- 20代の転職で2社目も失敗しちゃったどうしよう。
- 転職先がブラック企業だったらどうしよう。
このような人にオススメできる記事になっています。
この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- 4~5社経験 2D/UIデザイナー
- ブラック企業の経験あり
新卒時にゲーム業界を目指し全敗。そこから挫折を経て、新卒採用されたWeb系企業を1年で辞め、ゲーム業界に入りました。ゲーム業界の面接は計100件近く経験。
社員・派遣・フリーランスの方から、それなりに転職情報を聞いております。信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。
人生において20代での経験は、非常に貴重な時間です。
職場選びで失敗したくないですよね。
筆者は色々事情があり、短期間で数回転職し、しかも途中で無職経験やアルバイト期間もあります。
大学卒業後▶就職浪人▶1社目ブラック企業(失敗)▶アルバイト3社(失敗)▶2社目ブラック企業(失敗)▶3社目一般企業▶4社目一般企業▶フリーランス
ただし、失敗を重ねたことにより、現在の幸福度は圧倒的に上がりましたし、残業時間も働きやすさも改善できました。
2~3社転職してしまい不安になっている人に言いたいのは、「短期間で転職しても、きちんと理由があれば何とかなる」ということです。
本記事では、筆者が20代で失敗した転職経験を元に、転職での失敗を避ける方法を解説します。
どのように転職を進めればいいのか、どのポイントを重視すればよいのかなど、具体的なアドバイスを交えながらお伝えします。
本記事のポイント
- 2~3社失敗した経験から学べる、20代の転職方法がわかる。
- 20代の転職で成功するコツがわかる。
20代で2社目失敗した場合、再転職することはダメなの?
結論から言うと、再転職を考えても良いです。
もちろん、転職理由や期間にもよります。
しかし、面接で話したことと異なったり、ブラック企業であれば、迷わず行動するのがおすすめです。(大手企業のキャリアを歩んでいる場合は話は別ですが)
転職”活動”するだけならノーリスクですからね。
たまに、時期とかをずっと見計らっている人がいますが、貴重なチャンスを逃すリスクがありますよ。
転職に対して否定的な見方をする人も多いですが、筆者は転職を「ローリスクで大きなリターンを得ることができる選択」と考えています。
0円で、年収アップ・労働環境の改善の可能性がありますからね。
それでも、「次も失敗したらどうしよう。」という、コントロールできないリスクに慎重になるのもわかります。
筆者は、1社目も2社目も失敗したので、転職の難しさは重々理解しています。
「短期転職=無責任・すぐ辞める」「転職=無策」といったレッテルを貼られたり、周りの視線が気になってしまうんですよね。
当時は、めちゃくちゃ悩みましたし、身内にも責められて、悪行をしている気にすらなりました。
しかし、大事なのは時代の流れを理解するのと、自身に合った場所を見つけること。
終身雇用の時代は変わってきているし、隣の芝生の青さなんて、見みないとわからない。今は転職が一般的になっており、自分に合う環境は、複数社経験しないと正直わかんないですよ。
人生一度きりだし、定年まで長いんですよ。やり直しなんていくらでもきく。迷いがあるなら、行動してみてください。
ダメだったら次を考えれば良いだけです。失敗の中には、必ず学びは存在します。失敗が無ければ、成功体験は絶対得られません。
筆者は、転職をトータルで3回しましたが、転職して正解でした。
キツイこともありましたが、それ以上の価値がありました。
おすすめの転職エージェント
①doda
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
専門領域に特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。
②リクルートエージェント
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。
③UZUZ
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。完全オーダーメイドで面接対策。
第二新卒・フリーター・ニートでも登録可能。
転職回数と採用実態を理解しておこう
転職2社目で失敗してしまったけど、実際どくらい問題なのか数値で確認してみましょう。
気を付けるべきことは、データを見ずに判断し、諦めてしまうことです。冷静に現状を分析してみましょう。
① 転職平均回数について
20代
転職回数 | 20~24歳 | 25~29歳 |
---|---|---|
1回 | 69.7% | 49.3% |
2回 | 16.9% | 23.9% |
3回 | 9.9% | 17.8% |
20代の転職平均回数ですが、20~24歳は約1.5回、25~29歳は約2回。いずれにせよ1~2回が平均となっています。
30代
転職回数 | 30~34歳 | 35~39歳 |
---|---|---|
1回 | 27.1% | 14.6% |
2回 | 24.9% | 22.2% |
3回 | 23.6% | 25.0% |
4回 | 14.8% | 17.5% |
30代の転職平均回数ですが、30~34歳は約2~3回がボリュームゾーン、35~39歳は3回。
どの世代も2回くらいの転職であれば、問題なさそうですよね。
② 採用実態について
上図は、リクナビNEXTのアンケート調査の結果です。この調査では、企業の採用担当者が「転職回数が気になるのは何回目からか」という質問に対する答えです。
結果として、3回目の転職から気になるが多数を占めましたが、転職回数を気にしないという回答も15%あります。
上図も、リクナビNEXTが公開している「採用した中で一番多かった転職回数」に関するデータです。
このデータによると、4回以上転職経験のある人を63%の企業が採用したことがあると回答しています。
全体を通して、転職回数よりも「在籍期間」や「転職理由の妥当性」が重要視される傾向が見受けられました。
つまり、2~3回転職しても、それが転職不可能につながるわけではありません。
③ 20代の需要について
2016年の調査では、全体の半数を超える企業が「今後1年間、第二新卒者を積極的に採用したい」と回答。
また2019年に行った別の調査では「2030年までの間で採用・人事施策に関して予想される変化」について聞いたところ、半数を超える企業が「新卒(第二新卒含む)採用を中心とした若手人材の確保」の「重要性が高まる」と回答。
引用:マイナビ転職ノウハウ
上記は、マイナビ転職の中途採用状況調査のアンケート結果です。
第二新卒や20代は、積極的に採用される傾向にあます。では、なぜこのような結果になるのかを解説します。
新卒の離職率は約30%
事業所規模 | 1000人以上 | 500~999人 | 100~499人 |
---|---|---|---|
1年目 | 7.9% | 9.9% | 11.9% |
2年目 | 17.2% | 20.5% | 23.2% |
3年目 | 26.5% | 29.9% | 33.0% |
約10%が1年以内で離職
約20%が2年以内で離職
約30%が3年以内で離職
上記は、新卒者の離職率です。
1年目で10%。3年以内だと、約30%の新卒が退職しています。
このように若手を採用しても、一定の割合が退職してしまうんですよ。
この空いた枠を埋めるために、若手の人材を採用します。(第二新卒と謳っていますが、職歴があれば20代全体の需要がありますよ。)
上記の通りで、2社目に失敗しても絶望的ではありません。
我慢できるならつづけた方が、次の就職がラクになるが、その期間が自分のキャリアとして無駄になる可能性があります。
そのため、どちらを選んでもリスクがあるんですよ。
2社目で転職すると起きるリスク
20代のキャリアは非常に重要で、この時期にある程度方針を決めなければなりません。
未経験職で方向転換してもリスクが少ないのは、20代までだからです。30代になり、家族をもったりすればリスクを取りづらくなります。
確かに、2社目から転職することは、一般的には少し多いと思われるでしょう。短期離職であれば、「すぐ辞める人」「辞め癖のある人」といったレッテルも貼られます。
しかし、リスクがあるからといって、転職を避けるべきではありません。
転職の背景や理由をしっかりと自分自身で理解し、それを明確に伝えれば、理解してくれる企業もあります。
20代の場合は、1社につき1年以上勤めていれば、超ギリギリですが信頼をおいてもらえる可能性が高まります。
ですので、可能であれば現職を1年は勤めることをおすすめします。
それでも辛いのであれば、現職を続けながら転職活動を行いましょう。活動するだけならノーリスクです。
転職サイトに登録するだけでも、就寝前に求人のチェックができます。また、エージェントを利用すれば、求人自体は紹介してもらえます。
良い環境に転職できるのであれば、今すぐに越したことはないですからね。
2社目からの転職でやってはいけないこと4選
では、「2社目からの転職でやってはいけないこと」について解説します。
これを理解しておけば、以下のような失敗を避けることができます。
ただし、「100%失敗しない」というような、確実性はないのでご了承ください。
転職には、どうやってもコントロールできない部分がありますからね。あくまでも失敗率を下げる方法になります。
20代転職失敗を避ける① 転職の軸を決めない
転職失敗する人は、「転職の軸を決めない人」です。
転職を考えているなら、必ず「転職の軸」を分析しましょう。
転職の軸とは「目的」になります。これが無いと"何が成功"で"何が失敗"なのかがわかりません。
"何のため"に転職するのでしょうか?
自分の人生が明確じゃない人が、なんとなくで転職しても、成功の尺が無いのでうまくいきません。
上記のような目的を洗い出し、どれをクリアしたら成功に到達するのかを明確にしておきましょう。
わからなければ、「やりたくないことリスト」を出してみると良いでしょう。これだけは避けたいという条件を洗い出すだけでも、結果は変わります。
目的は判断の基準となり、企業選びや転職活動で迷ったときに有効です。
「転職の目的」が明快でないと、転職しても必ずミスマッチが起こります。
自分が望む状態でもいいので書き出してみましょう。
やりたいことってないから目的が思いつかない
上記のように思う方って、結構いるのではないでしょうか。
それで正解です。それが普通ですから。
やりたいことを仕事にしている人は、起業家・投資家・タレント・お笑い芸人など特化型の専門職くらいだと思いますよ。
数字にすれば人口の5%未満だと思います。
だったら「環境」にこだわりましょう。
仕事の満足度は、好きな事よりも「向いていること」「環境」に左右されますので、悲観的にならなくて大丈夫です。
誰もが同じことで悩んでいます。
プログラマーちょっと気になるけれど技術がない。
経理をやりたいけれど日商簿記の資格がない。
例えば、上記のような人は、すぐ勉強を始めてみることをオススメします。
独学でも大丈夫です。継続できそうなら、コストを払ってでも進めてみましょう。20代ならやり直しききますので、何事も挑戦。
実は「好きなことを仕事にするタイプ」と「仕事は続けているうちに好きになると割り切るタイプ」の場合、後者の方が仕事に対する満足度が高く長続きするそうです。
ですので、無理にやりたいことを見つける必要はありません。
色んな仕事に挑戦をしてみつつ、「仕事は続けているうちに、好きになるかも」くらいの思考でよいと思います。
「分析が手間」「やりたいことがどうしても見つからない」という人は、自己分析ツールを利用してみるのも良いでしょう。
AIが自分に合った業界や企業規模を教えてくれるため、ヒントになりますよ。
おすすめの自己分析サービス
ASSIGN自己分析×スカウト
自己分析に特化したアプリ。3分で業界・職種を紹介してくれます。強みがチャート化され、転職後の予想年収も非常に見やすい。
20代転職失敗を避ける② 妥協して転職する
内定もらえた!
早く辞めたいから、まぁ適当でいいや~何とかなるっしょ!
上記のように焦ったり妥協して転職すると、ミスマッチが起き失敗します。
まず、現在勤めている会社が、"早急に転職すべき環境"なのかを整理しましょう。
このような点を明確にしてみましょう。
冷静に分析してみると、焦ったり・妥協して転職する必要はないんですよ。むしろ「今の環境って恵まれているかも?」なんてことが起きるかもしれません。
なんとしても転職を決めたい…。
現職を1日でも早く辞めたい…。
転職活動あるあるで、スタートを切ると現職を辞めたくてしょうがなくなります。心に余裕がない状態や、転職に前のめりになってる状況は赤信号です。
1度落ち着きましょう。
本当に気を付けないと、いずれ妥協した環境に転職して後悔することになります。
隣の青い芝生を見ると、今の環境に興味がなくなるから、気持ちはわからないことはないですが…。
筆者の知り合いにも、このようなケースで失敗している人がいました。
現職を辞めたい
内定がでないからとりあえず受かった会社に行く
これは、辞めることが目的になっている「逃げるための転職」状態です。
結果として、"ブラック傾向の会社"に入社してしまい後悔している様子でした。
平均的な転職活動の期間は「3~6カ月」と言われています。転職先が決まる前に退職したりせずに、慎重に進めましょう。
転職は自分の人生を左右するといっても過言ではないので、妥協してはいけません。徹底して比較検討する必要があります。
「ここまでするの?」っと思えるの方が、後々の後悔が残らないですよ。
準備~登録~内定まで簡単な流れ
ここでは簡単に転職の流れの説明させていただきます。少しゆっくり目のペース感で書きました。
- STEP1 - 準備(開始~1ヶ月)
- 書類の準備
- STEP2 - 登録(開始~1ヶ月)
- 書類の準備と同時に転職エージェント・サイトに登録
- STEP3 - 面談 転職活動(1週間~3週間)
- エージェントと面談
- 状況・希望などを伝える
- STEP4 - 並行作業(1ヶ月~3ヶ月)
- エージェントに求人を探してもらう間に、自分でも転職サイトなどで求人を調査。
- 優先順位を決めて、並行して作業することが大事です。
- STEP5 - 候補をクチコミサイトで調査して応募(1ヶ月~4ヶ月)
- エージェントから求人を紹介してもらい、気になる求人が見つかったら応募。
- 個人で調査して気になった企業にも個別で応募。
- 応募の前には必ずクチコミサイトで内情をチェック。
- STEP6 - 内定・交渉(2ヶ月~5ヶ月)
- 企業と面接して縁があれば内定となります。
- エージェントが、給与交渉を行ってくれることもあります。
- 面接して断られた場合は、フィードバックがきますので次に活かしましょう。
- STEP7 - 引継ぎ・退職(6ヶ月)
- 退職を伝え、引継ぎ作業をおこないましょう
20代転職失敗を避ける③ 企業分析を怠る
実体験から言えることですが、入社初日に「この会社自分と合わないかも」っと絶望することがあります。
これは企業分析の不足が、ミスマッチの原因です。
「入社前にもっと情報収集しておけば」と何度も後悔したことがありますね。既知の情報ですが、求人にはポジティブな内容しか載せていないので、悪い面が一切見えません。
しかもホームページやSNSを調査しても、社員のインタビュー・求人の写真くらいの情報しかでないので、わからない点が多いです。
そのため企業調査は、下記の2つの方法がベストだと思います。それぞれ解説します。
企業の口コミサイトを利用すること
口コミサイトとは、「現職者・離職者」などが企業の裏側を記載する暴露サイトです。
社内風土・裁量権・残業時間・休日出勤数・人間関係など、細かく記載されています。
口コミサイトを活用すれば企業内情がわかるため、ミスマッチを防ぐことが可能です。ブラック企業は、しっかり書かれてます。
口コミサイトは、転職会議やOpenWorkがオススメです。
\見るべき5つのポイント/
転職エージェントを活用して情報収集すること
転職エージェントは、たくさんの転職者のサポートをしています
そのため、企業の内情にも詳しい上に、求人選びの第三者視点のアドバイスをしていくれます。
- ○○業界から○○業界に移る人が多い
- この会社からの退職率が多い
- この企業はちょっと危ないかも・・・
中にはブラック企業を排除したエージェントもあり、非常に頼もしい限り。
ただし、転職エージェントは、ビジネスモデルの観点から危険な側面もあるのでご注意ください。※その点については後半に記載してます。
おすすめの転職エージェント
①doda
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
専門領域に特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。
②リクルートエージェント
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。
③UZUZ
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。完全オーダーメイドで面接対策。
第二新卒・フリーター・ニートでも登録可能。
20代転職失敗を避ける④ 市場価値を意識しすぎる
市場価値の向上を目指すこと自体は、問題ありません。
ただし、過度にすることは危険です。
20代の人の中には成長にとらわれすぎて、何度も転職してしまう人がいます。
成長や更なる可能性を追い求めるのは自然なことですが、無限に「もっと良い場所」を求めるのは理想的ではありません。
筆者も、より良い環境を探るために職場を変えた経験があります。しかしその際、各企業間でのスキルの格差はそれほど感じられませんでした。
外から見れば、魅力的なサービスを提供しているように見える企業でも、実際には働く環境が整っていない場合が少なくありません
新しいスキルの習得はもちろん大切です。
しかし、頻繁な転職には、注意が必要です。
市場価値を上げたい場合は、以下のような方法がオススメです。
① 定型・ルーチン化された仕事は避ける
市場価値をあげるには、定型化された仕事は避けましょう。
大手などの成熟している企業は、すでに仕事が定型化がされているケースが多いです。
つまり、「マニュアルが多い」ということです。
マニュアル通りの仕事は、すでに誰かが敷いたレールの上で仕事をするので、成長を感じることができません。また、ルーチン化された仕事は、どんな人でもこなせるため市場価値も低く、いずれ淘汰されます。
例えば、レジ打ちなどはセルフレジに変わっていますよね。このように自動化しやすい職業は、市場価値は低いです。
また、仕事が定型化されている企業の上層部は、変化を嫌う傾向があります。
ですので、マニュアルを改善しようと提案しても、提案が通るまでの手順も多く、そもそも通りづらい環境の可能性が高いです。
自分に裁量権が必要な方は、つらい環境に感じるでしょう。
ただし、マニュアル・仕組化されているからこそ安定した売り上げがあるので、現状維持・安定を望む方にはおすすめできます。
② 裁量権のある職場に転職する
市場価値をあげるには、裁量権がある職場がおすすめです。
裁量権とは、社内ルールに好きな意見を言えたり、自分の考えで仕事をコントロールをできるようなイメージで大丈夫。
裁量権があると、ルールを作る側になることができます。
特にベンチャー・中小企業は、主体的に動ける環境が含まれるので、上からの圧力もなくかなり自由に仕事ができるんですよ。
裁量権があると適度なストレスを得られ、仕事に夢中になることが可能です。
前例のないところに答えをつくることは大変ですが、市場価値を上げるための経験を積むことができます。イメージとしては、何もないところに畑を耕すみたいな。
③ これから伸びる市場にいく
市場価値を最大限に伸ばしたいのであれば、将来的に伸びる業界を狙うのが一つの方法です。
停滞している市場は、必然的に需要が減少し、徐々に規模が縮小する傾向があります。その結果、年収が下がるリスクや、スキルの需要がなくなるリスクが増えます。
一方、将来伸びる市場に参画することで、その成長とともに個人の価値も向上します。
例えば、年収は業界で決まるといっても過言ではないです。
同じ職種でも伸びている市場と伸びていない市場では、年収が2~3倍違うことなんてザラにあります。
- 既にある業界のアナログな部分を効率化する市場
- 業界全体が伸びているサービスを運営する市場
具体的には、このような市場がオススメです。
個人的には、技術のアップデートが早いITやSaaS業界は、チャンスを多いと思います。
以上が、「20代の転職でやってはいけないこと4選」になります。
20代転職|やってはいけないこと4選
- 転職の軸を決めないで行動する|目的を定める・自己分析
- 焦ったり妥協して転職する|時間をかけて比較・選定
- 企業調査を徹底しない|口コミサイト・エージェントを活用
- 市場価値を意識しすぎて転職を繰り返す|市場価値を確実に上げられる業界・職種を選定
2社目からの転職を成功させるコツ
つぎに、成功のコツを記載いたします。主に下記のような点を解説していきます。
2社目からの転職成功のコツ① 企業目線から逆算する
- 採用後に利益をだすかどうか
- 一緒に働きたいと思えるかどうか
- すぐ辞めないかどうか
書類選考・面接では、企業側は主にこの3点しか見ていません。
この3つを基に、志望動機や自己PRを考えると、より響くアピールができるでしょう。
「会社のサービスが大好き」という単純な理由や、単に「やる気」をアピールするだけでは、自分本位すぎて良くありません。
「何ができるのか」「何がプラスになるのか」など、自分が貢献できることを述べましょう。
志望動機は建前
志望動機は、ぶっちゃけ建前です。
自分の本音ずれていても、会社が求める人物像に合わせるのがベスト。
また、企業側からみると、大半の応募者の志望動機は似たりよったりです。そのため、客観的に見て問題なければ、ありきたりな内容でもOKです。
内容を気にするよりも、職歴に対するアウトプットの質が見られています。
たとえば、職歴があまりない人には、今の実力を期待するよりも若さや成長の幅が見られます。しかし、職歴のある人であれば、質転換をみられるますね。
インプットに対するアウトプットの質が低いと、「良い経験しているのに微妙じゃない?」みたいに思われます。
転職理由が1番大事
転職理由は、選考で非常に大きな影響をもちます。
企業は、新入社員に短期離職されると、採用コストや人件費で100万円近いの損失がでます。
そのため、転職経験が多い人を警戒します。
まず、転職理由の内容は「自己責任のスタンスにしておくとベター」です。
たとえ「上司が悪く、残業も多く、給与も少ない」といった不満があったとしても、その会社を選んでしまったのは自身なので自己責任にしておけばよいです。
筆者の場合は、自己責任にしつつ「ブラックな労働環境もあり…」みたいな感じで、具体的な事例をほんのり挙げて説明しています。
ただし、その際のバランスは重要で、「自己責任9・不満1」くらいの比率で織り交ぜて説明することがベストです。
綺麗ごとだけ述べていると、「本心はなんだろう」と疑われますからね。
もしも短期転職の場合は、繰り返さないように「課題や原因追及」を見い出して伝えましょう。
仕事において、問題を認識し、解決策を模索するスキルは重要です。その点を強調して伝えることで、前向きな姿勢をアピールすることができます。
2社目からの転職成功のコツ② 1人で対策しないこと
しつこいようですが、転職エージェントを必ず利用しましょう。
複数の転職者をサポートしているプロからのアドバイスは、非常に価値があります。何より、自己負担が0円なので、ノーリスク。
書類の作成から面接対策まで、幅広く相談ができるのが魅力です。
たとえば、自己分析、退職理由の説明方法や自己PRなど、細かいアドバイスも期待できます。
自分の市場価値を理解できる
自分の市場価値は、ご存知でしょうか?
現在の自分がどれだけの価値を持っているのか、具体的な数字や評価で知ることは難しいんです。
その点を理解するのも、転職エージェントとの面談が役立ちます。
エージェントなら、経歴やスキルなどから、現在の市場価値を提示してくれます。
自分の市場価値を知らなければ、安い給与で買いたたかれる可能性もあるんですよ。また、悪質な会社を見分ける手段にもなります。
知っていて損はありません。
転職エージェントは2~3社利用する
エージェントは、複数利用することをおすすめします。
理由としては、担当者によってサービスの質が異なるからです。
その原因となるのが、エージェントのビジネスモデルに起因しています。
転職エージェントのビジネス構造上、「他社より先に求人を提案する」「エージェントの利益にしかならない求人を強引に紹介する」といった状況が生まれやすいのです。
つまり、悪質なエージェントもいるということ。
ただし、全てのエージェントがそういうわけではありません。
美容院で例えると、
- 理髪後の1~2ヶ月先も考慮して、自分に合った髪型を提案してくれる担当
- その場しのぎ、いい加減でやる気のない担当
- ベテランじゃなくて、あまり上手ではない新人。
このようなケースって結構ありませんか?ハズレの美容師引いてしまった…みたいな…。
エージェントも同じで、担当で左右するので、2~3つ利用することをおすすめします。
自分のキャリアを活かした求人を、粘り強く紹介してくれる転職エージェントを見つけましょう。
おすすめの転職エージェント
①doda
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
専門領域に特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。
②リクルートエージェント
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。
③UZUZ
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。完全オーダーメイドで面接対策。
第二新卒・フリーター・ニートでも登録可能。
2社目からの転職成功のコツ③ 応募する職種の悪い面も確認
「未経験職」に応募する場合は、特に注意してほしいポイントになります。
未経験の職種には憧れを抱きやすく、ポジティブな側面しか見ない傾向の人が非常に多いです。
憧れを抱いたまま入社し、その仕事のネガティブな側面を体感したときに、ギャップでミスマッチを感じやすくなります。
この仕事想像と違う…。
続けられる自身ない…。
恋は盲目みたいな状態ですかね。ある日、急に冷めます…。
例えば、デザイナーはいい例になります。一見デザインというクリエイティブな仕事をしていて、華やかに見えます。
ですが、実際はクライアントのワガママに振り回されたり、上司に気まぐれによってデザインが全部白紙になったりと、結構世間のイメージと違うネガティブな面が隠れています。
このようなギャップを避けるためにも、職種については徹底的に調べ上げましょう。
企業分析も大切ですが、後悔しないためにも『○○職種 嫌なポイント デメリット』などで、ググりましょう。
20代転職|成功のコツ3選
- 企業目線から逆算|企業側が採用かかるコストを理解する
- 1人で面接対策せずに、第三者視点をいれる|エージェントを2~3社登録
- 応募職種の悪い面も確認しておく|未経験職種であれば、きちんと確認
失敗しないために、転職サービスは徹底利用しよう
次の転職に失敗しないためにも、転職サービスは徹底的に利用しましょう。
正直使わないのは勿体ないです。
職歴が短かったりして不安の場合は、20代特化型のエージェントもありますのでそちらを利用することをおすすめします。
登録って正直めっちゃ面倒くさいですよね…
ストレスがあるだけでも登録する気力も無くなってしまいます。
ただ、面倒と思う時に重い腰を上げることが大事です。
直接お話を聞いてみて進退を決めてみるのも一つの手段だと思います。エージェントが面倒だなっと感じるようでしたら転職サイトに登録しましょう。
気になる求人情報をストックしたりしておけば、就寝前に求人検索ができたり、おすすめ求人がメールで届きます。
とりあえず筆者が言いたいのは、何かしら行動することをおすすめします。
毎日嫌な思いをしながら無駄に過ごすのは、機会損失だからです。
20代はリスクをとれるボーナスタイムです。この時間は有意義に使うべきですよ。
おすすめの転職エージェント
doda
dodaは、業界屈指の大手です。
登録して損はないエージェントです。
どの業界の求人数も多く、非公開求人を含めると約10万件です。
業界未経験でも登録可能。求人の約80%が非公開求人。
利用した感じですが、クリエイティブ領域に特化したアドバイザーチームもあり、かなりオススメの1つです。もちろん、一般職の転職もしっかり対応してくれます。
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本記事のまとめ|2社目で失敗してもやり直せる!行動しましょう。
20代転職|やってはいけないこと4選
- 転職の軸を決めないで行動する|目的を定める
- 焦ったり妥協して転職する|時間をかけて比較・選定
- 企業調査を徹底しない|クチコミサイト・エージェントを活用
- 市場価値を意識しすぎて転職を繰り返す|市場価値を確実に上げられる業界・職種を選定
20代転職|成功のコツ3選
- 企業目線から逆算|企業側が採用かかるコストを理解する
- 1人で面接対策せずに、第三者視点をいれる|エージェントを2~3社登録
- 応募職種の悪い面も確認しておく|未経験職種であれば、きちんと確認
20代の転職は、本当に悩みの種になりますよね。
しかし、失敗も成功の一部として捉えることができれば、その経験は貴重な学びとなります。
最後に成功すれば、失敗はただの過程に変わりますからね。
やってみなければ、答えは見つかりません。
20代は、専門的なスキルや知識を培うチャンス。さまざまな職種や業界を体験し、自分が夢中になれること目指してみてはいかがでしょうか。
1つ言えることですが、だらだら文句を言いながら働き続けることだけは避けましょう。気がつくとあっという間に30代に突入ですよ。
時間が本当に勿体ないです。
ぜひ行動してみてください。
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