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【脱・後悔】インハウスデザイナーはやめとけ?|転職する前に知るべき事【つらい経験談あり】

2023年11月3日

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インハウスデザイナーはやめとけ?
悩んでいる人
  • インハウスデザイナーに就職・転職したいけど、ダサいの?
  • インハウスデザイナーは「やめとけ!」って言われる理由は何?

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • インハウスデザイナー4社経験あり
  • 現職:インハウスの2D/UIデザイナー
  • ブラック企業の経験あり

業界の社員・派遣・フリーランスの方からそれなりに情報を聞いております。ある程度信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。

インハウスデザイナーとしてのキャリアを検討中ですか?

もしそうなら、一旦に立ち止まり、その道が本当に求めている環境なのか考えてみましょう。

多くのデザイナーは、インハウスデザイナーに安定した労働環境を期待していますが、実際はそのイメージとは異なる場面も多いのです。

安易な気持ちで進むのは、ちょっと危険。

インハウスデザイナーならでは魅力ややりがいはありますが、一方で厳しい現実が隠されています。

本記事では、デザイナー歴10年以上の筆者が、インハウスデザイナーとしての実際の経験や感じたことを解説していきます。

記事の前半では、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われる理由を解説しつつ、記事の後半では「インハウスデザイナーのメリットや、筆者が経験した現実」を解説していきます。

この記事のポイント

  • インハウスデザイナーを知る事で、就活/転職のミスマッチを防げる。

インハウスデザイナーはやめとけは正しいのか?

結論、インハウスデザイナーは基本的におすすめですが、「一概に言えない」というのが素直な意見。

インハウスデザイナーとしての役割は、会社内部のサービスデザインを一手に引き受けるもの。つまり、外部のクライアント向けではなく、完全に社内専任のデザイナーです。

最大の魅力は、企業の顔とも言えるプロダクトに始めから関わり、育て上げることができる点です。

一つのプロダクトを徹底的に理解し、深いレベルで関与しながらデザインを行うことは、インハウスでなければ得られない経験でしょう。

自身の手がけたプロダクトが市場に出るときの達成感は、受託作業とは比べ物にならないほどです。

しかし、企業ごとに文化や環境が大きく変わるため、一概に「良い」とは断言できません。

「深夜残業や土日の出勤が当たり前」という厳しい環境もあります。しかし、それは全ての企業が該当するわけではありません。

どの業種にも当てはまることですが、ホワイト企業もあれば、ブラック企業もありますよね。

一部の人々から「つらい」「ダサい」「やめとけ」といった否定的な意見が出るのは、おそらく過酷な状況を体験したからでしょう。

筆者もかつては、その1人。

実際、筆者自身がインハウスデザイナーとして働いた4社のうち、最初の2社はブラック企業で非常に苦労しましたが、残りの2社は働きやすい環境のホワイト企業でした。

現在は、インハウスデザイナーでほぼ残業なしです。ハードワークもありません。

ちなみにですが、インハウスデザイナーは、ダサくもないし、レベルが低くもないです。今の企業では、レベル高くて圧倒されましたよ。(そもそも、インハウスデザイナーがダサいって何なんだ笑)

このように企業によって働き方は大きく異なるため、おすすめとは一概に言えません。

インハウスデザイナーにデメリットしかないのであれば、誰も就職しないですからね。大きいメリットも存在します。

出典:求人ボックス

ちなみにですが、求人ボックスで検索すると、平均年収のボリュームゾーンが高い傾向があります。一般的なデザイナーよりも高いですね。

インハウスデザイナーはやめとけ!と言われてしまう4つの理由

一般的に「インハウスデザイナーはやめとけ」といわれる理由は、大きく4つに分かれると思います。

1:会社によっては劣悪環境になるから

理由1つめは、先にも述べましたが、会社によって劣悪環境になる可能性があるところです。

会社独自のルールに巻き込まれる

自社のサービスを運営している企業の場合、制作会社にはない会社独自のルールがあることが多いです。

定時30分前出社、社内掃除、朝礼、社訓、他部署交流、社内イベントなど、デザイン業務とは関係のない業務を求められることがあります。

それが求められる環境では、自由なスタイルを求めていたデザイナーにとっては、窮屈に感じるでしょう。

制作会社からインハウスデザイナーに転職した人が、このようなルールに耐えられず出戻りすることも少なくありません。

過剰な業務量に追われる

人員不足や組織の効率化が進まない企業では、少数精鋭のインハウスデザイナーに多くのタスクが押し付けられることがあります。

筆者が以前勤務していた会社では、他社なら工数5日分の工数が必要な販促キャンペーンのページデザインやコーディングを、2日でこなし本番環境へアップロードするのが日常でした。

年間で100ページ以上製作し、これに加えて他のタスクも抱え込む状況でした。

当時の残業時間は、100時間を軽く超えることも少なくありませんでした。

このような状況下では、デザインの質を保つことが難しくなり、過労やストレスが爆増。

上司のデザインへの過度なこだわり

これは、インハウスデザイナーあるあるです。

自社運営のサービスの場合、上司が異様なほどデザインにこだわることがあります。

自社で全てが完結できてしまうからこそ、起きてしまう現象です。

修正を繰り返すうちに、「その修正意味なくない?単なる趣味の域では?」と感じることも。

(「もうお前がやれよ」と言いたくなることも…。)

デザイナーのストレスを増大させ、クリエイティブな仕事の楽しさを失わせる原因となります。

デザイナーを軽視する人がいる

企業の中にはデザインの専門知識が不足しているスタッフや、デザイン作業の工数と価値を軽視する人がいることがあります。

部署によっては、デザインにかかる労力を理解していないため、すり合わせが必須です。

それだけなら全く問題ないのですが、「デザインなんて簡単にできるでしょ?」といった軽率なコメントをする人も実際に存在します。現実的ではない工数設定、見下すような発言によって、デザイナーのストレスが蓄積されることもあるのです。

デザイナーが提案するクリエイティブなアイデアが十分に評価されず、単に「制作担当者」としてしか見られないこともあります。

デザインは、企業のブランドや製品の価値向上に不可欠な要素であるにも関わらず、その重要性を理解していない組織内では、デザイナーが軽んじられがちです。

上記のように、企業によっては劣悪環境になるから、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われるのでしょう。

2:業務内容が狭い範囲になるから

理由2つめは、「インハウスデザイナーは、業務の範囲が狭くなりがちだから」です。

一般的に、インハウスデザイナーは特定の製品やサービスに専念するため、異なるクライアントやプロジェクトに触れる機会が減るのです。

制作会社やフリーランスのデザイナーと比較すると、インハウスデザイナーの業務は変化に乏しくなりがち。

例えば、特定の商品の販促物に長く携わることで、新しいデザインのトレンドや技術の変化から取り残されるリスクがあります。

つまり、キャリアを中長期で見た時に、スキルセットが偏り、市場価値が下がる可能性があります。

加えて、定型化された業務内容の繰り返しは、創造性やモチベーションの低下を引き起こすことも。

時には「現状に甘んじていいのだろうか」という疑念を感じることもあります。

上記のように、デザイナーとしての成長が鈍化する可能性があるから、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われるのでしょう。

3:企業の方針に縛られるから

理由3つめは、「インハウスデザイナーは、企業の方針に縛られるから」です。

インハウスデザイナーは、内製型のデザイナーのため、企業のビジョン、方針、またはブランドガイドラインに沿ったデザインを求められることが多いです。

つまり、レギュレーションや型が決まった状態のことが度々あります。

例えば、あるデザインがトレンドやユーザーのニーズに合致していると感じても、それが企業の方針に合わない場合、採用されないことも。

「1番ダサいデザインが採用された…。」なんてこともありますよ。

また、新しい取り組みやアイディアを提案したくても、企業の保守的な姿勢や内部の政治的な問題で挫折することもしばしば。

上記のように、企業の方針や内部の制約に縛られやすいから、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われるのでしょう。

4:新しいことを学びづらいから

理由4つめは、「インハウスデザイナーは、新しいことを学びづらいからです。

インハウスデザイナーは一つのプロジェクトに集中して深い知見を得ることはできますが、それは同時に、新しい技術を学ぶチャンスが減ることも意味しています。

デザインチームが小さい場合、他のデザイナーから知識を吸収することが困難です。

また、わからないことは自身で解決しなければならず、「この設定であっているのかな?」と正解がわからないまま進行することもあります。

デザイナーとしての市場価値を維持・向上させるためには、定期的な学びやスキルアップが不可欠です。

さらに、新しい挑戦や成長の機会を求めるデザイナーにとっては不満が生じることも考えられます。

上記のように、新しいことを学ぶ機会が限られるから、「インハウスデザイナーはやめとけ」と言われるのでしょう。

やめとけと言われる理由

  1. 会社によっては劣悪環境になるから
  2. 業務内容が狭い範囲になるから
  3. 企業の方針に縛られるから
  4. 新しいことを学びづらいから

以上のような点から、「インハウスデザイナーはやめとけ!」と言われてしまうのです。

ただし、繰り返しになりますが、所属する企業によりけりです。

積極的にデザイナーへ投資する企業もあれば、軽視する企業もあります。筆者の過去の経験上、ブラック企業とホワイト企業に、二極化していました。

このような点からも、企業選びが非常に重要となります。

ホワイト企業の環境

  1. デザインを尊重して感謝される
  2. 積極的に学習に投資してくれる
  3. 自由にデザインさせてくれる
  4. 新しい事にもチャレンジする事業方針
  5. 毎日定時上がり

ホワイト企業のインハウスデザイナーの場合、上記を享受できます。ホントに一概には言えないということなんですよ。

やめとけと言われる程きついのか?必要なスキルは何?

「インハウスデザイナーって、本当にきついの?」そんな疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

インハウスデザイナーは、多岐にわたるスキルが必要となります。スペシャリストではなく、ジェネラリストが求められる環境です。

デザイン力

デザイン力は、デザイナーの基盤となるスキルです。

外部のクライアントとのやり取りが少ない、インハウスデザイナーだからこそ、会社のブランドやビジョンを正確に捉え、それを形にできる能力が求められます。

単にきれいなデザインを作るだけでなく、デザインの目的をユーザーに伝える力が不可欠です。

また、企業内でのデザイナーの役割は多岐にわたります。

商品のパッケージデザインから、ウェブサイト、広告、そして社内資料まで、多様なデザイン要求に応えるための幅広い知識と技術が必要となります。

できないことを無理強いされることはありませんが、様々な知見があって損のない職種です。

コミュニケーション力

インハウスデザイナーは、企業内の様々な部門やメンバーと連携し、プロジェクトを進めます。

該当するのは、マーケティング部門、開発部門、あるいは経営層といった多岐にわたる人です。そのため、コミュニケーションスキルが欠かせません。

他部門の要望や意見を理解し取り入れるためには、コミュニケーションスキル(ヒアリング力)が求められます。

また、自らのデザイン提案するための、説得力も必要です。「感覚で作成しました」というような根拠のない提案は容易に却下されるからですね。

加えて、社内だけではなく、もしも外部協力が必要な場合は、そちらとのやりとりも必要となります。

社内だけではカバーできない場合、例えば映像制作が必要でありながら、社内にその技術を持つデザイナーがいない場合など、外部の協力者とも連携をとる必要が出てきます。

そのような状況では、外部会社とのやり取りもスムーズに行うコミュニケーション力が必要になるのです。

マネジメント力

インハウスデザイナーは、プロジェクト全体の流れを把握し、時にはチームメンバーや業務の進行をまとめる役割が求められることがあります。

つまり、自らがデザインするだけでなく、他のメンバーや関連部門との連携を円滑に行い、プロジェクトを効率的に進める能力が求められるのです。

また、期限を守りながら品質の高い成果を出すためには、タスクに優先順位をつけたり、業務を適切な単位に切ったりするマネジメントのスキルが必要です。

継続的学習力

デザイン業界は、新しいツール、技術、トレンドが次々に登場し、ニーズや価値観も変わり続けています。

デザイナーとして活躍するためには、この変化に柔軟に対応し、常に最新の情報にアンテナを張っている必要があります。

しかし、業務が忙しい中で、新しい情報をキャッチして、スキルアップを図るのは簡単ではありません。

そのため、自主的に学び続ける姿勢や、新しいことに対する好奇心が不可欠です。

継続的に学習することで、デザインの質を高めるだけでなく、新しい知識をインプットして、面白いアイディアを提案することができるようになります。

SNSでトレンドを追っているだけでも良いので、継続することが大事。

問題解決能力

デザイナーは、オシャレなもの作るだけが仕事ではありません。

問題や課題に対して、視覚的な方法で解決策を提案することが必要となります。

たとえば、アプリの操作が複雑である場合、ビジュアルデザインを通じて直観的なユーザー体験を設計し、利用者の流出を防ぐといった対策が必須。

このようにインハウスデザイナーは、問題・課題を理解し、それに適したデザイン提案が不可欠です。

  • 限られた期間で効果を上げるデザインは?
  • ユーザーのニーズに応えるためにはどんなアプローチが最適なのか?
  • 他部門とのコミュニケーションの中で生じる課題をどうクリアするのか?

上記のように、問題を解決できる能力が求められます。

問題解決能力を持つことで、「デザインを作る人」から、企業全体の目標達成に貢献する重要な役割を担う存在へと昇格します。

その結果、自分の存在価値を明確にし、企業内での信頼を勝ち取ることができるのです。

ここが年収アップの道筋だったりします。

…っとまぁ色々と必要なスキルを解説しましたが、いきなり全てやるとかそのような必要はありません。

基本的に、自分ができる範囲で業務はこなせますし、無理難題を押し付けれられるわけではありません。

経験が浅いのに、いきなり外部とやりとりなどの、プレッシャーのある業務にはならないでしょう。

ですので、あくまでも「長期的に見て必要なスキル」という認識でいてもらえればと思います。

【経験談】インハウスデザイナーの実態

ここでは、筆者がインハウスデザイナーとして、経験したことを述べていきます。

  • ブラック企業の勤めた時(2社)
  • ホワイト企業に勤めた時(2社)

上記2パターンを記載。

結構ハードなことも記載しますが、企業によりけりなので、「こんなことがあったのか~」くらいで見てもらえればと思います。

【経験談】ブラック企業

ブラック企業

  • 定時45分前出社
  • 朝礼・掃除・朝のレクリエーション。
  • 残業100時間超え手取り15万
  • 有給休暇なし or とれない
  • デザイナーは発言権なしと言われる
  • 給与を勝手に下げられる
  • 完全トップダウン
  • 上司が社長Loveすぎて奇行にはしる
  • パワハラ・セクハラ

筆者は、過去にブラック企業でインハウスデザイナーとして働いた経験があり、その酷い実態を記載します。

結論、非常に働きづらかったです。

まず、デザイン作業以外の雑用が非常に多く、心身ともに疲弊しました。

客の接待、お茶出し、電話対応は日常茶飯事で、社内の名刺作成や行事の準備など、デザイン関連以外の業務も山ほど押し付けられました。

特にしんどいと感じたことが、会社独自の異常な文化です。

社内で完結するビジネスモデルのため、外の世界とは隔絶され、特異な文化が常識のように押し付けられていました。

例えば、他社では普通の有給休暇も、ここではまるで存在しないかのように扱われ、一般的な常識がまったく通用しませんでした。

また、強いトップダウン体制で、社長至上主義が根付いていました。

上層部は社長の好意を得ることに必死で、部下がどれだけ業務が圧迫されようともお構いなし。

社内イベントがあれば、それに伴うデザイン業務が追加され、すでに過密な業務にさらに負荷がかかりました。

結果、100時間を超える残業が常態化し、給与も激安。

他社との比較をせず、従業員がなぜ離職するのか理解できていない状況でした。

問題解決も基本的に自力で行う必要があり、デザイン業務に至っては、すべてのアイディアを独力で練り上げなければなりません。

少しでもデザインが気に入らなければ、マネージャーが文句を言いながら乗り込んできます。

デザイン制作では制限が強く、型から外れたことをすれば、否定の嵐となります。

このようなブラックな環境で働くと、インハウスデザイナーならではのデメリットが極限まで増え、かなりしんどかったです。

【経験談】ホワイト企業

ホワイト企業

  • 残業は良くないという共通認識がある。多くて20時間以下。
  • 有給休暇が自在にとれる。
  • 福利厚生が充実している。
  • デザイナーの制作物が尊重される。
  • 新しいツールの導入がしやすい。
  • 学習の支援を惜しまない。
  • ボトムアップで風通しが良い。
  • 家族のことを大事にできる。
  • ペットの体調不良時も、休み・離席できる。

では、筆者はホワイト企業でインハウスデザイナーとして勤務したことがあり、その環境の良さを語ります。

結論、めちゃくちゃ働きやすかったです。

業務のスケジューリングには十分な余裕があり、デザインに専念できる環境が整っていました。

また、学習支援も手厚い。

インハウスデザイナーは、社内の運営するサービスのデザインをおこなうため、幅広い業務を体験できない点がデメリットとなります。

しかし、デザイナーへの投資をしてくれて、新しいツールの導入・学習ができスキルアップすることも可能でした。

AIなどの最新ツールの導入にも前向きで、その費用に対しても補助を提供してくれるなど、スキルアップを促進する環境がありました。

ただ、デザイン作業を軽んじる人も存在し、納期間際になってからの急な修正依頼という事態もありました。

しかし、会社の体制がしっかりしていたため、そうした問題行動はすぐに指摘され、改善への努力が続けられました。

一方で、筆者が感じた唯一の悩みは、時に仕事が少なくなることでした。

インハウスデザイナーは企業の業務量によっては、一時的に手持ち無沙汰になる場合があります。

一時的な閑散期はともかく、1週間から2週間にわたって仕事がないと、何となく罪悪感を覚えることがありました。

贅沢な悩みでしたが、仕事が少ない期間は自己成長のチャンスと捉えることもできますが、そこは筆者にとって若干の弱点として感じられた部分です。

「つらい」「ダサい」「やめとけ」といった否定的なものとは、程遠い。

そのような企業には、実力のある人も集まっていて、かなり刺激的な日々でした。

以上から、企業選びが非常に重要となります。

企業選びは、転職エージェントを活用することがとても大事です

転職エージェントを軽視する人が多いですが、筆者は活用したことでホワイト企業に所属できたので、おすすめ。

\タブで切り替え/

①UZUZ(新卒向け)
大手企業からベンチャー企業まで優良企業を紹介してくれる転職支援サービスです。
ブラック企業を徹底排除しており、完全オーダーメイドで面接対策を行ってくれます。

②ハタラクティブ
就職成功率80.4%・カウンセリング実績110,000人の新卒可能で20代特化のエージェントです。
運営会社はレバテックと同じであり、太いパイプラインが期待できます。

③JobSpring
転職支援で有名な株式会社Rootsが運営する新卒紹介のエージェントです。
新卒の3年以内離職率が一般的に3割近い中で、早期離職者0.1%という点がメリットになります。

インハウスデザイナーのメリット・デメリット

メリット

  • ホワイト企業なら定時退社・賞与ありで、安定した生活を送れる。
  • 制作物に1から携われることができ、歯車にならず幅広い経験がつめる。
  • デザイナー以外のスキルを積むことができる。
  • 自分の範囲外のデザイン経験を積めるため経験ができる。
  • 問題解決力がつく。
  • コミュニケーション力がつく。
  • 平均年収が高め。

デメリット

  • レギュレーションがあると、表現が制限される。
  • 独自の企業文化でデザイン業務以外に巻き込まれる。
  • トップダウンが強いと意見が何も通らない。
  • 学びのチャンスが少ない。
  • デザイナー人数が少なく、技術を盗むチャンスが少ない。
  • 収益に直接影響しないから、軽視されがち。
  • 不得意分野も対応する必要がある。

これまでの内容をまとめつつ、メリット・デメリットを解説します。

メリットとして、定時で帰れる安定した職場である点、プロジェクトの初期段階から関われる点、また、デザイン以外のスキルを身につけられる点が挙げられます。

それだけではなく、ビジネスの理解も深まり、色々な課題を解決する力や、コミュニケーションスキルも向上するでしょう。

出典:求人ボックス

年収のボリュームゾーンも高く、長期的に見ても、安心して働き続けることが可能です。

デメリットとしては、デザイナーの人数が少なかったり、業務に偏りがあるので、デザインのスキルが向上しづらい点が挙げられます。

また、企業によりけりですが、ブラック体質な環境になってしまうと、デメリットが重くのしかかります。

インハウスデザイナーに向いている人

向いている人

  • 長期的なプロジェクトに興味がある方
  • 安定を求める方
  • 継続的に学ぶ意欲がある方
  • 多様な業務をこなすことができる方
  • 自己主張と同時に柔軟性を持てる方
  • 企業文化に溶け込むことができる方

インハウスデザイナーに向いている人は、「安定した環境を求める」「一つのプロダクトに、長期で深くコミットしたい」と考える人です。

特に1つの歯車としてではなく、プロジェクトに深く関りたいと感じる人には、最適な職種でしょう。

企業内での役割は、デザイン業務に限らず、他部門との連携や時にはプロジェクトの管理したりするなど、多方面にわたる役割を果たします。

そのため、広い視野を持ち、多様なスキルを活かせるジェネラリストにぴったりです。

また、自分の提案をはっきりと主張でき、企業の方針に応じて自分の意見を調整できるバランス感覚を持っている人にも適しています。

このようなキャリアを望む人であれば、インハウスデザイナーのポジションが充実感をもたらすでしょう。

本音|インハウスデザイナーはおすすめ?

筆者の本音を記載します。

本記事の最初にも言いましたが、インハウスデザイナーはおすすめできます。

ただし、ホワイト企業に限る

古い体質の企業では、「変化が嫌ったり」「定時退社はやる気がない」という考え方が根付いており、そのような場所では、厳しい労働が求められることもあります。

筆者の経験では、100時間以上の残業やパワハラ、低い給料など大変な状況でした。

社内で完結するビジネスモデルの企業には、その企業での職歴が長い人が多く、外の世界を知らない人もいて、非常識な価値観に困ることがありました。

同業界で、ブラック企業とホワイト企業、両方で働いた経験がありますが、「同じ業界でもここまで違うのか!」と驚きましたよ。

良い上司の下では、デザインについてのサポートもしっかり受けられます。自分一人ではできなかったことも、できるようになり、今では感謝しかないです。

ホワイトな環境であれば、インハウスデザイナー全然OK。むしろおすすめ。

もちろん、繁忙期は忙しくなることがありますが、一過性でありどの企業でも一緒。

筆者が思うことですが、デザイナーの経験が浅い方や、就職活動中の学生には、エージェントや口コミサイト(転職会議・OpenWork)の活用を強くおすすめします。

自分で求人を探すと、デザイナーの場合はロクな目に遭いません。

これは筆者および筆者の知人が、経験済みです。

本記事を読んで下さる人が、わざわざ二の舞を踏む必要はありません。

ブラック企業を排除した求人を紹介してくれるエージェントもあるので、転職・就活エージェントを活用してください。

良い企業で経験を積み、自分の理想に向かうのがベストです。

ブラック企業には、もちろん実力を付けるチャンスも多いですが、メンタルの健康を維持することが難しくなるリスクも伴います。

長い目でキャリアを考えるなら、健全な企業での経験を積むことをおすすめします。

インハウスデザイナーとして数年経験し物足りなく感じたら、他のデザイン職に転向を視野にいれても良いと思います。

インハウスデザイナーが気になるなら行動すべき

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本記事のまとめ|【脱・後悔】インハウスデザイナーはやめとけ?

本記事のまとめ

  • インハウスデザイナーは、基本おすすめ。
  • 企業によって働きやすさは大きくことなる。
  • 1つのプロジェクトに深く関われるため、キャリアとしては悪くない。
  • 「つらい・ダサい・レベル低い」といった否定的な意見は、過酷な状況を体験した人の意見。
  • 転職エージェントを利用して、求人を探すことが良い。

内情

  • ホワイト企業とブラック企業で天地の差がでる。
  • ホワイト企業ならめちゃくちゃ安心して長期で働ける。
  • ブラック環境だとデメリットが最大限にのしかかる。

メリット

  • ホワイト企業なら定時退社・賞与ありで、安定した生活を送れる。
  • 制作物に1から携われることができ、歯車にならず幅広い経験がつめる。
  • デザイナー以外のスキルを積むことができる。
  • 自分の範囲外のデザイン経験を積めるため経験ができる。
  • 問題解決力がつく。
  • コミュニケーション力がつく。

デメリット

  • レギュレーションがあると、表現が制限される。
  • 独自の企業文化でデザイン業務以外に巻き込まれる。
  • トップダウンが強いと意見が何も通らない。
  • 学びのチャンスが少ない。
  • デザイナー人数が少なく、技術を盗むチャンスが少ない。
  • 収益に直接影響しないから、軽視されがち。
  • 不得意分野も対応する必要がある。

向いている人

  • 長期的なプロジェクトに興味がある方
  • 安定を求める方
  • 継続的に学ぶ意欲がある方
  • 多様な業務をこなすことができる方
  • 自己主張と同時に柔軟性を持てる方
  • 企業文化に溶け込むことができる方

インハウスデザイナーとしての道を選ぶかどうかは、どのようなキャリアを形成したいかによって異なります。

本記事を通して、インハウスデザイナーの大変さや苦労の一面を、ありのままにお伝えしました。

でも、どんな職業にだって大変なことはあるものです。デメリットばかりに目をとらわれず、仕事の魅力や自分にとっての意味があるものを考えてみてください。

大事なのは、その仕事が自分の目指す方向に合っているかどうかです。

もし転職を考えているなら、目標についてじっくり考えてみて、慎重に次のステップを踏み出してください。

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ブラック企業を徹底排除しており、完全オーダーメイドで面接対策を行ってくれます。

②ハタラクティブ
就職成功率80.4%・カウンセリング実績110,000人の新卒可能で20代特化のエージェントです。
運営会社はレバテックと同じであり、太いパイプラインが期待できます。

③JobSpring
転職支援で有名な株式会社Rootsが運営する新卒紹介のエージェントです。
新卒の3年以内離職率が一般的に3割近い中で、早期離職者0.1%という点がメリットになります。

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