
- iPadのイラスト用スタンドを探してる
- BoYataのスタンドでどれが良いが迷っている
- iPadの作業台を探している
- 猫背/首肩の疲れを軽減したい
このような方にオススメできる記事になっています。
今回検証するスタンドは以下3台です。
BoYataノートパソコンスタンド(BST-10)・Boyataノートパソコンスタンド(N21)・BoYataミニ
BoYataのスタンドは、Amazonでも売れ筋ランキング上位に入るくらい定番の製品です。
これらのスタンドは、ノートパソコン・液晶タブレット用なのですが、iPadで使用しても全く問題ありません。
むしろiPad用なのかなっと思うくらい良い感じです。

- 都内美大卒
- ゲーム/IT業界デザイナー(歴8年)
- iPad系Youtube登録者数33,000
- iPadAir5と無印iPad10を使用
- サブ機:M1MacBookAir
- メイン機:Windows
信頼性のために…このような感じで絵の練習をしています。
この記事ポイント
- iPadでイラストを快適に描けるスタンドがわかる
- iPadの作業台のおすすめがわかる
- BoYataのスタンドのメリット/デメリットがわかる
結論:どれがおすすめ?
iPad用なら上図右2つがおすすめです。
正直なところ、3台どれを選択しても満足しそうなくらい品質は高いです。(それくらい良い感じのスタンドなので)
『図左:BoYataノートパソコンスタンド(BST-10)』を選外にした理由ですが、iPadのイラストで使用するにはサイズが大きすぎるかなっと感じたからです。
上部の余白が大きくて、しかもデスクの圧迫があります。
また『図中央:Boyataノートパソコンスタンド(N21)』と比較すると、ほぼ同スペックなのにN21の方が安いんですよね。
このような理由もあり、2つに絞りました。
今回おすすめする『Boyataノートパソコンスタンド(N21)』と『BoYataミニ』は、使い心地が結構異なります。
簡単な流れ
- 基本的な製品情報を解説
- スペック比較
- どのような人におすすめなのか
このような流れで説明していけたらと思います。
iPadでイラスト用のスタンド選びは、『デバイスのサイズ』『デスクのスペース』などで、おすすめする製品が変わりますからね。

余談ですが、筆者は毎週整体に通うくらい、首・肩こりがヤバイのですが、BoYata製品使ってから、首の負担が減りちょっとラクになりました。
美大自体のデッサンからアラサーになるまで、ずっと画面に向き合っているせいですね…
スタンドって結構大事ですね。
BoYataのスタンド基本情報
BoYata N21 | BoYataミニ | |
価格 | ¥4,799 | ¥3,599 |
デバイスをのせる面 | 横29.5cm×縦21.6cm | 横25cm×縦20.9cm |
底面 | 横23.7cm×縦19.8cm | 横23.6cm×縦20cm |
折りたたみ時の厚み | 4.1cm 約5.6cm(フック込み) |
2.9cm 約4.5cm(フック込み) |
重さ | 約1.4kg | 約0.8kg |
BoYata N21 | BoYataミニ | |
最大高さ | 26.9cm | 30cm |
BoYata N21 | BoYataミニ | |
耐荷重 | 20kg | 5kg |
滑り止め保護パッド | あり | あり |
対応デバイス | 17インチ以下 | 14インチ以下 |
カラー | 5色 | 2色 |

BoYataスタンド
N21とミニの違いはどこ?


Boyataノートパソコンスタンド(N21)とBoYataミニの違いは、大きく3つ。
違い3点
- 価格
- サイズ・重さ
- 安定感・耐荷重

Boyataスタンド違い
1:価格
BoYata N21 | BoYataミニ | |
価格 | ¥4,799 | ¥3,599 |
価格差は、¥1,200ほどです。
ただ、BoYata製品は、Amazonで購入すれば15~20% OFFクーポンを使用できます。
ですので、ここから2割近く安くなることがあります。(クーポンのタイミング次第ですが)
価格はそれなりにしますが、BoYata製品は値段相応の品質です。
スタンドとしての強度・安定感・角度調整が非常に優れているので、決して高くない製品だと思います。
Boyataスタンド違い
2:サイズと重さ
まずサイズ感ですが、BoYataミニはデバイスを乗せる面の横幅が、5cmほど小さいです。
そのため、デスクの圧迫感を多少減らすことができます。
ただ、5cm小さいのはデバイスを乗せる面だけであり、底面はほぼ同じです。
重さは、ミニの0.8kgに対して、N21は1.4kgです。
0.7kgミニが軽いので、頻繁に持ち運びする方はミニの方が向いています。
ここで注意してほしいポイントとしては、『スタンドの台からiPadがはみだすかどうか』になります。
iPad全体が台に固定されなければ、筆圧で揺れるからです。
例えば、画面端で絵を描いた際に支えがないとグラつきます。
図の右を見るとわかると思いますが、BoYataミニはiPad第9世代がジャストサイズになります。
つまり、それよりも大きいiPadPro12.9をBoYataミニにのせた場合、台からはみ出し支える面積が小さくなります。
そのような理由もあり、デバイスサイズが大きいiPadProなどを利用している方は、Boyataノートパソコンスタンド(N21)を選ぶことをオススメします。
もちろんノートPCなども併用する方も、Boyataノートパソコンスタンド(N21)が良いです。
Boyataスタンド違い
3:安定感・耐荷重
BoYata N21 | BoYataミニ | |
デバイスをのせる面 | 横29.5cm×縦21.6cm | 横25cm×縦20.9cm |
底面 | 横23.7cm×縦19.8cm | 横23.6cm×縦20cm |
折りたたみ時の厚み | 4.1cm | 2.9cm |
重さ | 約1.2kg | 約0.8kg |
耐荷重 | 20kg | 5kg |
対応デバイス | 17インチ以下 | 14インチ以下 |
耐荷重・対応デバイスだけを考慮すると、Boyataノートパソコンスタンド(N21)の方が優位です。
ちなみに対応デバイスに関しての注意点があります。
BoYataミニは14インチまで対応と記載がありますが、BoYataミニに14インチのデバイスを乗せた場合、台からはみ出します。
ですので、最大数から3インチくらい下げた数値が適正かなっと思います。
先にも述べましたが、12.9インチのiPadProなどを使用している方は、大き目のBoyataノートパソコンスタンド(N21)の方を選ぶことをオススメします。
強度については『台の厚み・足の太さ・ヒンジの大きさ』が、Boyataノートパソコンスタンド(N21)の方が頑強です。
その分重たいですが。
ミニは重さを減らした分、強度は弱くなっています。
BoYataスタンド
N21とミニどっちを選ぶべき?
iPadPro | iPadAir・iPad | iPadmini | |
BoYata N21 | 〇 | 〇 | 〇or△ |
BoYataミニ | ×or△ | 〇 | 〇 |
BoYata N21 | BoYataミニ | |
ヒンジの強度 | ||
安定感 | ||
持ち運び | ||
耐荷重 | 20kg | 5kg |

無難に選ぶのなら、Boyataノートパソコンスタンド(N21)を選べばまず間違いないです。
デザインもN21の方がオシャレですからね。
ノートPCと併用する方も、ノートパソコンスタンド(N21)一択だと思います。
また、iPadを置いた時に左右に余白が空くので、手が置けます。
これが良ポイント◎
サイズが大きいのはちょっと嫌な方は、ミニを選んでも良いかなっと思います。
ミニはデバイスを置いた状態だと、左右の余白がなくなるのが唯一のデメリットですね。
このような感じです。
持ち運びを重視しないなら『N21』を選べば間違いないです。
BoYataスタンドの作業台としてのデメリット・メリット

BoYataスタンド
デメリット1:イラスト時のフックの弊害
BoYataのスタンドは、デバイスを固定するためのフックがついています。
このフックがiPadの厚みよりも高さがあるのため、イラストを描いている際に手首にぶつかります。※結構痛い・・・
イラストを描く場合は、iPadの後ろに何か厚みのあるものを敷くことをオススメします。
我が家の場合は、iPadのケースを付けたまま置いています。
フックは製品によって多少異なりますが、基本はiPadの厚みよりも高さがあります。

そもそもBoYataのスタンドは、ノートPC併用設計なので、フックが厚めになっています。
BoYataスタンド
デメリット2:ヒンジが硬すぎる
BoYataスタンドは、安定感がめちゃくちゃあるのですが、その反面ヒンジが頑強です。
結構力を入れないと、角度調整ができません。正直硬いです・・・
そのため、iPadやノートPCを置いた状態での角度調整はできません。(できなくもないですが、デバイスに圧力をかけて壊しちゃいそうで怖いんですよ。)
ですので、角度調整したい場合は、デバイスを一度スタンドから降ろしたのちに行う必要があります。

筆者は♂なのですが、角度調整は毎回必死の形相です。
BoYataスタンド
メリット1:イラストが描きやすくなる
先程角度調整のヒンジが硬いと記載しましたが、その反面『スタンドとしての安定感は抜群』です。
そのため、iPadでのイラスト制作はかなりラクになります。
今では、スタンドなしでイラスト描くのは首が痛くなるのでできないです。
思いっきり筆圧をかけても問題ありません。底面のラバー加工・ヒンジに強度があるからです。
BoYataスタンド
メリット2:猫背・首の疲れが軽減
BoYataのスタンドを使用すれば、高さ・角度の調整が自由にできます。
そのため、首・肩こりの方は負担が軽減できると思います。
iPadの三つ折りケースを使用すれば、多少は角度をつけられるのですが、低すぎるんですよね。
特に私は座高があるので、iPadでイラストを描く際、身体に対して首が垂直になりむちゃくちゃ辛かったのですよ。
自分からiPadに視線を向ける環境から、iPadが自分の視線に合わせてくれるような環境になった印象です。

BoYataスタンド
メリット3:幅広いデバイスに対応
小さいスタンドのBoYataミニでも、14インチまでのデバイスが置けます。
iPad・タブレット・ノートPC以外でも、自由に置けるので使い勝手が良いです。
筆者は、キーボード・NitendoSwitchも置いたりすることもあります。
一時的な物置に使うことさえあります笑

以上が、BoYataスタンドのデメリット・メリットです。
他社製と比較してもBoYataが良い

他社製をすべて検証したわけではないけど、様々なスタンドを使用した結果、BoYataスタンドに行きつきました。
では、検証内容を解説します。

折りたたみ式スタンド(NIMASO)と比較
NIMASO製の折りたたみ式スタンドと比較・検証しました。
こちらのスタンドは、折りたたむことでコンパクト化されます。そのため、持ち運びが圧倒的に快適です。
使用しない時は、引き出しなどの収納スペースに収めることができるのは良ポイント。
ただ、角度調整が2段階しかできず、ヒンジも安定していません。
筆圧で揺れるので、iPadの作業台としては難しく感じました。(ノートPCスタンドとしてなら、良いと思います。)
タブレットスタンドと比較
同じBoYata製のタブレットスタンドと比較・検証しました。
想像つくかと思いますが、タブレットスタンドはあくまでも動画鑑賞などのインプット用途に向いています。
絵を描くことができないわけではないですが、背面のデッドスペースに筆圧をかけることで、iPadが若干揺れます。
そのため、iPadの作業台としては微妙ですね。
タブレットスタンドがダメというわけではなく、作業台としてならBoYata N21やミニの方が良いという意味です。
アームスタンドと比較
アームスタンドと比較・検証しました。
アームスタンドは、ちょっとした衝撃で揺れるのでおすすめしません。
また、タブレットを挟むホルダー部分やヒンジがめちゃくちゃ固いです。
過去にアーム型のスタンドを3つ使用したことがありますが、基本は良くないですね。(こんなこと書いてもいいんですかね)
全部が全部そういう製品ではないと思いますが、作業台としては難しいです。
また、製品によってアタッチメントの種類が結構あるので、処分する際も手間がかかります。
アーム型は『ベットで寝ながらiPhone・iPadを操作したい方』にしか、向いていない製品ですね。
ノートPCスタンドと比較
EPNのノートパソコンスタンドと比較・検証しました。
こちらは類似製品ということもあり、作業台としてはBoYataと同じくらい優秀です。
しっかりとした安定感があり、適度なサイズ・重さで非常に良いスタンドです。
使ってみたところ、どちらでも問題ないかなっと思いました。
「価格を下げて、少し小型のスタンドを使用したければEPN」
「少し大きなサイズで、より頑強なスタンドを使用したければBoyata」
このような感じですね。ビジュアルはほとんど同じなので、好みの問題かなっと思いました。
Check!
最新のBoYataノートPCスタンド(天板回転式)と比較
最新のBoYataノートPCスタンド N33と比較・検証しました。
こちらのスタンドは、BoYata N21と同じくらいのサイズ感です。
ヒンジも頑強で、高さ・角度調整も自在にできます。耐荷重は5kgで、BoYataミニと同じです。
このスタンドの特徴として、天板を360°自由に回転させることができます。
一見めちゃくちゃ良さそうに見えるのですが、iPadの作業台としては微妙です。
360°回転する仕様のため、片側に筆圧をかけると回ってしまい安定しません。
ノートPCスタンドとしては、横の角度も調整できるので最高ですが、iPadの作業台としては微妙です。
高さ調整 | 角度調整 | 安定感 | 備考 | |
折りたたみ式 スタンド |
持ち運び特化のため 安定感が少ない |
|||
タブレット スタンド |
インプット特化のため 作業台としては微妙 |
|||
アーム式 スタンド |
揺れやすく安定感が少ない アームが異様に硬い |
|||
ノートPC用 スタンド |
作業台としてはこの形式を選ぶと良い ブランドはどこでもそれなりに良いと思う |
|||
ノートPC用 スタンド (天板回転式) |
天板が回転するためiPadの作業台としては微妙 ノートPCスタンドとしては最高 |
以上のような検証理由から、BoYata N21とBoYataミニを推奨しています。
商品リンク

BoYata N21 | BoYataミニ | |
価格 | ¥4,799 | ¥3,599 |
デバイスをのせる面 | 横29.5cm×縦21.6cm | 横25cm×縦20.9cm |
底面 | 横23.7cm×縦19.8cm | 横23.6cm×縦20cm |
折りたたみ時の厚み | 4.1cm | 2.9cm |
重さ | 約1.2kg | 約0.8kg |
耐荷重 | 20kg | 5kg |
対応デバイス | 17インチ以下 | 14インチ以下 |
BoYataのスタンド
シミュレーション用写真まとめ

BoYata BST-10
MacBookPro16インチ
MacBookPro13インチ
iPad第9世代
iPadAir第4世代
BoYata N21
MacBookPro16インチ
MacBookPro13インチ
iPad第9世代
iPadAir第4世代
BoYataミニ
MacBookPro16インチ
※BoYataミニは14インチまでが推奨サイズです。14インチのPCがないので、16インチを乗せて撮影してます。
MacBookPro13インチ
iPad第9世代
iPadAir第4世代
おわりに:3台検証|iPadでイラストはBoYataスタンドが作業台におすすめ
iPadでイラストを描くなら、ぜひBoYataスタンドを検討してみてください。
かなりオススメですよ。
もしも、スタンドを使用しないでイラストを描く生活を送っている場合は、身体に悪いので早めに対処しましょう。
ストレートネックとかになると、医療費の方が大変になりますので。
健康第一でいきましょう!