
- 無印iPadにできないことって何?
- iPad第9世代の長期レビューが知りたい
- iPad第9世代だけの良さが知りたい
このような人にオススメできる記事になっています。
無印iPadはエントリーモデルとして最高なんです。
ですので、このデバイスにしかない良さをアピールできればと思います。
この動画は「iPadの購入に悩んでいる初心者の人」に向いている内容になっています。

- 都内美大卒
- ゲーム/IT業界デザイナー(歴8年)
- iPad系Youtube登録者数40,000
- iPadAir5と無印iPad10などを使用
- サブ機:M1MacBookAir
- メイン機:Windows
- 仕事用:M1MaxMacBookPro
この記事のポイント
- 無印iPadにできないことがわかる。
- 無印iPad第9世代だけの良さがわかる。
この記事の内容は動画でも解説してます。(ただただ第9世代をほめる内容です)
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無印iPadにできないことって何?

まず、無印iPadって、ProやAirと比較してできないことってあるの?
実はほとんどありません。
確かに、上位機種のiPadのみできる機能は存在します。
ただ、体験に大きい影響を与えるわけでもないんです。

iPadって今までできることは一律同じでした。
ただ、iPad全体の性能が上がりすぎてしまった結果、上位機種と下位機種の差が少なくなりました。その結果、差別化をはかるために上位機種のみできる機能が登場しています。
ですが、この機能は劇的な差を生み出すほどではありません。
どちらかと言えば、チップ(処理速度)による性能差が大きいというのが現状だと思います。
できないこと:1
ステージマネージャ

出典:Apple公式
無印iPadのできないこと1つめは「ステージマネージャ」です。
これは一部デバイスのみ使用できる機能です。
対応デバイスは、iPad Air(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)です。
ステージマネージャとはiPadOS16から登場した、新しいマルチタスクになります。
複数のアプリを重ねて表示することができ、iPadのマルチタスクを快適にしてくれます。
ただ、現状の体験としては、スプリットビュー・スライドオーバーでも問題なく、絶対必要な機能と言えるほどではありません。
今後のアップデートに期待したい機能ですね。
できないこと:2
ApplePencilの最新機能
無印iPadのできないこと2つめは「ApplePencilの最新機能」です。
無印iPadは、第9世代・第10世代ともにApplePencil第1世代に対応しています。
そのため、ダブルタップでのツール切替やワイヤレス充電は不可になります。
加えて、最新のiPadProのみ「ApplePencilが最大12mm浮かせても反応するホバー機能」が搭載されています。

出典:Apple公式
できないこと:3
高負荷のクリエイティブ
無印iPadのできないこと3つめは「高負荷なクリエイティブ」です。
無印iPad(第9世代・第10世代)の性能はそれなりにあります。
日常的に使う分はもちろん、軽いイラストや動画編集なら遅延もなくサクサク動きます。
ただ、プロの人が高解像度イラストを描いたり、動画編集をした場合、負荷に耐えらず遅延が発生します。
できないこと:4
快適な外部接続
無印iPadのできないこと4つめは「快適な外部接続」です。
これは無印iPad第9世代のみ該当します。
現行リリースされている中で第9世代だけLightning端子です。
そのため、外部モニターやストレージへの接続が非常に面倒です。
専用のアダプタで変換すればできないこともないのですが、電力が足りず送電しながら接続しないといけません。
外部ストレージなどは、相性により無印iPad側が認識しないこともあります。
以上が、無印iPadでできないことになります。
iPad第9世代だけにあってAirやProにはない良さ

では、iPad第9世代だけにあって、AirやProにはない良さについてお話していきます。
1:価格が安い
価格 | |
iPadPro12.9 | ¥172,800(税込)~ |
iPadPro11 | ¥124,800(税込)~ |
iPadAir5 | ¥92,800(税込)~ |
iPadmini6 | ¥78,800(税込)~ |
iPad10 | ¥68,800(税込)~ |
iPad9 | ¥49,800(税込)~ |
まず「他機種と比較すると価格が安い」です。
表を見てもらうとわかると思いますが、第9世代は安さに振り切ったモデルです。
iPadPro 12.9インチと比較すると約1/3、Airと比較すると約半分くらいの価格になっています。
過去の話を持ち出すのはあまり良くないですが、一時はこのモデル39,800円だったんですよ。
さらに言えば第8世代は32GB/35,800円で、常に安さを追求してきたモデルです。
今は為替の影響で価格が高くなってしまいましたが、それでも価格が群をぬいて安い点は、第9世代ならではの良さになります。
iPadとか高価なデバイスを買うときって金銭感覚がマヒしまい、アクセサリー類とかが安く感じてしまいます。
つい財布のひもがゆるみがちになりますよね。
しかも、iPadはデバイスだけではなくフィルムとかケースも必要になってくるので、トータルコストって気づくと高くなってしまいます。
第9世代ならアクセサリー類を追加購入しても、価格を抑えやすいです。
2:できないことがほぼ無い
しかも第9世代は、ただ安いだけではありません。
「第9世代でできることは、他の機種とほぼ同じ」です。
iPadは「Proだからとか」「Airだから」といった、機種によっての機能差はほとんどありません。
大半のことは再現可能で、Apple製品同士の連携はもちろん、使えないアプリとかもありません。(古い機種は除く)
この記事の最初でもお話しましたが、厳密に言えば「ステージマネージャ」や「ApplePencilによるホバー機能」は、一部高性能機種のみ可能になります。
それ以外は、一律同じなんですよ。
ですので、上位機種との大きな違いは、快適性や処理速度です。
では「iPad第9世代の快適性が低いのか??」というとそんなことはありません。
ApplePencilの書き心地は非常に滑らかで、メモ書きやイラストもサクサク描けます。
ただ、ApplePencil第2世代非対応のため、ワイヤレス充電ができたり、ツール切替はできません。
そのためApplePencil第2世代対応機種と比較すれば、たしかに快適性は低いです。
その他にも、ベゼルがあるため画面サイズも小さいです。
けれど正直なところ、慣れでどうにでもなります。
筆者も過去は、小さい板タブとあまり処理の早くないPCで、イラストとかアニメーションを作ってきました。ただ、慣れである程度はどうにでもなりました。
こういった話をすると、厳しい意見や批判などもあるかとは思いますが、人それぞれだと思います。
ですので、まず1度店頭で体験してみてください。
表や数値ではわからない体験がそこにはあります。
3:性能もほどよく良い

第9世代の快適性はそこそこ良いとしても、下位機種だから性能低すぎるんじゃない?
と思うかもしれませんが「第9世代は性能もほどよく良い」です。
たしかに、M2・M1チップと比較すれば、数値上の性能差は半分です。
ただ、ネットサーフィン・ノート・動画鑑賞などのクリエイティブ領域以外の用途に使う分には、差はそこまで感じません。
すごいせっかちな人であったり、フレーム単位でこだわる人でなければ、基本は問題ありません。
筆者はゲーム・IT業界のデザイナーのため、グラフィックツールでデザインやイラストを描いたりもするのですが、iPadは本当にすごいと思っています。
我が家には、大型のWacomの液タブもあるのですが、線を描いた時の遅延のなさは、第9世代+ApplePencil第1世代に軍配が上がります。
それくらい低遅延です。
ポイント
- イラスト
- 動画編集
- ノート
- メモ
- 書類管理
- ネットサーフィン
- ゲーム
どんな用途に使用しても、ある程度の快適性が保証されています。
中解像度のイラストを編集して検証したのですが、第9世代でもラグは起きますが編集可能でした。
もちろん限度はあります。
例えば、4K動画編集で様々な動画や効果を重ねたり、原神のようなハイエンドゲームを高画質にすれば、処理落ちしたりたまにアプリが落ちます。
解像度高くレイヤー数も多いのイラストを編集すれば、完全にフリーズしました。
そこまでiPadに求める人は、AirやProを狙うべきですね。
4:初めてiPadを使う人にすごく良い
このようにある程度の性能が保証されている第9世代は「初めてiPadを使う人にすごく良い」ですよ。
ポイント
- 初めてタブレットを購入する人
- 初心者だけどiPadでイラスト/動画編集に挑戦してみたい
- ノートに使用したい人
少しでも生活を快適にしたいという人には、すごくピッタリです。
iPad mini・Air・Proを否定しているわけではなく、「負荷の大きい作業をしたい!」っという具体的な目的がない限り、第9世代で問題ないということです。
5:使いやすいクラシックなデザイン

って思うかもしれませんが、第9世代は『使いやすいクラシックなデザイン』になっています。
第9世代には、ホームボタンが搭載されています。
これが意外と押しやすくて、AirなどのトップボタンTouchIDよりも、直感的で押しやすいと思っています。
決してトップボタンTouchIDを、否定しているわけではありません。
ただ、ケースを付けた際にボタンの凹凸が少ないので、押しづらくなりがちです。
例えば、ケースがちょっとズレていたりすると指にぶつかったりして、認識されづらくなります。
最新型は洗練されたデザインになっていますが、逆に第9世代はホームボタンがある分、認証も一発でいけるんですよね。
(何かあったときも、ホームボタン押しておけば何とかなる笑)
また、ベゼルのある一見クラシックなデザインですが、非タッチ判定エリアのベゼルが指置きとして良いです。
外出先とかでiPadをとっさに持った時に、間違ってチャットの誤送信したり、誤タップなど、意図しない操作も置きづらいです。
さらに、第9世代は唯一のイヤホンジャックが装備されているiPadです。
音が切れたり音の遅延が絶対嫌という人は、有線のイヤホンもつけることができます。
Youtubeチャンネルで「有線接続できることでゲームに活きる」というコメントを結構いただくことがあります。
一見デメリットになっているクラシックなデザインには、第9世代なりの良さが含まれています。
このような点がProやAirにはなくて、無印iPad第9世代だけにある良さです。
つまりは、コスパ最強ということです。
これ以外の良さで言えば、AirとかProですと傷対策に結構気を使うんですけど、第9世代なら気軽に使えるのも良いところですね。
iPad第9世代の弱点

では、第9世代の良いところを紹介したので、 その逆の弱点も紹介します。
フルラミネーションディスプレイ非対応
まず無印iPad第9・10世代は、フルラミネーションディスプレイ非対応のため画面1枚の厚みを感じます。
例えば、ペンで描いた際に、ペン先と描画先の位置が微妙にズレます。
Lightning端子
先にも述べましたが、iPad第9世代はLightning端子です。
C端子の機器が増えている中で、Lightning端子っていう点が使いづらく感じます。
ここがC端子なら、最高の機種だと思います。第10世代は、USB-C端子になっています。
ApplePecil第1世代対応
第9世代はApplePecil第1世代対応なので、第2世代と比較すると充電とペアリングに手間を感じます。
充電とペアリング方法は、差し込んでおこないます。
もしくは専用端子をつけて、コンセントから充電も可能です。
また、第2世代のように貼り付けることができないため、紛失対策が必須になります。
持ち歩く際は、ペン収納つきのケース・張り付ける収納ポケットがあると良いです。
片側スピーカー
第9世代は、2スピーカーオーディオです。
ただ、端子側にしかスピーカーが付いていないため、動画鑑賞やゲーム時にどうしても違和感を覚えます。
買い替える際の周辺機器の買い直し
第9世代には、もう1点弱点があります。
それはiPadを買い替える際の周辺機器の買い直しです。
例えば、第9世代からPadAir5に買い替えた場合、USB-C端子・ApplePencil第2世代になるため、周辺機器やApplePencilの買い直しが必要になります。
長期的なことを考えると、ここが結構悩むポイントかなっと思います。
先行投資でAir5などの高いモデルを購入するか、一旦第9世代で試してみて、必要であれば第9世代を売却して、買い替えるみたいな方法もあります。
Apple製品は、リセールバリューも高い傾向がありますからね。
無印iPadでも第9世代と第10世代は全く違う機種

左:第9世代 右:第10世代
現行リリースされている無印iPadは、第9世代と第10世代の2種類あります。
ただ、これらは全く違うタイプの機種になります。
一言で言えば「第9世代は万人向け」「第10世代はコアターゲット向け」です。
似たようなデバイス名ですが、フロントカメラの位置・価格・ApplePencilの仕様面で第10世代はクセのあるデバイスになっています。
もしも検討している場合は、下記記事から違いをご確認ください。
▼iPad第9世代と第10世代の比較記事はコチラ
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iPad第9世代と第10世代はどっちが良い?無印同士の違いを徹底解説
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まとめ:1年使用|無印iPadにできないことって何?第9世代だけにあってAir5やProにはない良さ
無印iPad第9世代 良さ〇 | 無印iPad第9世代 弱点× |
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本来は性能を数値化して解説した方が良いと思ったのですが、初心者の方にとっては直感的ではないかなっと思い、1年使用した感想を踏まえつつ解説しました。
自分もiPadを初めて買う時は、めちゃくちゃ悩んでしまったんですよ。
ただ、今となってみれば、悩む時間よりも早く買って、色々体験する時間に費やした方が人生豊かになるなっと感じますね。
iPadを深く使っていった時にPCとの棲み分けがすごく難しかったです。
iPadの方が、ファイル管理の操作がイマイチに感じてしまって、中々うまく使いこなせませんでした。
ただ、無理に全部の機能を使おうとせずに、自分に必要な機能だけを使ったことで、様々な体験が変わりました。
無印iPadでもラフとかイラストがすごい簡単に描けますし、メモとかチャットとかテキストベースの作業にも最適です。
PC起動が面倒だと感じる時も、軽くてサクッと瞬間的に起動できるのも非常に良いポイントです。
最近では、契約時の議事録とか、カフェでブログ書いたり、お店選びとかにも使っています。
ノートPC代わりに外出先持っていくことも多くなりました。
ぜひ、無印iPadを検討してみてください!
Amazonタイムセール6/4まで
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機種の詳細が知りたい人は以下記事からご確認ください。
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iPad 第9世代 ![]() | iPad 第10世代 ![]() | |
価格 | ▼64GB 49,800円(税込) ▼256GB 71,800円(税込) | ▼64GB 68,800円(税込) ▼256GB 92,800円(税込) |
性能 | A13 Bionic メモリ3GB | A14 Bionic メモリ3GB |
画面サイズ | 10.2inch | 10.9inch |
認証 | ホームボタン TouchID | トップボタン TouchID |
デザイン | 旧世代デザイン | ベゼルレス デザイン |
ディスプレイ | 反射防止なし ※フルラミネーション ディスプレイ非対応 | 反射防止なし ※フルラミネーション ディスプレイ非対応 |
端子 | Lightning | USB Type-C |
カメラ | ▼アウトカメラ 8MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角 ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 HDビデオ撮影 | ▼アウトカメラ 12MP広角 ▼フロントカメラ 12MP超広角 ※センターフレーム対応 ▼ビデオ撮影 4Kビデオ撮影 |
スピーカー | 2スピーカー 端子側にある | 2スピーカー デバイス左右にある |
5G | 非対応 | 対応 |
ApplePencil | 第1世代 | 第1世代 |
キーボード | Smart Keyboard | Magic Keyboard Folio |
カラー | スペースグレイ シルバー | スペースグレイ ピンク ブルー イエロー |
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