尊敬できない「むかつく上司」がいて毎日ストレスです。どうしたらよいでしょうか?
このような人にオススメできる記事になっています。
この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- 4~5社経験 2D/UIデザイナー
- ブラック企業の経験あり
新卒時にゲーム業界を目指し全敗。そこから挫折を経て、新卒採用されたWeb系企業を1年で辞め、ゲーム業界に入りました。ゲーム業界の面接は計100件近く経験。
社員・派遣・フリーランスの方から、それなりに転職情報を聞いております。信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。
「むかつく上司」との日々。
朝の目覚めから、退社の瞬間まで、その存在に翻弄される毎日。
悪態、ひいき、嫌がらせ、パワハラ・セクハラ。そうしたことが、徐々に胸の中にストレスとして積み重なっていく。
筆者は、2社ほどブラック企業にいたことがあり、散々上司に嫌がらせをされました。(今思い出してもむかつく…。)
期間にすると約3年。
本記事では、その経験に基づいた、そんなストレスフルな日常との向き合い方や、対処法・ストレス発散法のお話しできればと思います。
本記事のポイント
- すぐ使える上司への対処方法
- 尊敬できない上司との付き合い方
- ストレスへの対処方法
尊敬できない上司がストレスの場合どうするべきか?
結論、「2~3か月ほど行動しつつ、ダメなら転職を検討する」です。
これがベストかなっと思います。
理由として、尊敬できない上司に耐えつづけても、問題は解決しないからです。
自分の人生を、無駄に消耗してしまいますからね。もったいない。
自己成長するにも、収入を上げるにも、自分の上司が尊敬できないことは大きな弊害になるんですよ。
そもそも会社に居続けるには、「上司を心から尊敬できるか」という部分が重要。
この部分に問題が起こると、ストレスが多くなりかなり面倒。
しかも解決策は「自分が変わる」「相手を変える」の2択しかありません。
しかも、どちらを選んでもストレスからは逃れられないんですよね…。良い折衷案はありません。
時間が解決してくれる問題でもないので、現状維持を続けるとメンタルがおかしくなります。
理不尽な状況で自分を変える必要はないですし、かといって相手を変えることってほぼ不可能です。
30歳こえた人間を変えることは難しく、プライドがあり頭も固くなっていますからね。
ですので、できる限り行動して、それでも難しければ転職を検討しましょう。
方法1:2か月ほどダメもとで行動してみる
方法2:行動しながら転職活動を進めておく
上記のように最低限行動しつつ、もしもの保険として転職活動を進めておくことをオススメします。
たとえ転職で給与が下がってしまっても、自分の健康・人生が大切です。
おすすめの転職エージェント
①doda
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
専門領域に特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。
②リクルートエージェント
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。
③UZUZ
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。完全オーダーメイドで面接対策。
第二新卒・フリーター・ニートでも登録可能。
尊敬できない上司からのストレス対処法7選
この対処法は、即効性がありますが、根本的な問題の解決には向きません。
ですが、実験感覚で試してみると良いでしょう。ちょっとしたところから、改善策がみえますからね。
ただ、どのような行動をしても対処できない上司はいるので、自分のメンタルを保てる範囲で行動してみましょう。
① 上司との距離感を最低限にする
これは実体験から言えるのですが、どんなことがあっても上司との距離は最低限にしましょう。
「無関心」が1番の対処法です。
たまに上司に媚びを売ったり、上司の自慢話の相手をしている人がいますが、放っておきましょう。
自分は自分。
信念をもって行動し、尊敬できない上司とは最低限の関わりにすれば意外とストレスは減ります。
距離をとっていると、逆に上司が「無視されてるのかな…?機嫌悪いのかな…?」と不安になりだし、距離を詰めてきます。
その際は、適当に会話をして、上司を褒めておきましょう。
② 自分の業務の粗(あら)を極力減らす
自分の業務の粗(あら)を極力減らし、文句を言えないようにする手法です。
尊敬できない上司は、部下のミスや粗(あら)を探すことが大好きです。
ちょっとしたミスや誰も気にしないポイントを指摘してきます。
「本当にこれを修正する必要があるのか?」と疑問に感じる時、この方法は効果的かもしれません。
報告、連絡、提出物などは、メールやチャットを活用して確実に伝達しましょう。
これにより、上司が確認を怠った場合、その責任が上司に向きます。
履歴(日付や時間)が残るので、証拠として参照することが可能です。
③ 自分に見えていない仕事をしていると思う
仕事をサボる上司に対しては、「自分には見えていない、さぞかし大変な管理業務をしているのだろう」と想像しましょう。
実際は何もしていないと思いますが、無関心でOK。
放っておきましょう。仕事をサボる人は、後々痛い目をみますからね。因果応報。
③ 上司に期待しない
「上司がむかつく!尊敬できない!」と感じる時、実は「上司が変わってくれることを期待している自分」が存在しています。
「理想の上司とはこうあるべきだ」という思い込みを持っている人は少なくありません。
そのような期待・概念は捨てましょう。不満やストレスは増大する一方です。
ほとんどの問題は上司自身にありますが、それを変えるのは難しいでしょう。
先にも述べましたが、30歳以降の人はプライドが高まり、考え方も変わりにくくなることが多いです。
不合理な上司を変えるのは難しいので、彼らへの期待を捨て、自分のエネルギーを有意義なことに使うことを考えましょう。
期待しないことで、ストレスの源を断ち切ることができます。
④ 上司を反面教師にする
尊敬できない上司は、反面教師にしましょう。(意外と貴重な教材となることができます。)
社会人としての適切でない態度や行動を間近で見ることは、意外と貴重な経験となります。
むかつくで終わらせずに、むかつく上司の行動を分析しましょう。将来の自分の失敗を避けられます。
⑤ 上司の見える場所での努力
・誰よりも早く出社して仕事をする
・みんながやりたがらない業務を率先するなど
「見える場所での努力」をすると、怒りづらい環境を作ることができます。
一時的にでも良いので、このような姿勢を見せてみましょう。
上司も努力している人を怒ることは中々できません。周囲の視線が気になりますからね。
また、偶然見かけた上層部からの評価も変わるかもしれません。
⑦ 上司への優しさを捨てる
嫌な上司のターゲットにされるのは、「優しい人」「おとなしい人」が多いです。
優しい人は弱者と勘違いされ、その結果、上司から「何をしても大丈夫」と見なされることがあります。
「適当でちょっと扱いづらい人」くらいのキャラに思わせておきましょう。同僚には温かく接し、上司には冷たく無関心OKです。
⑧ 転職サイト・エージェントに登録する
実は、この方法が非常に有効です。
筆者自身もこれを取り入れて、メンタルの安定を図っています。
転職サイト・エージェントに登録して、「いつでも新しい場所へ行ける準備ができている」という安心感は、強いシールドとなります。
上司に嫌味を言われても「まぁ他の会社を見てますので」っと、自分のメンタルを守ることができるのです。
現在の職場に捉われない環境を、自分で作り出す方法となります。
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尊敬できない上司との付き合い方2選
尊敬できない上司とは、「なるべく距離を置く・無関心」が正解です。ただし、現実的に難しい状況もたくさんあると思います。
そのような方への、上司との付き合い方についてお話します。
① とりあえず上司を褒める
上司とのコミュニケーションが避けられない場面では、以下のような言葉を前置きに入れることが効果的です。
すごいですね…。
本当に感心します…。
このように笑顔を絶やさず、敬意を示して話すことで、上司の自己満足を高めることができます。比較的単純なタイプは、これだけで変わります。
内心むかつきますが、結構有効なのです。
特に上司が知識自慢を始めたら、「知っていることでも知らないふり」しましょう。
「そうなんですね。初めて知りました。」といった返答をすることで、彼らの満足感を高めることができます。
② 上司を陰で褒めておく
むかつく上司には、だいたい取り巻きがいます。
その人達の前で上司をほめておけば、勝手に喜びます。
特に陰湿なタイプの上司は、表面上の褒め言葉では喜ばないので、このような裏での褒め行動をしておきましょう。
急にご機嫌になりますよ。
以上が、尊敬できない上司との付き合い方2選になります。
ほぼ褒めるだけですが、それだけで十分です。それ以外は、時間の無駄ですので。
すでに仲が悪くこのようなやりとりができない状況でしたら、諦めた方が良いかもしれません。どうしようもありません。
人事に相談・部署移動もストレス対処にベター
様々な対処法を紹介しましたが、実効性がある方法は「部署移動]」「人事部への相談」というアプローチです。
記事序盤に、対策として「自分、もしくは相手が変わる」と言いましたが、それに続く第三の選択肢として「自分か相手、どちらかが退く」という手段も存在します。
ただし、上司の問題行為や、問題発言が無いと非常に難しいです。いわゆるパワハラ・セクハラ上司への対策となります。
この方法には、特定の手順がありますので、その点について紹介します。
手順① 全てメモする
「いつ」「どこで」「何の発言や行動があったのか」、その具体的な内容をしっかりと記録しておくことは不可欠です。
ExcelやGoogleスプレッドシートなどを活用し、詳細にまとめることで、後々の報告や相談が格段に容易になります。
具体的な情報は、その信頼性や納得感を高める要素となります。
筆者の知り合いが、上司からの被害が酷すぎるため、すべてをExelにまとめて人事・上層部に提出しました。
その後、スムーズに問題の上司の処分と部署移動が決定。
会社側からすると、このような隠れた問題が浮き彫りになると、社内が改善できるので喜ばれます。
手順② ボイレコで会話を記録
問題のある上司は、事実を曲げたり隠したりすることに長けていることがよくあります。
単にメモを取るだけでは、必ずしも決定的な証拠とは言えません。そのため、ボイスレコーダーを利用して会話を録音するのも一つの方法です。
これにより、不当な言動やパワハラの証拠として活用できます。
そこまでするの?
と感じるかもしれませんが、自分を守るために徹底的にやりましょう。録音はスマホには録音機能が備わっているので、手軽に始められます。
手順③ 上層部・人事に相談
適切なメモや録音データを携え、上司よりも上位の人物に相談することをおすすめします。
これらの証拠があれば、上司の行動に対する適切な対応、例えば部署の移動や役職の変更などが期待できます。
証拠が不足していると、上層部が行動してくれません。
最悪のケースでは、こちらが悪者扱いされます。
というのも、尊敬できない上司は、根回しがうまい人も多いからです。
実体験ですが、証拠を持たずに上層部への相談を試みたことがあります。
その際「本当なの?上司は、君らに見えてない大変な仕事をしているからしょうがない。」と上司を守るような姿勢になり、聞き入れてもらえなかった経験があります。
最悪でしたよね…。結局、社長へ直接訴えることで改善しましたよ。「上層部もあてにならない人がいる」と痛感しました。
2ヶ月で変わらなければ転職を考える
様々な対処法をしても、状況が好転しない場合、転職を検討するのも一つの選択肢です。
全ての努力が結果につながらない場合、それは会社の文化や構造に問題があるかもしれません。
貴重な時間や人生を、改善の見込みのない環境で過ごすのは機会損失。
転職することで、メンタルへの負担が減ったり、人間関係の質が向上することは多いです。
たとえ収入が少し下がったとしても、人間関係が改善すると幸福度は上がりますよ。
人間関係で退職する人は10人に1人
人間関係が悪い | 収入が少ない | 労働時間の条件が悪い | |
男性 | 7.2% | 11.0% | 12.3% |
女性 | 13.1% | 10.4% | 14.8% |
人間関係を理由に、転職することへの抵抗がある場合は、上記をご覧ください。
2017年の厚生労働省の雇用調査になります。
人間関係が理由で、年間10%の人が転職しています。
人間関係で転職することはおかしいことではありませんし、あなたのせいではありません。
なので、自責になったり、ストレスに感じる必要ないのです。
退職する場合は失業保険を考慮する
もしも転職ではなく退職を選択する場合、失業保険の取得条件を確認しておくことが賢明です。
一般に、失業保険を受給するための条件としては、「退職日から遡る2年間のうち、雇用保険に加入していた期間が合計12か月以上」という点が挙げられます。
1年以上の勤務経験があれば、失業保険の受給資格が得られる可能性が高まりますので、この点を考慮すると退職のタイミングや計画がより明確になります。
ストレスが身体に影響がでていたら即行動
身体や心に異変を感じたとき、それは赤信号です。
限界を超える前に、転職しましょう。
上司との関係の修復やコミュニケーションの改善方法だけでは解決しきれない場合もあります。
心の健康が崩れた場合、長期の休養が必要になることも。
自分の人生と健康を第一に、最良の選択をしましょう。
筆者自身は耐え続けたせいで、一時期パニック障害になってしまいました。本当に、耐え続けたことを後悔しています。
本記事を読んでくださった方は、私と同じ道を歩まないでほしいです…。
失敗しないために、転職サービスは徹底利用しよう
ストレス過多になった際に、1度だけでも良いのでエージェントに相談してみましょう。
話すことで心の中のもやもやが整理され、次の一歩が明確になるんです。
時には、新しい求人の情報が手に入り、新たな道が開けることも。
転職エージェントは、必ずしも転職を前提とせず、ただの相談としても対応してくれます。
一人で悩むより、専門家の意見を取り入れることで心の負担が軽くなるかもしれません。
キャリアの方向性や適切なアドバイスを受けることで、精神的な安定感も得られることでしょう。
とりあえず筆者が言いたいのは、何かしら行動することをおすすめします。
毎日嫌な思いをしながら無駄に過ごすのは、機会損失だからです。
まだ転職を考えていない場合は、先んじて転職サイトに登録しておくことをオススメします。
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尊敬できない上司にやってはいけない対処法
① 上層部の協力なく注意すること
実際にあったお話ですが、上層部を介さずに直接上司への不満を伝えたことがあります。
ただその際は、キレにキレて大変でした…笑
決して荒っぽい言葉を発したわけではないのですが、上司は逆切れしました。
このように建設的なお話ができない可能性もあるため、現場の判断だけでなく、中立的な第三者を交えることが重要性です。
上司のことを注意した人は、後に上司の標的となり、結果的に退職を余儀なくされました。
更に、後に上層部に相談したものの、上司の言葉が重視され、「問題は部下にある」との見解を取られてしまいました。
② 復讐に時間を割くこと
上司に復讐したい気持ちはめちゃくちゃわかります。
しかし、復讐にエネルギーを使うのは、もったいないです。
一時的なストレス発散にはなりますが、問題解決にはならないからです。
100%上司が悪いと思いますが、貴重な時間を使うより、建設的なアプローチで問題を解決する方が賢明です。
復讐ではなく、適切な手段で状況を改善しましょう。
③ 感情的になり退職すること
怒りや不満に駆られて「すぐにでも退職したい」と思うこと、その気持ちはよくわかります。
しかし、感情的な決断は後悔の元になるでしょう。
一時の感情に流されての退職は、後で就職活動に影響することも。慎重に次のステップを考えることが大切です。
筆者の知り合いには、上司との感情的な言い争いで退職して、就職難で苦労している人もいました。
そもそも、感情的になることは、むかつく上司と同じ土俵に立つことですからね。
尊敬できない上司に夢中になっては、元も子もありません。最優先すべきことを頭にいれて行動しましょう。
尊敬できないストレス上司10選
以下は、尊敬できない上司の例を挙げてみました。危険度も添えています。
自分がどれくらい良くない状況で、相手がどれだけオカシイ人なのか、改めて状況整理してもらえればと思います。
苛立ちを感じているポイントを明確にすることで、対処法が見えてくるかもしれません。
尊敬できない上司1
仕事ができない上司
危険度 | ~ |
単品に仕事ができないタイプの上司です。
人の入れ替わりが激しい企業に多く、人がいないから役職がついているタイプです。
もしも、仕事ができないだけならば、サポートに回ればなんとかなるのですが、大半がこれに付随してイライラするオプションがついてきますよね。
また、仕事ができない上司に巻き込まれて残業が増える場合は要注意です。人間性がきちんとしているならば、まだ可愛いものですが…。
尊敬できない上司2
管理能力のない上司
危険度 |
こちらは仕事ができないタイプの派生型です。
業務の細分化ができず、仕事のスケジュールを組めないタイプです。
結果、あれもこれも抜け漏れがおき…締め切り間近は最悪の事態を招きます…。
また、コミュニケーション能力が低く、部下に的確な指示を出すことができません。抽象的な指示をされた部下は『何をしたいのか理解できず…』困るんですよね…。
尊敬できない上司3
プライドが高い上司
危険度 |
常にマウントをとらないと気が済まないタイプです。
部下からの意見を受け入れることができず、話し合いは勝ち負けで判断する子供思考のタイプです。
明らかに自分の実力不足でも、プライドからそれを認めることができず周りに迷惑をかけます。
口先だけ達者で、部下の成果物には対してはネガティブ発言ばかり…。解決案は特になし…。文句が言いたいだけで、特に人のミスが大好きなのでやっかいです。
プライドが高い上司4
権力を行使する上司
危険度 |
年功序列の会社に多いタイプです。権力を使い、仕事をサボります。
仕事をしていないことを指摘されると、キレて誤魔化します。
自分がわからない業務などは、適当なことを言って部下に押し付け放置プレイ。
尊敬できない上司5
自分の地位を最優先する上司
危険度 |
自分の地位や立場を守るために、部下を酷使します。
社長や役員の前では別人格に変わり、社長や役員のために部下に無理やり仕事をさせます。
部下が体調不良になってもお構いなしです。そのわりに部下の責任を一切とらず、部下を守りません。
部下のミスは被害者面です…。
尊敬できない上司6
ウソつき上司
危険度 |
このタイプはかなりやっかいです。事実と異なることを上層部に報告したり、自分のミスを部下に擦り付けます。
また、おかしな言論も多々あり、指示通りに仕事をすると『こんな指示はしていない!』とウソをつきます。
自分に従わない部下は、ウソの事実で無理やり服従させます。
尊敬できない上司7
ヒイキ・セクハラ上司
危険度 |
好みの異性で態度を変える上司です。
会社を私利私欲に使う人が多く、人員の採用では自分の好みの異性・将来の嫁候補を探したりします。
卑劣なセクハラは、証拠をおさえて報告しましょう。セクハラは、退職・異動に追い込むことができます。
尊敬できない上司8
手柄を盗む上司
危険度 |
部下の失敗は責め、部下の成功は自分の手柄にするタイプです。
自分の武勇伝ばかり語り『あのプロジェクトの成功は自分のおかげ!』と言っているが、部下の成功を横取りしているだけです。
「人としてモラルはないの?」っと疑問になります。わたしの体験談ですが、わたしの成果物を勝手にコピーして、自分がつくったと提出していた上司もいました…。
尊敬できない上司9
感情的・気分屋な上司
危険度 |
感情的なタイプの上司は、思考能力が低く、暴力的に部下を支配しようとしています。
感情のコントロールができないので、もはや獣です。
『雨天』『電車遅延に巻き込まれた』という理由で不機嫌になり、周囲に八つ当たりします。
このタイプはかなり危険で、一緒に仕事をすると言葉の暴力で病みます。
尊敬できない上司10
部下をうつ病にする上司
危険度 | 測定不能 |
このタイプはサイコパスです。
精神的に追い込まれた部下を追い込んで喜んでいます。また、人の気持ちを理解することができません。自分のせいで部下が辞めてもお構いなしです。
異常者ですので、このタイプが職場にいるならば速攻で転職しましょう。
以上が、むかつく上司10選になります。
危険度を星で記載しましたが、該当箇所を足して10を越えている場合は、転職活動をオススメします。
いつ身体を壊してもおかしくないですよ。
本記事のまとめ|尊敬できない上司がストレスなら、2ヶ月行動してみよう。ダメなら転職。
どの会社にも、合わない上司や同僚は存在します。
ある言葉を記載します。
『10人いたら、そのうち1人はあなたを嫌う、2人は親友になれ、7人はどちらでもない』
引用:アドラーの心理学『嫌われる勇気』のユダヤの教え
これを現場の実情に当てはめると、10人のチームでは、2人とは特別な関係を築け、7人とは普通の関係、そして1人とはうまくいかない関係になるということです。
筆者自身も複数の企業での経験から、この理論はある程度当てはまると感じています。
筆者は、今まで4社ほどの経験がありますが、どの会社にも合わない上司が1人いました。会社の規模が大きいと、3人以上存在したりします…。
転職しても嫌な上司いたら意味ないじゃん…。
詰んでる…。
このように思うかもしれません。
確かに上司は選べないし運要素が強いです。ただし、良い環境の確率を上げることは可能です。
その一つの方法が、転職エージェントの利用です。
エージェントは多くの業界情報や企業の内情を知っています。アドバイスを活用することで、自分に合った会社を見つける確率は高まります。
まず相談してみて進退を決めてみるとよいですよ。
おすすめの転職エージェント
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