こんにちは。zrdesignlabo(@zrdesign)です。
今回は、『iPad第8世代の開封・感想・レビュー』についてお話しできればと思います。

・iPad第8世代はどんなスペックなの?
・iPad第8世代は『イラスト』に使えるの?
・iPad第8世代の感想・レビューが知りたい
・iPad第7世代とは何が違うの?
このような方にオススメできる記事になっています。
購入したiPad第8世代は【32GB・Wi-fiモデルのスペースグレイ】です。価格は税込みで38,280円でした。
こちらのレビューをしていきます。
個人の見解ですので、あくまでも参考程度にしていただけると幸いです。
この記事のポイント
①iPad第8世代の購入すべきかわかる
②iPad第8世代とiPadAir4どちらを買うべきかわかる
この記事の内容は動画でも解説してます。
▼iPad第8世代でイラストを始めたい方はコチラ
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イラストを始めたい方へ | iPad第8世代がオススメです
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もくじ
iPad第8世代とiPadAirのスペック表
モデル選びで悩むと思いますので比較表を作成しました。
iPad第8世代 | iPadAir4 | iPadAir3 | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 10.2インチ | 10.9インチ | 10.5インチ |
解像度 | 2,160 x 1,620 | 2,360 x 1,640 | 2224×1668 |
チップ | A12 Bionic | A14 Bionic | A12 Bionic |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
ストレージ | 32・128GB | 64・256GB | 64・256GB |
ApplePencil | 第1世代 | 第2世代 | 第1世代 |
ロック解除 | Touch ID | トップボタン/Touch ID | Touch ID |
フルラミネーションディスプレイ | × | 〇 | 〇 |
カラー | シルバー・グレイ・ゴールド | シルバー・スペースグレイ ローズゴールド・グリーン スカイブルー | シルバー・グレイ・ゴールド |
税込み価格 | ¥38,280・¥49,280 | ¥69,080・¥87,780 | ¥60,280・¥78,980 |
重さ | 490g | 458 g | 456g |
カメラ | 8MPカメラ | 12MP広角カメラ | 8MPカメラ |
コネクタ | Lightning | USB‑Cコネクタ | Lightning |
※Wi-fiモデルで比較しております。
iPad第8世代開封
同梱物と周辺部分の紹介
同梱物の紹介
同梱物の紹介をしていきます。
同梱物
・iPad第8世代
・ケーブル:Lightning端子からUSB-C
・電源アダプタ:USB-C
(その他シール・説明書が入っています)
iPad第7世代ではLightning端子からUSB-Aケーブルだったのですが、第8世代ではLightning端子からUSB-Cケーブルに変わっていますね。
充電が早くなるのでここは大きいメリットですね。
Apple製品がUSB-Cに移行しようとしているのがどこか見えますね。
周辺部分の紹介
iPad第7世代と見た目はまったく変わりません。
iPadの正面
インカメラとホームボタンがあります。ホームボタンはTouchIDセンサー(指紋認証)です
iPadの上面
イヤホンジャックと電源ボタンがあります。
イヤホンジャックがあるので、有線イヤホンの接続ができます。
iPadの側面
ボリュームボタンがあります
iPadの下面
スピーカーと接続端子が入る穴があります。
接続端子はLightning端子です。
スピーカーは、ステレオスピーカーでホームボタン側からのみ音がでます。
スピーカーは4方向ではありませんのでご注意ください。
重さは490gです。
大きさは約25cm×約17.5cmです。
▼iPhoneXと比較
iPhoneXと比較するとこのような感じです。
片手で持つには大きいしちょっと重たいかなと思います。
ApplePencil第1世代対応
iPad第8世代はApplePencil第1世代のみに対応しています。
ペアリングや充電時はiPadに差し込みます。
※ApplePencil用の充電器もあります(別売)
端子にさした状態がスマートではないので、この辺は賛否両論があると思います。わたしたちはあまり気にしていません。
ApplePencil第1世代と第2世代の違い
ここでApplePencilについてご存知でない方もいらっしゃると思いますので、説明させていただきます。
現在ApplePencil第1世代と第2世代がでています。
違いは以下になります。
①:充電方法の違い
第2世代はiPadの側面にくっつけて充電とペアリングができます。
▼第1世代はiPadの端子にさしこんで充電とペアリングができます。
②:性能の違い
第2世代は、ペンの側面が平らになっていてダブルタップで、ペンツールと消しゴムツールの切り換えができます。お絵描きに特化しています。
第1世代はそのような機能はありません。
iPad第8世代 感想レビュー
性能について
iPad第8世代の性能についてお話しします。
iPad第8世代は『 A12 Bionicチップ 』が使用されています。
このチップはiPadのいわば頭脳に当たる部分です。
この性能がいいと処理速度が速いです。このチップは2018年9月頃に発売されたiPhone XR・XSと同じチップです。
iPad第7世代はA10 fusionチップ
iPad第7世代は『 A10 fusionチップ 』が使用されています。
これは2016年9月頃に発売されたiPhone7と同じで、ちょっと古めのチップが使用されていました。
ここが大幅に進化した感じです。
性能が1.5~2倍くらいにはなったんじゃないかと思います。
ただiPad第7世代『 A10 fusion 』の性能が悪いといったことは一切ありません。
イラスト制作・電子書籍・VOD・ゲーム・動画編集などの用途で1年近く使用しましたが、動作面でストレスを感じませんでした。
iPad第7世代の性能もよかったという事ですね。
iPad第8世代はさらに進化
今回iPad第8世代はさらに性能が進化したので、大半の用途では処理速度が落ちるようなストレスは感じないと思います。
ちなみにiPad第8世代とiPad第7世代の違いはチップくらいで、あとはほとんど同じです。
カメラに関して
カメラに関してですが、わたしたちはiPadを撮影用途で使用することはほとんどないのであまり詳しくはないです。
カメラもiPad第7世代とiPad第8世代はほぼかわりません。
めちゃくちゃ画質が悪いといったことはないですが、iPhoneのカメラのような画質は期待しない方が良いと思います。
仕事でインカメラを使用していてビデオ通話をするのですが、そういった用途では全く問題なく使用できます。
iPad第8世代 感想レビュー
操作感・描き心地について
iPad第8世代の操作感
メモアプリでは、小さい文字や絵など紙のように描けます。
学生さんでしたら大学用のノート・議事録に使用したり、様々な用途に使用できます。
スプリットビューやスライドオーバーを使用するとsafariで検索しながら、絵を描いたりできます。iPadではPCライクにマルチタスクが使用できます。
操作感としては、基本的にはサクサク動きます。iPad第7世代と比較すると、ゲーム等の重たいアプリの起動速度には性能差がでます。
iPad第8世代の描き心地
筆圧感知もしっかりしているので、紙に描いているのとほとんど変わりません。
今回はまだフィルムは貼っていないのですが、iPadに『 ペーパーライクフィルム 』という紙の質感を再現できるフィルムを貼ると、本当に紙に描いている感覚になるのでオススメです。
フルラミネーションディスプレイ非対応
ディスプレイに関しての注意点としましては、iPad第8世代は『 フルラミネーションディスプレイ非対応 』です。その点は注意してください。
フルラミネーションディスプレイ非対応の場合、画面とペンの間に厚みを感じます。
例えば、点を描く際に、描いた位置と少しずれます。1枚厚みのあるところを描いている感覚です。慣れれば全く問題はないです。
▼参考までに以前描いた絵
絵を描く際にはあまりディスプレイ性能で影響はでないかなと思います。個人的には気になりません。
▼イラストを始めたい方はコチラの記事も併せて、ご確認ください。
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イラストを始めたい方へ | iPad第8世代がオススメです
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iPad第8世代
デメリットについて
iPad第8世代のデメリットについてお話していきます
デメリット1:ストレージの問題
デメリット1つ目は『 ストレージ 』です。iPad第8世代は32GB・128GBモデルのみです。
これがiPad第7世代から引き継がれてしまいました。
64GBモデルがないのは、Airとの差別化の1つだと思いますが…
ほしかったですね。
32GBモデル場合は、一般的に使用する場合は少ないかなっと思います。
iPad単体で『 資料・ノートまとめ・写真・イラスト・ゲーム 』など、すべてのデータを管理する場合は32GBでは難しいと思います。
私たちがiPad32GBを選んでいる理由は、サブ機として使用するからです。
私たちはデザイナーのため、データの容量・作業スピードの観点からPCがメイン機です。あくまでもiPadは 『 イラストの練習・電子書籍・VOD・ゲーム 』が使用目的になります。
どちらかを選ぶならば、基本的には128GBをオススメします。
デメリット2:ディスプレイの問題
デメリット2つ目は、先ほども説明しましたがフルラミネーションディスプレイ非対応な点です。
ディスプレイに関する性能が、第7世代をそのまま引き継いでいます。もうちょっと進化するかなっと思っていましたが、残念ですね。
iPad第8世代
どのような方に向いているか
iPad第8世代がどのような方に向いているかお話しします。
1:コストを抑えたい方
iPad第8世代はコスパ最強モデルです。
今回の第8世代は弱点だったチップが強化されましたので、イラスト作成・ゲームなどは、不安なく対応できると思います。
先ほどもお話ししましたが、iPad第7世代でも処理能力は全く問題ありませんでした。
イラスト・デザインを作成したり、動画編集をしても処理落ち等はなかったです。
この性能でこの価格は、コストを抑えたい方に向いていると思います。
2:初めてiPadを購入される方
初めてiPadを購入する場合、今後本当に使うかどうかわからないので、高額を払うことは少しもったいないかなと思います。
ですので、最初はお試しで使えるiPad第8世代がいいかなっと思います。
もしも使ってみて自分にはあわないなぁっと思い売却しても、iPad第8世代の場合、購入価格と売却価格の差分が少ないのも良い点かなと思ってます。
3:使用用途=ネットサーフィン・VOD・イラスト・ゲームの方
iPad第7世代でも動作には問題はなかったのですが、チップが進化したことで、特にハイエンドなゲームにもさらに強くなった印象です。
ハイエンドなゲームにも強い
ゲームの用途で使用する方にはかなり良いと思います。
動画編集には別の問題がある
動画編集に関してですが、しっかり動きます。ただ、動画編集の場合はストレージをめちゃくちゃ使用します。
iPad第8世代ですと最大128GBモデルですので、足りなくなる可能性があります。
動画編集の用途で考えた場合、もっと上のモデルを選ぶことをオススメします。
以上、iPad第8世代に向いている方になります。
iPadAir4やProに向いている方
今回『 iPadAir4 』が出たことによってどちらを選ぶか非常に悩むかと思います。
ですので『 iPadAir・Pro 』に向いている方についてもお話しておきます。
▼iPadAir4・Proに向いている方
①iPad1つで全てのデータを管理したい方
②4kサイズで動画編集をしたい方
③長尺の動画編集をしたい方
④プロのイラストレーターさん
⑤解像度の高い絵・イラストを描く方
⑥ApplePencil第二世代が良い方
このような方が、iPadAir4やProに向いているかなっと思います。
購入物のリンク
▼ペーパーライクフィルムのオススメはコチラに記載しております。
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iPadへのデータ移行は超ラク
購入したiPadに、使用しているiPhone・iPadのデータを移したいけれど難しそうっと思われる方もいらっしゃると思います。
ですが手順は非常にラクです。
データ移行の流れ
- 購入したiPadを起動する
- 使用しているiPhone・iPadを近くに置く
- 上図の青いマークが表示される
- 購入したiPadの青いモヤの画面を、使用しているiPhone・iPadで撮影する
以上で完了です。
少し前までは、iTunesにバックアップを保存して、購入した端末にインストールするといった面倒な手順が必要でした。
今は本当に便利になりましたね。
まとめ | iPad第8世代とApplePencilの感想・レビュー・開封
もしiPadの使用目的が不透明な方は、iPad第8世代でいいのかなっと思います。むしろそのほかですと、オーバースペックになるかな思います。
正直どのモデルもスペックは最高ですし、どれを選んでも満足すると思います。
ただ、ストレージ選びだけはご注意ください。足りなくなってからでは遅いので、1番気を付けてほしいポイントになります。
▼ストレージ選びは下記の記事がおすすめです。
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1番価格の低いiPad第8世代の性能が上がったので、次にでるiPadProはどのようなスペックになるのか気になりますね。
もしかしたらApplePencil第3世代がでるのか…Apple製品からは目が離せませんね。
以上です。
ありがとうございました。