- iPadを絵を描くだけに検討してる。
- iPadを検討しているけど、どのモデルが安いかわからない。
- お絵描き初心者だけど、容量はどれを選べばいいかわからない。
このような人にオススメできる記事になっています。
この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- iPad系Youtube登録者数40,000人
- 複数のiPadを使用
本記事のポイント
- 絵を描くだけに特化したiPad選びができる。
- 経験者がオススメするデバイスがわかる。
絵を描くだけの目的ならiPadはコレ
最新型おすすめiPad
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
価格 | 64GB/49,800円 256GB/71,800円 | 64GB/92,800円 256GB/116,800円 | 128GB/124,800円 256GB/140,800円 |
ApplePencil | 第1世代 | 第2世代 | 第2世代 |
ディスプレイ | 10.2inch ホームボタン付き | 10.9inch | 11inch |
フルラミネーション ディスプレイ | 非対応 | 対応 | 対応 |
性能 | A13 | M1 | M2 |
端子 | Lightning | USB-C | USB-C |
ProMotionテクノロジー | 非対応(60Hz) | 非対応(60Hz) | 対応(120Hz) |
結論
- 趣味用なら『iPad第9世代とApplePencil第1世代』
- 長期的利用なら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』
- スペック最優先なら『iPadPro11inchとApplePencil第2世代』
中古おすすめiPad
おすすめiPad | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|
iPadAir4 (2020年) | ・A14Bionic ・USB-C端子搭載 ・Pro同様の純正アクセサリー使用可 | ゲオオンラインストア |
iPadPro11inch (2021年) | ・M1チップ搭載 ・120Hz対応 ・最新型と遜色ない | ゲオオンラインストア |
趣味用の絵を描くだけならiPad第9世代
価格 | |
iPad第9世代 | 64GB/49,800円(税込) 256GB/71,800円(税込) |
ApplePencil第1世代 | 14,880円(税込) |
趣味・SNS用に絵を描くだけなら、iPad第9世代が良いでしょう。
そもそも、性能だけで見たら、大半の人はiPad第9世代で事足りるんですよ。
理由として、最新のiPadは、全体の性能が底上げされているからです。
そのため、現行モデルで1番性能が低くても、絵を描くだけではなく、高負荷な作業(4K動画編集)までできてしまいます。
性能に対してめちゃくちゃ安いです。
上図はiPad第7~9世代で描いたものです。
描き心地は、紙に描いているのと大して変わらないので、練習次第で上達しますよ。
このような創作活動が、トータルコスト7万円台から全て叶います。
長期的に使用するならiPadAir第5世代が良い
価格 | |
iPadAir第5世代 | 64GB/84,800円(税込) 256GB/106,800円(税込) |
ApplePencil第2世代 | 19,880円(税込) |
長期的に使用するなら、「iPadAir第5世代とApplePencil第2世代」を検討しましょう。
iPadAir第5世代は、iPad第9世代と比較すると倍近い性能差があります。
加えてディスプレイサイズが大きく、ApplePencilも第2世代を使用することができます。
そのため、より快適なお絵描きライフを送ることができます。
本体の接続端子がUSB-Cのため、外部ストレージに接続できます。
外部ストレージが使えると、内部ストレージが一杯になった際に、データを外部ストレージで保管することができます。
iPadは長期で使用すると、様々なデータが蓄積されていきます。
その際に『使わないけれど保存しておきたいデータ』があった場合、外部ストレージに保管できるのは便利です。
iCloudでも良いですが、サブスクリプションに依存すると永遠にコストがかかる上に、抜け出せなくなるので、そこが難点ですね。
スペックを最優先するならiPadPro11inch
価格 | |
iPadPro11inch第3世代 | 128GB/124,800円(税込) 256GB/140,800円(税込) |
ApplePencil第2世代 | 19,880円(税込) |
スペックを最優先使用するなら『iPadPro11inch第3世代とApplePencil第2世代』を検討しましょう。
特にオススメなのは128GBモデルです。
iPadPro11inchの128GBモデルとiPadAir第5世代の256GBモデルの価格差は、2,000円しかありません。
加えて、iPadProの方が、ProMotionテクノロジー・カメラ・スピーカーなど最高品質になっています。
丁度良い容量で、最高スペックを使えるので、iPadPro11inchの128GBモデルは結構オススメです。
iPadminiとiPad第10世代について
① 絵を描くだけならiPadminiは微妙
絵を描くだけの用途に使用するなら、iPadminiはあまりオススメしません。
理由としては、画面が小さいからです。
どのデバイスでも言えるのですが、イラストを描くためのアプリを起動すると、インターフェースという操作ボタンがたくさんでてきます。
このインターフェースの画面占有率がそれなりにあるため、画面が小さいと絵を描くスペースが足りません。
イメージとしては、小さい机で小さい紙に描くのか、大きい机で大きい紙に描くのかの違いです。
② iPad第10世代は絵を描くには微妙
絵を描くだけの用途なら、iPad第10世代は微妙です。
iPad第10世代には、落とし穴があるんです。
それは、ApplePencilの端子と第10世代の端子がかみ合っていないこと。
iPad第10世代はUSB-C端子で、対応しているApplePencil第1世代はLightning端子です。
そのため接続(ペアリング)方法は、iPadにUSB-Cケーブルを差し込み専用のアダプタに接続し、専用のアダプタにApplePencilを差し込む。
わけがわからないと思いますので、下図左を参考にしてください。
第10世代の方が、接続(ペアリング)に手間がかかりますよね。
ApplePencilってサクッと充電やペアリングができないと、めちゃくちゃストレスに感じてしまうんですよ。
ですので、ApplePencilを使う人(イラスト用途)には、iPad第10世代はあまりおすすめはできないと思い候補から外しています。
全くダメというわけではなく「この接続方法でも問題ない」という人は無印iPad第10世代も性能的には良いですよ。
おすすめの3機種は何が違うのか?
では、iPad第9世代・Air5・Proは、何が違うのかという点を解説していきます。
絵を描くことを中心に解説していきますので、細かい違いは省略します。
違い① ApplePencil
ApplePencil 第1世代 | ApplePencil 第2世代 | |
---|---|---|
税込価格 | ¥14,880(税込) | ¥19,880(税込) |
フォルム | 円筒型のため 転がる | 1部平面のため 転がらない |
充電・ペアリング | 差し込む | くっつける |
ツール切替 | × | 側面ダブルタップ |
対応機種 | iPad第10世代 iPad第9世代 | iPadPro第6世代12.9inch iPadPro第4世代11inch iPadAir第5世代 iPadmini第6世代 |
iPad第9世代は、ApplePencil第1世代に対応。その他は、第2世代に対応しています。
大きな違いは、「充電方法とツール切替」です。
ApplePencil第2世代は、iPadの側面に磁力でくっつくことで充電とペアリングができます。第1世代は、差し込んで充電とペアリングさせます。
ApplePencil第2世代は、側面が1か所平らになっていて、そこをダブルタップすることで、ツール切替が可能です。
違い② ディスプレイ
iPad第9世代は、ディスプレイサイズが10.2inchで、ホームボタンつきのデザインです。
その他の機種は、ホームボタンがないベゼルレスタイプのデザインになっています。
パっと見でわかるかと思いますが、ホームボタンの無いと画面を広く使うことができ、より快適にお絵描きができます。
筆者は、10.2inchと10.9inchのiPadを使用しているのですが、このちょっとした差でも快適性は全然違います。
フルラミネーションディスプレイ
iPad第9世代は、フルラミネーションディスプレイ非対応になります。
フルラミネーションディスプレイ非対応の場合、画面とペンの間にガラス1枚の厚みを感じます。
例えば、点を描く際に、描いた位置と少しずれます。1枚厚みのあるところを描いている感覚です。
違い③ 性能
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
チップ | A13 | M1 | M2 |
メモリ | 3GB | 8GB | 8GB ※iPadProの1TB以上は16GB |
iPad第9世代は、A13 Bionicチップが使用されています。
このチップは、iPadの核です。この性能が良いと、高パフォーマンスを発揮します。
iPad第9世代は、このチップが1番古いタイプを使用されており、性能が最も低いです。
M1チップを搭載している、iPadAirなどと比較すると倍近く性能は劣ります。
これだけ聞くと、iPad第9世代がしょぼく感じますがそのようなことはありません。
実際に、高解像度のイラストで検証してみたのですが、多少の遅延はあっても問題なくお絵描きできました。
また、iPad第9世代は、メモリが3GBです。
そのため、アプリによっては機能が制限されるケースがあります。また、レイヤーを大量に使うと処理落ちが起きやすくなります。
違い④ 端子
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
端子 | Lightning | USB-C | USB-C |
端子については、先ほど記載したので、簡易的に解説します。
iPad第9世代の端子はLightningで、他のデバイスはUSB-Cです。
USB-Cのメリットは、外部ストレージに接続できる点です。
iPadって使っていると、必要ないけれど残しておきたいデータがどんどん増えていきます。
その際に、外部ストレージに保存できるのは大きなメリットです。
iPad第9世代でも外部ストレージに接続はできますが、Lightning端子は電力が弱いため、給電しながら外部ストレージに接続します。
長期的な使用を考えるならば、USB-C端子のデバイスがおすすめ。
違い⑤ ProMotionテクノロジー
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
ProMotionテクノロジー | 非対応(60Hz) | 非対応(60Hz) | 対応(120Hz) |
ProMotionテクノロジーとは、120Hzのリフレッシュレートことです。
つまり1秒間に120回の描画されるので、『画面スクロール』『ペンの動き』がぬるぬる滑らかになります。
iPadProのみProMotionテクノロジー対応(120Hz)です。その他のiPadは、非対応(60Hz)です。
これは実際体験しないとわからないので、家電量販店やAppleの店頭で比較してみることをオススメします。
これは人によって感想がバラバラです。絵を描く上で必須かと言われたらそうでもないです。
違い⑥ ステージマネージャ
ステージマネージャは、マルチタスク機能です。
この機能は、iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)のみ使用することができます。
つまり、iPad第9世代は使用できません。
最大4つのウィンドウの表示ができ、さらにモニターに接続することで、計8つのウィンドウを同時起動できるようになります。
従来のスプリットビューやスライドオーバーとは異なる、新しいマルチタスクの形になります。
今までのiPadは、できることは一律同じだったのですが、近年では上位機種との差別化が図られています。
ステージマネージャ自体は、イラスト制作において必須ではないでしょう。
しかし、新しい便利機能が上位機種のみで増える可能性もあるので、先見して上位機種を選ぶのも良いと思います。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
価格 | 64GB/49,800円 256GB/71,800円 | 64GB/92,800円 256GB/116,800円 | 128GB/124,800円 256GB/140,800円 |
ApplePencil | 第1世代 | 第2世代 | 第2世代 |
ディスプレイ | 10.2inch ホームボタン付き | 10.9inch | 11inch |
フルラミネーション ディスプレイ | 非対応 | 対応 | 対応 |
性能 | A13 | M1 | M2 |
端子 | Lightning | USB-C | USB-C |
ProMotionテクノロジー | 非対応(60Hz) | 非対応(60Hz) | 対応(120Hz) |
まとめると上記のような違いが、お絵描きに影響します。
コストを抑えたいなら、iPad第9世代で問題ないです。より快適性を求める場合は、iPadAir第5世代を検討しましょう。
絵を描くだけなら容量はどれが最適?
基本は、容量が大きいモデルがオススメです。(大は小を兼ねる理論です。)
しかし、256GBモデル購入しても、容量がかなり余ってしまったら、どこかもったいない気持ちになる事も想像できます。
こういった気持ちもすごくわかります。
ですが、「ストレージは余っている状態が、一番気持ちよく使える状態」です。
節約しながらiPadを使うよりも、思いっきり好きなアプリをいれてお絵描きしまくった方が楽しいですよ。
① iPadには必ず使用されるストレージがある
iPadには、iPad自体を動作させるため必ず使用されるデータがあります。
それが、OSデータとシステムデータです。
これらを足すと、システム関連で10GB近くストレージが使用されます。
OSのアップデートには3GB丁度ではなく、4~5GBくらい空きがないとうまくアップデートされないことがあります。
ですので、計10~15GBほど、システムデータで必ず使用されます。
これを聞いてお気づきかと思いますが、iPadは表記されているストレージを全て使用できるわけではないということです。
64GBモデルなら「自由に使用できるストレージは約50GB」になります。256GBならば、約240GBほどになります。
ストレージ選びをする場合は、ここを踏まえて検討しましょう。
② イラスト1枚にどれくらいの容量がかかるのか
イラスト1枚に、「どれくらいの容量がかかるのか」を調査してみました。iPadで超有名なProcreateというイラストアプリで検証。
約A1サイズのイラスト
解像度 | 約A1くらいのサイズ 4956×3500px 200dpi |
レイヤー数 | 10枚程度 |
容量 | 140MB |
約A4サイズのイラスト
解像度 | 約A4くらいのサイズ 2160×1620 130dpi |
レイヤー数 | 7枚程度 |
容量 | 約10MB |
算出した容量については、レイヤー数などでも大きく変わるので、あくまでも参考程度でお願いします。
A4程度のサイズでのお絵描きであれば、64GBでも大丈夫そうですね。
ただし、早い段階でデータが一杯になるので、その点については考えておくべきでしょう。
この手間を許容できるなら、64GBでもOKだと思います。
iPadで絵を描くならペーパーライクフィルムもおすすめ
iPadで絵を描くなら、ペーパーライクフィルムを貼ることをおすすめします。
ペーパーライクフィルムとは、紙の質感を再現できるフィルムのこと。
ApplePencilとの相性が抜群で、まるで紙に鉛筆で描くような体験になります。
これが非常に重要で、ペーパーライクフィルムを貼らない、ガラスにマジックで描いているような、ツルツルした質感になります。
iPadで絵を描くなら、必ず購入しましょう。
お絵描き用のおすすめiPadセット
おすすめのiPadセットをまとめてみました。
我が家でも使用しているものを選抜しています。
初心者向け
iPad第9世代セット
iPad第9世代セット概算価格 | |
---|---|
64GB | 約69,000円 |
256GB | 約91,000円 |
iPad第9世代は1番性能は低いですが、低~中解像度のイラストなら問題なく使用できます。
初~上級者向け
iPadAir第5世代セット
iPadAir第5世代セット概算価格 | |
---|---|
64GB | 約117,000円 |
256GB | 約141,000円 |
中長期で見るならiPadAir第5世代がオススメです。iPadProと同じ系列の1チップがあるのでパワーは申し分ないです。
プロ向け
iPadPro第4世代11inchセット
iPadPro第4世代11inchセット 概算価格 | |
---|---|
128GB | 約149,000円 |
256GB | 約165,000円 |
iPadPro第3世代11inchとiPadAir第5世代の差は、チップ・ProMotionテクノロジー・カメラ・スピーカーなどになります。
お絵描きにおいては、チップ・ProMotionテクノロジー以外はそこまで差はありません。
正直なところ、iPadPro11inch128GB・256GBでも良いですし、iPadAir第5世代256GBも良いと思います。
最高スペックを選ぶのか、多めのストレージ容量を選ぶかの選択ですね。
本記事のまとめ|iPadで絵を描くだけなら、現行モデルならどれでも十分な性能です。
iPad第9世代 | iPadAir第5世代 | iPadPro | |
---|---|---|---|
価格 | 64GB/49,800円 256GB/71,800円 | 64GB/92,800円 256GB/116,800円 | 128GB/124,800円 256GB/140,800円 |
ApplePencil | 第1世代 | 第2世代 | 第2世代 |
ディスプレイ | 10.2inch ホームボタン付き | 10.9inch | 11inch |
フルラミネーション ディスプレイ | 非対応 | 対応 | 対応 |
性能 | A13 | M1 | M2 |
端子 | Lightning | USB-C | USB-C |
ProMotionテクノロジー | 非対応(60Hz) | 非対応(60Hz) | 対応(120Hz) |
結論
- 趣味用なら『iPad第9世代とApplePencil第1世代』
- 長期的利用なら『iPadAir第5世代とApplePencil第2世代』
- スペック最優先なら『iPadPro11inchとApplePencil第2世代』
何度も言いますが、性能だけを見たら、大半の人はiPad第9世代で問題ありません。
iPad第9世代よりも快適に絵を描きたい方は、iPadAir第5世代やiPadPro11inchを視野にいれてみましょう。
現行iPadは、選択がすごく難しくなっています。
以前よりも、iPad全体のスペックが上がってしまい、違いが少ないからです。
ですので、どれを購入しても満足すると思います。ちょっと練習すればアニメーションも作れちゃいますよ。
iPadの価格に尻込みしてしまい、購入に踏ん切れない人はたくさんいると思います。
気持ちはわかります。(筆者も散財するたびに、見えない何かに懺悔してます笑)
ただし、時間は有限です。
自己成長に繋がったり生活が快適になるなら、自己投資としてチャレンジするのも良いでしょう。
せっかく興味があるのに、何も行動しないのは機会損失ですよ。
人生を豊かにするチャンスなので、ぜひ前向きに検討してみてください。
では、ステキなiPadライフを!
「iPad 絵を描くだけ」に関する質問まとめ
中古機種を選ぶのはどうなの?
中古でも問題ありません。
ただし、あまりにも古い機種ですと、購入して数年でOSサポート対象から外れる可能性があるので、ご注意ください。
今買うなら、下記がおすすめ。
おすすめiPad | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|
iPadAir4 (2020年) | ・A14Bionic ・USB-C端子搭載 ・Pro同様の純正アクセサリー使用可 | ゲオオンラインストア |
iPadPro11inch (2021年) | ・M1チップ搭載 ・120Hz対応 ・最新型と遜色ない | ゲオオンラインストア |
iPadで描くのは、アナログとの差はどれくらいあるの?
iPadとApplePencilには、筆圧感知が搭載されているのでアナログとの差はほとんどありません。
ApplePencilを傾ければ、線画太くなりますし、強く押せば、線に強弱がつきます。
また、超低遅延のため、線がズレることもありません。
筆者は美大出身ですが、初めて体感した時はその再現性に驚きました。
ApplePencil高いんだけど、何とかならない?
ApplePencilは正直高いです。
しかし、それだけの価値があります。
iPadには無料のお絵描きアプリが充実しており、ApplePencilを使用すれば、無限の筆と尽きる事のない絵の具を使用できます。
こう考えるとコスパは良いですよね。
サードパーティー製のスタイラスペンにすれば価格は、1万円近く落とせるのですが、筆圧感知がないので抑揚のある線は描けなくなります。
できればApplePencilを検討してもらいたいです。
機種によって描き心地は違うの?
iPadには、iPadPro・iPadAir・iPadmini・iPadの4種のモデルがリリースされている上に、ApplePencilには第1世代と第2世代の2種あります。
初見の方は、わけわかんないですよね笑
デバイスの性能差はありますが、描き心地自体は、どの機種もほとんど変わりません。
「性能が高い=描き心地は良い」と思いがちですが、どれも同じです。
iPadProだけがリフレッシュレート120Hz(描画回数)あるため、より滑らかな描き心地になります。
それでも、一般的にはわからないくらいの差なので、iPad第9世代とかでも十分な品質です。
ApplePencil第1世代のLightningモデルとC端子モデルは何が違うの?
違いは、筆圧感知機能の有無です。
同じApplePencil第1世代でも、C端子モデルは筆圧感知機能がありません。
その分価格は安くなっていますが、お絵描きには不向きなので、避けましょう。