/s)

iPad第10世代とAir第5世代の違い7こめは「転送速度」です。

第10世代もAir第5世代も、同じUSB-C端子を採用していますが、そのバージョンや転送速度は大きく異なります。

第10世代はUSB 2.0規格(最大480Mb/s)で、Air5はUSB 3.1規格(最大10Gb/s)を採用しています。

この違いにより、外部ストレージやカードリーダーからのデータ転送速度に大きな差が生まれます。

検証したところ、約2.5GBの転送速度は、「第10世代で1分19秒」「Air第5世代で55秒」になりました。

したがって、大量のデータを頻繁に転送するユーザーにとっては、この転送速度の違いは重要なポイントとなるでしょう。

比較・違い8:カラーバリエーション

iPad第10世代・Air第5世代 違い8:カラーバリエーション
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
カラーシルバー・ブルー
ピンク・イエロー
スペースグレイ・スターライト
ピンク・パープル
ブルー

iPad第10世代とAir第5世代の違い8こめは、「カラーバリエーション」です。

第10世代は「イエロー・ブルー・ピンク・シルバー」の4色、Air第5世代は「スペースグレイ・スターライト・ピンク・パープル・ブルー」の5色展開です。

両デバイスともに、より多彩な色調を取り揃えています。

どちらも、自分の持ち物に合わせたカラーを選択することが可能です。

iPad第10世代とAir第5世代の違い

Air第5世代は、全体的に淡い色調が特徴になっています。

ただし、色選びについては、店頭で直接確認することが最も確実です。なぜなら、写真や画像で見た色と、実物の色とは印象が異なることが多いからです。

例えば、第10世代のイエローは写真以上にメタリックな質感があり、Air第5世代のスターライトは想像以上に淡いイエローとなっています。

比較・違い9:Apple純正キーボードの対応機種

iPad第10世代・Air第5世代 違い9:純正キーボードの対応機種
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
接続端子Magic Keyboard FolioMagic Keyboard
Smart Keyboard Folio

iPad第10世代とAir第5世代の違い9こめは、「Apple純正キーボードの対応機種」です。

Magic Keyboard Folioレビュー | iPad第10世代専用キーボードの使い心地とその実力は?

第10世代は「Magic Keyboard Folio」に対応しています。このキーボードは第10世代専用のものであり、選択できるカラーはホワイトのみとなっています。

一方、Air第5世代は「Magic Keyboard」および「Smart Keyboard Folio」の両方に対応しています。これらのキーボードは、iPad Pro 11インチでも使用することが可能です。

Magic KeyboardにはUSB-Cポートが付属されています。

さらに、Magic Keyboardではカラーとしてブラックとホワイトの2種類を選ぶことができ、より自分の好みやスタイルに合わせた選択が可能です。

比較・違い10:ビジュアル・重さ

 iPad第10世代・Air第5世代 違い10:ビジュアル・重さ
iPad
第10世代
iPad Air
第5世代
大きさ248.6×179.5×7mm247.6×178.5×6.1mm
重さ477g461g

iPad第10世代とAir第5世代の違い10こめは、「ビジュアル・重さ」です。

第10世代とAir第5世代のiPadは、見た目が非常に似ていますが、細部にはいくつかの違いが存在します。

具体的には、第10世代(Wi-Fiモデル)の重さは477gに対して、Air第5世代(Wi-Fiモデル)の重さは461gとなっています。

加えて、物理的な特徴として、第10世代にはApple Pencilの磁気コネクタが付いていないという違いがあります。

 iPad第10世代・Air第5世代 違い10:ビジュアル・重さ・厚さ

さらに、1mmほどではありますが、第10世代の方が厚くなっています。

以上が、iPad第10世代とAir第5世代の違い10選になります。

本記事のまとめ|iPad第10世代とAir5の比較・違いを解説。Air5がおすすめです。

iPad第10世代とAir第5世代はどっちがおすすめ?違いについて

iPad第10世代に向いている人

  • ApplePencilのアダプタありのペアリング方法でも問題ない人
  • スタイラスペンを使用する人
  • 持ち運びせず自宅(定位置)で使いたい人
  • PCライクに資料作成したり、動画編集をiPadでしたい人
  • ビデオ通話の頻度が高い人
  • USB Type-C端子が必須な人

iPadAir第5世代に向いている方

  • ApplePencil第2世代を使用したい人
  • 高負荷なイラスト/動画編集に使いたい人
  • 快適にゲームをしたい人
  • 長期利用を視野に入れている人

最も大きい差としては、ApplePencilの仕様ですね。

第10世代では専用アダプタを利用する形になります。この点を許容できるかどうかになると思います。

一度ペアリングしてしまえば、接続が切れることはありません。しかし、日常的な使用の中で、専用アダプタの使用が手間に感じることもあります。

一方、Air第5世代は、広い範囲のユーザーにとって使いやすさと高い性能を兼ね備えています。

ただし、価格が高いので、長期的な使用を視野にいれてコストを払える人に向いていますね。

第10世代とAir第5世代どっちが良いのか?

では、「第10世代とAir第5世代、どっちが良いのか?」という点にフォーカスしてお話しすると、「Air第5世代の方が快適で快適性が高い」と言えます。

単純に「Air第5世代の方が良い」というよりも、「無印第10世代のApplePencilの仕様が万人向けではないので、コスト面を考慮しなければAir第5世代の方が快適で良い」が正しいニュアンスです。

第10世代は「絵を描かない人」や「ノートをまとめたり、ビデオ通話、動画編集など、iPadをPCのように活用したい人」に向いています。

しかし、これは特定のニーズを持つユーザーに向けたもので、万人向けではありません。

コストを問題にしないのであれば、Air第5世代を選ぶのが無難です。

iPad第10世代とAir第5世代の口コミまとめ

良い口コミ

  • スピーカーが本体両サイドにある。音質がよく、良い感じ。
  • ホント買って良かった。毎日の趣味に役立つ。
  • 64GBではなく256GBにして良かった。iPhoneの容量を移すこともできた。
  • 価格以外には文句はない。
  • typec対応が良い。
  • 過小評価してる人はかなりのApple信者だと思ってる。一般人からすると全然いい商品。
  • ApplePencilが第一世代しか選べないのは不便。
  • C端子のApplePencilも使えるが、筆圧感知がないのは不満。スタイラスペンで良い。

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