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【実例紹介】30代ゲーム業界未経験でも転職を成功させる4つの秘策

2020年8月19日

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【実例紹介】30代ゲーム業界未経験でも転職を成功させるポイント【20代後半含む】
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 30代ゲーム業界未経験だけど、転職ってできるのかな。

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • 4~5社経験 2D/UIデザイナー
  • ブラック企業経験あり

新卒の時にコンシューマーゲーム業界を目指し全敗し、その後新卒採用されたWeb系企業を1年で辞める。改めてゲーム業界を目指しました。
ゲーム業界の応募・面接は100件近く経験。
業界の社員・派遣・フリーランスの方からそれなりに情報を聞いております。ある程度信憑性のある情報をお伝えできるかと思います。

30代だけど、ゲーム業界未経験者での転職に悩んでいませんか?

キャリアチェンジは、何歳でもチャレンジ可能であり、それがゲーム業界であっても例外ではありません。

本記事は、30代未経験者向けのガイドで、転職成功に導く秘策を解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

本記事を読むことで、転職が成功するという保証はありません。参考程度でお願いします。

この記事のポイント

  • 30代ゲーム業界未経験が転職できるかわかる。
  • ゲーム業界の採用事情ついてわかる。

結論:30代ゲーム業界未経験者でも転職は可能です。

結論:30代未経験でも転職は可能です

30代ゲーム業界未経験であっても転職は十分可能です。

年齢や未経験というステータスが、壁になると感じるかもしれませんが、そこまで関係ありません。

そもそも転職に年齢制限は存在しないため、チャレンジする価値があります。

転職"活動"するだけならノーリスクです。

筆者も、多くの30代ゲーム業界未経験者の人と仕事をした経験があります。

30代で未経験業界とかいけるの?
30代で挑戦ってリスク高すぎる。

30代で転職を考えた際に、このような疑問や不安が頭をよぎるのは自然なことでしょう。

たしかに、30代未経験者が、ゲーム業界に転職するのは厳しいです。

これは事実。

「失敗する可能性が高い」という心構えはしておきましょう。

しかし、不可能であるというわけではありません。

① 30代未経験者でも親和性のある職歴なら有利。

ゲーム業界に親和性のあるスキルや職歴があれば、その分有利に働くでしょう。

たとえば、Web開発やアニメ制作、映像制作といった分野での経験は、ゲーム制作に直結するスキルを持つことを意味します。

「入社後にどんな活躍ができるのか?」という点を、具体的に想像させることができます。

しかし、このような親和性のある業界での経験がないからと言って、絶望的というわけではありません。

「営業職の経験」「マーケティングの経験」「マネジメントやリーダーの経験」など

上記のようなゲーム業界とは無関係に見えるスキルも、職種によっては親和性があるように見せることが可能です。

コミュニケーションやマネジメント能力が高ければ、プランナーや進行管理という職種に就くことができます。マーケティングであれば、広報の仕事も可能でしょう。

ポテンシャルがあれば、採用につながるケースもあるんですよ。

下記、筆者が過去に勤めていた企業での採用例です。(特殊かもしれませんが)

『元ファーストフードの店長』
『元役者』
『元土木作業員』

これらの職歴を持つ方々が、プロジェクトマネージャーやゲームデザイナー(ゲームプランナー)として採用され、活躍していました。

ですので、ゲーム対する熱意ではなく、自身の経歴や実力を「どのようにゲーム業界で活かすようにアピールできるか」が重要となります。

② 職歴がないゲーム業界未経験は不可能に近い。

30代ゲーム業界未経験者でも転職は可能と言いましたが、未経験の度合いにもよります。

仮に30代でこれまでの職歴がなく、PC操作も未熟な方は、正直なところゲーム業界への道は険しいと言わざるを得ません。

このような場合、転職を考える前にまず、必要なスキルを身につけることが必要です。

専門スクールや職業訓練校などが有効です。

こうしたスクールでは、ITの基礎知識からプログラミング、デザイン技術までを学ぶことができ、具体的な職業経験や専門スキルを身につけることが可能となります。

また、転職サポートを提供しているスクールも多く、業界への道筋を見つける手助けとなるでしょう。

逆に、既に専門スキルがあるデザイナー・プログラマーの場合は、チャンスを秘めています。

まずは、転職エージェントに相談してみると良いと思います。

① doda 業界未経験者可
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
クリエイティブ領域特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。

② G-JOBエージェント 経験者向け
ゲーム業界に完全特化した転職エージェントです。※経験者向け
運営会社がゲーム開発事業もあるため、業界とのパイプラインが非常に太い。
コンサルタントの知識量も豊富で、安心してお任せできます。

③ リクルートエージェント 未経験業界可
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。

④Green転職サイト
IT・Web・ゲーム業界特化型の転職サイト。
大手人気企業から中小まで幅広く掲載。

30代未経験向け秘策|① スマホアプリのゲーム業界に絞る

成功の秘訣1:スマホアプリ=ソーシャル系ゲーム業界に絞る
  • どうしてもゲーム業界に入りたい。
  • 最優先はゲーム業界に入ること。

このような人は、コンシューマのゲーム業界ではなく、スマホアプリ系のゲーム業界へ転職することがおすすめです。

理由としては2つあります。

①人の流動性が高さ

ソーシャルゲーム業界は、人の流動性が高く、常に人手不足という状況が続いています。つまり、チャンスが、常に存在するということ。

②企業とプロジェクトの多さ

ゲーム市場の売上は、ゲームアプリが約79%を占めています。(情報引用:ファミ通ゲーム白書

スマホゲームは、コンシューマーゲームに比べて開発スピードが早く、ユーザー数も多い。

多くの企業がこの分野に参入しています。

その結果、開発する企業とプロジェクトの数が増え、就職の機会も多くなっています。

これらの理由から、ゲーム業界未経験者は、アプリ系にフォーカスしましょう。

② コンシューマーゲーム業界は難しい

ゲーム開発=コンシューマーゲーム業界(家庭用)という考えの人もいるでしょう。

しかし、コンシューマーゲーム業界はマーケット規模が小さく、難易度が非常に高い。

出典:ファミ通ゲーム白書

売り上げも一部の企業しか、立てられていません。そのため、待遇もあまり良くなく、未経験で受けられる求人はかなり少ない。

出典:ファミ通ゲーム白書

市場規模推移を見ても、ゲームアプリを狙うのが現実的です。

30代未経験向け秘策|② 中小企業に狙いを定める

中小企業に狙いを定める

特に中小企業をターゲットにすることをオススメします。

その理由は主に二つあります。

①採用に関わる人数が少ない

一つ目の理由は、採用に関わる人数が少ないからです。

中小企業では、採用を決定するのは数名の担当者だけ。その人たちを納得させれば解決なので、就職のチャンスがある。

一方、大手企業では、多くの担当者を通過しなければならず、面接の回数も多くなるため、難易度が上がります。

②実力者がなかなか応募してこない

二つ目の理由は、実力者がなかなか応募してこないからです。

中小企業では、経験者が応募してくることが少ないんですよ。そのため、倍率が低くチャンスがあります。

また、自社で未経験者を育成し、長期間働いてもらうことを戦略としている企業もあるんです。

そうは言っても、「任天堂のような大手ゲーム企業に就職したい」と思う方もいらっしゃるでしょう。

その夢や目標を否定するつもりはありません。むしろ、可能性がある限り多くの企業に応募すべきです。

しかし、大手ゲーム企業への就職は非常に競争率が高く、難易度も高いのが現実です。

ベテランであっても難しい。

それはコンシューマーだけではなく、アプリ系でも同じです。

だからこそ、初めの一歩として中小企業への転職を考えてみてはいかがでしょうか。

30代未経験向け秘策|③ 転職エージェントは必ず利用すること

成功の秘訣2:30代は転職エージェントを必ず利用すること

① 30代未経験者はエージェント必須

転職エージェントは、必ず利用しましょう。

もしも、転職サイトだけを利用して転職活動を行っているのであれば、その状態は赤信号です。

貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があるからです。

まだ転職するか悩んでいる人へ

自分のペースで転職活動できるので、転職サイトでOK。常に転職という選択肢が出来て、早い段階で行動できるからです。

エージェントに相談してみて、進退を決めるのも手っ取り早いですよ。

まず、転職エージェントは、ゲーム業界に精通しており、企業とのコネクションを持っています。

さらに、転職サイトには掲載されていない「非公開の求人」の情報も取り扱っているのです

このような理由から、ゲーム業界でも転職エージェントの利用者は非常に多いのです。

「すでに転職サイトに登録しているから大丈夫」と思っている人は、それだけでは損をしています。

転職エージェントは完全無料で、メリットがたくさんあります。

真剣にゲーム業界を目指しているのであれば、ぜひ検討してください。

② 転職エージェントと転職サイトの比較

転職エージェント転職サイト
求人調査エージェントが紹介してくれる自分で求人検索・直接応募
求人数非公開求人あり非公開求人は見れない
応募書類客観視して添削してもらえる自分で分析し添削する
面接エージェントが日程調整してくれる自分で管理する
企業情報企業の内情がわかるWEB上から把握
待遇の交渉給与交渉もしてもらえる給与交渉は自分で頑張る
ポートフォリオ客観視して添削してもらえる自分で分析し添削
面接不採用のフィードバックがある不採用の理由がわからない

比較してみると、エージェントの方が有利であることがわかるでしょう。

社会人の場合、求人情報の調査や活動の時間は、休日や仕事終わりに限られてしまいます。

企業や求人の調査には、想像以上に時間がかかるんです。

しかし、転職エージェントに登録することで、自分に適した求人を提案してもらえます。

書類の添削も調整可能ですし、オーダーメイド制の面接対策を実施してもらうことが可能です。

結果として【時間的な不利・情報的な不利】この2つの問題を解消することができます。

面倒だと感じるかもしれませんが、一度だけでもチャレンジしてみてください。

上手くいかない状況にいる時は、行動を変えることで結果が変わります。

これは、筆者自身の経験に基づいたアドバイスです。

筆者がゲーム業界未経験のデザイナーだった時期、転職エージェントに頼らずに自力で転職活動を行いました。

その結果、上記を無限ループです。

非常に生産性の低い行動をしていました。挙げ句の果てに、唯一受かったソーシャル系のブラック企業に勤めて……。

この記事を読んでくださっている方には、筆者のような苦い経験をせず、効率的で成功につながる転職活動ができることを祈っています。

① doda 業界未経験者可
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
クリエイティブ領域特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。

② G-JOBエージェント 経験者向け
ゲーム業界に完全特化した転職エージェントです。※経験者向け
運営会社がゲーム開発事業もあるため、業界とのパイプラインが非常に太い。
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③ リクルートエージェント 未経験業界可
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。

④Green転職サイト
IT・Web・ゲーム業界特化型の転職サイト。
大手人気企業から中小まで幅広く掲載。

ゲーム業界にオススメの転職エージェントをまとめた記事があります。手順等詳しく記載しましたので、ぜひご覧ください。

オススメ
ゲーム業界者談|おすすめの転職エージェント・転職サイト・クチコミサイト

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30代未経験向け秘策|④ 採用されやすい人の特徴を理解する

成功の秘訣3:ゲーム業界と職種を理解しておくこと

① 未経験者が警戒される理由を理解する

  • すぐ辞めないかどうか。
  • 精神的に耐えられるかどうか。
  • 問題を起こさないかどうか。
  • ゲームが好きかどうか。

どの業界でも言えることですが、安易に未経験者を受け入れるとミスマッチが起きます。

その結果、短期離職されてしまい、採用コストが水の泡…。最悪問題を起こされてしまう…。

企業は、このような点を1番恐れています。

採用にかかるコストは、10万円とかではありません。エージェントを介して採用されれば、100万円以上かかります。

それだけではなく、教育コストや事務のコストなど、たくさんかかるんですよ。

また、ミスマッチの落とし穴としては、ゲームが好きかどうかという点です。

「ゲームは好きだけど特定のタイトルが好きなだけで、ゲーム全般は好きじゃない」

上記のような人は要注意。自分の好きなジャンルではないゲームの担当になった時に、結構苦しむんですよ。

② 業界・職種のデメリットを理解する

ゲーム業界のメリットではなく、デメリットを理解しておきましょう。

よくある例ですが、面接でやりたいことばかり話して、不採用になるパターンです。

ゲーム開発は楽しい事ばかりではありません。

ある日急に、仕様が全部白紙になり、全部作り直しになることだってあるのです。

つまり、「夢ばかり見ている人」は、企業から避けられます。

  • リリース前後は激務になる。
  • 変わった人が多い。コミュ障が多い。
  • 仕様が大幅変更が入り、修正地獄になる。
  • SNSやアプリレビューの批判内容が酷い。

上記のようなことは、覚悟の上で応募していると伝えるべきです。

また、「自分が何を貢献できるのか」という点もしっかり考えておきましょう。

③ 採用されやすい人柄を理解する

ゲーム業界は、人柄も重視されます。

理由として、ゲーム開発は5~50人のチームで行うためです。

その中で円滑なコミュニケーションを取り、同僚と良好な関係を築けるかどうかが重要となるからです。

「主体性があり、論理的に話に話すことができる人」は、特に好まれます。

5つのポイント
素直さ指導やアドバイスを受け入れ、自己改善に努める姿勢が評価されます。
主体性自分で考え、行動する能力。指示待ちではなく、自分で問題を見つけ、解決策を提案できる人が求められます。
論理的思考物事を理論的に考え、論理的に説明できる能力。これは、問題解決や企画提案において重要なスキルとなります。
問題解決力遭遇した問題に対して、自分で解決策を見つけ出し、実行に移す能力。
環境対応力変化する環境に対応し、自分自身を適応させる能力。新しい技術や方法を学び、それを仕事に活かすことができる人が求められます。

上記のような点は、ゲーム業界においては特に重宝されます。

なぜなら、これらのポイントを満たす人材が少ないからです。

つまり、受動的で未熟な社員が多いのです。

業界での経験が長くても、「期日を守れない」「指示されたことしかできない」「責任感がない」など、未熟な面を持つ人が多いのが現状となります。

「仕事ができる人が1~3割、未熟な人が7~9割」というのが現状です。

これは、主体性を持つ人が1~3割、受動的な人が7~9割とも言い換えられます。

そのため、自分で考え行動し、成長し続ける人は、非常に重宝されるでしょう。

30代未経験者でも転職の可能性がある職種

30代未経験者でも可能性がある職種  

ゲーム業界未経験者でも、転職の可能性がある職種をまとめてみました。

企画:プランナー(ゲームデザイナー)

プランナーの業務は幅広く、ゲームのレベルデザイン、シナリオ実装、画面遷移の作成、ゲームの仕様、イベント企画など多岐にわたります。

そのため、異業種からの転職者も珍しくありません。

前職が、「ショップ店員」「飲食店店長」「とび職」など多岐にわたる人をみました。

開発職:エンジニア

エンジニアの需要は高く、他の業界で実務経験があれば、可能性はかなり高いと言えます。

業務内容は、ゲーム開発、インフラ構築・運用など、めちゃくちゃ幅広いですよね。

スキル(言語)にもよりますが、独学のプログラマーが転職を成功させている人は、たくさんいました。

プログラムー経験がない人

  • プログラマーとしての職歴がない方
  • 趣味程度のプログラム経験の方

このような方は転職までサポートがついた養成スクールに通う事をオススメします。
※スクールに通わずに独学で成功した方もいましたけど、稀です。

開発職:デザイナー

エンジニア同様、他業界でデザイナー経験がある人は、可能性はかなり高いと言えます。

職種が非常に多いですが、主な狙い目は「2Dデザイナー」でしょう。

未経験で転職成功している方は、たくさんみました。

デザイン経験がない人

  • デザイナーとしての職歴がない方
  • 趣味程度のイラスト・デザイン経験の方

このような方は転職までサポートがついた養成スクールに通う事をオススメします。
※スクールに通わずに独学で成功した方もいましたけど、稀です。

④ ゲームデバッガー・テスター

ゲームデバッガーは、開発中のゲームをチェックして、バグ発見する仕事です。

スキルは必要なく、誰にでもできる作業のため、異業種からの転職者も珍しくありません。

ただし、リリース前後は、かなりハードワークになります。眼精疲労もすごいですよ。

⑤ カスタマーサポート

ゲームアプリにくるお問合せ対応、お問合せ内容の調査がメインとなる仕事です。

カスタマーサポートも特別なスキルは必要ありません。そのため、異業種からの転職者も多いです。

問い合わせ内容が、中々えぐい文章だったりするので、ストレス耐性が高い人に向いていますね。

以上が、未経験者でも転職の可能性がある職種になります。これら5つの職種以外は、そもそも求人数が少ないです。

転職事例紹介|30代ゲーム業界未経験者

30代未経験でゲーム業界転職成功事例

筆者が過去に勤めたゲーム会社でみた、30代未経験で採用された例を紹介いたします。

  • 年齢 : 30代前半
  • 職種 : プランナー兼務プロジェクトマネージャー
  • 詳細 : プランナーとマネージャーを兼務していました。コミュニケーション能力が高く、スケジュール調整をきちんとされていました。
  • 年齢 : 30代前半
  • 職種 : プランナー兼務ディレクター
  • 詳細 : PC作業もおぼつかない感じでしたが、人手不足もあり採用。当初はめちゃくちゃ努力していました。ゲーム開発と知識を蓄えるために、奔走していました。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : プランナー
  • 詳細 : 元役者。人手不足も理由でしたが、人として論理的な思考で仕事ができる印象のため採用されていました。採用された後、敏腕プランナーでディレクターに昇格していました。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : プログラマー
  • 詳細 : 専門のスクールはでておらず。独学でプログラムを学習。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : プログラマー
  • 詳細 : 専門のスクールはでておらず。独学でプログラムを学習。人手不足もあり採用されていました。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : 3Dデザイナー
  • 詳細 : 社会人経験後にキャリア変更のために専門に通い卒業。当時の人手不足もあり採用。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : 2Dデザイナー
  • 詳細 : 専門のスクールはでておらず。同人系のイラスト・漫画を描いていました。素直で温厚、デザインに対する熱意がありました。
  • 年齢 : 30代
  • 職種 : 2Dデザイナー
  • 詳細 : 専門のスクールはでておらず。漫画を副業で描いていました。素直さがあり学習意欲が強かったです。

30代未経験者が転職を成功させる要因は、実力だけではありませんでした。

社内の状況やタイミングにも大きく左右されます。

縁や運だったと言うのは失礼ですが、それも一つの要因なんです。

スタッフを増やしたいけど、中途や若手の応募がこない状態が続いた。とりあえず、人柄が良ければ、年齢不問で採用する。

中小企業ですと、上記のような状態になることもあるんですよ。

しつこいようで申し訳ないのですが、このような状況を逃さないためにも、転職エージェントの利用が大いに役立ちます。

多くの未経験者が、転職エージェントを利用していました。

① doda 業界未経験者可
最大手エージェントの1つ。トータルの求人数は10万超え。
クリエイティブ領域特化したアドバイザーチームもあり、対応も非常に丁寧。選択肢を増やすために必須。

② G-JOBエージェント 経験者向け
ゲーム業界に完全特化した転職エージェントです。※経験者向け
運営会社がゲーム開発事業もあるため、業界とのパイプラインが非常に太い。
コンサルタントの知識量も豊富で、安心してお任せできます。

③ リクルートエージェント 未経験業界可
業界最大手エージェント。トータルの非公開求人数は20万超え。
熟練アドバイザーに当たると非常に良い。

④Green転職サイト
IT・Web・ゲーム業界特化型の転職サイト。
大手人気企業から中小まで幅広く掲載。

30代ゲーム業界未経験者が覚悟すべき事5選

30代未経験の場合に覚悟すべき事
筆者
筆者

ここで少しネガティブなお話をします。

ゲーム業界に未経験ではいると結構つらいことがあります。実際に自分が体験したことをお話しします。

① 給与が低いこと

まずは、給与の水準を理解することが大切です。

たとえ、30代でも未経験でゲーム業界に転職した場合、年収300~400万円程度になる可能性が高いでしょう。

多少は前職の年収を考慮してくれるとは思いますが、下がる覚悟は必要ですね。

経験を積むための「学習期間」となるからです。

また、ゲーム業界では、賞与が出る企業は少なく、年収ベースで給与が設定されることが一般的です。

また、未経験者を対象に採用している企業の中には、給与交渉に対して余地を設けていないところもあるので、その点も留意が必要です。

ゲーム業界で給与を上げるには、『実力をつけて転職する』しか方法がありません。

② やりたい仕事と環境を選べないこと

自身の希望する業務を任されないことを、覚悟する必要があります。

例えば、ゲームデザイナーとして採用されたとしても、企画立案ではなく、シナリオの実装をリリースまで関わることがあります。

自分が希望よりも、プロジェクトで人材不足のところに配属されます。

筆者自身の経験ですが、デザイナーとして入社したにも関わらず、人手不足や予算不足のため、専門外のイラスト業務を任された経験があります。

また「オリジナルタイトルを開発したい!」という目標を持つ人にとっては、その実現は簡単ではないでしょう。

オリジナルタイトルの開発には、資金が必要ですし、開発のポジションを得るためには信用が必要ですからね。

つまり、やりたい事は、長期的な視野で考えましょう。

経験を積むことが最初のステップであり、それを経て希望の業務やプロジェクトに関われるようになることが多いです。

③ ハードワークであること

未経験者を求める企業の多くは、人手不足に陥っているケースが多いです。

「未経験者=誰でも良い」という意味ですからね。

業務に慣れるまでの間、過酷な仕事量が待っている可能性があります。かなりハードワークである事は覚悟しなければなりません。

また未経験の方を募集する企業は、ブラック企業の可能性も少なくありません。応募する前に、口コミサイトで調査しましょう。

④ 淘汰されやすい業界であること

近年、スマホ向けのゲーム企業は、レッドオーシャンで生き残るのも難しい状況が続いています。

そのため、「入社したばかりの企業が倒産してしまった」というエピソードも珍しくないのが現状です。

⑤ 良いものよりも売上がとられること

ゲーム開発は、ビジネスとしての側面が強く、個々の意見が通らないことも珍しくありません。

例えば、A案とB案があり、A案の方がクリエイティブに優れているとしても、B案の方が売上に貢献すると判断されればB案が採用されるケースは多いです。

一生懸命に積み上げた作業が、上層部の意見で一気に白紙にされることもあります。

また、売り上げ高いゲームのパクリも多く、モヤっとすることもあります。

  • 給与が低いこと
  • やりたい仕事と環境を選べないこと
  • ハードワークであること
  • 淘汰されやすい業界であること
  • 良いものよりも売上がとられること

以上のような点を覚悟して転職に臨むことが求められます。

入社後に苦労することも多いかもしれません。

しかし、それを「次の転職でのポートフォリオ・職歴のため」と割り切って、1~2年努力を続けることが、生き残る策ともなるんです。

もちろん、心と身体の健康を害するような状況になったら、すぐに退職を検討しましょう。何よりも自身の健康が最優先です。

ゲーム業界で働くメリット5選

ゲーム業界で働くメリット
筆者
筆者

内情をお話しすると、悪い環境に見えてしまいますね。

もちろんメリットもたくさんあります。

① 超絶自由な環境

進捗さえ守れば基本は自由です。服装も自由です。

人によってはオアシスに感じるかもしれません。

ゲーム業界から他の業界に転職しても、出戻りしてくる人もいます。束縛されることが嫌いな方は、この環境が最大のメリットに感じるのかもしれません。

年齢も千差万別です。様々な業界から来られた方が多いので刺激的です。

自由度が高いことから、一度他の業界に転職した後でも再びゲーム業界に戻ってくる人も少なくありません。

束縛されることが嫌いな方は、この環境が最大のメリットに感じるのかもしれませんね。

フレックス制度

フレックスタイム制度・裁量労働制を採用している会社が、かなり多いです。

出典。:一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会 CEDEC2019

全体の28.9%の会社が、始・終業が固定された勤務体系となっています。

つまり、7割近くは自由度の高い勤務スタイルです。

そのため、ライフスタイルに合わせた時間に出社ができ、朝が遅いため通勤ラッシュにも巻き込まれません。

朝8時に出社される方もいれば、13時頃の方もいます。

リモートワーク

最近ではリモートワークの会社もかなり増えてきています。

プロジェクトの機密保持のため難しい点もありますが、浸透してきています。

出典:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

73.9%の会社が、何らかの形でテレワークを含む勤務状況とのこと。(引用:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

エージェントにお願いすれば、リモートワークOKの求人を紹介してくれます。

欠勤・遅刻に甘い

こんなこと言ったらあれですが、遅刻しそうならば、「所要のため…」とか「遅延で…」で大丈夫です。

『体調不良により、遅刻orお休みいたします。』これは頻繁に見かけます。

ただ誰も怒りません。めちゃくちゃ甘いです。
※ここに甘えるとダメ人間になります

仕事中で席を立ってコンビニに行ったり、散歩しても何も言われません。

進捗さえ守れば基本的にすべてOKです。

② ゲームが自由にできる

ゲームが自由にできる

何のゲームしてるの~?

面白い?どんな感じ?

ゲームをしていると、上記のような会話は日常茶飯事です。それくらい、みなさんゲームが大好きです!

『なんで、仕事中にゲームしてるの?』っと怒る上司もいません。

実際のところ、他社さんのゲームを調査にすることは普通ですからね。市場調査といった理由です。
ただ、進捗が遅れていたり、長時間騒げば怒られます。

ゲーム好きにはオススメの環境ですね。

③ 最新のツール・エンタメに触れる事ができる

ゲーム業界では、最新の進行管理ツールや開発ツールに触れる機会が多くあります。

最初は慣れないかもしれませんが、いずれめちゃくちゃ役に立ちます。

ITに強くなると、他の業界に転職したときも有利に働きます。

またゲーム開発は総合エンタメです。
その上、ユーザーファーストの視点で開発力がつくため、実力がめちゃくちゃつきます。

実際、ゲーム業界から他の業界に転職した方は『突飛なアイディアがだせる点』『ユーザーファーストで考えられる点』を企業側に重宝されておりました。

④ 趣味が合う人と巡り合える

自分と趣味が同じジャンルの人と会える確率はものすごい高いです。

語りたいからランチ行こう!

今度イベントも行こう!

上記のような会話もあります。基本的には、良い人ばかりですので、ゆる~く楽しいですよ。

逆に新しい価値観を見つける事もできます。自分が知らなかった文化・ジャンルを教えてもらえます。

また、トレンドに敏感な方も多いため、良い情報がチャットでたくさん飛んできます。

⑤ リリースした時の感動とユーザーさんの反応

リリースした時の感動とユーザーさんの反応

携わったゲームがリリースした時は感動します。我が子が旅立つ感覚ですかね。

スマホアプリのユーザー数は非常に多いので、何万もの人に触ってもらえることは最大のメリットです。

レビューに、自分が担当した点について良い評価があると非常にうれしいです。毎日、レビューやランキングを見てしまいます。

ゲーム業界に長期でいられる方の大半は、リリースの感動があるからかもしれません。それまでの苦労が報われます。

以上がゲーム業界で働くメリットです。
今回は割愛しますが、他にもたくさんありますよ。

30代未経験者でも好きな事に1歩踏み出さないのは損

行動するだけならノーリスク

もしもゲーム業界に迷われているのなら、ぜひ応募してみることをオススメします。

やりたい事にエネルギーに使わないのは、機会損失だからです。

ゲーム業界に入って後悔したこともたくさんありますが、1歩踏み出したことで新しい選択肢が増えました。

失敗を恐れずに行動してみるとおのずと道が開けると思います。もしも悩んでいた場合、その時間がもったいないと思います。

少しでもご興味があれば転職エージェント・転職サイトに登録しておきましょう。

登録って正直めっちゃ面倒くさいですよね…
ストレスがあるだけでも登録する気力も無くなってしまいます。

ただ、面倒と思う時に重い腰を上げることが大事です。

転職エージェントはゲーム業界とパイプラインがあります。直接お話を聞いてみて進退を決めてみるのも一つの手段だと思います。

先んじて登録しておくだけでも一歩前進ですよ。

doda

出典:doda

dodaは、業界屈指の大手です。
登録して損はないエージェントです。

どの業界の求人数も多く、非公開求人を含めると約10万件です。

業界未経験でも登録可能。求人の約80%が非公開求人。

利用した感じですが、クリエイティブ領域に特化したアドバイザーチームもあり、かなりオススメの1つです。もちろん、一般職の転職もしっかり対応してくれます。

アドバイザーの対応がめちゃくちゃ親切です。大手エージェントを選ぶなら、dodaがオススメです。

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出典:G-JOBエージェント公式

G-JOBエージェントは、ゲーム業界に完全特化した経験者向けの転職支援サービスです。

運営会社のリンクトブレインは、ゲーム開発事業をおこなっているため、各ゲーム会社と太いパイプがあります。

そのため、他のエージェントにはない非公開案件を多数保有しており、全国で対応が可能です。

出典:G-JOBエージェント公式

特に魅力的な点は、キャリアアドバイザーが「ゲーム会社人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネジメント経験」「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を持つプロフェッショナルという点です。

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出典:リクルートエージェント

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転職サイトGreen
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オススメの転職エージェントをまとめた記事があります。手順等詳しく記載しましたので、ぜひご覧ください。

本記事のまとめ|30代ゲーム業界未経験でも転職できる可能性は全然ある

本記事のまとめ

  • スマホアプリの業界を狙う
  • 中小企業での下積みを狙う
  • 大手は難しいから長期戦で狙う
  • 採用されやすい人の特徴を理解する
  • 転職エージェントを活用する

30代の転職は、人生において重要な岐路となります。

未経験の転職は、これまで築き上げてきたキャリアを一旦リセットするので、かなりリスクは高いです。

この決断は、簡単なものではありません。

しかし、それは新たなステージを切り開くチャンスでもあります。

リスクを取らずに、行動しないという選択も良いでしょう。

ですが、興味があるなら行動しましょう。行動しないと後悔しますからね、まずエージェントから直接お話を聞くのが良いですよ。

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ゲーム業界30代未経験者の転職に関する質問まとめ

ゲーム業界を分類するとどんな感じなの?

事業内容有名企業
①コンシューマー▼家庭用ゲーム
PS4・switchなどの家庭用ゲーム機のソフトの開発
任天堂・SONY
②アーケード▼アミューズメントゲーム
ゲームセンター等の遊べる、業務用ゲームの開発
KONAMI・セガ
③ソーシャル▼スマホアプリ
スマートフォンのゲーム開発
Cygames(サイゲームス)・ガンホー
④オンライン▼オンライン・PCゲー
ブラウザゲーム・ネトゲの開発
NEXON

ゲーム業界は、大きく4つに分類することができます。

企業のよりますが、事業内容がコンシューマーとスマホアプリの両方を開発している企業もあれば、スマホアプリ専門で開発している企業もあります。

もしコンシューマーゲームに関わりたいと考えているのであれば、コンシューマーとゲームアプリの両方を開発している企業をターゲットにすることが一つの手段です。

さらに深堀りすると、ゲーム業界の企業は大きく「パブリッシャー」と「ディベロッパー」の二つに分類されます。

自社のオリジナルタイトルを企画、開発、リリースする企業のことを指します。

例 : 任天堂/サイゲームズ/スクウェアエニックスなど有名企業

主に受託開発を行う企業です。

パブリッシャーが企画したタイトルの一部を請け負い、具体的な開発作業を行います。

例 : 有名タイトルのイラスト一部担当/エフェクト一部担当 など

オリジナルのゲームを開発したい場合は、パブリッシャーの企業を狙うべきです。ただし、ディベロッパーで稼ぎながら、自社開発のゲームを作っている企業もあります。

自分が目指す水準を決めて、しっかりと企業選びをするべきだと思います。

ゲーム業界には、どのような職種があるの?

ゲーム業界には、多様な職種が存在します。

その定義は、開発するプロジェクトや企業によっても異なります。

ゲーム業界における主な職種を大まかに分類すると、管理、開発、そして広報の3つのカテゴリーに分けることができます。

各企業やプロジェクトによって具体的な業務内容や役割は変わるため、以下に示す内容はあくまで一例としてご理解ください。

管理 : プロデューサー

プロジェクトの全体を統括する仕事で、プロジェクト内では最も決定権がある職種です。

ゲームの企画から実際の制作、販売までの全体を見通し、必要な判断を行います。

その職務範囲は極めて広範にわたりますが、具体的には予算の管理、プロジェクト全体のスケジュール作成、そして人員の配置等を担当します。

管理 : プロジェクトマネージャー

開発プロジェクトの遂行を管理し、進行状況の確認や調整を行います。

特に大規模なプロジェクトではその存在が重要となり、細かなタスクの進捗管理や開発チームのコミュニケーションを円滑に進める役割を果たします。

企画:ディレクター

ゲーム開発の監督です。

プロデューサーと一緒に予算を管理して、仕様・企画・声優の選定などゲーム全体の方向性を決めていく職種です。

プランナー職よりも裁量権が上ですが、企業によってはプランナーと変わらない場合もあります。

納期遅れ・仕様の変更などに随時対応しなければならず、社内PG・デザイナー・外注とのやりとりが非常に多いです。ゲーム開発の流れ・品質向上を理解している方がなります。

企画:プランナー(ゲームデザイナー)

プランナーはゲーム内の仕様やストーリー、キャラクター設定等を考案し、開発チームに対する仕様書を作成します。

また、デザインやプログラムの進行状況に応じて調整や改善を行うなど、企画立案から開発完了までを見通す役割があります。

各所とのやりとりが多いため、コミュニケーション能力が高い人やステップワークの軽い人が向いていると思います。

開発職:プログラマー

プログラミング言語を駆使して、ゲームを組み立てていく仕事です。

プランナーからの仕様書・デザイナーが作成したリソース・音楽や効果音などを、ゲームに組み込んでいきます。ソーシャル系のゲーム業界ですとUnity・UnrealEngineで開発をおこないます。

ゲーム開発で無理難題を突き付けられることも、仕様変更によって業務のやり直しも多いです。ゲームリリース間近は、バグ対応でかなりハードワークになってしまう印象です。

ベテランならば、どの企業からも引く手あまたの職種です。

開発職:デザイナー

ゲームのビジュアルを作成する仕事です。2D・3D・アーティスト・UIなど、細分化されています。

大手企業ほど細分化されています。逆に中小企業の場合、一括りにされる事も多いです。

2Dデザイナー

平面の部分をすべて担当します。

ゲームで使用される、バナー・アイコン・素材を担当します。

UIデザイナーと兼務する事もあります。

3Dデザイナー

ゲームで使用される3D素材(背景・キャラクター)を作成します。

▼このような分類がされます。

  • モデリングをするモデラー
  • キャラクターの骨組みをするリガー
  • 動きを作るモーションデザイナー

UIデザイナー

ゲーム画面のレイアウトしたり、ボタンなどインターフェースを作成します。

画面全体を見やすくしたり、ユーザーが操作に迷わないようにデザインしていきます。

2Dデザイナーと兼務する事が多いです。

エフェクトデザイナー

ゲーム内部のエフェクトをすべて作成します。

かなり需要のある職種で、3Dに対しての理解も必要です。

アートディレクター

ゲーム全体のビジュアルを統括する仕事です。

デザインやアートに特化した方が行き着く職種です。

実力のあるデザイナーが、アートディレクターとして活躍する場合が多いです。

広報 : 営業

自社サービスを運営している企業(パブリッシャー)でみられる職種です。

他の企業に自社IPとのコラボレーション企画の営業・交渉を一任されます。その他、広告費の管理やマーケティング(sns運用)なども担当します。

広報 : webデザイナー

自社サービスを運営している企業(パブリッシャー)でみられる職種です。

ゲーム特設ページ・イベントバナーを作成したり、社内のウェブページの更新を担当します。

企業にもよりますが、広報としてバナーの集計やマーケティングを任されたりもします。

広報 : カスタマーサポート

自社サービスを運営している企業(パブリッシャー)でみられる職種です。ゲームでおきた不具合・問題などの、お問い合わせ対応をする仕事です。

ユーザーさんの苦情対応だけではなく、メール・ストアの返信、会議に参加し問題報告なども担当します。

苦情内容は過度な内容のため、強いメンタルが必要です。リリース直後は、必ず不具合対応が起きるため非常に忙しいです。

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