

- ApplePencilを使いたいけれど価格を抑えたい。
- ApplePencilを疑似的に体験したい。
- ApplePencilの代わりを見つけたい。
- ApplePencilの類似品が多くて、どれを買っていいかわからない。
このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の信頼性
- 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
- iPad系Youtube登録者数40,000人
- 複数のiPadを使用
この記事では、13本のスタイラスペンを比較・検証しました。
▼紹介するスタイラスペンには2018年以降のiPadが対象です。
iPad | iPadmini | iPadAir | iPadPro12.9 | iPadPro11 |
第6~9世代 | 第5・6世代 | 第3~5世代 | 第3~5世代 | 第3世 |
このランキングは個人の見解ですので、参考程度でお願いいたします。製品を貶めたりするような意図も決してありません。
この記事の内容は動画でも解説してます。
結論:ApplePencilの代用になるのはどれ?

先に結論を載せておきます。詳細が気になる方は、最後までご覧ください。
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winwill
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥2,519(税込) | 4段階 | 2018年以降 iPad | 〇 |
描き心地が良い。充電速度が圧倒的に速い。付属のケーブルが、USB-C⇔A or Cです。※AからCに変換できるコネクタ付き。
替え芯も3つあります。給電端子部分がスライド式のパーツが付いていて、見た目もスタイリッシュです。
機能性はシンプルですが、バランスが良いスタイラスペンです。
Ciscle
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥3,199(税込) | 3~4段階 | 2018年以降 iPad | 〇 |
3つのショートカット機能がついた珍しいスタイラスペンです。
タッチ操作中心のiPadに新しい感覚が生まれます。
書き心地も他と遜色なく、遅延・ラグは一切ありません。
KINGONE 2022
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥3,599(税込) | 15°,30°,60° | ワイヤレス充電 対応機種 | 〇 |
ワイヤレス充電とショートカット機能が使えるスタイラスペンです。
そのため、ApplePencil第2世代のようにiPadに貼り付けて充電できます。
かなり便利なのですが、バグが起こりやすい側面もあるスタイラスペンです。バグの詳細は、この記事を読み進めると記載があります。
※ApplePencil第1世代対応機種では充電できません。
比較表
価格 (Amazon) |
傾き感知 | 電池 残量表示 |
ショート カット |
対応機種 | パーム リジェクション |
電源 ボタン |
付属ケーブル | 充電速度 | |
winwill![]() |
¥2,519(税込) 替え芯×3 |
4段階 | 3段階表示 | - | 2018年以降 | 〇 | ダブルタップ | USB-C⇔A and C |
45~60分充電 10時間駆動 |
CIscle![]() |
¥3,199(税込) 替え芯×2 |
3~4段階 | ウィジェット | 〇 | 2018年以降 | 〇 | 物理タップ | USB-C⇔A | 90分充電 11時間駆動 |
KINGONE2022![]() |
¥3,599(税込) 替え芯×2 |
15°,30°,60° | ウィジェット | 〇 | ワイヤレス 充電 対応機種 |
〇 | 物理ボタン | - | 不明 |
※価格は、Amazonを参照しているので上下します。
基本は、winwillとCiscleのスタイラスペンを選択しておけば、まず間違いないと思います。
KINGONE2022はワイヤレス充電対応機種(ApplePencil第2世代対応機種)が対象になりますので、ご注意ください。
また、順位にはきちんとした理由がありますし、KINGONE2022には若干のバグがあるので、解説部分をきちんと確認することをオススメしています。
注意ポイント
格安スタイラスペンには、傾き感知があっても筆圧感知がありません。そのため、絵画のような絵を描く人には不向きなデバイスです。遅延のなさは、純正同等なので筆記との相性は抜群です。
▼筆圧感知がなくてもシンプルな絵なら描けます。

第13位:KINGONE 2021


価格(Amazon) | ¥2,599(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1・替え芯×3 2本指グローブ×1・ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB-C ⇔ A |
対応機種 | スマホを含むすべてのデバイス |
傾き感知 | 非対応 |
パームリジェクション | 非対応 |
電源ボタン | 1タップ |
充電速度 | 90分の充電 10時間駆動 |
節電モード | 5分放置で自動スリープ 30分放置で自動off |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットも非対応です
13位の理由
この製品が悪いとかではありません。
iPadにおいて、傾き感知・パームリジェクション機能がないのは厳しいということです。ここに尽きます。
第12位:USGMoBi


価格(Amazon) | ¥2,599(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×1 ピンセット×1 ケーブル×1 |
付属ケーブル | micro USB Type-B ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 非対応 |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 物理ボタン |
充電速度 | 90分の充電 24時間駆動 |
節電モード | 5分放置で自動スリープ |
12位の理由
傾き感知非対応な点。Procreateでバグがある点。ペン先が摩耗しやすい点。端子がmicro USB Type-Bな点。
この4点が気になってしまったためです。
第11位:Ennotek


価格(Amazon) | ¥2,199(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×1 ピンセット×1 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 非対応 |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 物理ボタン |
充電速度 | 90分の充電 24時間駆動 |
節電モード | 5分放置で自動スリープ |
11位の理由
傾き感知非対応な点。Procreateでバグがある点。ペン先が摩耗しやすい点。
この3点が気になってしまったためです。
第10位:ESR


価格(Amazon) | ¥2,999(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×1 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 90° 60° 45° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | ダブルタップ |
充電速度 | 90分の充電 13時間駆動 |
節電モード | 5分放置で自動off |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
10位の理由
他商品よりも価格が高い点。替え芯が少ない点。傾き感知の角度が少ない点。
この3点が気になりました。
正直なところ、このスタイラスペンでも性能的には全く問題ないですが、他にもコスパの良い製品があったためこの順位になりました。
第8位(同率):NIMASO


価格(Amazon) | ¥2,799(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×1 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 15° 30° 60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | ダブルタップ |
充電速度 | 60分の充電 10時間駆動 |
節電モード | 5分放置で自動off |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
8位(同率)の理由
正直なところ、書き心地は十分すぎる品質です。
ただ、替え芯が1つしかない点が気になりました。
このレベルの品質になると、差は価格・付属品・保証面になりますね。
第8位(同率):KINGONE 2020


価格(Amazon) | ¥2,868(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×3 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 15° 30° 60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | ダブルタップ |
充電速度 | 60分の充電 10時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
8位(同率)の理由
電池残量の表示がない点が気になりました。
また、ほぼ同じ性能でJAMJAKEの方が安く買えることが多いので、この順位になっています。
ApplePencil代替品
第4位(同率):GOOJODOQ


価格(Amazon) | ¥3,999(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×1 専用ケース×1 |
付属ケーブル | ※ワイヤレス充電のためなし |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 90° 30° 60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 物理ボタン offは長押し |
充電速度 | ※記載がないため不明 |
節電モード | 5分放置で自動off |
4位(同率)の理由
ワイヤレス充電がとにかく便利だったのでランクイン。
ただ、コスト面・バグを考えると悩ましい。
ApplePencil代替品
第4位(同率):Ennotek 2022


価格(Amazon) | ¥2,299(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×3 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 15° 30° 60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | ダブルタップ |
充電速度 | 90分の充電 9時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
4位(同率)の理由
価格が安く、コスパが良好。描き心地も良い。
以前のバージョンでは、Procreateで使用するとバグが起きたのですが、最新版ではバグなしでした。
正直なところ、言う事なしの製品です。
ApplePencil代替品
第4位(同率):Ciscle


価格(Amazon) | ¥2,399(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×2 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A and C ※C端子変換コネクタ付属 |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 75° 60° 45° 30° 15° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | ダブルタップ |
充電速度 | 90分の充電 約9時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
4位(同率)の理由
価格が安く、傾き感知が5段階で性能が高い。描き心地も良い。
電池残量の確認できない点とデザイン面が少し気になりますが、機能面では言う事なしの製品です。
ApplePencil代替品
第4位(同率):JAMJAKE


価格(Amazon) | ¥2,549(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×3 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降のiPad |
傾き感知 | 15° 30° 60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 1タップ |
充電速度 | 60分の充電 10時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
4位(同率)の理由
電池残量の確認できない点が気になりますが、デザイン面・描き心地では言う事なしの製品です。
電源のオン/オフが1タップなので、そこが好みの人はJAMJAKEが良い。
ApplePencil代替品
第1位(同率):winwill


価格(Amazon) | ¥2,519(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×3 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ C and A ※C端子変換コネクタ付属 |
対応機種 | 2018年以降iPad |
傾き感知 | 記載なし おそらく4段階 |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 2タップ |
充電速度 | 25分の充電 10時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
第1位(同率)は、winwillのスタイラスペンです。
winwillのスタイラスペンは、欲しい機能全部盛りのスタイラスペンです。
2位までのスタイラスペンって、『この機能はあるけど、この機能が無い』みたいなことが多かったのですが、winwillは全部盛りです。
最新のスタイラスペンなら一押しです。
仕様

電源ボタンは、ペンの頭を2回タップすることで起動します。電源オフも同様です。
このスタイラスペンもBluetooth接続が必要ないので、起動すればすぐ使えます。
電池残量は3段階のライト表示(インジケーターライト)があるので、電池切れの予防ができます。
充電ですが、付属のUSB-Cの充電ケーブルをペンに差し込むと充電ができます。

付属している充電ケーブルには、A→C端子変換コネクタが付いています。
そのためiPad(USB-C端子)からも給電することもできます。

端子にはスライドカバーが付いているので、充電しない時はフタができます。(スタイリッシュ!)

25分の充電で、10時間の稼働が可能と記載があります。
正直あやしいので、計測したところ45~60分でMAX充電になりました。
電源をつけっぱなしにしても、5分放置すると自動off機能があるので、電池切れ対策もしっかりしています。
ApplePencilとの比較

winwill | ApplePencil 第1世代 | ApplePencil 第2世代 | |
---|---|---|---|
価格 | ¥2,519(税込) | ¥14,880(税込) | ¥19,880(税込) |
長さ/重さ | 長さ:約16cm 重さ:約14g | 長さ:17.5cm 重さ:約21g | 長さ:16.5cm 重さ:約18g |
対応機種 | 2018年以降iPad | iPad第6~9世代 iPad mini第5世代 iPad Air第3世代 iPad Pro 12.9第1・2世代 iPad Pro 10.5・9.7 | iPad Air第4世代以降 iPad mini第6世代 iPad Pro 12.9第3世代以降 iPad Pro 11第1世代以降 |
傾き感知 | 記載なし おそらく4段階 | 〇 | 〇 |
筆圧感知 | 非対応 | 〇 | 〇 |
パームリジェクション機能 | 対応 | 〇 | 〇 |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
描き心地

描き心地ですが、問題ないです。
このペンもApplePencilの代わりになる印象です。
様々なアプリで絵を描いてみたり、文字を書いてみたのですが問題等は今のところ起きていません。
傾き感知は、AutodeskSketchbook・Procreate・Paper・Noteshelfに対応しているようです。

ちなみに純正メモアプリでも傾き感知は使えました。
デメリット
特にないです。
強いて上げるなら、電源をつける時のダブルタップが弱すぎると起動しないところです。
1位(同率)の理由
替え芯×3。付属ケーブルにC端子変換コネクタあり。端子にスライド式カバーあり。電池残量がわかるインジケーターライト付き。誤作動防止の2タップ式。
言うことなしの全部盛りのスタイラスペンです。
優秀すぎるので、オススメです。
ApplePencil代替品
第1位(同率):Ciscle


価格(Amazon) | ¥3,199(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×2 ケーブル×1 |
付属ケーブル | USB Type-C ⇔ A |
対応機種 | 2018年以降iPad |
傾き感知 | 記載なし おそらく3~4段階 |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 2タップ |
充電速度 | 90分の充電 11時間稼働 |
節電モード | 5分放置で自動off |
ショートカット機能 | 〇 |
第1位(同率)は、Ciscleのスタイラスペンです。
Ciscleのスタイラスペンは、ショートカット機能が搭載された珍しいスタイラスペンです。
3つの機能が搭載されているので、タッチ操作中心のiPadに新しい感覚が生まれます。
仕様

電源ボタンは、ペンの頭にある物理ボタンを1回押すと起動します。
タップで電源をON/OFFするタッチペンの場合、誤タップ/誤動作が多くなるので、物理ボタンのメリットはかなり大きいです。

充電は、ペンの頭にある端子にケーブルを差し込んで充電します。
ペンの方の端子はC端子です。
90分の充電で11時間使用できます。(おそらく連続使用時間はスタイラスペンの中でもかなり長い)
電源をつけっぱなしにしても、5分放置すると自動off機能があるので、電池切れ対策もしっかりしています。
Bluetooth接続可能

上記手順をおこない、Bluetooth接続することでショートカットキー・バッテリー残量のウィジェット表示が使えるようになります。
ショートカット機能

今回目玉となる機能ですが、Ciscleのタッチペンには3つのショートカットボタンがあります。
上記のようなショートカットキーがついている、珍しいタッチペンです。
ウィジェットに表示もされる

Bluetooth接続することで、ウィジェットからバッテリー残量を確認できるようになります。
この機能があるタッチペンは、Ciscle・KINGONE2022・GOOJODOQのペンくらいです。
バッテリー管理ができるのは結構便利に感じました。
ApplePencilとの比較

Ciscle | ApplePencil 第1世代 | ApplePencil 第2世代 | |
---|---|---|---|
価格 | ¥3,199(税込) | ¥14,880(税込) | ¥19,880(税込) |
長さ/重さ | 長さ:約16cm 重さ:約14g | 長さ:17.5cm 重さ:約21g | 長さ:16.5cm 重さ:約18g |
対応機種 | 2018年以降iPad | iPad第6~9世代 iPad mini第5世代 iPad Air第3世代 iPad Pro 12.9第1・2世代 iPad Pro 10.5・9.7 | iPad Air第4世代以降 iPad mini第6世代 iPad Pro 12.9第3世代以降 iPad Pro 11第1世代以降 |
傾き感知 | 記載なし おそらく3~4段階 | 〇 | 〇 |
筆圧感知 | 非対応 | 〇 | 〇 |
パームリジェクション機能 | 対応 | 〇 | 〇 |
その他機能 | 3種のショートカット機能 | - | ツール切替 |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
その代わりショートカット機能が搭載されています。
磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
描き心地

描き心地ですが、こちらも問題ないです。
このペンもApplePencilの代わりになる印象です。
様々なアプリで絵を描いてみたり、文字を書いてみたのですが問題等は今のところ起きていません。遅延のなさは、同等レベルですね。
傾き感知は、AutodeskSketchbook・Procreate・Paper・Noteshelfに対応しているようです。

ごくまれに、傾き感知の挙動がイマイチに感じますが、基本は悪くない印象です。
デメリット
先にも述べましたが、傾き感知がイマイチになることがあるくらいです。
1位(同率)の理由
3つのショートカット機能搭載。バッテリー残量のウィジェット表示。
winwillよりもコストは上がりますが、機能性が高いスタイラスペンです。
こちらも優秀なので、オススメです。
ApplePencil代替品
第1位(同率):KINGONE2022


価格(Amazon) | ¥3,599(税込) |
同梱物 | スタイラスペン本体×1 替え芯×2 |
付属ケーブル | ワイヤレス充電のためなし |
対応機種 | ワイヤレス充電 対象機種 |
傾き感知 | 15°,30°,60° |
パームリジェクション | 対応 |
電源ボタン | 物理ボタン(長押し) |
充電速度 | 記載なし |
節電モード | 5分放置で自動off |
ショートカット機能 | 〇 |
第1位(同率)は、KINGONE2022のスタイラスペンです。
このスタイラスペンは、ワイヤレス充電とショートカット機能が使用できる、機能全部盛りのスタイラスペンになっています。
ただ、2点問題があるので、併せて解説していきます。
仕様

電源ボタンは、ペンの頭にある物理ボタンを長押しすると起動します。
タップで電源をON/OFFするタッチペンの場合、誤タップ/誤動作が多くなるので、物理ボタンのメリットはかなり大きいです。
電源OFFもボタン長押しになります。

充電は、iPadの側面に張り付けることで、ワイヤレス充電が可能になります。
そのため、無印iPadなどワイヤレス充電非対応機種で利用することはできません。
厳密に言えば、無印iPadでもペンで書くことは可能ではありますが、充電ができないので実質非対応です。
充電に必要な時間と稼働できる時間の記載がどこものなかったので、ここは不明になります。
おそらくですが、充電に必要な時間は60~90分で、稼働時間は8~10時間くらいなのではないといったところです。
Bluetooth接続可能

上記手順をおこない、Bluetooth接続することでショートカットキー・バッテリー残量のウィジェット表示が使えるようになります。
ショートカット機能

KINGONEのタッチペンには、2つのショートカットがあります。
上記のようなショートカットキーがついています。
ウィジェットに表示もされる

Bluetooth接続することで、ウィジェットからバッテリー残量を確認できるようになります。
バッテリー管理ができるのは便利ですよ。
ApplePencilとの比較

KINGONE 2022 | ApplePencil 第1世代 | ApplePencil 第2世代 | |
---|---|---|---|
価格 | ¥3,599(税込) | ¥14,880(税込) | ¥19,880(税込) |
長さ/重さ | 長さ:約16.5cm 重さ:約14g | 長さ:17.5cm 重さ:約21g | 長さ:16.5cm 重さ:約18g |
対応機種 | ワイヤレス充電 対応機種 | iPad第6~9世代 iPad mini第5世代 iPad Air第3世代 iPad Pro 12.9第1・2世代 iPad Pro 10.5・9.7 | iPad Air第4世代以降 iPad mini第6世代 iPad Pro 12.9第3世代以降 iPad Pro 11第1世代以降 |
傾き感知 | 3段階 | 〇 | 〇 |
筆圧感知 | 非対応 | 〇 | 〇 |
パームリジェクション機能 | 対応 | 〇 | 〇 |
その他機能 | 2種のショートカット機能 | - | ツール切替 |
ApplePencil第2世代に似ていますが、ダブルタップでのツール切替・ワイヤレス充電はできません。
ただ、磁気吸着機能でiPadに張り付けることは可能です。
インスタントメモ機能・画面外スワイプのスクリーンショットは対応しています。
描き心地

書き心地の品質は、それなりに高い印象です。
遅延はほぼ無く、線が途切れるといったこともありません。
筆記をする分には、申し分ない品質です。
ただ、傾き感知機能がかなりイマイチです。
デメリット1:傾き感知がイマイチ

傾き感知対応アプリ | AutodeskSketchbook Noteshelf ArtSet Procreate Paper 純正メモアプリ |
傾き感知機能につきましては、上記アプリが対応しているようです。
AutodeskSketchbookやProcreateで描いてみたところ、傾き感知はかなりイマイチでした。
ちょっとした角度で傾き感知が起動してしまうため、非常に描きづらいです。
画面に対して垂直にペンをたてないと、すぐに線が太くなってしまいます…

これがかなり描きづらさを助長しています。(むしろ傾き感知がない方が良いくらいに感じました。)
もしもこのペンを使用する場合は、GoodNotes5やメモアプリなどの傾き感知が必要ないアプリでのみ使用することを強くオススメします。
デメリット2:バグがある
バグ1:iPadがフリーズする
Bluetooth接続をした際に、iPadがフリーズしました。
接続したiPadは、Air第5世代です。
Bluetooth接続初回~3回目くらいまではフリーズした感じです。
iPadAir第4世代でも検証したのですが、何も起きなかったので、デバイスとの相性のようです。
バグ2:画面の一部が選択状態になる

Bluetooth接続をした際に、一部分が選択状態になります。
特に操作を阻害するようなバグではないのですが、マウスで選択した状態みたいになります。
こちらも原因不明です。
Amazonのレビューを見ても、何も問題が起きていない人もいるからです。判断が難しいですね。
1位(同率)の理由
ワイヤレス充電対応。ショートカット機能搭載。バッテリー残量のウィジェット表示。
機能全盛りの最新型スタイラスペンです。
多少のバグがありますが、機能性はかなり優秀です。
本記事のまとめ:ApplePencilの代わり3種
winwill
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥2,519(税込) | 4段階 | 2018年以降 iPad | 〇 |
描き心地が良い。充電速度が圧倒的に速い。付属のケーブルが、USB-C⇔A or Cです。※AからCに変換できるコネクタ付き。
替え芯も3つあります。給電端子部分がスライド式のパーツが付いていて、見た目もスタイリッシュです。
機能性はシンプルですが、バランスが良いスタイラスペンです。
Ciscle
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥3,199(税込) | 3~4段階 | 2018年以降 iPad | 〇 |
3つのショートカット機能がついた珍しいスタイラスペンです。
タッチ操作中心のiPadに新しい感覚が生まれます。
書き心地も他と遜色なく、遅延・ラグは一切ありません。
KINGONE 2022
価格 (Amazon) | 傾き感知 | 対応機種 | パーム リジェクション |
¥3,599(税込) | 15°,30°,60° | ワイヤレス充電 対応機種 | 〇 |
ワイヤレス充電とショートカット機能が使えるスタイラスペンです。
そのため、ApplePencil第2世代のようにiPadに貼り付けて充電できます。
かなり便利なのですが、バグが起こりやすい側面もあるスタイラスペンです。バグの詳細は、この記事を読み進めると記載があります。
※ApplePencil第1世代対応機種では充電できません。
比較表
価格 (Amazon) |
傾き感知 | 電池 残量表示 |
ショート カット |
対応機種 | パーム リジェクション |
電源 ボタン |
付属ケーブル | 充電速度 | |
winwill![]() |
¥2,519(税込) 替え芯×3 |
4段階 | 3段階表示 | - | 2018年以降 | 〇 | ダブルタップ | USB-C⇔A and C |
45~60分充電 10時間駆動 |
CIscle![]() |
¥3,199(税込) 替え芯×2 |
3~4段階 | ウィジェット | 〇 | 2018年以降 | 〇 | 物理タップ | USB-C⇔A | 90分充電 11時間駆動 |
KINGONE2022![]() |
¥3,599(税込) 替え芯×2 |
15°,30°,60° | ウィジェット | 〇 | ワイヤレス 充電 対応機種 |
〇 | 物理ボタン | - | 不明 |
基本は、winwillとCiscleのスタイラスペンを選択しておけば、まず間違いないと思います。
KINGONE2022のスタイラスペンは、ワイヤレス充電(iPadに張り付けて充電)ができるので非常に便利なのですが、微妙なバグを許容できるかどうかになります。
また、この記事で紹介しているスタイラスペンには、傾き感知があっても筆圧感知がありません。
筆記には筆圧が必要ないので、文字を書く目的ならばオススメです。
その代わり、絵画のような絵を描く人には不向きなデバイスです。
例えば、下図のような1本調子のイラストなら問題ないのですが、線に抑揚が必要な人はApplePencilを購入しましょう。


【QA】スタイラスペンについて

ApplePencilと類似品(スタイラスペン) の違いを知りたい
違いは2つあります。
1つめは筆圧感知がない点です。これはどのスタイラスペンでも言えるのですが、筆圧をかけても線に抑揚はでません。
ですので、イラストを描く方には不向きなデバイスになっています。ただ、線に抑揚が必要ない人は、問題ないと思います。
2つめは充電方法です。大半のスタイラスペンの充電方法は、付属ケーブル(USB Type-C)で充電します。
ただ最近では、一部のスタイラスペンが、ApplePencil第2世代のようにワイヤレス充電が可能になっています。
絵を描くのに使いたいけどどうなの?
筆圧感知がないので、基本は不向きです。
例えば、抑揚の必要がないイラストなら問題なく描けます。

努力次第では下図のような質感の絵も描けますが、ApplePencilの方が描きやすいです。

ApplePencil 第1世代のおすすめ互換製品を教えてほしい
本記事で紹介している、winwillとCiscle製品がおすすめです。
使用しているiPadが対応しているかわからない
この記事で紹介しているスタイラスペンは、2018年以降にリリースされたiPadが対応しています。
iPad | iPadmini | iPadAir | iPadPro12.9 | iPadPro11 |
第6~9世代 | 第5・6世代 | 第3~5世代 | 第3~5世代 | 第3世 |
お使いのiPadのモデルが何かわからない場合は、Appleの識別サイトから確認してください。
スタイラスペンを買ったは良いけど反応しない
スタイラスペンは、ApplePencilとiPadが同期されている場合のみ使用することができません。
「設定>Bluetooth>(i)ボタン>解除」から接続済みのApplePencilを解除してから使用してください。

それでも使用できない場合は、初期不良の可能性があるので各ショップにお問合せしましょう。