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【脱・失敗】就職浪人やめとけ?100社応募したリアル|脱出する5つの方法

2021年1月13日

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【経験談】デザイナーの就職浪人はデメリット? | 就職できないことはなかったです。
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 就職浪人は「やめとけ!」と言われる理由って何?
  • 就職浪人することは、ダメなの?

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • 4~5社経験 2D/UIデザイナー
  • ブラック企業の経験あり

新卒・第二新卒で 計100社近く応募・面接しました。エリート街道では全くなく失敗を積み重ねて就活を成功させました。
社員・派遣・フリーランスの方から、それなりに転職情報を聞いております。信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。

卒業を間近に控え、それでもまだ内定なし。数えきれないほどのお祈りメール。

「就職浪人をしても大丈夫なのか?」「どこか適当な企業にでいいから入るべきなのか」

このような不安が押し寄せてきますよね。

筆者もかつてその一人でした。

  • 大学受験浪人
  • 美術大学進学
  • 就職浪人9ヶ月(ほぼニート・時々バイト)
  • 100社近く受けて、WEB兼グラフィックデザイナーとして内定
  • 内定した会社がブラック企業
  • 第二新卒として、数十社受けてゲーム業界
  • ゲーム・IT業界UIデザイナー(面接官の経験あり)

筆者は上記のような経歴で、新卒時の就活が上手くいかず、就職浪人の経験があります。

本記事では、筆者が「就職浪人で経験した学び」や「就活から脱出する対策」を解説します。

就職浪人で悩んでいる人に、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

本記事のポイント

  • 就職浪人は「やめとけ」と言われてしまう理由がわかる。
  • 就職浪人のメリット・デメリットがわかる。
  • 就職浪人を脱出した時の状況がわかる。
  • 就活の打開策がわかる。

就職浪人はやめとけは正しいのか?

デザイナーの就職浪人はデメリットにならない

結論から言うと、就職浪人は「絶対やめとけ!」と言われるほど悪くはありません。

ただし、計画的に就職浪人を検討しているなら、筆者は否定派です。

例えば、既に内定を獲得しているにも関わらず、大手企業が諦めきれず就職浪人を検討しているなど。

計画的に就職浪人をしても内定がでる確証がないからです。

そのため、在学中に就職できるなら、そちらをおすすめします。

もしも、就職浪人(既卒)になってしまった場合は、そこまで悲観しないでください。

就職浪人は、安定的な収入がないため、経済的なデメリットこそありますが、「それ以外は、大きなデメリットにはならない」からです。

企業側が採用試験・面接の過程で、気にするポイントは5点。

  • 短期退職しないかどうか。
  • 現場とマッチするかどうか。
  • コミュニケーションスキルはどうか。
  • 人として魅力があるか。
  • 就職浪人期間は何をしていたのか。

ここをクリアしていれば、就職浪人であっても問題なし。

むしろ、時間があるからこそ、企業を厳選するチャンスでもあるんです。

そもそも、新卒・既卒(就職浪人)の実力は大きく変わらないので、中小企業であればそこまで気にしてはいません。

ただし、有利不利で言えば、不利になります。

なぜなら、新卒者よりも1年長い時間を過ごしているわけなので、そこを加味して評価されるからです。

新卒と既卒(就職浪人)で同じスキルセットであれば、新卒が採用されるでしょう。そのため、より戦略的に就活をしなければなりません。

ただし、不可能ではないので、ご安心ください。

就職浪人(既卒)について

就職浪人とは?

まず、就職浪人について理解をしておきましょう。正しい知識を身に着けておけば、再就活に向けた戦略を立てることができます。

① 就職浪人とは?

就職浪人とは、卒業を控えた学生や新卒者が、卒業後も正規雇用の仕事に就くことができず、就職活動を継続する状態を指す言葉です。

つまり既卒者。世間的な扱いは、無職・フリーター

就職浪人と就職留年の違い

  • 就職活動のために、意図的に留年することを就職留年。
  • 大学をそのまま卒業後して、就職活動を続けていることを就職浪人。

② 就職浪人の割合

区分卒業者就職者進学でも就職でもないことが明らかな者
令和4年3月590,137439,683 (74.5%)55,286 (9.4%)
令和3年3月583,518432,790 (74.2%)56,228 (9.6%)
令和2年3月573,947446,082 (77.7%)40,809 (7.1%)

文部科学省の令和4年度の就職内定状況調査によると、就職内定率は、大学(学部)90.9%、短期大学86.8%となっています。

つまり、就職浪人の割合は、全体の約10%と推定できます。

もちろん、正社員としての雇用を望まない人もいるので、10%未満というのが正しい数値ですかね。

③ 就職しない人の理由

出典:Re就活|就職・転職アンケート

上記は、Re就活の就職・転職アンケート結果です。「就職活動がうまくいかなかった」「本当にやりたい仕事を探していた」が大きな割合を占めています。

④ 就職浪人(既卒)の内定率は34%

出典:マイナビ|2020年度既卒者の就職活動に関する調査

上図は、マイナビの2020年度既卒者の就職活動に関する調査での公開データです。

マイナビ会員の既卒者をターゲットに調査したところ、既卒者の内定率は34.4%で、現役学生の半数以下という結果でした。

かなり厳しい事実ではありますが、コロナ禍のアンケートだったので、就職活動が鈍ってしまったのも原因となります。

⑤ 就職浪人(既卒)を受け入れる企業は増加傾向

出典:マイナビジョブズ20’s

上図は、マイナビジョブズ20’sのデータです。

就職浪人(既卒)を受け入れる企業が、増加傾向にあることがわかります。

また、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」では、卒業後3年以内の既卒者を新卒として扱う方針を通達しています。

つまり、就職浪人になっても「3年以内」であれば、可能性はかなり高いんですよ。

就職浪人はやめとけ!と言われてしまう4つの理由

就職浪人になることで、影響するデメリットは4点です。

① 新卒カードを失うから

就職浪人は、新卒ではなくなるので、応募できる企業が減少します。

そのため、希望するポジションや企業の選択肢が、狭まる可能性があるんです。

しかし、これはすべての企業が該当するわけではありません。

先にも述べましたが、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」により、卒業後3年以内を新卒者として扱う企業が増加しています。

そのため、デメリットにはなるが、中小企業を軸に就活を行えば問題は起きづらいでしょう。

また、今まで使用していたナビサイトが使えなくなる可能性もありますので、1度確認してみましょう。

必要であれば、既卒可のナビサイトに登録する必要があります。

新卒カードを失うことから、「就職浪人は選択肢が少なくなるからやめとけ!」と言われるのかもしれません。

② プレッシャーが大きいから

就職浪人は、自信喪失になったり、プレッシャーが大きいです。

もしも意図的に就職浪人を選択し、希望した企業から再度不採用とされた場合、その失望感やプレッシャーは計り知れないものとなります。

周囲の友人が前に進んでいく中で、自分だけが取り残される孤独感やプレッシャーがえぐい。

プレッシャーが大きくなるから、「就職浪人はやめとけ!」と言われるのかもしれません。

③ モチベーション維持が難しいから

就職浪人になっても、結果が得られない状態が続けば、メンタルが疲弊します。

筆者の知人は、アルバイトに専念する日々を送ることとなり、いつの間にかだらけていました。

モチベーションを維持するのが難しく、最悪就職のチャンスを失う可能性もあるんです。

就職に対するモチベーションが保てなくなるから、「就職浪人はやめとけ!」と言われるのかもしれません。

④ 経済的な苦しさがあるから

就職浪人の最大の不安点は、経済的な問題です。

そのため、無収入では生活が送れないため、アルバイト生活を送るか、実家を頼る必要があります。

また、一人暮らしをしているなら、家賃や光熱費に加えて、就活にかかる交通費など、さまざまな出費が待ち受けています。

実家の経済状況や親の理解にもよるが、経済的なサポートが難しい場合もありますよね。

就職浪人という選択は、想像以上の経済的な苦しさを伴うことがあるのです。

経済的大変だから、「就職浪人はやめとけ!」と言われるのかもしれません。

やめとけと言われる理由

  • 新卒カードを失う。
  • プレッシャーがストレスとなる。
  • モチベーションが保てなくなる。
  • 経済的な苦しさがある。

上記のような点から、「就職浪人はやめとけ!」と言われてしまうのです。

しかし、意図せず就職浪人になることだってあります。そんなの防げないですよね。

そのため、おすすめはエージェントに相談することです。

ブラック企業を避けられるし、面談を通して自分に合った業界や企業を理解することができます。

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①UZUZ
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。
完全オーダーメイドで面接対策が可能。既卒・第二新卒・フリーター登録可。

②就職Shop
業界最大手リクルートが運営する、職歴不要な転職支援サービス。
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就職浪人のメリット3選

① 就職留年より費用がかからない

就職浪人は、就職留年と比べれば、学費のコストが発生しません。

就職留年の場合、1年分の学費、さらに大学院に進学するとなれば2年分の学費が必要となります。(中には、休学や授業料減額などの精度もあります)

筆者の考えとしては、就職のためだけに、留年、大学院に進学することはあまりオススメできません。

なぜなら、時間を延ばしても、良い結果が得られるとは限らないからです。

また、親の経済的負担も考慮すると、留年や大学院進学の費用対効果は低いと感じます。

ただし、経済的に余裕がある家庭の場合や、留年や大学院進学が明確な目的を持っての選択であれば、否定はしません。

② 希望する企業に再応募できる

就職浪人すれば、希望する企業に再度応募できるチャンスが生まれます。

たとえば、大手企業やネームバリューのある企業ですね。

しかし、希望する企業が必ずしも、既卒(就職浪人)を受け入れるとは限りません。ですので、事前にエントリーできるかどうか、チェックしておきましょう。

とはいえ、再挑戦しても、内定率が上がらないのも事実です。過度な期待はせず、冷静に挑む姿勢が求められます。

③ じっくりと企業を厳選できる

就職浪人中は、時間があります。

そのため、自分に合った企業を厳選することが可能です。これにより、ミスマッチを避けられ、長期的に働ける場所を見つけることができます。

就職浪人に最大のメリットは、この点にあります。

実は、新卒者の10%は1年以内に離職します。3年以内には30%にも及びます。

この原因は、ほぼミスマッチです。新卒採用は、「卒業までにどこでも良いから内定を獲得する!」といった圧力やプレッシャーがありますよね。

その結果、自己分析や企業分析が疎かになり、ミスマッチが起きるんですよ。

新卒採用という仕組み上、このような状況が起きやすいんです。

急がば回れじゃないですが、時間をかけてでも自分に合った企業に入るのが非常に大事ですよ。

そのため、自己分析は徹底しておきましょう。

メリット
デメリット
  • 就職留年より費用がかからない。
  • 希望する企業に再応募できる。
  • 企業を厳選できる。
  • 新卒カードを失う。
  • プレッシャーがしんどい。
  • モチベーション維持が難しい。
  • 経済的な負担がある。

おすすめの就活サービス

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利用学生数40万以上。利用企業数16,700社以上のスカウトサービス。
自己分析AnalyzeU+が無料で使える。

②キミスカ 就活サイト×自己分析
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累計400万件を超える最高レベルの適性検査が、無料で受けられる。

やめとけ?就職浪人でも大丈夫な理由

① 就職浪人(既卒)でも就職できるから

筆者や知人の経験を見ても、就職浪人(既卒)になっても就職はできます。

たとえば、筆者の知人は、大学卒業後フリーターとして生活していた人もいますが、エージェント経由で制作会社に就職し、今ではプログラマーをしています。

就職浪人は、新卒カードが無くなることで、有名企業や大手企業への道がかなり低くなります。

しかし、有名企業や大手企業だけが、人生の全てではありません。

重要なのは、新卒で受かることよりも、自分のスキルや経験を活かせて、成長できる職場に入社することです。

② 派遣社員でも生きていけるから

就職浪人(既卒)なると、経済的に厳しくなりますが、アルバイトや派遣社員として生活することは可能です。

実家暮らしであれば、負担は減るでしょう。

また、派遣社員として働くことは、正社員になるチャンスでもあります。

実際に、正社員に登用されるケースは少なくありません。筆者の知り合いも派遣からスタートの人もいるくらいです。

③ 若さは武器だから

若さは、武器になります。

20代であれば、実力・経歴が足りなくても、若さだけでカバーできるんですよ。

実は新卒採用の枠を満たせるのは、大手企業だけと言われています。

その他の中小企業は、業績が良くても新卒枠を満たせないケースが多いんです。ネームバリューがないと、目に留まらないからですね。

そのため、既卒や第二新卒という枠でポテンシャル採用を行っています。特にBtoBの企業は狙い目です。

就職浪人から脱出する5つの方法

就職浪人を打開した時の状況

では、就職浪人から脱出する方法について解説します。

① 業界の選定

まず、業界の選定を行いましょう。

特に重要なのが、自分が希望する業界が、「今後伸びていく業界なのか」という点です。

縮小傾向にあれば、人材募集も縮小するし、たとえ入社できても待遇面も改善されにくいでしょう。

特に給与は、業界依存します。同じ職種でも業界によって100万円単位で年収差が出るため、きちんと選定しましょう。

筆者を例に挙げると、希望していた業界は、家庭用ゲーム業界でした。任天堂のようなトップ企業が存在する一方で、業界全体としては多くの企業が停滞・縮小の流れにありました。

そのため、就職活動をすれば、狭き門のため上手くいくはずもありません。

売り上げが低迷する中、企業が新たな人材採用に慎重になるのは自然な流れですからね。

そんな中、スマホ・オンラインゲームの業界の存在にも目を向けました。

需給関係から視野を広く持てば、自分でも入れる隙間を見つけることができます。

② 固執するのを辞める

次に、固執するのを辞めましょう。

企業規模・業界・職種に固執しすぎると、視野が狭くなり他の候補が目に入らなくなります。

固執しすぎると、最終的に応募できる企業がほぼ無くなり、思考停止します。

そのため、自分が希望する業界だけではなく、「需要が増える業界・自分にあった企業規模・職種」を改めて考え、就活をしましょう。

筆者は行動を変えたことで、1ヶ月で3つもの内定を得ることができました。

  • WEB業界|多角経営企業インハウスデザイナー
  • ゲーム業界|アプリゲーム開発2Dデザイナー
  • ゲーム業界|アプリゲーム開発3Dデザイナー

業界・企業規模・職種を変えたことが成功への近道でした。

③ 自己分析を徹底する

自己分析は、徹底的に行いましょう。

理由としては、内定を得るためもありますが、ミスマッチを防ぐためです。

新卒者の10%は、1年以内に離職します。3年以内には30%という統計があります。

この原因は、主にミスマッチと言えるでしょう。

新卒の就活は、その形式上焦って内定を承諾することが非常に多いんですよ

そのため、自己分析を徹底して、自分のウィッシュリストを作成しておきましょう。

  • やりたい事が満たせるか。
  • ハードワーク(ブラック)じゃないか。
  • やりたくないことは避けられるか。

全てを叶えられるのは難しいかもしれませんが、近づけることは可能ですよね。

自己分析は徹底して損はありません。

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④ 希望する業界・職種の解像度を上げておく

希望する業界と職種への理解は、深めておきましょう。

当たり前かと思いますが、意外とできていない人が多いんです。

特に、デメリットを理解しておくべき。

理由としては、ポジティブな側面しか見ていないと、入社後に現実とのギャップを強く感じてしまい、転職してしまう人がいるからです。

「めっちゃキラキラした職種だと思ったのに、実際はかなり泥臭く働いていて地獄」と思うことはよくあります。

企業側も理想や夢ばかり見ている人は、短期離職の恐れがあるので敬遠します。

  • 自分がやりたいことや夢ばかり語る。
  • 自分が貢献できることより、やりたいことを語る。
  • なぞに理想郷を求めている。

上記のような事を面接で話している人は、要注意。

デメリットを理解しているうえで、業界・職種を希望していることを面接では伝えるべきです。

⑤ エージェントを利用する

エージェントは、利用しましょう。

自己分析にも活用できますし、求人や応募書類のブラッシュアップが可能です。

SNSではエージェントは良くないなどの声もありますが、無料なので利用して損はありません。

自分とは合わないと感じたら使わなければ良いだけです。

筆者自身は、就職浪人中にエージェントを利用しませんでした。周囲には、エージェントを活用し就職している人が多くいたのに、なぜか意地になっていました。

その結果、以下のような状態になりました。

  • 求人調査に膨大な時間がかかる。
  • 書類内容が良し悪しがわからない。
  • 需要のある業界がわからない
  • 面接時に軸のない回答をしてしまう。
  • ブラック企業に応募してしまう。

エージェントの重要な点は、第三者視点のアドバイスをもらえることなんですよ。

失敗には必ず理由があり、それを繰り返す人は、失敗するサイクルに入っている可能性が高いのです。

そのサイクルから脱却するには、「行動を大きく変える」もしくは「第三者の意見」を取り入れるしかありません。

今思い返せば、新卒の段階でエージェントを頼っていれば、就職浪人する必要もなかったかもしれません。

もしも現段階で、就活サイトしか利用していない人は、赤信号です。かならず、エージェントに頼りましょう。

エージェントは、様々なサポートをしてくれる上に、中にはブラック企業を排除した求人を紹介してくれます。

過去の自分に言いたいです。エージェント使っとけと。

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大手を含む様々な優良企業を紹介してくれる転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。
完全オーダーメイドで面接対策。

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量より質をテーマにした就活支援サービス。
就活生の4人に1人が利用するほど人気。

やめとけ?就職浪人を終えて感じたこと。

就職浪人は理由を言えば不利にならなかった

① 就職浪人は理由を言えば不利にならない

就職浪人は、必ずしも不利にはなりません。

さまざまな業界に多数応募しましたが、就職浪人に対して否定的な意見を直接聞いたことは稀でした。

しかし、一方で面接の場でよく聞かれる質問がありました。

就職浪人の期間中、どのような生活を送っていましたか?

こういった質問を想定して、準備しておけば問題ありません。

例えば、「○○業界にいって○○を叶えるため、デザインの技術を磨くアルバイトを行い、再び就職活動を行っています。」といった感じです。

努力を何もしていなければ、マイナスポイントとなるので、その点はご注意ください。

② 妥協してでも就職はすべき

筆者が、就職活動をしていた頃、何度も思ったことがあります。それは、「妥協してでも早期に就職すべきなのか?」ということ。

結論から言うと、妥協しても就職すべき

社会人として働いて気づいたのは、職歴や実績が存在すれば、中途採用で働きたい企業に行きやすくなるということです。

不思議なことですが、職歴をつけた後の転職は、驚くほどラク。

せっかく就職浪人したのだから、理想の企業で働きたい!

このような気持ちはわかります。(筆者もそうでした。)

しかし、頑なにこだわるよりも、ある程度の所で妥協し、実力や実績を積み上げた方が、後の転職でより良い条件での採用が期待できるのです。

これは、大手企業も当てはまります。

ハードル自体は高いですが、新卒の頃と比較するとエントリーシートなどの書類もないので比較的ラクです。

ですので、「大手企業・有名企業が諦められない!」という強い意志をもつ人は、長期的に見ても良いのではないでしょうか。

筆者の知り合いにも、中途採用で大手企業に内定を貰った人はいます。

ただし、ブラック企業かどうかは、口コミサイト(転職会議・OpenWok)で事前に調査しましょう。

③ 中小企業も悪くない

大手企業は安定した給与や福利厚生、ネームバリューなど、魅力的な点が数多く存在します。

ぶっちゃけ大手に入れるなら、それが正解。

しかし、一方で「中小企業」にも魅力がたくさんあります。

理由として、大手企業でリリースされているサービスの大半は、実は協力会社や子会社、下請け企業が背後でサポートしているのです。

ざっくり分類すれば、大手企業が主に出資や管理、販売を行い、実際の生産や開発は外部の協力企業が担当しています。

そのため、大手はルーチン化された業務が多く、中小は自分で問題解決していく業務が多い。

中小企業の特徴として、人員が限られているため、一人一人の社員が様々な業務を担当することが多いです。

これは、若手のうちから幅広い経験を積むチャンスなんですよ。

実際に、多様な経験を積むことで、短期間でのスキルアップができるのです。

筆者が強く伝えたいのは、「大手」や「中小」というラベルにとらわれず、成長が見込めて、長く働ける企業を最優先に考えることです。

就職浪人の成功例

就職浪人の成功例

筆者の周りにも、就職浪人を経て、無事に企業に勤めている人がたくさんいます。少しだけ例として挙げますね。

就職浪人中に映像系の会社でアルバイト。書類関連を磨く。

翌年に無事「アプリ系の2Dデザイナー」として内定。

今では某人気アプリの専属デザイナー。

就職活動時に、大学の単位が足りず退学。

絶望の中、就活エージェントに頼る。

紹介で受けたライブ映像制作会社に内定。

今ではディレクター。

就職浪人しつつ、派遣社員として勤務。

そのまま正社員として、印刷系企業に内定。

就職浪人中に就活エージェントに登録。

紹介で受けたIT系企業に内定。

様々な形ではありますが、諦めずに努力を続ければ大半の人は、無事に就職できていました。

早期の内定がでていたのは、就活エージェントを利用している人が大半でしたね。

就職浪人ならエージェントは活用すべき

先述しましたが、エージェントは利用しましょう。

現段階で利用していなければ、赤信号です。

ナビサイトのみでは、自分の書類を客観視できませんし、求人を選別する時間のコストがかかり過ぎます。

就職浪人でも、既卒専用のエージェントがあるので登録しておきましょう。新卒(卒業前の人)でも、専用エージェントがあるので安心ください。

エージェントは、様々な業界とパイプラインがあるので、自分が知らない求人との出会いがあります。

メリット

  • 企業との連絡を代行。
  • 書類のアドバイス。
  • 徹底した面接対策。
  • 不採用の場合、フィードバックがあるので次に活かせる
  • 非公開求人の紹介。

上記のように幅広く対応してくれます。内定の確立を上げるには必須です。

筆者は、エージェントを活用しなかった結果、下記のような事態に陥りました。

就活サイトだけの結果

  • 求人調査の時間が肥大化
  • ポートフォリオの内容に無駄が増幅
  • 面接でなぜ落ちたかわからない

本記事を読んでくださった方には、このような状況にはなってほしくありません。

知らないサービスの登録って結構不安ですが、1歩踏み出すスピードが今後を変えると思います。

エージェントは0円なので、ノーリスクハイリターンとなっています。

おすすめエージェント

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職歴なしOK!ブラック企業を徹底排除!

本記事のまとめ|就職浪人はやめとけと言われるほど悪くはない。チャンスとして考えよう。

本記事のまとめ

  • 就職浪人の割合は、全体の約10%。
  • 需要のある業界に興味を持つべき。
  • 希望の業界に固執しすぎるのは良くない。
  • 第三者視点(エージェント)は活用すべき。
  • 就職浪人は理由を言えば不利にならない。
  • ある程度、妥協してでも就職はすべき。
  • 中小企業も悪くない。
メリット
デメリット
  • 就職留年より費用がかからない。
  • 希望する企業に再応募できる。
  • 企業を厳選できる。
  • 新卒カードを失う。
  • プレッシャーがしんどい。
  • モチベーション維持が難しい。
  • 経済的な負担がある。

就職浪人は、多くの人々から「失敗」とラベル付けされることがしばしば。

筆者も、「就活失敗したの?」ってめちゃくちゃ言われました。

しかし、それは大きな誤解です。

長い人生の中で考えれば、ただの勉強の時間・準備期間です。

努力すれば人生カンタンに巻き返せます。むしろその努力は後から効いてきますよ。

学生時代は、「大手企業への入社」「在学中の内定」が、人生の成功みたいな認識の人が多いですよね。

振り返って思うことですが、これらよりも大事なことがあります。

それは、自分の価値観やライフスタイルに合った、長期的に働き続けられる優良企業を見つけることです。

筆者の友人の中にも、大手企業に入社したものの精神的に参ってしまった人や、新卒での就活は順調だったものの、1年たたずにリタイアした人もたくさんいます。

ブラック企業を排除しているエージェントサービスを利用しつつ、自分のペースで優良企業を見つけてみましょう。

周りの友人とのキャリアパスが異なることに、不安や焦りを覚えることもあるでしょう。

企業側からすれば新卒・既卒も大して変わりはありません。

努力した結果ならば、しょうがないですよ。

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「就職浪人やめとけ」に関する質問

就職浪人QA

就職浪人の期間中、何をすれば良いのですか?

スキルの習得、アルバイトやインターンシップでの実務経験を積むなど、就職活動に役立つ活動がおすすめです。

バイト・派遣からのスタートはあり?

キャリアのスタートとして「バイト」や「派遣」を選択することは、状況によってはあり。

特に、正社員へのこだわりがない人や実家暮らしの方にとっては、1つの選択肢として理にかなっています。

収入の安定は、正社員より劣ります。

しかし、多くの企業が、バイトや派遣からの正社員登用を行っています。

このチャンスを活かすことで、バイトや派遣は一時的なものから、長期的なキャリアへの第一歩となり得ます。

採用過程で課題をだす企業はどうしたらよいか?

どうしても行きたい企業であれば、課題を提出しましょう。

課題の過程で作成した成果物は、ポートフォリオの一部として活用できるからです。

筆者の経験から言えば、課題を受けるかどうかの判断基準は主に二つです。

一つは「その企業にどれほど魅力を感じているか」という自分の中の優先度。もう一つは「提出する課題が、他の採用活動にプラスになるかどうか」を考慮することです。

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