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ApplePencilはいらない?人気のデジタルペンと比較|LogicoolCrayon/スタイラスペン

2023年2月17日

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iPadにApplePencilはいらない?同等のスタイラスペンと比較【LogicoolCrayon/スタイラスペン】
悩んでいる人
  • ApplePencilっていらないんじゃない?
  • ApplePencilって何がすごいの?
  • ApplePencilと人気のスタイラスペンの違いって何?

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • iPad系Youtube登録者数40,000人
  • 複数のiPadを使用

本記事のポイント

  • ApplePencilの必要性がわかる。
  • ApplePencilとLogicool Crayonの違いがわかる。
  • ApplePencilとスタイラスペンの違いがわかる。

この記事の内容は動画でも解説してます。

ApplePencilはいらないのか?

ApplePencil/LogicoolCrayon/スタイラスペン

結論:人によりけりです。

ApplePencilは、筆圧検知および傾き検知が非常に優れています。

加えて、第2世代はダブルタップによるツール切替(ペン⇔消しゴム)を搭載しているため、イラストを描きたい人に向いています。

LogicoolのCrayonや格安スタイラスペンは、筆圧検知がないため抑揚のある線が書けません。

ただ、ApplePencilに匹敵するほどの低遅延で書くことができるため、筆記をする用途であれば問題ない品質です。

ですので、まずペンを検討してるのであれば、目的を明確にしましょう。(そもそも、iPadで絵も描かないし、ノート・メモにも使用しないならば必要ありません。)

例えば「iPadでペンを試してみたい人」「お子さん用にペンを検討している人」なれば、格安スタイラスペンがエントリーモデルとしておすすめです。

ApplePencilは、第1世代が14,880円、第2世代が19,880円です。対してスタイラスペンは、2,500~4,500円ほどで購入できます。

価格差は、最大17,500円ほどです。

ApplePencilは周辺機器のポジションながら、かなり手が出しづらいですよね。

費用を抑えるために純正以外のペンを検討した際に、「初期不良が怖かったり」「そもそも質が劣るのでは」っと不安に感じると思います。

ただ、近年のスタイラスペンはそのようなことはなく、かなり品質が高いです。

候補にいれても全く問題ありません。

ですのでこの記事では、ApplePencil・LogicoolのCrayon・格安スタイラスペンの3種の特徴を解説しつつ、比較・検証していきます。

「自分がどのペンを選ぶべきか」がわかるので、ぜひ最後まで見ていただければと思います。

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil第1世代
ApplePencil
第2世代
ApplePencil第2世代
Logicool
Crayon
LogicoolCrayon

スタイラスペン
スタイラスペン
対応機種iPad mini
(第 5 世代)

iPad
(第 6~
10 世代)
iPad Air
(第 3 世代)

iPad Pro 12.9 インチ
(第 1~2 世代)など
iPad mini
(第 6 世代)

iPad Air
(第 4 世代以降)

iPad Pro 12.9 インチ
(第 3 世代以降)

iPad Pro 11 インチ
(第 1 世代以降)
2018年以降のiPad2018年以降のiPad
※例外あり
価格14,880円(税込)19,880円(税込)10,800円(税込)2,500~4,500円
ペアリングLightning端子で行う
アダプタで行う
ワイヤレス不要不要
※例外あり
充電Lightning端子で行う
アダプタで行う
ワイヤレス端子で行う端子で行う
※例外あり
機能性なしダブルタップで
ツール切替
なしホームに戻る
音量調節
スイッチャー起動
(スタイラスペンによる)
インスタントメモ
スクリブル
対応対応対応対応
筆圧検知ありありなしなし
傾き検知ありありあり2~5段階
長さ
重さ
175.7 mm
20.7g
166 mm
20.7g
159mm
20g
170mmほど
重さ15gほど
※商品によって異なる
ApplePencilが
オススメな人
Logicool Crayonが
オススメな人
スタイラスペンが
オススメな人
  • 絵を描きたい
  • 筆圧検知が必要
  • 抑揚のある線を描きたい
  • ツール切替機能がほしい
    (第2世代のみ)
  • 文字を書きたい
  • 筆圧検知がなくてもOK
  • 等幅の線しか書かない
  • 耐久性/高級感が欲しい人
  • 文字を書きたい
  • 筆圧検知がなくてもOK
  • 等幅の線しか書かない
  • コストを下げたい人

各ペンの解説

筆者

まず、今回紹介するペンについてそれぞれ簡単に解説します。

ApplePencilとは?

ApplePencil

ApplePencilとは、Appleが開発したiPad専用のペン型のデバイスのことです。

現在、2015年にリリースされた第1世代と、2018年にリリースされた第2世代が販売されています。

第1世代と第2世代では、対応機種・端子・機能性が異なるため購入の際はご注意ください。

LogicoolのCrayonとは?

LogicoolのCrayon

LogicoolのCrayonとは、Logicool社が開発したiPad専用のデジタルペンシルです。

2018年以降のすべてのiPadに対応しています。

Lightning端子のモデルとUSB-C端子モデルの2種が発売されていて、感度・応答速度はApplePencilに匹敵します。

また、iPadOSの機能(スクリブル機能やインスタントメモ機能など)にも対応している高精度のペンです。

スタイラスペンとは?

スタイラスペン

スタイラスペンとは、タブレットで使用できるデジタルペンのことです。

主に海外で開発されていて、iPad専用のスタイラスペンが数多く発売されています。

2018年以降のiPadに対応していることが多く、比較的安価(2,500~4,500円ほど)で購入できます。

感度・応答速度も良く、こちらもApplePencilに匹敵するものが多いです。

iPadOSの機能(スクリブル機能やインスタントメモ機能など)にも対応しています。

ただ、種類が非常に多いため、選ぶことに時間を取られる点がデメリット。

ApplePencil・Crayon・スタイラスペンの違い5選

筆者

それぞれの違いを解説していきます。

違い1:対応機種

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
対応機種iPad mini
(第 5 世代)

iPad
(第 6~
10 世代)
iPad Air
(第 3 世代)

iPad Pro 12.9 インチ
(第 1~2 世代)など
iPad mini
(第 6 世代)

iPad Air
(第 4 世代以降)

iPad Pro 12.9 インチ
(第 3 世代以降)

iPad Pro 11 インチ
(第 1 世代以降)
2018年以降のiPad2018年以降のiPad
例外:ワイヤレス充電タイプあり

ApplePencilの対応機種

まず、ApplePencilですが、第1世代と第2世代があります。

第1世代と第2世代でそれぞれ対応機種が異なります。

わかりづらい言葉で申し訳ないのですが、第2世代はワイヤレス充電に対応したiPadでのみ使用できます。

ApplePencil第2世代

例えば12.9インチiPad Proなら第3世代以降のモデルやiPadAirなら第4世代以降などが該当します。

第1世代は、第1世代に対応したiPadのみに使用できます。

ApplePencil第1世代

例えば無印iPad第9世代や第10世代が該当します。

注意してほしい点としては、互換性は無いということです。

例えば、第2世代対応機種では、第1世代を使用することはできません。

ApplePencil互換性はない

接続しても、対応不可のポップアップがでます。

Logicool Crayonの対応機種

Logicool Crayon

LogicoolのCrayonは、グレーカラーのC端子タイプとオレンジカラーのLighning端子タイプがあります。(上図はC端子タイプのものです。)

どちらも2018年以降のiPadで使用することができます。

スタイラスペンの対応機種

スタイラスペン

スタイラスペンも、2018年以降のiPadで使用することができます。

ただ例外として、スタイラスペンにはワイヤレス充電できるタイプがあります。

その場合、第2世代に対応したiPadでのみ使用できます。

もしも、ペンを検討する場合は、必ず対応機種を確認してから購入しましょう。

違い2:価格

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
価格14,880円(税込)19,880円(税込)10,800円(税込)2,500~4,500円

ApplePencilとスタイラスペンでは、最大17,500円ほどの価格差があります。

スタイラスペンは、種類が豊富なため価格にばらつきがあります。Amazonで約2500~4500円です。

違い3:ペアリング・充電方法

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
ペアリングLightning端子で行う
アダプタで行う
ワイヤレス不要不要
※例外あり
充電Lightning端子で行う
アダプタで行う
ワイヤレス端子で行う端子で行う
※ワイヤレスタイプもある

ApplePencilのペアリング・充電方法

ApplePencilを使用するには、iPadとペアリング(Bluetooth接続)させる必要があります。

ApplePencil第2世代は、iPadの側面に張り付けることでペアリングと充電が可能です。

ApplePencil第2世代のペアリング・充電方法

ApplePencil第1世代は、iPadに直接差し込んでペアリングと充電ができます。(Lightning端子場合のみ)

ApplePencil第1世代のペアリング・充電方法

USB-C端子のiPadの場合、専用アダプタを経由してペアリングと充電ができます。

ApplePencil第1世代の充電方法

専用アダプタを経由すれば、コンセントからも充電は可能です。

Logicool Crayonのペアリング・充電方法

LogicoolのCrayonは、ペアリング不要です。

電源をつければ、そのままiPadで使用することができます。

充電方法は、ペン上部に端子があるので、そこにケーブルをさして、iPadやコンセントから充電することができます。

Logicool Crayonの充電方法

スタイラスペンのペアリング・充電方法

スタイラスペンも、ペアリングは不要です。

電源をつければ、そのままiPadで使用することができます。

ただ、スタイラスペンによっては、ペアリングすることで使える機能があるので、製品によりけりなところもあります。

充電方法は、ペン上部に端子があるので、そこにケーブルをさして、iPadやコンセントから充電が可能です。

スタイラスペンの充電方法

ワイヤレス充電タイプのスタイラスペンは、iPadの側面に張り付けることで充電できます。

スタイラスペンの充電方法

違い4:機能性

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
機能性なしダブルタップで
ツール切替
なしホームに戻る
音量調節
スイッチャー起動
※スタイラスペンによる
インスタントメモ
スクリブル
対応対応対応対応

ApplePencilの機能性

ApplePencil第2世代ダブルタップでツール切替

ApplePencil第2世代は、側面をダブルタップすることでツール切替ができます。

例えば、ペンと消しゴムツールを切り替えることが可能です。

ApplePencil第1世代には、このような機能はありません。

Logicool Crayonの機能性

LogicoolのCrayonには、ツール切替などの機能はありません。

スタイラスペンの機能性

スタイラスペンは、商品によって機能性が異なります。

例えば、こちらのペン(Ciscle製)の場合、ペアリングすることで下記機能が使用できます。

Ciscleタッチペン

ポイント

  • 中央のボタンでホームへ戻る。
  • 中央のボタンをダブルクリックでマルチタスクが起動。
  • 上下のプラスマイナスで、音量調整。

このようにスタイラスペンによって機能性は異なります。

違い5:筆圧・傾き検知

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
筆圧検知ありありなしなし
傾き検知ありありあり2~5段階

ApplePencilの筆圧・傾き検知機能

ApplePencil第2世代筆圧検知傾き検知

ApplePencil第1世代・第2世代ともに、筆圧検知機能があります。

そのため筆圧の強弱で、抑揚のある線を滑らかに描くことができます。

加えて傾きを感知するセンサーも搭載されているので、角度によってペンの太さを表現することができます。

筆者
たまに第1世代で筆圧検知が使えないと勘違いされる人がいますが、できますのでご安心ください!
ApplePencil第1世代筆圧検知傾き検知

Logicool Crayonの筆圧・傾き検知機能

LogicoolCrayon筆圧検知はない

Crayonには、傾き検知はありますが、筆圧検知はありません。

そのため、筆圧による抑揚が再現されず、基本は等幅の線しか書くことができません。

傾き検知は、2段階搭載されています。

LogicoolCrayon傾き検知は2段階

スタイラスペンの筆圧・傾き検知機能

スタイラスペン筆圧検知はない

スタイラスペンも、傾き検知はありますが、筆圧検知はありません。

そのため、筆圧による抑揚が再現されず、基本は等幅の線しか書くことができません。

傾き検知機能は搭載されているので、2~5段階くらいの太さ調整をすることができます。(対応するアプリにもよります)

スタイラスペン傾き検知は2~5段階

違い6:フォルム・質感

 ApplePencil
第1世代
ApplePencil
第2世代
Logicool
Crayon
スタイラスペン
長さ
重さ
175.7 mm
20.7g
166 mm
20.7g
159mm
20g
170mmほど
重さ15gほど
※商品によって異なる

ApplePencilのフォルム・質感

ApplePencil第2世代

ApplePencil第2世代は、長さ166 mm、重さ20.7 gです。

マットな質感で、側面の1ヶ所が平らになっているため、ペンを握ったときに安定します。

また、円柱ではないので、デスクで転がったりもしません。

描き心地は、ApplePencil第1世代と比較するとペン先に重心があるようで、少し描きやすさを感じます。

ApplePencil第1世代は、長さ175.7 mm、重さ20.7 gです。

ApplePencil第1世代

ApplePencil第2世代と比較すると、ツルっとした質感になっています。

フォルムが円柱タイプなので、デスクの上で結構転がります。

Logicool Crayonのフォルム・質感

LogicoolのCrayon

LogicoolのCrayonは、長さ159 mm、重さ20 gです。

細長い板状で、転がりにくい形状になっています。

少しサラサラしたアルミの質感になっていて、iPadのビジュアルと相性が良いです。

ペン上部で電源をつけることができ、バッテリー残量はライトで確認できます。

Logicoolの仕様

個人的には、このような形状のペンを持つ経験がなかったため、少し持ちづらさを感じました。

また、ペン先が太いため、文字などを書いている際に、ペン先と画面の接地点が少し見づらく感じます。

Logicoolペン先が太い

スタイラスペンのフォルム・質感

スタイラスペン

スタイラスペンは、だいたい長さ170mm、重さ15gほどになっています。

重さ・デザイン・仕様は商品によって異なります。

バッテリー残業をライトで確認するものもあれば、ペアリングしてウィジェットで確認できるタイプもあります。

質感は、他2種と比較すると少しチープです。

以上が、ApplePencil・LogicoolのCrayon・格安スタイラスペンの大きな違いになります。

ApplePencilの何がすごいのか?

筆者
では、ApplePencilの何がすごいのかという点にフォーカスして解説します。

筆圧検知・傾き検知が最強

ApplePencilは筆圧検知・傾き検知が最強

ApplePencil・Crayon・スタイラスペンの書き心地には、差はほぼありません。

どのペンも応答速度は速く、遅延がほぼ無いからです。

ApplePencilが他デバイスよりも大きいアドバンテージになっている点は、筆圧検知・傾き検知の2つです。

ApplePencilの筆圧検知と傾き検知は、アナログのような繊細なタッチまで再現できます。

ブラシの種類を変えれば、無限の筆・ペンになります。

この点においては、ApplePencilは唯一無二の存在です。

ですので、本格的に絵を描きたい人は、ApplePencilを選択することをオススメします。

文字しか書かかない人は、Crayonやスタイラスペンでも全然良いと思います。

低遅延で文字が書けるので、日常的に使用する分には何も問題はおきません。

ApplePencilとLogicoolCrayonを比較

ApplePencilとLogicoolCrayonの比較
左:ApplePencil 右:LogicoolCrayon

ApplePencilとスタイラスペンを比較

ApplePencilとスタイラスペンの比較
左:ApplePencil 右:スタイラスペン
筆者

差は、筆圧検知と傾き検知だけです。

最新のiPadProのみApple Pencilのポイント機能がありますが、描き心地に響く内容ではないので割愛します。

まとめ:ApplePencilがいらないのはどのような人?

ApplePencilが
オススメな人
Logicool Crayonが
オススメな人
スタイラスペンが
オススメな人
  • 絵を描きたい
  • 筆圧検知が必要
  • 抑揚のある線を描きたい
  • ツール切替機能がほしい
    (第2世代のみ)
  • 文字を書きたい
  • 筆圧検知がなくてもOK
  • 等幅の線しか書かない
  • 耐久性/高級感が欲しい人
  • 文字を書きたい
  • 筆圧検知がなくてもOK
  • 等幅の線しか書かない
  • コストを下げたい人

「ApplePencilはいらないのか?」という点に関しては、絵を描く人にとっては必須アクセサリーです。

「絵を描かない人」「文字を書く人」は、Crayonやスタイラスペンでも問題ないと思います。

ただ、Crayon・スタイラスペンで絵を描けないわけではありません。

頑張れば描けます。

スタイラスペンで描いた絵
iPadで描いたイラスト

上図は、スタイラスペンで描いた絵になります。

Logicool Crayonと格安スタイラスペン

悩んでいる人

ApplePencilについて理解はできたけど、Logicool Crayonと格安スタイラスペンって何が違うの?

Logicool Crayonと格安スタイラスペンは、描き心地はほぼ同じです。

正直変わらないです笑

筆者

両方とも筆圧検知がないので、リザルトは変わりません。

この2つの大きな違いは「耐久性・高級感・企業ブランド」だと思います。

Crayonは、最大1.22メートルの落下にも耐えられると公表されているため、ペンとしての耐久性はかなりしっかりしています。

また、スタイラスペンと比較すると高価ではありますが、洗練された質感と仕上がりです。

Logicool CrayonとiPad
Logicool CrayonとiPad

触ると高級感が違いますよ。

ですので、「耐久性」「高級感」大手企業の保証面を意識する人」は、Crayonを選択すると良いのかなっという印象です。

格安スタイラスペンは、ほとんど中華製のものです。

そのため、価格が安い反面、少しチープなつくりになっています。(その辺りを気にする人には難しいかもですね。)

筆者は、安くて書き心地が良いので、スタイラスペンを愛用しています。

等幅の線画を描きたい時に、むしろ便利だったりするからです。

-iPad, iPad周辺機器