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20代必見|デザイナーの仕事がつらい・辞めたいなら転職しよう【ある程度無責任でよい】

2021年1月21日

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デザイナーの仕事がつらいのなら転職しよう【ある程度無責任でよい】
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 新卒入社でデザイナーの仕事がつらくて悩んでる。
  • デザイナーとして実力が追いつかなくてメンタルがヤバい。

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • 4~5社経験 2D/UIデザイナー
  • ブラック企業の経験あり

新卒時にゲーム業界を目指し全敗。そこから挫折を経て、新卒採用されたWeb系企業を1年で辞め、ゲーム業界に入りました。応募・面接は、計100件近く経験。
社員・派遣・フリーランスの方から、それなりに転職情報を聞いております。信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。

デザイナーの仕事がつらいと悩んでいませんか?

新人の頃は、誰もがつらい思いをします。筆者もその1人でした。

筆者が新卒で初めて就職したのは、インハウスデザイナー。しかし、その仕事に就いてすぐに、「毎日仕事がつらい…」と感じていました。

仕事量が圧倒的多いし、自身のスキルは足りていない。上司からのパワハラや職場環境の厳しさ。

さまざまな要因が絡み合い、結局転職を決意。

ですが、その後転職はでき、当時と比較すると驚くほど労働環境は改善。

結果、悩むことも減り、幸福度も高まったのです。

職場の環境が改善されたことで、デザイナーとしての実力もつき、積極的なれました。

やはり人には適材適所というものがあり、自分に合った環境で働くことが非常に重要。これはデザイナーも同じです。

無理して続ければ、いつか崩壊します。

本記事では、デザイナーの仕事がつらい時の対処法やノウハウ、考え方を解説しています。悩んでいる人の一助となれば幸いです。

本記事のポイント

  • デザイナーの仕事が、つらいと感じる原因と解決法がわかる。
  • デザイナーの経験の浅い人が、辞めた時の対処法がわかる。

デザイナーの仕事がつらいのなら転職を検討しよう

デザイナーとして働いていて、つらい・辞めたいと感じるなら、転職することをオススメします。

先にも述べましたが、適材適所というものがあるからです。

働く環境との相性があるんですよ。たとえば、A社では全然活躍できなかったデザイナーが、B社で活躍できるパターンはめちゃくちゃある!

現場のレベルが高すぎて合っていなかったり、忙しすぎてインプットする時間が少ないから成長できないんですよ。

また、デザイナーは職業柄、労働環境が過酷な場合が多いです。

深夜残業や休日出勤が多発しているのなら、気づかないうちに身体を壊してしまう可能性があります。

「デザイナー 仕事 つらい・辞めたい」と検索してこの記事にたどり着いたあなた、無理しちゃダメですよ。

無理は絶対にNG。

特に経験の浅いデザイナーは、企業に都合よく使われてしまうのでなおさらです。(わたしの同期は、それが原因で失踪しました…。)

ですので、基本的に、転職を視野に入れることをおすすめしています。

自身の成長が見込める環境であれば、乗り越える価値もありますが、成長の見込めない環境で時間を過ごすことは自身にとって無意味なことです。

筆者自身、20代の間に3回も転職を経験しました。

デザイナーの中では、かなり頻繁に転職を繰り返した方だと思います。

忍耐力がないと自分の事を卑下しましたし、本当にこれが正解なのかなって悩みましたよ。

しかし、その度にしっかりと計画を立て転職を行った結果、仕事に対するつらさは解消され、新たな環境で成長することができました。

その経験から言えることは、転職は決して悪いことではない!むしろ、幸福度を上げるためのチャンス。

デザイナーの仕事がつらい・辞めたいと感じる原因4選

つらい原因

  • 労働時間が長い
  • 給与が安い
  • 自分のスキル不足
  • 人間関係(上司・クライアント)
  • 希望した業務内容と違う

デザイナーの仕事が「つらい・辞めたい」と感じてしまう原因は、上記がよく挙げられます。

筆者の知人たちも、多くがこのような状況から転職を選択してきました。

それぞれ解説していきますので、自分の状況と重ねて考えてみてください。

① 長時間労働がつらい・辞めたい人へ

デザイナーが悩まされる原因の1つめが「長時間労働」です。

出典:doda職務図鑑

doda職務図鑑によると、クリエイターの月平均残業時間は23.5時間とされています。

しかし、現実にはこれを上回る企業が多く存在します。

例えば、企業の経営陣や上層部がデザイン作業にかかる時間を、理解していない場合に起きます。長時間労働は慢性化し、それが企業文化として根付いてしまうことも珍しくありません。

そういう企業では、環境改善を求めても、「デザイナーだから残業は当然」という考えを押し付けられます。

長時間労働を正当化しようと、思考停止で圧力かけてくるんですよね…。

しかし、すべての企業がこのようなわけではありません。

最近では、働き方改革により、残業時間を減らそうと取り組む企業も増えてきています。

SNSで表面化して炎上みたいな流れも、企業側は避けたいですからね。

月平均残業時間が、20時間を下回る企業も増加傾向にあるんです。

筆者がお世話になっている企業のデザイナーも、今はほぼ定時退社です。企業側が残業に対してかなり厳しくなっています。

残業=善
定時退社=悪

そもそも上記のような考えは、間違っていますからね。

長時間労働のやっかいなところは、簡単に解決する方法があるわけではないのが現実です。

古い考え方の企業側に改善を求めても、よほどのことがない限り、すぐには動いてくれません。

長時間労働の対処法

  • 転職する
  • 上司に相談
  • 部署移動
  • 仕事を効率化する

長時間労働の対処法は、上記になります。

ぶっちゃけ、「転職」以外の方法は、現実的ではないんですよ。

長時間労働は、業界や事業に紐づいている可能性が高いので、環境を変えることが早いです。

例えば、「ビラ・チラシ制作のグラフィックデザイナー」のような単価が比較的安い業種では、長時間労働になることが多いです。

これは単価が安いため、一定の収入を確保するためには多くの仕事をこなす必要があり、それが長時間労働につながるからです。

もし職歴が浅くて転職に不安を感じている場合でも、ご安心ください。

近年では、職歴が浅い方を対象とした転職エージェントがあります。これらのエージェントは、キャリアの初期段階での転職をサポートしてくれます。

そして、現在の転職エージェントの中には、ブラック企業を排除して求人を紹介するところも増えています。

1度相談してみてはいかがでしょうか。

現役デザイナー選|デザイナーおすすめのエージェント・就活/転職サイト・スカウトサービス【新卒・既卒・第二新卒】

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② 給与が安くてつらい・辞めたい人へ

デザイナーが悩まされる原因の2つめが、「低収入」です。

デザイナーの平均年収は439.7万円とされています。これは全職種を合算した平均年収454.5万円よりも少し低く、デザイナーの給与が全体的に低い傾向にあることを示しています。
情報元:creativevillage

これに加えて、長時間労働が当たり前の業界であるため、実質の時給を計算するとさらに厳しい現実なんですよ…。

日本のデザイナーは、質と給与が見合っていませんよ。プログラマーくらいの所得は欲しい。

薄給の対処法|デザイナー歴が長い人向け

  • 上司に相談
  • 給与交渉する
  • 成果をだす
  • 転職する

薄給の対処法は、上記になります。

これも転職以外は、現実的な方法ではありません。

給与は、業界・ビジネスモデルに依存しているので、根本的な部分を変えないと、交渉しても無駄になります。

つまり、経歴が豊富な人は、早い段階で転職を検討しましょう。

デザイナーの中には、「この会社でしかデザイン経験ないから転職とか無理…」っと自身を過小評価する人が多いんですよ。

ぶっちゃけ大丈夫。全然やっていける。

給与を上げるには、少し自信家で図々しいくらいが必要です。

また、デザイナーとして年収を上げるには、「ニーズのある業界に転職」「フリーランスになる」が手っ取り早いですよ。

薄給の対処法|デザイナー歴が浅い人向け

経験が浅い方は、スキルや実績がつくまでの一定期間、我慢することも考慮に入れてください。

「給与=自分の価値」ですので。

ただし、給与が月18万円で残業が80時間といった劣悪な環境の場合は、健康のために転職を検討することをおすすめします。健康第一ですからね。

週末に少しの時間でも新しいスキルを学び、自身の価値を高める努力をするのも良いでしょう。

他にも副業やSNSで自己発信なども、デザイナーとして役立つでしょう。

もしも「給与が低い」という理由だけで辞めたいなら、一定期間我慢することをおすすめします。それだけが理由で辞めるのは、正直もったいない。

特に、就職したばかりの方は、最低1年以上はその職場で働くことを目指しましょう。

③ 自分のスキル不足でつらい・辞めたい人へ

デザイナーが悩まされる原因の3つめが、「スキル不足」です。

  • 先輩が1時間で終わる業務を1日かけてしまった…。
  • デザインに時間がかかりすぎ…。
  • 周りに迷惑かけ、ミス連発…。

特に新人デザイナーは、スキル不足で悩むのではないでしょうか。

責任感が強い人ほどこのようなメンタルになり、精神的な苦しみに陥りがちです。セルフブラックになってしまうやつですよね…。

時間・経験・環境で解決します

スキル不足は、時間と経験を通じて自然と解消されます。

デザインは、いくら基本ルールを頭で覚えても、天才的なバランス感覚がなければすぐ上達はしません。

例えば、対戦ゲームでも同じことが言えます。ルールや操作方法を頭で覚えても、上達するまでに時間が必要ですよね。頭でわかっていてもできないんですよ。

デザインの上達には、絶対的な時間と物量、そして知識が必要です。

しかし、スキル不足について悩む人は、永遠に悩みます。

筆者自身もデザイナーとして8年目になりますが、未だに自身のスキル不足で落ち込むことがありますからね。笑

特に新卒デザイナーの場合は、多少無責任で大丈夫ですよ。

一生かけて勤める企業でもないので、自分の失敗は上司のせいくらいの感覚でいた方が、心に余裕が生まれます。

また、環境は非常に重要。

スキル不足な人を成長させてくれる上司がいない限り、かなりきついですよ。

「スキル不足なのに重役を押し付けられる環境」「作ったデザインに対して不満や嫌味を言われる」「上司のデザインチェックが厳しすぎる」等の状況は良くないです。

これは赤信号。

新人デザイナーの成果物に対して「ダサい・ク〇・センスがない」などの発言をする現場はダメ。(それを成長の糧にできる鋼のメンタルを持っている人なら良いですが。)

強く否定され続ければ、萎縮して何も作れなくなります。

このような意見を言うと、「みんなつらいから。根性がない。自分の時代はこうだった。」みたいな意見を言う人もいます。

確かに、経験の浅いデザイナーは、歯を食いしばってでも頑張る必要性もあります。

しかし、自分の成長のために言ってくれているのでしょうか。その点は、線引きが必要。

たまに、悪意の塊みたいな人がいるし、そんな人と働く必要はないので。

そういう環境下で働けば、メンタルを病みます。筆者自身、ストイックな環境でプレッシャーを与えられすぎて、身を亡ぼしました。

④ 人間関係(上司・クライアント)でつらい・辞めたい人へ

デザイナーが悩まされる原因の4つめが「人間関係」です。

人間関係の悩み

  • 上司が社畜で長時間労働につきあわされる
  • 上司でこだわりが強くてつらい
  • 上司の能力が低くてつらい
  • クライアントがデザインの理解がない
  • クライアントとのトラブル

デザイナーに限らずですが、上記のような人間関係で問題を抱えることが多いですよね。

人間関係の対処法

  • 自分が異動する
  • 相手が異動する
  • 人事に相談する
  • 転職する

人間関係の解決策としては、問題を抱える人から距離を置くことです。

自分から離れるか、相手に離れてもらうの2択しかありません。

もしくは、人事に相談してサポートしてもらうのもアリでしょう。

特にインハウスデザイナーの場合、「上司との人間関係」に悩むことが多いでしょう。

自社のサービスや商品のデザインを担当するデザイナーのことです

上司がデザイナーである場合、厳しいチェックや修正が日常となり、それが結果的にチーム全体の長時間労働に繋がることもあります。

解決方法としては、人事に相談するか、部署移動です。

人間関係が険悪であれば、日々地獄のようになります。

また、デザインの理解が乏しい上司やクライアントとの関係も同様に、苦しむことが多いです。

修正依頼が多数寄せられた結果、最初に提出したデザインに戻るという事態も珍しくありません。

人間関係は、面倒なのは中々解決しづらいところ。

部署異動してもデザイナー職じゃなくなる可能性もあるし、人事に相談しても何も変わらないこともある。

転職しても、人間関係ガチャに外れる可能性もあるので、根本の解決はかなり難しい。正直、運次第。

しかし、悩むだけで終わらせるのではなく、何か一つでも行動しましょう。アクションを変えることで、人生変わりますからね。

⑤ 業務内容のミスマッチでつらい・辞めたい人へ

デザイナーが悩まされる原因の3つめが、「業務内容のミスマッチ」です。

入社してみたら、「希望していた業務と全然違う」「希望するキャリアと合っていない」このような悩みを抱えるデザイナーも多いでしょう。

特に若手だと自己分析・企業分析が不足していた結果、このようなミスマッチが起きます。

業務内容のミスマッチの対処法

  • 上司に相談する
  • 部署異動する
  • 転職する
  • 我慢して続ける

業務内容のミスマッチの対処法は、上記になります。

業務内容を変えてもらうのは、大企業なら叶うでしょう。しかし、それ以外の企業はほぼ難しいです。

そのため、転職しか方法はありません。

我慢して続けるのも良いと思いますが、あまり続けるとキャリアが固定化され、転職がしづらくなります。

若いうちに行動することが最も低リスクです。

ただし、転職する際は、今度はミスマッチがないように、徹底した自己分析・企業分析を行いましょう。

おすすめの転職サービス

①doda
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
クリエイター特化のアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。

②リクルートエージェント
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。

③UZUZ 第二新卒向け
内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。完全オーダーメイドで面接対策。
第二新卒・フリーター・ニートでも登録可能。

④Green
ゲーム・IT/WEB業界特化型の転職サイト。
大手人気企業から中小企業まで幅広く掲載しています。

解決策|業界×職種×職場で、悩みは一掃される

デザイナーの職場環境は、「業界」「職種」「職場」の3つの要素で大きく左右されます。

同じデザイン職でも、この要素によって待遇や仕事環境は天地の差です。

例えば、縮小傾向にある業界なら、需要が低下すると共に、低待遇や長時間労働といった問題が深刻化します。

特に、印刷系のグラフィックデザイナーは、厳しい状況でしょう。

アプリが主流になっているので、紙媒体は…。

一方、需要が拡大しているWEB・IT業界は、非常におすすめです。

業界が異なるだけでも、長時間労働が無くなりますし、最低賃金が100~200万円違うこともあります。

筆者自身、DTP主体(紙媒体)から転職したところ、パワハラは消滅、月残業は20時間以内となり、もれなく給与も倍化。

つまり、「業界」「職種」「職場」が、めちゃくちゃ大きいんですよ。

環境で大半の悩みは解決します

同じデザイナーといえど、「自分に合った仕事内容や環境」で大きく変わります。

前職で全く活躍できなかったデザイナーが、転職を経てめちゃくちゃ成長する事はある。

適切な環境は、人のパフォーマンスを引き上げるということです。

たとえば、プレッシャーに弱いデザイナーが、プレッシャーが少ない環境に転職した結果、人が変わったようにパフォーマンスを発揮するようになります。

不必要なプレッシャーがなくなったことで、自身の能力を最大限に引き出し、その結果として成長します。

人にはそれぞれの個性や特性があり、それに合った環境の下で初めて、その個々の能力を十分に発揮できるんですよ。

筆者が転職を進める理由は、「自分が活躍できる環境に身を置くこと」が大切だと感じているからです。

筆者自身もそうであったように、合わない環境にいると、「成長が止まり、つらいだけ」になります。

デザイナーの悩みのほとんどは、「業界」「職種」「職場」のチョイスで無くなります。

新人デザイナーが辞めたい場合は、どうするべきか?

① 職務歴1年未満は耐えた方がベター

もしもデザイナー歴1年未満の人で退職を考えているなら、1年はその職場に勤めることをおすすめします。

職歴1年未満で転職すると、「忍耐力のない人」「すぐ辞める人」というレッテルを貼られます。その結果、書類選考で足切りにあう可能性が高まるんですよ。

きちんと理由があれば問題ないのですが、人事の中には偏見を持つ人も存在します。

たとえ現状が苦しい状況であったとしても、1年間努力を重ねれば、将来的にラクになります。

それでも、転職"活動"するだけならノーリスクなので、行動しておいて損はないですよ。

しかし、あくまでも健康は第一です。

体調を崩してしまうような場合は、逃げてOK。自身の健康を犠牲にすることは絶対に避けてください。

② 1年続かないことだって、全然ある

経験が浅いデザイナーにとって、転職はめちゃくちゃ悩むでしょう。

  • 将来が不安。
  • 周りの目が気になる。
  • 転職できるのか不安。

上記のような不安を感じてしまう人もいるでしょう。

しかし、「1年以内に退職する」というケースは決して珍しくないのです。

一部の人々はまだ「転職は悪」という考えを持っているかもしれませんが、デザイナーはむしろさまざまな環境で経験を積むべき職種です。

転職回数でその人の価値が決まるわけではありません。

友人等に話すと「もう辞めたの?早!?」と言われるかもしれませんが、他人の意見を気にする必要はありません。

③ 3年勤めなくても良い

  • 石の上にも三年 = 3年は同じ会社にいなさい
  • 隣の芝生は青い = 他社は良い環境に見えるだけ

転職を相談すると、古来から伝わる言葉を、引き合いに出されることもあります。

しかし、自己成長が見込めない環境で何年も過ごすことはもったいないですし、今は考えが違います。

もしも新卒デザイナーで「つらい・辞めたい」と感じているのであれば、それは一切の甘えではないのです。

職場が合っていないだけですよ。

火属性のキャラクターに水属性の技を覚えさせるのが難しいように、相性があるんです。

筆者の場合、新卒入社2週間で辞めたいと考えてました…笑

その時は「1年勤めたら辞める」と心に誓って、転職サイトに登録したり、ポートフォリオの準備をしたりして、いつでも辞められる状態にしていました。

その状態にしておくと、つらくても自然と耐えることが可能です。

転職について過度に気に病むことなく、自身の感情を大切にすることをおすすめします。

④ 探せば仕事はたくさんにある

デザイナー職種職務内容
①グラフィックデザイナーチラシ・ポスター・広告関連の制作
②3Dデザイナー映像・ゲームの3Dのモデリング・リグ・アニメーション制作
③UIデザイナーアプリの画面レイアウト・ボタン制作
④映像クリエイター実写映像のコンポジット・CG映像編集
⑤プロダクトデザイナー立体物のデザイン制作
⑥レタッチャー広告用の写真をレタッチして綺麗にする
⑦WebデザイナーWebページのデザインとコーディング

ぶっちゃけデザイナーの仕事は、選ばなければたくさんあります。

上記は一例です。このようにデザイナーでも視野を広げれば、いくらでも可能性は増大します。

例えばゲーム業界、IT業界、パチンコ業界、映像業界など、デザイナーとしてのスキルが必要とされている場所は数え切れないほどあります。

最近ではテレワークが可能な企業も増えてきており、地方在住の方でも働く範囲が広がりました。

もし転職について心配がある場合は、転職エージェントに相談することをおすすめします。

いつでも無料で求人を紹介してくれますし、適した職場を見つける手助けをしてくれます。

人によりますが、ストイックすぎる企業で消耗するならば、「長期的に余裕をもって働ける企業」とかで貯金しながら生活した方が幸福度が高いですよ。

自分だけじゃない!つらい・辞めたいと感じる人は多い。

悩んでいる人
悩んでいる人

自分は今の環境に合っていないけど、やっぱり不安。世間的には、若手で転職するのは、やっぱりまずいかな。

社会人経験が浅いのに転職を考えると、「自分だけなのかな?」と不安になるかもしれません。しかし、あなただけではありません。

たとえば、厚生労働省のデータによれば、新卒3年以内の離職率は約3割に上るとされています。

これは、新卒者が職場環境とのミスマッチが原因で、早期退職しているのです。

① 新卒の3年以内の離職率

2020年2019年2018年
1年目11.6%11.6%10.0%
2年目11.3%11.4%10.6%
3年目8.3%9.9%11.4%
3年以内の離職31.2%32.8%32.0%
引用:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況

新卒者10人中1人は、1年目で退職しています。3年間なら、約30%です。

一般的には、若手の転職や退職は珍しいと思われがちですが、数字を見ると、そうとも言えません。

データからわかるように、仕事を辞めたいと思っている人は、たくさんいます。

② 20代の需要

引用:マイナビ転職ノウハウ
引用:マイナビ転職ノウハウ

2016年の調査では、全体の半数を超える企業が「今後1年間、第二新卒者を積極的に採用したい」と回答。

また2019年に行った別の調査では「2030年までの間で採用・人事施策に関して予想される変化」について聞いたところ、半数を超える企業が「新卒(第二新卒含む)採用を中心とした若手人材の確保」の「重要性が高まる」と回答。

引用:マイナビ転職ノウハウ

上記のデータは、マイナビ転職が公開している、第二新卒に関する企業のアンケート結果です。

少なくとも第二新卒に対しては積極的な採用姿勢が見られます。※第二新卒の年齢の定義は、25~30歳とされています。

出典:リクルートキャリア若手の中途採用・転職意識の動向

リクルートキャリアのにデータによれば、20代の転職市場が活発化しており、特に20代前半の転職者数が3.82倍に急増しています。

また、社会人経験が1年未満の20代前半の採用を行っている企業は、全体の約78%に上ることが明らかになっています。

データからわかるように、転職に不安になる必要ないですよね?

体験談|新卒デザイナー時につらい感情が爆発して辞めた話

ここからは、筆者の体験談を語ります。興味がなければ飛ばしてください。

新卒デザイナーの時が人生最大でつらい・しんどい

新卒でデザイナーとして働き始めた時が、筆者の人生で最もつらい時期でした。

人生で1番時間が長く感じましたよ。

筆者が初めて就職したのは、実店舗を運営する企業で、インハウスデザイナーとしての業務担当。

WEBとDTPデザインが主な業務でしたが、筆者自身がデザインの経験とスキルが十分ではない状態にも関わらず、研修期間がほぼ無しで現場に投入されました。

「自分のデザイン力を磨きたい」という強い意欲がありましたが、厳しすぎて、入社してからたった2週間で早くも辞めることを決意。

長時間労働が当たり前で、朝9時半に出社して深夜0時に退社する日々。

それに加えて、帰宅後も仕事が必要で、月の時間外労働は100時間を超え…。

収入は月18万円という低い水準で、これが一般的な労働環境なのだと思い込んでいました。(特に不幸自慢がしたいわけではないです。)

担当した業務の納期は常に迫っており、1〜3日という短期間で制作を終えなければならないため、常にギリギリの状態。

もしくは、遅延することが日常的でした。

当時は「自分の甘え」「実力不足」と思っていたのですが、今思えば工数が短すぎる。

そんな中で1年間、必死に耐えて仕事を続けました。

でも今振り返ってみると、もっと早く脱出するべきだったと感じています。

入社1年で辞めた結果、正解だった

実際、1年後に私は退職しました。

この決断は、正解でした。

仕事が忙しくて心に余裕がない生活は、筆者には合っていませんでした。

デザイナーとして成長に必要なインプットを確保することができず、良いアウトプットを出すことが難しかったからです。

スキル不足が問題だった部分もありますが、厳しすぎる労働環境では、それを改善する時間さえも確保できません。

それでも1年間、死ぬほど努力して耐えたので、ある程度実力はつきました…。

その後、自分自身のペースで仕事ができ、プライベートの時間も保てる職場環境に転職することができました。

スキル不足は2~3年目で解消した

デザイナーとしてのスキル不足は、経験と時間を重ねることで克服できます。

筆者が、新卒のデザイナーとして働き始めた当時は、スキルの不足に悩んでいました。

しかし、環境を変え、目標となる上司や先輩にサポートしてもらえる状況になったことで、その悩みは一気に解消されました。

2年目になると、デザインの現場にも慣れ、自然とスキルも向上していきます。

自分に合った業界でデザインを行って感じたことは、相性は本当に大事ということ。

相性の良い業界や職場になれば、仕事が楽しくなりアイディアが溢れてきますよ。

デザイナーの仕事がつらいなら、エージェントに相談してみましょう。

行動するだけならノーリスク

もしも、悩んでいるなら転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントは、気持ちがまだ固まっていなくても、相談から受け付けてくれます。

対話することで「つらい原因」が明確になります。新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。

また、自分の市場価値を客観的に評価してくれるため、自己評価に迷いがある場合にも非常に役立ちます。

0円で利用できるので、損はないですよ。

1番もったいないのは、悩み続けて時間を無駄にしてしまうことです。

20代は未経験業界にもチャレンジできるチャンスタイムです。本当に貴重な時間。

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本記事のまとめ|デザイナーの仕事がつらい・辞めたいなら転職しよう。

本記事のまとめ

  • デザイナーの仕事がつらいなら転職は全然あり。
  • つらい原因は、業界・環境を変えればほとんど改善される。
  • 縮小傾向の業界は、低待遇になるので避けるべし。
  • 新卒の離職率は、3年で30%。
  • 20代の需要は高い。
  • 20代は、リスクをとれる唯一の時間。
  • エージェントに相談して進退を決めるのも良い。

あまりにもつらいと感じるのであれば、今の仕事から少し離れた方が良いですよ。

心に余裕がないと、何もできなくなってしまいますからね。生活を支えるためには働くことが必要です。

しかし、それは心と身体の健康を維持することが前提となります。

ストレス耐性は人それぞれです。自分自身のペースで行動することが大切です。

完璧を求めるあまりに無理して自分を追い込むのではなく、ある程度の無責任さを持つことも重要です。

上司に怒られたりしても、一生の付き合いではないですし、今いる企業も一生在籍するわけではないので放置で大丈夫です。

今の環境があなたにとってストレスとなるものであれば、週末にでも少しずつ時間を作り、自分の目指す方向に向けて行動しましょう。

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