

- 新卒でベンチャーに就職したいけどどうなの?
- ベンチャーしか内定でなかったけど、どうしよう。
- ベンチャーはやめとけと言われる理由って何?
このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- 4~5社経験 2D/UIデザイナー
- ベンチャー企業の経験あり
業界の社員・派遣・フリーランスの方からそれなりに情報を聞いております。ある程度信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。
新卒でベンチャー企業への就職を考えているなら、一歩踏み出す前に、ベンチャーならではのリスクとチャンスを知ることが重要です。
本記事では、ベンチャー企業での就職がもたらす可能性とリスク、そして自分に合ったキャリア選択をするためのポイントを詳しく解説します。
ベンチャー企業での就職は、確かに魅力的な選択肢ですが、それには裏側も存在します。自分の目標と価値観を見つめ直し、最適なキャリアパスを選ぶための一助として、この記事をお読みください。
本記事のポイント
- ベンチャー企業を知る事で、就職活動のミスマッチを防げる。
「新卒でベンチャーはやめとけ」は本当なのか?

「新卒でベンチャーはやめとけ」とは、一概には言えません。
起業選びは、個人の目標、価値観、そして自分が何を求めているかに大きく依存するからです。
ベンチャー企業での就職は、「最速で結果を出したい人」にとって良いスタートになる可能性がありますが、それ以外の人には適さない可能性の方が高いです。
ベンチャー企業では、裁量のある業務を任されるため、圧倒的なスピードで成長する可能性があります。しかし、高いリスクと引き換えになることが多く、経営が不安定な職場環境であったり、ハードワークになります。そのため、新卒者は自身の目標とリスク許容度を、慎重に考慮する必要があります。
極端な意見を言えば、「長時間労働もためらわずにやって、成果を出すことにコミットできる人」には、ベンチャー企業がおすすめです。
ベンチャーで働くということは、そのような覚悟が必要です。
- 教育体制が不十分な場合が多い
- 長時間労働が常態化している労働環境
- 待遇や給与水準が一般的に低め
- 休日取得が困難な傾向にある
- 成果を重視する企業文化が強い
- 裁量が大きく、プレッシャーに弱い人には厳しい
一般的なベンチャー企業では、上記のようなことが言われています。
しかし、企業の種類や規模、職種によって状況が大きく異なるのも事実。
ベンチャーも例外ではなく、良心的なホワイト企業と労働環境に問題を抱えるブラック企業が混在しています。自社商品がある企業もあれば、下請けの企業もありますよね。
さらに、「ミドルベンチャー」や「メガベンチャー」といった異なるステージの企業も存在します。これらの企業では、基盤が安定していることもあり、より良い環境の可能性が高いです。
筆者の持論としては、ベンチャー企業は悪い選択ではありませんが、ハードワークが伴う可能性が高い。そのため、大手企業やメガベンチャーを目指しましょう。ベンチャーのみの応募は、高リスクなのでおすすめしません。
もしも、ベンチャー企業からしか内定を得ることができなかった場合は、口コミサイトなどを活用して徹底的に調査することが賢明です。
「新卒でベンチャーはやめとけ」と言われる理由6選

一般的に「新卒でベンチャーはやめとけ」といわれる理由は、大きく6つに分かれると思います。
1:裁量が大きすぎる
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由1つめは、「裁量が大きすぎるから」です。
ベンチャー企業では、新卒者にも裁量のある業務が与えられます。プロジェクトの一部分ではなく、ある程度の範囲を任されるでしょう。
しかし、これが裏目に出ることも少なくありません。大きな裁量は、同時に重い責任を伴います。慣れてない仕事を急に任されることもあり、プレッシャーとなることも。
その結果、ワークライフバランスは、乱れがちです。
きつい労働条件の下で、仕事と私生活のバランスを取ることは難しくなります。長時間労働と高ストレスは、心身の健康を蝕んでしまうことも少なくありません。
このような環境で生き残るためには、強い芯と鋼のようなメンタルが必要です。自己管理能力やストレス耐性が求められ、これらを持ち合わせていないと、仕事に追われる日々に追い込まれることになります。
2:教育制度に期待できないから
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由2つめは、「教育制度に期待できないから」です。
多くの大手企業では、新卒者向けに体系的な教育プログラム(ビジネスマナー・擬似クライアントワークなど)が用意されていますが、ベンチャー企業ではこのような制度がほとんどないことが多いです。
新卒者はOJTスタイルで、業務を通じて必死に学ぶ必要があります。これは、実践的なスキルを身につける機会となる一方で、「習うより慣れよ!」と言った根性論に基づく環境とも言えます。
新卒者は、指導者からの直接的な指導やサポートを期待できないことが多く、自己学習や周囲からのアドバイスに頼ることになります。
ただし、ミドルベンチャーやメガベンチャーのような規模の大きなベンチャー企業では、教育制度が整っている可能性が高いです。体系的な研修を通じて基礎から学びたいと考える人にとっては、ベンチャー企業は必ずしも最適な選択肢ではないかもしれません。
また、教育担当の上司ガチャに外れてしまったときに、リセットがきがず、長期間ツライ状況になるかも。
3:ハードワークで休みが取りにくい
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由3つめは、「ハードワークで休みが取りにくい」です。
ベンチャー企業の特徴として、1人あたりの仕事量が多いことが挙げられます。これは、企業が成長段階にあるため、限られた人材・予算で多くの業務をこなす必要があるからです。
常に多忙を極め、プロジェクトの締め切りや目標達成のために長時間労働を強いられることが一般的です。その結果、休日を取得することが困難になり、ワークライフバランスが崩れがち。
特に新卒者の場合、職場での立場がまだ確立されていないため、有給休暇を取りにくいと感じることが多いです。「うちはベンチャーだから」という言葉で全て丸め込もうとしてくる人も…。
ベンチャー企業で働くことは、飛躍的な成長の機会を得られる可能性がありますが、その反面、プライベートの犠牲が求められることもあります。
(ただし、一部メリットもあり、大企業にいるような仕事サボりおじさんとか、勘違いおじさんがいません。)
4:経営のリスク
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由4つめは、「経営のリスク」です。
特に設立間もないベンチャー企業は、ビジネスがまだ確立していないため、廃業の危険性が高いのです。実際、ある調査によると、ベンチャー企業の約50%が設立から3年以内に閉業していると報告されています。これは、大きなリスクとなるでしょう。
経営が不安定な状況では、資金繰りの問題が生じやすく、これが従業員の給与に影響を及ぼすことも。
また、ベンチャー企業のビジネスモデルは流動的で、市場の変動や競合他社の動向によっては、急激に変化することがあります。部署名がしょっちゅう変わったり、自分が求めていた業務が、突然無くなることもありますよ。
筆者がお世話になっていたベンチャー企業では、筆者がアサイン後に担当する予定だった業務が消えました。(めちゃくちゃ謝罪された経験もあります。笑)
5:給与が低い傾向にある
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由5つめは、「給与が低い傾向にあるから」です。
ベンチャー企業の給与は、大手企業と比較して安い傾向にあります。理由として、資金調達や収益の安定性に課題を抱えていることが原因です。
さらに、ベンチャー企業では裁量労働制の契約が一般的で、これが無限残業につながることもあります。給与が低いにもかかわらず、実際には長時間労働を強いられることが多く、労働時間に対する報酬が不十分な状況になりがちです。
また、福利厚生をユニークなものにして目を引く傾向がありますが、これは基本的な給与や労働条件の低さをカバーするための戦略とも言えます。一見魅力的な福利厚生があっても、給与の低さがそれを補うには至らないことが多いのです。
さらに、36協定を守っているように見えても、実際には労働時間の管理が曖昧で、法的な枠組みを巧みに回避している企業も少なくありません。
6:大手への転職が難しくなるから
新卒でベンチャーやめとけ!と言われる理由6つめは、「大手企業への転職が難しくなるから」です。
一般的に、大手企業からベンチャー企業への転職は比較的容易です。大手企業での経験は、ベンチャー企業にとって魅力的な人材となります。しかし、その逆、つまりベンチャー企業から大手企業への転職は難易度が高くなります。
大手企業は、特に新卒採用においては、自社の研修プログラムや企業文化に沿った人材を育成することを重視します。(つまりは、終身雇用前提のシステムなんですよ。)
そのため、ベンチャー企業での経験がある場合、大手企業の求めるスキルセットや経験と合致しないことが多く、転職が困難になることがあります。また、大手企業においては、ベンチャー企業特有の柔軟性やスピード感が、過剰(邪魔)と見なされることもあります。
大手企業にいた経歴は、転職市場において強いアピールポイントとなります。ネームバリューがあるので、安定した職歴として評価されたり、転職活動以外においても有利に働くことが多いのです。(ローン審査とかにも役立ちます。)
もちろん、ベンチャーから大手への転職は不可能ではありません。筆者の知り合いにも、転職成功している人はいるので。
やめとけと言われる理由
- 裁量が大きすぎる
- 教育制度に期待できないから
- ハードワークで休みが取りにくい
- 経営(倒産)のリスク
- 給与が低い傾向にある
- 大手への転職が厳しくなる
以上のような点から、「新卒でベンチャーやめとけ!」と言われてしまうのです。
ただし、先にも述べましたが、企業によりけりです。ベンチャーでも、実力があれば高給になることもありますし、ホワイトなベンチャーが存在するのも事実です。
それでも、裁量権が大きい点や短期間で経験値を得ることができるのはベンチャーの特徴となるため、自分の気質にあっていれば良いと思います。
もしもベンチャーに興味があるなら、エージェントに相談してみましょう。健全な企業を紹介してもらった方が、自分の実力もきちんとつきますし、幸福度が上がりますよ。ブラック企業で働くと、病むので。
①UZUZ(新卒向け)
大手企業からベンチャー企業まで優良企業を紹介してくれる転職支援サービスです。
ブラック企業を徹底排除しており、完全オーダーメイドで面接対策を行ってくれます。
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就職成功率80.4%・カウンセリング実績110,000人の新卒可能で20代特化のエージェントです。
運営会社はレバテックと同じであり、太いパイプラインが期待できます。
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転職支援で有名な株式会社Rootsが運営する新卒紹介のエージェントです。
新卒の3年以内離職率が一般的に3割近い中で、早期離職者0.1%という点がメリットになります。
ベンチャーに後悔しやすい新卒者の特徴

1:安定を重視する人
「安定性を重視する人」にとって、ベンチャー企業は最適な選択肢ではありません。
繰り返しになりますが、ベンチャー企業は、経営の不安定さや将来性の不透明さを伴うことが多く、安定を求める人にとっては微妙。
大手企業は一般的に、安定した経営基盤、確立されたキャリアパス、充実した福利厚生などを享受できます。これらは、安定や長期的なキャリア構築を重視する新卒者にとって、重要な要素です。
ベンチャーは、ビジネスモデルの確立、市場での地位の確立、資金繰りなど、多くの不確実性があります。安定を求める人にとっては、不安やストレスの原因となり得るのです。
2:明確な指導や指示を求める人
ベンチャー企業は、自発性のある行動が必要とされる環境です。そのため、「明確な指導や指示を求める人」には向いていません。
自分で考え、決断し、行動を起こす能力が不可欠です。また、ベンチャー企業の流動的な環境は、常に変化に対応し、柔軟に業務を進める能力を必要とされます。
指示待ちの作業員には厳しいです。
3:ワークライフバランスを重視する人
「ワークライフバランスを重視する人」にとって、ベンチャー企業は適した職場環境でないケースが多いです。
ベンチャー企業は、事業の成長・成功のために、長時間労働や休日出勤を行うことが珍しくありません。事業の急成長に伴う業務量の増加や、市場の変動に迅速に対応する必要があるからですね。
特に、スタートアップ段階にある企業において顕著です。
このような環境では、プライベートな時間や趣味、家族との時間を大切にしたい新卒者にとっては、理想的な職場環境とは言えないでしょう。
4:組織的なサポート・教育体制を期待する人
「組織的なサポート・教育体制を期待する人」にとって、ベンチャー企業は微妙なケースが多いです。
ベンチャー企業では、資金や人員が限られているため、新卒者向けの体系的な研修やトレーニングが難しいのが現実。
新卒者は、自らの判断で業務を進め、必要なスキルや知識を自己学習で身につけることが必要となります。
後悔しやすい新卒者の特徴
- 安定を重視する人
- 明確な指導や指示を求める人
- ワークライフバランスを重視する人
- 組織的なサポート・教育体制を期待する人
新卒がベンチャーに期待する危険なポイント

ここでは、新卒がベンチャーに期待する危険なポイントについて解説します。入社動機が以下に該当する場合は、赤信号かも。
高収入を期待している
ベンチャー企業の多くは、設立から間もない段階であり、資金調達や事業の安定化に向けた努力が続いています。
このような状況では、従業員に対する高額な給与を支払うことは難しく、給与水準は大手企業や確立された中堅企業に比べて低いことが一般的です。
また、ベンチャー企業では、業績に応じたインセンティブや株式オプションなど、変動的な報酬制度を採用している場合もありますが、これらは企業の成功に大きく依存しています。
そのため、必ずしも安定した収入を保証するものではありません。ただし、事業に成功し大きく貢献できれば、高収入になる可能性はあります。つまり、レバレッジがある感じですね。
つまり、仕事の負担が大きいにも関わらず、期待していたほどの収入が得られない可能性の方が高いです。
ベンチャーで成長したいと思っている
新卒者が、「ベンチャー企業で働いて成長したい!」という考えは、一見理にかなっているように思えますが、実際にはいくつかの落とし穴があります。
まず、ベンチャー企業の環境は非常に忙しく、実践主義に基づいていることが多いです。
つまり、深い専門知識の習得するために必要な時間や予算が、不足しています。また、ベンチャーでは、多岐にわたる業務を任せることが一般的です。多様な経験を積む機会となり得ますが、同時に特定のスキルセットや専門分野に集中して成長することが、難しくなるという側面もあります。
そもそも成長って具体的には何でしょうか?自分がどのような成長を遂げたいのかを明確にしてみましょう。それがベンチャーにいくことで叶うなら、価値はあると思います。
裁量が大きく、自由に働けると思っている
「ベンチャー企業では服装が自由で、キラキラしている」このように表面的には、魅力的に見えます。
ただし、実際の業務内容や職場の雰囲気は、外見的な要素とは別のものです。自由な発言dけいる文化もありますが、これは同時に高いパフォーマンスが期待される環境でもあります。
仕事で活躍できなければ、この自由さが逆にプレッシャーとなり、苦痛を感じることもあります。
また、「フレキシブルに働ける」のも、ベンチャー企業の特徴の一つですが、これはワークライフバランスの崩れを意味します。
そもそも、裁量を大きく与えられて、放置された場合、あなたは活躍できますか?
裁量が大きいということは、自分で何をすべきかを常に考え、決定しなければならないということです。大半の新卒者にとっては、自分の役割や責任を理解し、適切に行動することが難しくなります。(つまり、何をしていいかわからなくなるでしょう。)
期待すると危険なポイント
- 高収入を期待している。
- ベンチャーで成長したいと思っている。
- 裁量が大きく、自由に働けると思っている。
新卒でベンチャーに行くメリット・デメリット
メリット
- パワープレイで目標を達成する力がつく。
- 困難な状況を打破する根性がつく。
- フレキシブルな働き方ができる。
- 事業が当たれば良い収入・良いポジションになれる可能性がある。
- 経営に近い立場の経験ができる。
- 仕事をサボるおじさんがいない。
デメリット
- ハードワークの可能性が高い。
- 新卒には裁量が大きすぎる。
- 兼業が多くなり専門スキルを磨けない。
- インフラが整っていない。
- 教育・研修制度が不足している。
- 責任とプレッシャーがしんどい。
- 業務量に対する給料や福利厚生面に不満を感じる。
- 経営が傾くリスクがある。
上記は、ここまでの流れを考慮して洗い出した、新卒がベンチャー企業に入ることによるメリット・デメリットとなります。
大きいメリットは、自由度の高いところですね。フレキシブルな働き方、裁量が大きいので、多様なアプローチで仕事を達成する力を磨くことができます。
また、困難な状況に直面することが多いため、逆境を乗り越える根性や目標達成能力を身につけることが可能です。
事業が成功すれば、高収入や良いポジションを得るチャンスもあり、経営層に近い立場で働くことで、事業の流れを深く理解する経験を積むことができます。
一方、デメリットとしては、ハードワーク、新卒には大きすぎる裁量です。正直なところ、専門スキルの成長よりも、「何としても業務をやり遂げる」根性論に近いところが成長する感じですね。
また、教育や研修制度の不足、給料や福利厚生面での不満、経営の不安定さもデメリットとなります。
新卒は大手とベンチャーどっちがおすすめ?

大手企業とベンチャー企業のどっちがおすすめかは、個人の目標や価値観によりけりです。筆者自身は、基本的に大手企業がおすすめ。
大手企業の最大のメリットは、充実したインフラと豊富な予算、そして整った研修体制です。もしも、将来的にベンチャー企業への転職を考えている場合も、大手企業での経験が役立でしょう。
大半の人は、大手企業を選ぶことがベストだと思います。
一方で、ベンチャー企業は、特にチャレンジを求める人や自らビジネスを立ち上げたいと考える人にとって魅力的な選択肢です。ベンチャー企業にもホワイトな職場も存在しますが、若い社員が多いため、職場のモラルが微妙なこともしばしば。(失礼な人とか結構いる…。)
ベンチャー企業での仕事は、大手に比べて厳しい面も多いですが、その分、大きな裁量と成長の機会を得ることができます。
ここで勘違いしてほしくない点としては、「ベンチャー企業での成長」と「大手企業での成長」は、大きく異なるということ。どちらも、成長できる機会は豊富にありますが、その成長する焦点は異なります。
例えば、ベンチャー企業であれば、「環境適応力・スピード感」「0から1を生み出す能力」「何としてもやり遂げる根性」みたいな点が伸びます。大手企業であれば、「社内関係者から承認を得ることを意識した組織的思考」「プロ的コミュニケーションスキル」「チームワークと協働」となります。
また、大手企業は採用規模が大きいため、優秀な人材が集まりやすいという点も見逃せません。
ただし、結局のところ、活躍する人は、大手であろうとベンチャーであろうと関係ありません。重要なのは個人がどのように成長し、結果を出すかです。ベンチャー企業での経験が長期的に見ても有利な場合もありますが、大手企業での経験が将来的に役立つことも多いです。
ベンチャーに対する口コミ

ポジティブ傾向
ベンチャー企業での就職が必ずしも悪い選択とは限りません。
私の知人はベンチャー企業に入社し、今では広く知られる企業で良いポジションで務めています。
これは私の考えですが やりたいことが明確なら起業をしたほうがいい。でももう少し経験を積みたい状況であれば、自分の興味がある分野で事業していて、成長環境を提供してくれるベンチャー企業がおすすめ。 自分の能力以上の役割を与えられ、自己の成長を明確に感じることができるので。
引用:X
よくある質問 最近ベンチャー企業が人気ですが、なぜ人気なのでしょうか? 世の中を変革できる、若いうちからでも実力次第で高い給料や役職を目指せる可能性がある点はベンチャー企業の特徴であり魅力です。 また若手が多く、良い意味で組織が整っていない点で枠にとらわれずに働きやすいといえます
引用:X
いや、ベンチャー企業悪くないと思うけど人は選ぶし社会に出るはじめの一歩がベンチャー風土なの人を選ぶ
引用:X
【転職活動での気付き】
引用:X
・自己最高年収の次年に転職すべし
・ベンチャー企業は年収大幅UP率高
・大企業は年収大幅UP率低
・年収最優先すべき
大企業は年功序列のため、若いうちの年収大幅UPは期待できない。
年収は次に転職活動するときのベースにもなるためこだわった方がいい。
ネガティブ傾向
新卒でベンチャー企業に入ると、その後大手企業への転職は難しいです。一方で、大手企業での初期キャリアを経てからベンチャーへの移行は、比較的簡単。
大企業からベンチャーに転職して初めに受ける洗礼は『社内のシステムや制度が全く整っていないこと』と言いますがそんなのはぶっちゃけるとどうでも良いんです。
引用:X
私がベンチャーに転職して1番ショックを受け、耐えられなかったのは『モラルのなさ』です。これだけは最後まで無理でした。
「本当にあったブラック企業」
引用:X
・とあるITベンチャー企業(創業3期目)
・残業月100時間を超えても残業代の支給なし
・退職したら損害賠償請求するぞと脅す社長
・入社前の提示給与額が一度も支払われない
上記の様な「無法地帯の会社」は実際に存在します。退職代行を利用する理由がここにあります。
若いうちから裁量を持って働けますってベンチャー企業の謳い文句って、
引用:X
耳触りはいいんだけど、
全然実力わからない右も左もわからない新人を、
ちゃんとした教育もせず現場だしますよ且つ高い目標もしっかり達成してもらいますって感じでブラックなこと多いよね。
残業代出ないことに文句言ったら、 ベンチャー企業で新卒でマーケティングができるんだから、その環境に感謝して、残業代が出ないのは自分への投資だと思って、制度が整うまで我慢して! って言われたんだけど、もしかして趣味でマーケティングやってると思われてる?
引用:X
その他
ベンチャー企業への入社は、特定のベクトルをもった目的がある人に適しています。例えば、そのベンチャー特有の業務に深く関わりたいという強い動機がある場合です。
「大手とベンチャーどっちが自分の成長させてくれるのか?」というような受動的な理由で選択を迷っている場合は、大企業の方が適している可能性が高いです。
ベンチャー企業に転職しようとしてる人は、本当にその会社が成長するかを見極めた方が良い。
引用:X
・挑戦するマーケットが小さい (例:業界特価のSaaS)
・経営陣がしょぼい (例:社長がよくわからん会社出身)
・社員のレベルが低い (例:学歴低いインターン生がいる)
・給与が低い などは注意。
ベンチャー企業にきてわかったこと
引用:X
・社長はせめて早慶以上
・採用代行などの代行系は有給取れない(代行費用払っているクライアントに支障がでる)かつ給料安いので最悪
・夫婦でベンチャー経営しているような企業はやばい(経営方針が変になっても文句言える人がいない)
・なんだかんだ大手が良い
本音|狙うならミドル・メガベンチャーがおすすめ

大手企業全部落ちて、ベンチャーしか選択肢がない。どうしよう。
このような人は、ミドルベンチャーやメガベンチャーを検討することがおすすめです。
これらの企業は、スタートアップの革新性と安定性を兼ね備えており、新卒者にとって決して悪くないスタート地点となります。
ミドルベンチャーは、成長過程にある企業で、既に一定の規模と安定性を確立しています。
こうした企業では、新しいアイデアや技術を活かしつつ、比較的安定した経営環境の中で働くことが可能です。組織の柔軟性と成長の機会が豊富にあるため、新卒者が自分のスキルを磨き、キャリアを築くには最した環境です。
一方、メガベンチャーは、ベンチャー企業の革新性と大企業の規模や安定性を併せ持つ企業です。
大規模な事業展開と安定した経済基盤を持ちつつ、ベンチャー特有の革新的な精神を保持しています。小規模なベンチャーよりも、こうした基盤のある企業の方が働きやすく、新卒でも成功体験を得やすいです。
ただし、重要なのは、業務に集中し、PDCAサイクルを丁寧に行うことです。失敗を恐れず、経験から学ぶ姿勢が成長につながります。
筆者は、研修3日で現場に放り込まれた経験があり、「とりあえずやれ、失敗して学べ」という環境で育ちました。このような環境でも、成長はできますが、PDCAのサイクルを丁寧におこなえません。
また、プレッシャーに耐えられる人と耐えられない人が顕著になります。筆者は、デザイナーという立ち位置でありながら、デザインの業務に集中できず、別の雑務が大量に入ることもしばしば。
結果、メンタルをやられてしまい、最終的に1年ちょっとで退職しました。(筆者の同期は失踪…。)毎日冷や汗が止まらない環境では、成長も何もないんですよ。
このような背景があり、大手もしくは、ミドルベンチャーやメガベンチャーをおすすめしています。
特に、ミドルベンチャーでは、今まで新卒採用していなかった企業が、急に採用活用を始めるケースもあります。そのため、就活エージェントに登録したりして、目を配らせることが非常に重要です。
妥協した企業に行くならエージェントを活用すべき

先にも述べましたが、ミドルベンチャーなどは、急に新卒採用を始める企業も少なくありません。エージェントを活用してチャンスを逃さないようにすることがベスト。
特に、大手企業やメガベンチャーへの希望がない場合、エージェントの利用は有効です。また、企業の実情を知るためには、口コミサイト(例:OpenWork、転職会議)の利用が不可欠です。単に就活サイトの情報だけでは、企業の実態を十分に把握することは難しいからです。
- 未経験・第二新卒可の求人が長期間出続けている。
- TikTokで積極的に求人広告を出している(これは採用コストが低いため、質の低い求人の可能性があります)。
- X(元Twitter)で応募できる。
- 「アットホーム」を強調している。
上記のような、言わずと知れたちょっとやばそうな求人に応募しないように気を付けましょう。TikTokで企業PRとかは、社員の尊厳を破壊したり、ビラ配りして求人活動しているようなものですよね…。(筆者の偏見)
また、早い段階で内定を得たが、ベンチャー企業だから悩んでいる人は、エージェントを利用して再スタートを切ることも検討しましょう。本当に自分にベンチャーがあっているかなんて、新卒には難しいんですよ。第三者の意見を聞くのも良い方法です。
ブラック企業に入社してしまうと、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があります。就活エージェントは無料で利用できるので、気になる場合はまず相談してみることをおすすめします。
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本記事のまとめ|新卒でベンチャーはやめとけ?
本記事のまとめ
- ベンチャーはハードワークになるリスクが高い。
- ベンチャーは成長できるというのは、人によりけり。
- 裁量が大きいことを活かせる新卒者は少ない。
- ベンチャーは、起業したい人向け。
- 大手企業とベンチャーなら、大手企業がおすすめ。
- ベンチャーにいくなら、基盤のあるミドル・メガベンチャーが良い。
やめとけと言われる理由
- 裁量が大きすぎる
- 教育制度に期待できないから
- ハードワークで休みが取りにくい
- 経営(倒産)のリスク
- 給与が低い傾向にある
- 大手への転職が厳しくなる
メリット
- パワープレイで目標を達成する力がつく
- 困難な状況を打破する根性がつく
- フレキシブルな働き方ができる
- 事業が当たれば良い収入・良いポジションになれる可能性がある
- 経営に近い立場での経験ができる
- 仕事をサボるおじさんがいない
デメリット
- ハードワークの可能性が高い
- 新卒には裁量が大きすぎる
- 兼業が多くなり専門スキルを磨けない
- 教育・研修制度が不足している
- 責任とプレッシャーがしんどい
- 給料や福利厚生面に不満を感じる
- 経営が傾くリスクがある
新卒でベンチャー企業に就職するかどうかは、一概に「やめとけ」と言えるほど単純な問題ではありません。
大切なのは、自分のキャリアに対する価値観や目指す目標をしっかり理解することです。
自分が何を望み、どんな環境で成長したいのかを深く考え、それに基づいて適切な選択をすることが重要です。後悔しないキャリアを築くためには、自分自身としっかり向き合い、自分にとって最適な道を選ぶ勇気が求められます。
自分のキャリアは、自身の手で切り開くものです。その選択に自信を持ち、前向きに進んでいきましょう。失敗したら再度チャレンジすれば良いんですよ。完璧な人生なんてないですし、理想郷みたいな企業もありません。
同期と比較して凹むことも多いと思いますが、人生巻き返すことなんて容易ですよ!
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