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【デザイナー選】iPadでオススメ!お絵描き・イラストアプリ比較/まとめ/ランキング

2020年3月7日

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お絵かき・イラストアプリ比較まとめ

こんにちは。zrdesignlabo(@zrdesign)です。

『オススメ無料お絵描きアプリ』
についてお話できればと思います。

悩んでいる人
悩んでいる人

・iPadのお絵かきアプリってどれがオススメ?

・iPadイラスト初心者だけど、どれが初心者向け
?

・iPadのお絵かきアプリって有料版の方がいいの?

このような方にオススメできる記事になっています。

我が家は、2人ともデザイナーのため、それなりにグラフィックツールに詳しいです。

 

また、今回の動画のために『8~10種ほど無料お絵描きアプリ』を試しています。

ですので、信頼のある情報をお話しできるかと思います。

この記事のポイント

①自分に合った、お絵かき/イラストアプリがわかる

②最新のお絵かき/イラストアプリがわかる

この記事の内容は動画でも解説してます。

第6位
AdobeSketch【アドビスケッチ】

第6位 Adobe Sketch

このアプリはAdobe社が作っているアプリです。

・軽くスケッチしたいとき

・絵画系の絵を描きたいとき

上記のようなときに、使いやすいと思います。
油絵・水彩のペンが、実際に描いているような品質です。

AdobeSketchがオススメな方

・初めてipadで絵を描く方

・スケッチがしたい方

・Adobeユーザーの方

AdobeSketchは、機能自体は少ないですが、逆に画面がスッキリしているため初心者にオススメです。

Adobe Sketchの画面

お絵描き・イラストアプリに慣れるにはいい感じのアプリだと思います。

また、Adobe社のPhotoshop・Frescoとも連携がとれるため、Adobeの有料アプリを使っている方にも向いているかなと思います。

スプリットビュー

AdobeSketchスプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。参考画像を見ながらお絵かきができます。

AdobeSketch
気になるポイント

①ジェスチャー機能の反応が鈍い

『ひとつ戻る』が『2本指のスライド』で起動します。こちらの機能の反応が鈍く、誤描写がおきることが多々あります。

戻したいのに指で描いている状況になるため、少しストレスでした。

②ブラシの最小サイズがちょっと太い

どのブラシも最小サイズが太めのため、細かい絵が描きづらかったです。

③漫画・コミック系のイラスト描くことには不向き

AdobeSketchは、機能が最小限になっています。ここはしょうがないかもしれません。

④デザイン系の作品づくりには不向き

こちらも同様で、AdobeSketchはその名の通り『スケッチメインのアプリ』のためデザイン系が不向きであるのは、しょうがないポイントです。

気になる点は以上4点です。

『スケッチすることがメイン』のようです。
作品を仕上げる場合は別のツールの方がよさそうですね。

例えば、AdobeSketchで軽く描いて、AdobePhotoshop等で仕上げるような流れが丁度良さそうです。

第5位
AdobeIllustratorDraw
【アドビイラストレータードロー】

AdobeIllustratorDraw

こちらもAdobeSketch同様、Adobe社が作っているお絵描きアプリです。

Adobe IllustratorDraw作品

上図のような『コミック調キャラクター』を描くことに向いていると思います。

機能数自体も最小限に抑えられているためシンプルで、かなりわかりやすいです。初心者でも簡単に描くことができます。

AdobeIllustratorDrawがオススメな方

・初めてiPadでコミック系の絵を描く方

・PC版のAdobeIllustratorのユーザーさん

AdobeのPC版のIllustratorは、パス(ベクターデータ)で描く感じですが、このアプリは筆で描きます。

AdobeIllustratorDrawの画面

描いたものは、自動でパスデータ化されるようです。

そのため拡大縮小しても作品が荒れません。

パス(ベクターデータ)とは?

『線と線で囲われたエリア』で描かれたデータです。

拡大縮小をしても画質が低下しない特徴があります。

ピクセルを単位としている、画像データ(jpg/png等)とは異なる形式のオブジェクトです。

スプリットビュー

AdobeIllustratorDrawのスプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。参考画像を見ながらお絵かきができます。

AdobeIllustratorDraw
気になるポイント

①ラグが多い

作業中に止まったりすることが多い印象でした。

PC版でこのデータを見てみましたが、相当量のパスがあったので、それが原因かもしれません。

Adobe Illustrator Drawのラグの原因

②ジェスチャー機能の反応が鈍い

『ひとつ戻る』が『2本指のスライド』で起動します。

Adobe Sketch同様に反応が鈍く、誤描写がおきやすいです。

③パス自体の編集ができない

PC版のAdobe Illustratorではパスで描きます。

ですが、こちらのアプリはパス(ベクターデータ)自体の編集ができないです。

作品の細かい微調整ができないのは難点です。

パス(ベクターデータ)

④テキストを入力機能がない

テキストを入力するツールが見つかりませんでした。
※もしかしたら、見逃したのかもしれません。

⑤レイヤーマスク機能がない

こちらも機能として見つかりませんでした。

イラストを描くうえ、マスク機能は必要です。
※もしかしたら、見逃したのかもしれません。

気になる点は以上5点です。

AdobeIllustratorDrawは、PC版のIllustratorのとは全く違うものと考えて問題ないと思います。

その他にも下記のような便利な機能があります。

ココがポイント

・Psd/pdfに書き出し可

・AdobeIDがあれば、PC版ですぐデータが開ける

他のAdobeアプリとの連携が、かなり強い印象でした。

AdobeIllustratorDrawデスクトップで開いた様子

PC版でデータを開いた様子です。

第4位
Autodesk SketchBook
【オートデスク スケッチブック】

 AutoDesk SketchBook

こちらは、3Dツールで有名なAutoDesk社のアプリです。

AutoDesk SketchBookイラスト

このアプリは上図のような、絵画系のデッサンがサクッと描けます。正直、どのタイプの絵・イラストでも描けると思います。

理由としては、ブラシの量も多く機能が豊富だからです。
あまりストレスを感じずに描くことができます。

Autodesk SketchBookがオススメな方

・iPadで描くことに多少慣れている方

・絵画/コミック調等のイラストを描きたい方

操作面にクセがありますので、iPadでのイラスト制作に多少慣れている方は問題ないと思います。

スプリットビュー

AutoDesk SketchBookスプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。
参考画像を見ながらお絵かきができます。

Autodesk SketchBook
気になるポイント

①操作性が独特

AutoDeskSketchBookUI

他のアプリとは、少し違う操作性になっています。例えば『ブラシの太さ』や『透明度の調整』は、ペン横のスクロールバーのようなところで調整します。

その他、『ひとつ前に戻す』のショートカットが画面のコーナーのダブルタップで起動します。

他のアプリとは、異なる操作感が気になります。

②ジェスチャー機能が3本指

こちらも操作性についてのお話しですが『ひとつ前に戻す』等が3本指スワイプです。

絵を描いている際にもっとも使用する機能の1つが『ひとつ前に戻す』です。

その機能が3本指だと大変です。
他のアプリですと2本指タップのため、この点は気になります。

③スポイトツールが独特な位置

初めてこのアプリを操作したときに、スポイトツールが探せなかったです。

この機能は、画面中央下の小さいボタンをタップすると展開され、
スポイトツールが表示されます。

この辺も少し独特ですね。

④テキストは打てるけど、修正できない

テキストは追加はできますが、追加後の修正ができません。
※もしかしたら、見落としたのかもしれません。

気になる点は以上4点です。

AutoDesk SketchBookは基本的に、素晴らしいアプリだと思います。操作性と機能性を理解すれば、良アプリです!

第3位
Vectornator【ベクターネイター】

Vectornator

このアプリは、単色系や幾何学系(きかがく)のイラスト制作に向いていると思います。

幾何学とは

丸や四角など図形のこと

また、パス(ベクターデータ)をメインに使うため、
デザイン制作・ロゴ制作にも向いていると思います。

パス(ベクターデータ)を使うならこのアプリが一番良いと思います。

PC版のAdobe Illustratorが好きな方は、このアプリを使用すれば問題なさそうです。

Vectornatorがオススメな方

・パス(ベクターデータ)で絵を描きたい方

・デザインラフを作成したい方

・Adobe Illustratorユーザーの方

このアプリは、正直に言いますと初心者には向いていないかなと思います。

ココがダメ

・初心者にとっては、機能性が複雑

・誤タップが圧倒的に多い

そのためストレスを感じやすく、途中で嫌になってしまうアプリだと思ったからです。グラフィックツールに慣れている私も、操作に少し苦戦しました。

スプリットビュー

Vectornatorスプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。参考画像を見ながらお絵かきができます。

Vectornator
気になるポイント

①操作にかなり慣れが必要な点

先ほどもお話ししましたが、他のアプリと比較しても、誤タップが圧倒して多かったのはこのアプリです。

すごい機能性のアプリですが、慣れるまでの道のりが険しいです。

②UI(ボタンの配置)が独特

Vectornatorの独特なポイント

『シェイプの色・線・グラデーション』の調整がわかりづらいなと思いました。

また、選択ツールの横にでているボタンですが

・紙を重ねたマークのボタンが『選択したものを複製』

・チェックマークのボタンが『グループ選択』

このような機能性が少し独特です。

気になる点は以上2点です。

Vectornatorはイラストだけではなく、デザイン系のテンプレートが入っています。今後も期待できるアプリだと思います。

もし初心者で使いたいなぁと思われたならば、
『塗り・影・ボカシ・ブーリアン機能』にふれながら勉強する事をオススメします。

第2位
MediBang Paint
【メディバンペイント】

MediBang Paint メディバンペイント

言わずと知れた有名アプリです。初心者もプロもこのアプリ使えば全く問題ないです。

特に初心者の方はこのアプリを、覚えて損はないと思います。

機能性・素材量・フォントの量が圧倒して多く十分すぎます!また、フォントワークス社の文字が、デフォルトで入っていることが最高です。

MediBang Paintがオススメな方

・絵を描きたい方全般

・特に漫画を描きたい方

スプリットビュー

MediBangPaintメディバンペイント/スプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。
参考画像を見ながらお絵かきができます。

MediBang Paint
気になるポイント

特にありません。笑

強いて言うならば↓↓

テキストに効果がほぼつけられない点

MediBang Paintメディバンペイント/文字アウトライン

テキストには、アウトラインは使用できます。

グラデーション ドロップシャドウ エンボス

・グラデーション

・ドロップシャドウ

・ベベルエンボス

上図のような機能があったら、
デザイン系も対応できますし無敵ではないでしょうか。

有料版について

MediBangPaint(メディバンペイント)は有料版があり、購入することで下記の機能が解放されます。

解放される機能

・端末に保存した画像を見れるウィンドウがでる
※スプリットビューいらずですね

・レイヤーのフォルダ管理が可能

・作品データのフォルダ管理が可能

上記の他にも、たくさんの機能が解放されますので、検討してもよさそうですね。

他のツールとの互換性について

MediBang Paintメディバンペイント/書き出し形式

書き出しに、PSD(Photoshopデータ)など様々です。他のツールとの互換性もありますね。

第1位
ibisPaint X
【アイビスペイント】

ibisPaint X

こちらも言わずと知れた有名アプリです。

MediBang Paint同様、
初心者はこのアプリ使えば全く問題ないです。むしろ覚えるべきです。

プロでもこのアプリで問題ないと思えるくらい品質が高いです。
機能性・素材量が圧倒的に多く素晴らしいです!

ibisPaint X/新規キャンバス

新規キャンバスは、たくさん規格が用意されており、ツイッターのヘッダーなどsns系に必要な素材が、簡単に作れてしまいます。

ブラシ数は豊富ですが全ては使えません。

ですが…

短時間の動画広告さえ見れば

一定時間!

何度でも!

ブラシを全て使えます!

ibisPaint X/ブラシ機能解放

厚塗り・コミック・漫画等も全部描くことができます。ほぼ描くことに必要な機能がすべてそろっている感じです。

スプリットビュー

ibisPaint X/スプリットビュー

スプリットビューは使用可能です。
参考画像を見ながらお絵かきができます。

ibisPaint X
気になるポイント

こちらもほぼ皆無です。笑
画面のデザインがちょっと今っぽくないなぁくらい

強いて言うならばMediBang Paint同様↓↓↓

テキストに効果がほぼつけられない点

ibisPaint X/テキスト効果

テキストには、アウトラインのみ使用できます。

グラデーション ドロップシャドウ エンボス

テキストにグラデーション・ドロップシャドウ・ベベルエンボスなど、
このような機能があったら最強です。

MediBang Paintとの違い

筆者
筆者

MediBang Paintとよく比較されるアプリですが、

なぜibis Paint X(アイビスペイント)が1位かと言いますと、

それは、書き出しの規格数』になります。

ibisPaint X/書き出し数

規格数

①png

②jpg

③mov(動画)

④クリスタ

⑤psd

上記が無料で描きだせるため、もし今後有料ツールに切り替えた場合でも『データを移行ができる点』は長期的に見て良いと感じたからです。

機能的な面の印象では、MediBang Paintとは、ほぼ差はないかなぁと思っています。

フィルターやフォント数の豊富さがibisPaint Xは素晴らしいので、こちらも長期的な観点からおすすめです。
※商用可能のフリーフォントが豊富で自由にダウンロードできるため非常に便利です!

逆にMediBang Paintが、ibisPaint Xに勝る点は『フォントワークス社の文字が使用できる点』になります。

ibisPaint Paintがオススメな方

・絵を描きたい方全般

・絵画・厚塗り系のイラストを多めに描く方

※漫画を描くことが多めならば、MediBang Paintがオススメです。

初心者はどのアプリからスタートすべき?

Adobe Sketch・Adobe Illustrator Drawで描いてみることをオススメします。

機能数は少ないですが、操作性がわかりやすくからです。
1~2枚絵を描いてみると良さそうです。

多少慣れてきたら

慣れたら使うアプリ

『MediBang Paint(メディバンペイント)』

『ibisPaint X(アイビスペイント)』

『Autodesk SketchBook(オートデスクスケッチブック)』

これらに等に移行して問題ないと思います。

最終的に何枚も描き

『もっと機能が必要』

『イラストで副業してみたい!』

っとなれば『クリスタ』等の有料アプリの検討をオススメします。

Appリンク

AdobeSketch【アドビスケッチ】

Adobe Photoshop Sketch

Adobe Photoshop Sketch

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AdobeIllustratorDraw【アドビイラストレータードロー】

Adobe Illustrator Draw

Adobe Illustrator Draw

Adobe Inc.無料posted withアプリーチ

AutodeskSketchBook【オートデスク スケッチブック】

Autodesk SketchBook

Autodesk SketchBook

Autodesk Inc.無料posted withアプリーチ

Vectornator【ベクターネイター】

Vectornator: Vector Design

Vectornator: Vector Design

Linearity GmbH無料posted withアプリーチ

MediBangPaint【メディバンペイント】

メディバンペイント

メディバンペイント

MediBang inc.無料posted withアプリーチ

ibisPaintX【アイビスペイント】

アイビスペイントX

アイビスペイントX

ibis inc.無料posted withアプリーチ

購入物リンク

購入している一覧を載せておきます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

他にも調査したアプリがあったのですが

・基本機能を使用するのに課金が必要
・ApplePencilとの相性がよくなかった

等の理由で、取り上げませんでした。

今回は、ランキング形式でお話ししましたが、あくまでも個人の見解です。参考程度にしていただければと思います。

みなさんが『自分にあったアプリを見つけるきっかけになれれば良いな』っと思いこういった記事を記載をしました。

以上です。

つたない文章や誤った情報等ございましたら、ご容赦くださいませ。ありがとうございました。

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