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初心者向け|iPadで絵を描くだけならオススメのモデルはどれ?

2022年4月10日

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初心者向け|iPadで絵を描くだけならオススメのモデルはどれ?
悩んでいる人
  • iPadを絵を描くだけに検討してる。
  • iPadを検討しているけど、どのモデルが安いかわからない。
  • お絵描き初心者だけど、容量はどれを選べばいいかわからない。

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • iPad系Youtube登録者数40,000人
  • 複数のiPadを使用

本記事のポイント

  • 絵を描くだけに特化したiPad選びができる。
  • 経験者がオススメするデバイスがわかる。

絵を描くだけの目的ならこの3択

画像素材出典元:Apple公式

結論

  1. 趣味/WEB用なら『iPad第9世代とApplePencil第1世代』
  2. 長期的利用なら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』
  3. スペック最優先なら『iPadPro11inchとApplePencil第2世代』
筆者

結論は上記です。
それぞれ解説していきます。

趣味/WEB用の絵を描くだけならiPad第9世代

趣味/WEB用の絵を描くだけならiPad第9世代
 価格
iPad第9世代64GB/49,800円(税込)
256GB/71,800円(税込)
ApplePencil第1世代14,880円(税込)

趣味/WEB用に絵を描くだけならiPad第9世代で十分だと思います。

そもそも、性能だけで見たら、大半の方はiPad第9世代で十分です。

理由として、最新のiPadは、全体の性能が底上げされているからです。

そのため、1番性能が低いiPad第9世代でも、絵を描くだけではなく、高負荷な作業(4K動画編集)までできてしまいます。

性能に対してめちゃくちゃ安いです。(人気ありすぎて、ずっと品薄ですから)

iPad お絵描き作品1
iPad お絵描き作品2

上図はiPad第7~9世代で描いたものです。

描き心地は、紙に描いているのと大して変わらないので、練習次第で上達しますよ。

このような創作活動が、トータルコスト7万円台から全て叶います。

長期的に使用するならiPadAir第5世代が良い

iPadAir第5世代 見た目
 価格
iPadAir第5世代64GB/84,800円(税込)
256GB/106,800円(税込)
ApplePencil第2世代19,880円(税込)

長期的に使用するなら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』を検討しましょう。

iPadAir第5世代は、iPad第9世代と比較すると倍近い性能差があります。

加えてディスプレイサイズが大きく、ApplePencilも第2世代を使用することができます。

そのため、より快適なお絵描きライフを送ることができます。

本体の接続端子がUSB-Cのため、外部ストレージに接続できます。

iPadAir第5世代 SSD接続

外部ストレージが使えると、内部ストレージが一杯になった際に、データを外部ストレージで保管することができます。

iPadは長期で使用すると、様々なデータが蓄積されていきます。

その際に『使わないけれど保存しておきたいデータ』があった場合、外部ストレージに保管できるのは便利です。

iCloudでも良いですが、サブスクリプションに依存すると永遠にコストがかかる上に、抜け出せなくなるので、そこが難点ですね。

スペックを最優先するならiPadPro11inch第4世代

出典:Apple公式
 価格
iPadPro11inch第3世代128GB/124,800円(税込)
256GB/140,800円(税込)
ApplePencil第2世代19,880円(税込)

スペックを最優先使用するなら『iPadPro11inch第3世代とApplePencil第2世代』を検討しましょう。

特にオススメなのは128GBモデルです。

iPadPro11inchの128GBモデルとiPadAir第5世代の256GBモデルの価格差は、2,000円しかありません。

加えて、iPadProの方が、ProMotionテクノロジー・カメラ・スピーカーなど最高品質になっています。

丁度良い容量で、最高スペックを使えるので、iPadPro11inchの128GBモデルは結構オススメです。

iPadminiはオススメしていません

持ち運びに適している iPadmini
出典:Apple公式

絵を描くだけの用途に使用するなら、iPadminiはあまりオススメしません。

理由としては、画面が小さいからです。

どのデバイスでも言えるのですが、イラストを描くためのアプリを起動すると、インターフェースという操作ボタンがたくさんでてきます。

このインターフェースの画面占有率がそれなりにあるため、画面が小さいと絵を描くスペースが足りません。

イメージとしては、小さい机で小さい紙に描くのか、大きい机で大きい紙に描くのかの違いです。

つまりは画面が小さいので、iPadminiはオススメしていません。

無印iPad第10世代はダメなの?

iPad第10世代には落とし穴があります。

それは、ApplePencilの端子と第10世代の端子がかみ合っていないことです。

iPad第10世代はUSB-C端子で、対応しているApplePencil第1世代はLightning端子です。

そのため接続(ペアリング)方法は、iPadにUSB-Cケーブルを差し込み専用のアダプタに接続し、専用のアダプタにApplePencilを差し込む。

わけがわからないと思いますので、下図左を参考にしてください。

iPad第10世代ApplePencil接続方法
左:iPad第10世代 右:iPad第9世代

第10世代の方が、接続(ペアリング)に手間がかかりますよね。

ApplePencilってサクッと充電やペアリングができないと、めちゃくちゃストレスに感じてしまうんですよ。

ですので、ApplePencilを使う人(イラスト用途)には、iPad第10世代はあまりおすすめはできないと思い候補から外しています。

全くダメというわけではなく「この接続方法でも問題ない」という人は無印iPad第10世代も性能的には良いですよ。

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ApplePencilの描き心地を解説

筆者

では、ApplePencilの描き心地について解説します。

アナログとの差はあるの?

iPad第9世代 描き心地 筆圧感知

iPadとApplePencilには、筆圧感知が搭載されているのでアナログとの差はほとんどありません。

ApplePencilを傾ければ、線画太くなりますし、強く押せば、線に強弱がつきます。

筆者は美大出身ですが、初めて体感した時はその再現性に驚きました。

ApplePencil高くない?

ApplePencil高くない?

このように思われるかもしれませんが、それだけの価値があります。

iPadには無料のお絵描きアプリが充実しており、ApplePencilを使用すれば、無限の筆と尽きる事のない絵の具を使用できます。

こう考えるとコスパは良いですよね。

もちろん、サードパーティー製のスタイラスペンを使っても描けるのですが、筆圧感知がないので抑揚のある線は描けなくなります。

できればApplePencilを検討してもらいたいです。

機種によって描き心地は違うの?

出典:Apple

iPadには、iPadPro・iPadAir・iPadmini・iPadの4種のモデルがリリースされている上に、ApplePencilには第1世代と第2世代の2種あります。

初見の方は、わけわかんないですよね笑

デバイスの性能差はありますが、描き心地自体は、どの機種もほとんど変わりません。

性能が高ければ描き心地は良くなるような雰囲気はありますが、iPadではほとんど同じです。

後ほど解説しますが、iPadProだけがリフレッシュレート120Hz(描画回数)あるため、より滑らかな描き心地になります。

それでも、一般的にはわからないくらいの差なので、iPad第9世代とかでも十分な品質です。

ここは人によって意見がわかれるようなので、店頭で体感してみるのも一つの手ですよ。

ApplePencil第1世代と第2世代には体験の差がある

ApplePencil第1世代と第2世代の違いは『対応機種・充電方法/ペアリング・ツール切替』です。

最新機種の場合、iPad第9世代のみApplePencil第1世代に対応しています。その他の機種は、ApplePencil第2世代対応です。

充電方法・ペアリング

ApplePencil第1世代と第2世代の違い 第2世代はiPadの側面にくっつけて充電とペアリング

ApplePencil第2世代は、iPadの側面に磁力でくっつくことで自動的に充電とペアリングができます。

ペアリングとは、Bluetooth機器同士をつなぐことです。
つまりは、iPadでApplePencilを使えるようにすることです。

ApplePencil第1世代と第2世代の違い 第1世代はiPadの端子にさしこんで充電とペアリング

ApplePencil第1世代は、iPadの接続端子に差し込んで充電とペアリングができます。

ツール切替

ApplePencil第1世代と第2世代の違い ペンの側面が平らになっていてダブルタップで、ペンツールと消しゴムツールの切り換え

ApplePencil第2世代は、側面をダブルタップすることで、ツールを切り替えることができます。

これが便利で、ペンツールと消しゴムツールを高速で切替えられるので快適です。

まとめるとこのような感じです。

ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
税込価格¥14,880(税込)¥19,880(税込)
フォルム円筒型のため
転がる
1部平面のため
転がらない
充電・ペアリング差し込むくっつける
ツール切替×側面ダブルタップ
対応機種iPad第10世代
iPad第9世代
iPadPro第6世代12.9inch
iPadPro第4世代11inch
iPadAir第5世代
iPadmini第6世代

ApplePencil第2世代の方が、より快適な体験ができますね。

iPad第9世代と他機種は何が違うのか

筆者

では『最安値のiPad第9世代と他機種は、何が違うのか』を解説していきます。

絵を描くことを中心に解説していきますので、細かい違いは省略します。

違い1:ApplePencil

こちらは先ほど記載しましたので、省略します。

表をご確認ください。

ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
税込価格¥14,880(税込)¥19,880(税込)
フォルム円筒型のため
転がる
1部平面のため
転がらない
充電・ペアリング差し込むくっつける
ツール切替×側面ダブルタップ
対応機種iPad第10世代
iPad第9世代
iPadPro第6世代12.9inch
iPadPro第4世代11inch
iPadAir第5世代
iPadmini第6世代

違い2:ディスプレイ

出典:Apple

iPad第9世代は、ディスプレイサイズが10.2inchで、ホームボタンつきのデザインです。

その他の機種は、ホームボタンがないベゼルレスタイプのデザインになっています。

パっと見でわかるかと思いますが、ホームボタンの無いと画面を広く使うことができ、より快適にお絵描きができます。

筆者は、10.2inchと10.9inchのiPadを使用しているのですが、このちょっとした差でも快適性は全然違います。

フルラミネーションディスプレイ

iPad第9世代はフルラミネーションディスプレイ非対応

iPad第9世代は、フルラミネーションディスプレイ非対応になります。

フルラミネーションディスプレイ非対応の場合、画面とペンの間にガラス1枚の厚みを感じます。

例えば、点を描く際に、描いた位置と少しずれます。1枚厚みのあるところを描いている感覚です。慣れてしまえば、全く問題ないです。

違い3:性能

iPad第9世代iPadAir第5世代iPadPro
チップA13M1M2
メモリ3GB8GB
※iPadProの1TB以上は16GB
8GB
※iPadProの1TB以上は16GB

iPad第9世代は、A13 Bionicチップが使用されています。

このチップは、iPadの核です。この性能が良いと、高パフォーマンスを発揮します。

iPad第9世代は、このチップが1番古いタイプを使用されており、性能が最も低いです。

M1チップを搭載している、iPadAirなどと比較すると倍近く性能は劣ります。

これだけ聞くと、iPad第9世代がしょぼく感じますがそのようなことはありません。

実際に高解像度のイラストで検証してみたのですが、多少の遅延はあっても問題なくお絵描きできました。

iPad第9世代 高解像度のイラスト検証

iPad第9世代はメモリが3GBです。

そのため、アプリによっては機能が制限されるケースがあります。また、レイヤーを大量に使うと処理落ちが起きやすくなります。

違い4:端子

接続端子の違い
iPad第9世代iPadPro
iPadAir第5世代
端子LightningUSB-C

端子については、先ほど記載したので、簡易的に解説します。

iPad第9世代の端子はLightningで、他のデバイスはUSB-Cです。

USB-Cのメリットは、外部ストレージに接続できる点です。

iPadって使っていると、必要ないけれど残しておきたいデータがどんどん増えていきます。

その際に、外部ストレージに保存できるのは大きなメリットです。

iPad第9世代でも外部ストレージに接続はできますが、Lightning端子は電力が弱いため、給電しながら外部ストレージに接続します。

iPad第9世代 外部ストレージに接続した様子

長期的な使用を考えるならば、USB-C端子のデバイスがオススメかなっと思います。

違い5:ProMotionテクノロジー

iPad第9世代
iPadAir第5世代
iPadPro
ProMotionテクノロジー非対応(60Hz)対応(120Hz)

ProMotionテクノロジーとは、120Hzのリフレッシュレートことです。

つまり1秒間に120回の描画されるので、『画面スクロール』『ペンの動き』がぬるぬる滑らかになります。

iPadProのみProMotionテクノロジー対応(120Hz)です。その他のiPadは、非対応(60Hz)です。

これは実際体験しないとわからないので、家電量販店やAppleの店頭で比較してみることをオススメします。

これは人によって感想がバラバラです。
(個人的には、あったらうれしいな~くらいです。)

絵を描く上で必須かと言われたらそうでもないです。

違い6:ステージマネージャ

出典:Apple公式

iPadOS16になるとステージマネージャという機能が追加されます。

この機能は、iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)のみ使用することができるようです。

OSとは、システムを管理し、アプリケーションソフトを動かすための根っこのソフトです。どのデバイスにもインストールされています。

  • Appleは『MacOS,iPadOS,iOS』
  • Microsoftは『WindowsOS』[/st-cmemo]

ステージマネージャとは、複数のウィンドウを同時に開いたり、ウインドウのサイズを自在に変えることができます。

出典:Apple公式

最大4つのウィンドウの表示ができ、さらにモニターに接続することで、計8つのウィンドウを同時起動できるようになります。

モニター接続はM1・M2搭載機種のみ対応です。iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第5世代以降)、11インチiPad Pro(第3世代以降)になります。※iPad第9世代は使用できません。

iPad史上初の重なり合うウィンドウを確認することができますね。まるで、PCのようにiPadを使用できる機能といった印象です。

これまでのスプリットビューやスライドオーバーとは異なる、新しいマルチタスクの形になります。

今までのiPadは、できることは一律同じだったのですが、ここにきてM1チップとの差別化が図られています。

ただこの機能は、イラスト制作において必須になるかはまだわかりません。

なぜならアプリ側がこの機能に対応できるかもわからないからです。

スプリットビューですら、中々対応されなかったイラストアプリもあったことを考えると、お気に入りのイラストアプリが対応されていないという事もあり得るからです。

もしもイラストアプリでも自在に使えるのであれば、アプリ間でのイラストデータ移行、参考データを見ながら絵を描いたりすることが快適になるかもしれませんね。

そういったことを先見して、M1チップ搭載のiPadを選ぶのも良いと思います。

▼比較表

 iPad第9世代iPadAir第5世代iPadPro
価格64GB/49,800円(税込)
256GB/71,800円(税込)
64GB/92,800円(税込)
256GB/116,800円(税込)
128GB/124,800円(税込)
256GB/140,800円(税込)
ApplePencil第1世代第2世代第2世代
ディスプレイ10.2inch
ホームボタン付き
10.9inch
ベゼルレス
11inch or 12.9inch
ベゼルレス
フルラミネーション
ディスプレイ
非対応対応対応
性能A13M1M2
端子LightningUSB-CUSB-C
ProMotionテクノロジー非対応(60Hz)非対応(60Hz)対応(120Hz)
iPadOS16新機能
ステージマネージャ
非対応対応対応

まとめると上記のような違いが、お絵描きに影響します。

安く絵を描きたいなら、iPad第9世代で問題ないです。

より快適性を求める場合は、iPadAir第5世代を検討しましょう。

\タブで切り替え /

絵を描くだけなら容量はどれが最適?

多くの方は、64GBと256GBで悩んでいるのではないでしょうか。(本当は128GBモデルがオススメだったのですが、iPadProにしかない…)

64GB256GB
・SNSやWEB用に低~中解像度の絵を描く
・趣味の絵を描く
・イラスト以外の用途は動画鑑賞くらい
・ゲームをしない
・動画編集をしない[
・高解像度の絵を描く
・毎日のように絵を描く
・イラスト以外のアプリも使用する
・ゲームをする
・動画編集をする
・iPadを長期にわたって使用したい人

正直なところ、人それぞれ使用用途がことなるため、この判断が非常に難しいです。

基本は、容量が大きいモデルがオススメです。(大は小を兼ねる理論です。)

ただ、256GBモデル購入して、いざ使用したけどiPadのストレージが結構余ってしまったら、どこかもったいない気持ちになる事も想像できます。

こういった気持ちもすごくわかります。

ですが『ストレージは余っている状態が一番気持ちよく使える状態』です。

節約しながらiPadを使うよりも、思いっきり好きなアプリをいれてお絵描きしまくった方が楽しいですよ。

iPadには必ず使用されるストレージがある

iPadには必ず使用されるストレージがあります。

iPad 64GB 256GBで使用されるシステムデータ

システムデータ

  • OSデータ 約8GB
  • OSのアップデートに必要な容量 約3GB(iOS15)
  • システムデータ

iPadには、iPadを動作させるため必ず使用されるデータがあります。

OSのアップデートに必要な容量については、iOS15の時のものを参考にしています。

これらを足すと、システム関連で10GB近くストレージが使用されます。

ただ、OSのアップデートは3GB丁度ではなく、4~5GBくらい空きがないとうまくアップデートされないことがあります。

加えてシステムデータもあるのでもう少し足される印象です。

ですので、計/10~15GBほどiPadではシステムデータが必ず使用されます。

これを聞いてお気づきかと思いますが、iPadは表記されているストレージを全て使用できるわけではないということです。

64GBならば『自由に使用できるストレージは約50GB』になります。256GBならば、約240GBほどになります。

ストレージ選びをする場合は、ここを踏まえて検討しましょう。

イラスト1枚どれくらいの容量がかかるのか

イラスト制作は、Procreateというイラストアプリで1枚あたりの容量を調査してみました。

約A1サイズのイラスト

iPad 64GB 256GB A1サイズイラストで検証
解像度約A1くらいのサイズ
4956×3500px 200dpi
レイヤー数10枚程度
容量140MB

約A4サイズのイラスト

iPadイラスト作成データ
解像度約A4くらいのサイズ
2160×1620 130dpi
レイヤー数7枚程度
容量約10MB

A4で描いたから絶対この容量というわけではないのでご注意ください。

同じA4サイズでもレイヤー数を増やしたり・画像/着彩データが増えれば、もっとデータサイズは膨らみます。あくまでも一例として捉えてください。

▼最小ストレージの64GBモデルで上限を計算

 64GBの場合
約A1画像サイズ(解像度4956×3500px 200dpi)357枚で上限
約A4画像サイズ(解像度2160×1620 130dpi)5000枚で上限

※システムデータとアプリを抜いた約50GBで算出

注意点としましては、全部の項目を足して容量が一杯になるわけではなく『どちらか1つの項目』で容量が一杯になります。

SNS・WEB・趣味用に絵を描く程度ならば、64GBでも足りそうですね。

ただ、絵を描くために、たくさんの資料や画像を保存するかもしれないので、大きめの容量が基本はオススメです。

64GBを検討しているなら、データが一杯になったときに、データの節約や管理する手間がいずれ必要になります。

この手間を許容できるなら64GBでもOKだと思います。

64GB256GB
・SNSやWEB用に低~中解像度の絵を描く
・趣味の絵を描く
・イラスト以外の用途は動画鑑賞くらい
・ゲームをしない
・動画編集をしない[
・高解像度の絵を描く
・毎日のように絵を描く
・イラスト以外のアプリも使用する
・ゲームをする
・動画編集をする
・iPadを長期にわたって使用したい人

絵を描くためにペーパーライクフィルムは必須

イラスト制作にはペーパーライクフィルムは必須

ペーパーライクフィルムとは、紙の質感を再現できるフィルムになります。

アップルペンシルとの相性が抜群で、まるで紙に描いているような描き心地になります。

これが非常に重要で、ペーパーライクフィルムを貼らないと良い感じの描き心地になりません。

貼らないと、ガラスにマジックで描いているような、ツルツルした質感になります。

iPadで絵を描くなら、必ず購入しましょう。

▼ペーパーライクフィルムについて知りたい方は下記

8種比較|iPadおすすめペーパーライクフィルムはこれだ!美大卒デザイナー談
8種比較|iPadおすすめペーパーライクフィルムはこれだ!美大卒デザイナー談

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お絵描き用iPadセット

筆者

おすすめのiPadセットをまとめてみました。

我が家でも使用しているものを選抜しています。

初心者向け
iPad第9世代セット

メリットデメリット
・価格が安い
・コスパ最強
・エントリーモデルとして最適
・Lightning端子のため外部ストレージに接続が面倒
・ApplePencil第1世代のためダブルタップ等の機能がない
・フルラミネーションディスプレイ非対応のためガラス1枚の厚みを感じる
iPad第9世代セット概算価格
64GB約69,000円
256GB約91,000円
※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

iPad第9世代は1番性能は低いですが、低~中解像度のイラストなら問題なく使用できます。

初~上級者向け
iPadAir第5世代セット

メリットデメリット
・高性能M1チップ搭載
・カラバリがオシャレ
・USB-C端子
・価格が高い
iPadAir第5世代セット概算価格
64GB約117,000円
256GB約141,000円
※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

中長期で見るならiPadAir第5世代がオススメです。iPadProと同じ系列の1チップがあるのでパワーは申し分ないです。

プロ向け
iPadPro第4世代11inchセット

メリットデメリット
・最高スペック全部盛り
・高性能M2チップ搭載
・ProMotionテクノロジー(120Hz)対応
・カメラが高性能
・価格が高い
iPadPro第4世代11inchセット
概算価格
128GB約149,000円
256GB約165,000円
※ApplePencil・フィルム・ケースを含めた概算価格です。

iPadPro第3世代11inchとiPadAir第5世代の差は、チップ・ProMotionテクノロジー・カメラ・スピーカーなどになります。

お絵描きにおいては、チップ・ProMotionテクノロジー以外はそこまで差はありません。

正直なところ、iPadPro11inch128GB・256GBでも良いですし、iPadAir第5世代256GBも良いと思います。

最高スペックを選ぶのか、多めのストレージ容量を選ぶかの選択ですね。

おわりに:初心者向け|iPadで絵を描くだけならオススメのモデルはコレ

 iPad第9世代

iPadAir第5世代

iPadPro

価格64GB/49,800円(税込)
256GB/71,800円(税込)
64GB/92,800円(税込)
256GB/116,800円(税込)
128GB/124,800円(税込)
256GB/140,800円(税込)
ApplePencil第1世代第2世代第2世代
ディスプレイ10.2inch
ホームボタン付き
10.9inch
ベゼルレス
11inch or 12.9inch
ベゼルレス
フルラミネーション
ディスプレイ
非対応対応対応
性能A13M1M2
端子LightningUSB-CUSB-C
ProMotionテクノロジー非対応(60Hz)非対応(60Hz)対応(120Hz)
iPadOS16新機能
ステージマネージャ
非対応対応対応

結論

  1. 趣味/WEB用なら『iPad第9世代とApplePencil第1世代』
  2. 長期的利用なら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』
  3. スペック最優先なら『iPadPro11inchとApplePencil第2世代』

何度も言いますが、性能だけを見たら、大半の方はiPad第9世代で問題ありません。

iPad第9世代よりも快適に絵を描きたい方は、iPadAir第5世代やiPadPro11inchを視野にいれてみましょう。

現行iPadの選択ってすごく難しくなっています。

以前よりも、iPad同士のスペックが近くなっているので。

ですので、どれを購入しても満足すると思います。

ちょっと練習すればアニメーションも作れちゃいますよ。

iPadAir第5世代 アニメーション
tanu_gif

iPadの価格に尻込みしてしまい、購入に踏ん切れない人はたくさんいると思います。

気持ちはわかります。(筆者も散財するたびに、見えない何かに懺悔してます笑)

ただ、時間は有限です。自己成長に繋がったり生活が快適になるなら、自己投資として考えてみるもの1つの手です。

せっかく興味があるのに、何も行動しないのは本当に勿体ないですよ。

人生を豊かにするチャンスなので、ぜひ前向きに検討してみてください。

では、ステキなiPadライフを!

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