- 未経験で2Dやグラフィックデザイナーになりたい
- 未経験でデザイナーになるにはどうしたらいいのだろう
このような人にオススメできる記事になっています。
この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- 4~5社経験 2D/UIデザイナー
- ブラック企業の経験あり
新卒時にゲーム業界を目指し全敗。そこから挫折を経て、新卒採用されたWeb系企業を1年で辞め、ゲーム業界に入りました。ゲーム業界の面接は計100件近く経験。
社員・派遣・フリーランスの方から、それなりに転職情報を聞いております。信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。
未経験から2Dデザイナーやグラフィックデザイナーになるという夢、一体どうやったら実現できるのでしょうか?その道のりは、多くの努力と時間を必要とするものですが、チャレンジする価値は十分にあります。
「デザイナーになりたい、でも未経験だから自信がない…」
そんな悩みを解決すべく、本記事では現役デザイナーが未経験者がデザイナーになるための成功の秘訣、必要な技術の習得方法や、失敗しない具体的な手順を分かりやすく解説します。
ちなみにですが、筆者のデザイナー歴8年ほど。
100社近くデザイナーの応募や面接を受けた経験がありますので、ある程度信頼のおける情報をお伝えできると思います。
本記事のポイント
- デザイナーに職務についてざっくり理解できる
- 効率的に2D/グラフィックデザイナーになる手順がわかる
- 2D/グラフィックデザイナーになるまでの期間がわかる
そもそも未経験でも2Dやグラフィックデザイナーになれるのか?
本記事でのデザイナーは、2Dデザイナー・グラフィックデザイナーを指します。
結論:未経験でもデザイナーになれます。
極論:独学でも可能です。
実際に、独学のみで2Dデザイナーやグラフィックデザイナーになった人と仕事をしたことがあります。
ただし、効率的な部分を考慮すると、独学のみはあまりオススメしません。
上記のようなリスクがあるからです。
確かに独学は重要です。自己研磨ができない人は、デザイナーになれたとしても継続が難しいからです。
ただし、デザイナーとしての職業能力を磨くためには、適切な教育とトレーニングが欠かせません。
専門スクールや大学、オンラインの学習プラットフォームなど、さまざまな機関があります。
より時間をかけた学びを求めるならば、専門学校や大学を選ぶと良いでしょう。
一方で、自身のペースで学びたい場合や、時間や場所に制約がある場合は、オンラインの学習プラットフォームが有用です。
新しいことを学ぶには、環境や人に教えてもらうことが上達の近道となり、デザイナーも同じです。
また、年齢的は若いほど企業側も期待するため、就職の可能性は上がります。
そのため、「未経験だから自信がない…」というのも非常にわかりますが、時間が経過とともに可能性が落ちていくので、一度行動してみてはいかがでしょうか。
2D・グラフィックデザイナーになるために必要なもの・スキル
2D・グラフィックデザイナーになるためには、上記が必要とされます。
まず、ポートフォリオが絶対必要です。
これは、自分のスキルやセンス、過去の作品を示すための最も効果的なツールとなります。
デザイナーの内定は、ポートフォリオで勝ち取れます。
そのため、Adobe IllustratorやPhotoshopのようなデジタルソフトの技術力が求められます。
これらのツールは、ポートフォリオの作成はもちろん、デザインにおいて中心的な役割を果たしています。
デザインの基本的な知識は確かに大切ですが、現場の経験を通じても多くを学ぶことができます。
実際の仕事をこなしながら、実践的なスキルや知識を身につけることができるのです。
一方、デッサン力に関しては、デザイナーが日常的に絵を描く仕事をするわけではないので、特別に必要とされることは少ないでしょう。(デッサン力は、良いデザインを真似する力として活用しますね。)
それよりも、デザインのコンセプトを明確に伝える力や、ツールを使った実装スキルがより重要とされます。
デザインの専門学校・大学出身者で悩んでいる人
デザイン専攻の専門学校や大学に在籍・出身の人であれば、デザイナーになることは難しくありません。
まず、ポートフォリオの調整は、しておきましょう。
新たな作品を追加するだけでなく、既存の作品もブラッシュアップして、より魅力的にすることは必須です。
そして、エージェントへの登録をおすすめします。
専門的な知識や経験を持つエージェントは、2D・グラフィックデザイナーの求人をたくさん紹介してくれます。
また、履歴書や職務経歴書のブラッシュアップ、面接時のアドバイスもしてくれることでしょう。
就職で上手くいかない人の多くは、自分だけの力で求人を探し、上手くいかないサイクルを繰り返していることが多いです。
そのため、第三者視点の意見を受け入れ、行動を変えることでチャンスが現れます。
エージェントは、業界の人事とのパイプラインがあるため、非公開求人を紹介してくれることもあります。
また、ブラック企業を排除した求人のみ紹介してくれるエージェントもあるため、長期的に働ける現場を見つけることも可能です。
筆者は、かつて自分の力だけで就活をした結果、100件近いの応募を繰り返しました。しかも、ブラック企業で働く結果となり…。
このような経験をしてほしくないため、エージェントへの登録をおすすめしています。
▼筆者おすすめのエージェントはこちらです。
全くの未経験者の人
2D・グラフィックデザイナーとしてのキャリアを目指す多くの人々の中には、デザインの専門学校や大学を卒業した人々がいます。
しかし、そのような背景を持たない人々にとって、この道を進むことは一定のハードルが伴います。
先にも述べましたが、「ポートフォリオ・デジタルソフトのスキル(Photoshop・Illustrator)・デザイン力」は絶対に必要です。
そのため、独学及びオンラインの学習プラットフォームなどで、最低限のスキルを取得する必要があります。
つまり、かなりの時間と努力が必要とされます。
「絵を描くことがちょっと得意」「Canvaでデザイン制作が趣味」など、このような動機でデザインを勉強することは否定しませんが、現実の厳しさにギャップを受けると思います。
それでもデザイナーになりたい人は、このまま読み進めていただければと思います。
未経験から2D・グラフィックデザイナーになる手順
手順①:まずはデザイナーや業界について理解する
(期間:2~3日)
まず、デザイナーについて理解しておきましょう。
ウェブサイト、雑誌、書籍など、さまざまな情報源を利用して、2D・グラフィックデザイナーの求められるスキルや知識について学びましょう。
また、YouTubeやポッドキャストなどで、現役の2Dデザイナーのインタビューを聞くことで、実際の仕事の内容やデザイナーとしての日常、業界の動向などを具体的に知ることができます。
調べるとわかることですが、2D・グラフィックデザイナーと言えど、業界や企業の規模によって職務内容は大きく異なります。
大手企業では専門的な部署やチームが存在し、バナーやイラストなどのタスクに専念することがもあれば、中小企業やスタートアップでは幅広い業務を担当することが求められることもあります。
デザイナーの中でも、幅が広く何でも屋さんに近いですね。
2Dデザイナーとグラフィックデザイナーを同じように扱う企業もありますし、イラスト系の業務を2Dデザイナー依頼し、広告系の業務をグラフィックデザイナーに依頼している印象ですかね。
そもそも、2つ合わせて「グラフィッカー」とまとめる企業もあるので、一概に言えないんですよね。
その他に知っておいてほしい事ですが、実は、デザイン作業だけがデザイナーの役割ではないんです。
デザイナーの仕事の中でも、クライアントとの密な連携やコミュニケーションは不可欠。
クライアントの要望をきちんと理解し、その思いをデザインに落とし込むことが重要です。
具体的にコミュニケーションにどれくらいの時間を使うかは、所属する会社やチームによっても異なりますが、その点を理解しておくことは大切です。
学生の頃の筆者は、デザイナーは孤独で人との関わりが少ない仕事だと思っていました。
でも、実際はまったく違いました。(陰キャなのでショックに近かったです。)
とりあえず、Google・Youtubeで調べることをオススメします。ただし、デザイナーに関する情報を得るためにわざわざ書籍を読む必要はありませんよ。
手順②:自分で独学してみる
(期間:3日~就職できるまで)
次に大切なことは、「デザイナーという職業が自分にあっているのか」を確認することです。
就職すると毎日8時間以上の業務があります。デザイナーの適正がない状態で、毎日8時間の業務は非常につらい。
苦痛な業務を続けることは、地獄ですからね。
そのため、まず独学してみましょう。
独学を通じて、実際にデザインの技術や知識を身につける過程で、自分の興味や熱意、そしてこの職種における適性を確認できます。
「どこかしら好き」と感じるならば、続けてみましょう。
次第にできることが増えれば、「面白い!」っとなって、徐々にスキルアップしていきます。とりあえず何かしら作り続けてみましょう。
世にあるサービスをトレースするだけでもOK。
まず慣れることが大事です。
ただ記事の最初の方にも言いましたが、独学のみでデザイナーになることはオススメしません。
上記のような理由がありますので、手順③と組み合わせることをオススメします。
手順③:デザインを学べるスクールに通う
(期間:3ヵ月~2年)
以下は、手順②(独学)と並行して考えておきましょう。
専門学校にいく(期間:2年)
専門学校は、デザイナーになるための一つの有効なステップとなります。
専門学校では、基礎から応用までのデザイン技術や知識を学ぶことができるのが大きな魅力です。
独学だけでは難しい、課題やカリキュラムがあるので
また、専門学校には経験豊富な講師陣が在籍しており、直接指導を受けることで、実務で役立つノウハウやアドバイスを学ぶことができます。
さらに、同じ目標を持つ学生もいるので、自分と比較できる環境も、専門学校ならではのメリットです。
デメリットとしては、学費が高いところです。
筆者の周りには、大学を卒業後に専門学校を通ったり、大学を中退して専門学校に通う人もいました。
もちろん、デザイナーになるためには、専門学校だけが道ではありません。
否定派もいるし、その言い分も理解できます。
しかし、業界への入り口として、また、短期間で必要な知識や技術を習得するための場として、多くの人々が専門学校を選択しているのも事実です。
大学に編入する(期間:2年)
こちらは、大学の3年次から編入する方法です。
専門学校と同じく2年という期間があるので、自分のペースで学習できます。
ただし、採用試験がある上に、学費がかかる点がデメリットです。
また、大学は専門ほど就職率を気にしていないことが多く、実務向きの課題も少ないです。
筆者は美大卒ですが、個人的にはこの方法はあまりおすすめできません。
デザインスクールに通う(期間:1か月~1年)
デザインスクールは、短期集中型で3ヶ月~1年ほど学習する方法です。
おすすめの理由は、学習システムを無料体験できるスクールがあるので、早い段階で「デザインを肌で感じることができます。
また、大学や専門学校よりも学費が安く(20~50万円程)で就職サポートがついていることが非常に大きなメリットです。
大学・専門学校は学習するには向いていますが、就職面を考えた時に非常に弱いのも事実。
デザインスクールのデメリットとしては、WEBデザイナーコースが大半になっていることです。需要が多いからですね。
ただWEBデザイナーは汎用性が高いので「WEBデザイナーから2D・グラフィックデザイナー」「WEBデザイナーからUIデザイナー」このようなパターンでジョブチェンジも可能ですよ。
職業訓練校に通う(期間:2~6ヶ月)
職業訓練とは、国や自治体が運営している、就職に必要なスキルを学ぶ場です。
ハローワークを通して申し込みができ、0円で受講できます。
教科書代などは自己負担になります。
定員数があり、面接で落ちる可能性もありますので対策が必要です。
デメリットとしましては、条件があったり、無料の講義のため質の保証ができません。
また、受講期間も短く就職の保証がないので、熱意をもって学習しないと就職できません。
独学+デザインスクールがおすすめ
筆者の意見としては、独学+デザインスクールがおすすめです。もしくは、職業訓練校も低コストなのでありです。
特に下記があるスクールを選ぶと良いと思います。
無料体験があれば「デザインの仕事への適正」を確認ができ、ミスマッチを防げます。また、就職サポートついていることも大事です。
デザイナーの就活は想像以上に厳しく、職歴なしノウハウなしでは無理ゲーになります。
ですので、就職サポートの保証があると、いざいう時に自分を守ることができます。
また、オンラインでも全然良いのですが、できれば対面で学習することをおすすめします。
ちょっとした疑問もすぐに聞くことができますし、コミュニケーションロスが起きづらいためです。
デザインスクールには費用がかかりますが、スキルを身に着ければ回収できます。
大学と専門はコストと見合わない
筆者は、大学と専門をあまりオススメしていません。
例えば、高卒時の進路や、20代前半での進路変更のためであれば選択肢として有用です。
そうではなく、「社会人経験が豊富な人」「年齢をそれなりに重ねている人」であれば、時間・お金のリスクが大きすぎるからです。
まず、学費の問題。
大学や専門学校は一般的に高額な学費がかかります。しかも、卒業してからの就職が必ずしも保証されているわけではありません。
特に3DCGデザイナーのように特別なツールの知識が求められる場合、専門学校の設備や環境の良さは大きな魅力となりえます。
しかし、多くの2Dデザイナーの場合、基本的にPhotoShopやIllustratorのスキルさえあれば十分。
そのため、高い学費を支払って大学や専門学校に通うことのメリットは必ずしも大きくないとも言えます。
もちろん、大学や専門学校には他のメリットも存在します。
学生間での競争や共同作業は、切磋琢磨の場として非常に価値があります。
しかし、デザイナーとしてのキャリアを最優先に考えるなら、学費とのバランスを考慮することは避けられません。
結論として、大学や専門学校を選ぶ際は、自分の目的や将来のビジョンをしっかりと見極めることが大切です。
職業訓練校は就職が難しい
職業訓練校もダメというわけではありません。
特にその魅力は、自己負担0円でデザインの基礎を学べる点にあります。
金銭的な負担も少ないため、デザインの世界が自分に合っているかどうかをリスクなく確かめることができます。
しかしその一方で、いくつかの注意点も存在します。
まず、職業訓練校によっては講義のクオリティが一定でないこと。
そして、短期間のカリキュラムで学ぶため、十分なスキルを身に付けられるかが不確かです。さらに、卒業後の就職保証がないことも大きな課題となります。
筆者の知人は、職業訓練校を通じてWEBデザイナーとしての道を選びました。
しかし、スキルが不足していると感じ、結果的に短期間で職を辞めることとなりました。
逆に、職業訓練校グラフィックデザイナーになった人もいるので、人によりけりにはなってしまいます。
未経験でも都内なら求人はありますが、その他の地域では難しくなってしまうのも事実です。
つまり、自分の資金で学び続けることで、逃げ道を塞ぐことも大事ということです。
2D・グラフィックデザイナーの就活は、ポートフォリオが核
デザイナーとしてのキャリアを築くためには、ポートフォリオが不可欠となります。
ポートフォリオが良ければ、すんなり内定を貰えます。これは、過言ではありません。
筆者もデザイナーの採用担当になったことがあるのですが、ほぼポートフォリオで判断されていました。
このことを背景に、デザインスクールをおすすめする理由の一つとして、「ポートフォリオ作成のノウハウ」を挙げます。
質の高いデザインスクールには、卒業生たちの成功の秘訣やノウハウが蓄積されており、その知見をもとに具体的なアドバイスやサポートが受けられます。
さらに、履歴書や職務経歴書といった書類の作成についても相談できるのは大きな強みです。
ポートフォリオの作成は、デザインの基本やツールの習得と同時進行で行う必要があり、一から作成するのは非常に手間と時間がかかります。
ノウハウのない状態で、独力で取り組むのは至難の業。
専門・大学でも、ポートフォリオのアドバイスをしてもらえるのでは?
結論から言いますと、「専門・大学は就職保証は約束していないため結構適当」です。
専門・大学はカリキュラムは充実していて、学生同士が刺激しあえる良い環境ではあります。ただし、就職には弱く、相談しても効果的ではありません。
もちろん就職サポートが充実している学校ならば、このような事はないと思いますが…。
以上の点を踏まえ、デザイナーとしてのスキルを磨く方法として、独学とデザインスクールの組み合わせをオススメしています。
無料体験のあるデザインスクールはこちら
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
ポイント
- WEB制作会社が運営するスクール
- コンサルタントによる手厚い転職支援
- 完全予約制で朝10時〜夜22時の間の好きな時間に学べる
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、デザインアワードを受賞してきたWeb制作会社LIGとデザイン学校でおなじみのデジタルハリウッドが運営するクリエイタースクールです。
最大の特長が「Web制作会社が運営していること」です。
そのため、現場視点からの技術指導があり、講師陣のWeb業界での実践的な指導・視点を吸収することで、卒業後も役立つ力がつきます。
マンツーマンの授業の予約・受講の時間帯を自分のペースに合わせることができます。初心者から半年でデザイナーとしての就転職が可能になるような、オリジナルのカリキュラムを用意されています。
また、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に、採択されており、対象者は受講料の最大70%が補助されます。(最大56万円が上限)
支援時の実質負担 | 通常料金 | |
---|---|---|
webデザイナー専攻 | 148,500円(税込) | 495,000円 |
webデザイナー専攻+LIGデザイナー直伝!即戦力デザイン集中講座 | 190,740円(税込) | 635,800円 |
グラフィックデザイン講座 | 82,500円(税込) | 275,000円 |
ネット動画クリエイター専攻 | 115,500円(税込) | 385,000円 |
加えて、コンサルタントによる、手厚い就職支援が保証されています。
クリエイターになるための、履歴書・経歴書・ポートフォリオを添削し、マンツーマンで転職をサポートしてくれます。Web制作会社が運営しているので添削のノウハウがしっかりあります。
無料の説明会が所要時間は90〜120分で、ご家族やご友人とのご参加も可能です。まず、お話だけでも聞いてみると良いと思います。
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30秒で登録できます。
デザインが好きで、独学を継続できる人が最強
"独学+デザインスクール"がおすすめとお伝えしましたが、確実に2Dデザイナーになれるわけではないので、そこはご理解ください。
正直なところ、未経験からデザイナーになるには、独学のみで登り詰めるくらいの継続力・覚悟・行動力が必要です。
(中には、運やコネだけでデザイナーになっている方もいますが…。)
デザインスクールは、あくまで独学をサポートするツールの1つ考えるべきです。
カリキュラムを"ただやっただけ"では、かなり厳しくなると思います。
スクールで習得した技術や知識だけを頼りにするのではなく、それを基盤としてさらなる独自のスキルや視点を磨いていく姿勢が大切です。
何度も強調しますが、デザイナーはポートフォリオが重要。
もしポートフォリオが学校の課題だけになってしまったら、他者と差別化できません。
企業側からすれば、「またあのスクールの課題だ…。」っとなりかねませんからね。
差別化するには、独学を継続して成果物を生み出し続けなければなりません。
これは現役デザイナーも同じです。それくらい必死に活動しています。
まとめ:未経験で2D・グラフィックデザイナーになるには?| 失敗しない手順を解説
本記事のポイント
- デザイナーの仕事内容を理解する
- デザイナーの違いを理解する
- Adobeソフトで独学からスタート
- 独学しつつデザインスクールの無料体験を試す
現時点ですと「自分にデザイナーが向いているか分からない!」というのが本音だと思います。
まずはできるところから小さく始めてみるのがオススメです。
仕事で時間がないです!バイトで時間がないです!
様々な事情があると思いますが、週末1時間で良いのでまず小さく取り組んでみましょう。
また、スクールで直接話を聞いてみるのも、モチベーションが上がるのでおすすめですよ。
デザイナーについてよくある質問
職種の違いが知りたい
デザイナーには種類が非常に多いです。ざっくりでいいので理解しておきましょう。
以下ご確認ください。
1:グラフィックデザイナー
ポスター・広告・ロゴ・パッケージなど、印刷物のデザインをするデザイナーです。
世間的なデザイナーのイメージは、この職種が1番近いと思います。デザイナーの定番と言えるポジションです。
職務内容は企業によりけりで、印刷物以外にもweb広告を作成もすることもあります。何でも屋のイメージが強いです。
未経験でも採用する例が多いです。
2:Webデザイナー
ホームページやランディングページなどのWEBサイトをデザインをするデザイナーです。
WEBはパソコンやスマホなどの媒体で表示されるので、コード( JavaScript・jQuery )の知識が必要になります。
グラフィックデザイナー同様に未経験でも採用する例が多いです。
3:2Dデザイナー
イメージボードの制作・キャラクターデザイン・バナーなど幅広いデザインをするデザイナーです。
ゲーム・アニメ業界に多い職業です。グラフィックデザイナー同様、何でも屋のイメージが強いです。
グラフィックデザイナー同様に未経験でも採用する例が多いです。
4:キャラクターデザイナー
キャラクターのデザインするデザイナーです。
ゲーム・映像・アニメ業界で需要が高い職種になります。
専属として雇う企業は少なく、フリーランスの方が多いです。
5:3DCGデザイナー
3Dのデザインをするデザイナーです。
ゲーム・映像・医療など幅広い業界で活躍するデザイナーです。
3DCGデザイナーはモデラー・リガー・アニメーターなどの職種に分かれます。
モデラー:3Dのモデリングをする仕事(粘土で組み立てるイメージ)
リガー:3Dに骨と重力設定を入れる仕事
アニメーター:組み立てられた3Dにアニメーションをつける仕事
6:プロダクトデザイナー
工業製品をデザインするデザイナーです。
工業製品とは『電化製品・文具・スマホ』など多岐にわたります。
7:イラストレーター
イラストを描く仕事の方です。
デザイナーとは別の職種のイメージです。
企業ではこの職種での雇用は少なく、業務委託・フリーランスに依頼することが多いです。
イラストに関わる仕事なら何でもやります。キャラクターデザインもします。
8:コンセプトアーティスト
基本はイラストレーターに近い職種です。
ゲーム・アニメの世界観のコンセプトとなるイラストボードや設定画を作る仕事です。
9:コンポジッター
画像や背景など様々な素材を組み合わせて映像にしていく仕事です。
広告やパチンコ/パチスロなどの映像業界にある職種です。
心地よいモーションをだすために、細かい調整や設定が必要になります。
10:UIデザイナー
アプリやゲームの画面のレイアウトデザインをするデザイナーです。
レイアウトだけではなく、アプリの操作に必要なボタン素材を作成します。
ユーザーのストレスをいかに減らせるかを大切にしながら、アプリを設計していくデザイナーです。
デザイナー未経験だけどまず何をすれば良い?
まず独学で勉強しましょう。
デザインの勉強は、自宅でできますからね。
AdobePhotoShopかIllustratorCCの体験版をダウンロードして、好きなものをデザインしてみましょう。
1番大切なことは、まずはトライすること。
そして、デザインを好きになれるのか・続けられるのかを確認することです。
ちなみにPhotoShopとIllustratorは、どの職種のデザイナーも100%使用しています。まず覚えて損はないツールです。
業界分析して内定を貰う事も大切ですが『デザインが好きか・続けられるのか』が遥かに大切なことだと思います。
自分にあっている職業だった場合、仕事への苦痛も減るのでメンタルがラクになります。
AdobePhotoShopCCは月額1,000円程度なので、最初に覚えるツールとしてはオススメです。
ツールを覚えるには何が効率的?
ツールを覚える近道ですが、おすすめはトレースです。
例えば、自身が使っているアプリのスクショをとって、サービスまるっとトレースしてみましょう。※トレースするものはなんでも良いです。
幅・隙間・サイズ感などデザインの必要なことを分析しながらやってみましょう。分析することで、どのように作られていて何が必要かわかってきます。
繰り返すことでツールを覚えることができます。
やってみるとわかると思いますが、デザインは結構地味な作業の繰り返しです。
ツールの書籍に関しては必要ないと思います。ツールの疑問の大半は、Googleで検索すれば見つかるからです。
わたしも最初の頃は、なんとなくで書籍を買いましたが、本で読んだことって記憶に残らないんですよね。
ツールの大半は、デザインの過程で自然と覚えます。