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Magic Keyboard Folioレビュー | iPad第10世代専用キーボードの使い心地とその実力は?

2023年4月22日

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Magic Keyboard Folioレビュー | iPad第10世代専用キーボードの使い心地とその実力は?
悩んでいる人
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  • MagicKeyboard Folioのレビューが知りたい!
  • MagicKeyboard Folioと第10世代の使い心地は良い?

このような人にオススメできる記事になっています。

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  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • iPad系Youtube登録者数40,000人
  • 複数のiPadを使用

本記事のポイント

  • MagicKeyboard Folioのメリット・デメリットがわかる
  • MagicKeyboard Folioの買うべきかわかる

結論:Magic Keyboard Folioはどうなのか?

Magic Keyboard Folio

結論、MagicKeyboard Folioの使い心地は決して悪くありません。

このキーボードには、トラックパッドが搭載されており、打鍵感も適度に良いです。また、キーの配置やサイズにも工夫がされています。

純正品なだけあって、iPadのキーボードとして、非常に快適なタイピングが可能です。

ただし、反面でコストがかなり高いことや、iPad第10世代に取り付けた際に重量が1kgを超えることから、使用者を選ぶ製品となっています。

そのため一概に「買い」とは言えません。

この記事では、MagicKeyboard Folioの詳細な仕様、メリット・デメリットなどを解説していますので、ぜひ最後まで見てもらえると幸いです。

MagicKeyboard Folio
価格38,800円(税込)
互換性iPad第10世代のみ
トラックパッド
キー配列JIS・US
構造シザー
バックライト非対応
ファンクションキーescキー
画面の明るさを下げる・画面の明るさを上げる
Appスイッチャー・検索・マイク・集中モード
前の曲/ビデオに戻る・再生/一時停止・次の曲/ビデオに進む
音量をミュートにする・音量を下げる・音量を上げる
ロック
重量約587g
接続方法Smart Connector
充電方法充電不要
キーボード分離
キックスタンド
カラーホワイト

MagicKeyboard Folioの特徴

  • トラックパッド搭載
  • バックライト機能
  • 14のファンクションキー
  • 2つのパーツに分かれるデザイン
  • Smart Connectorですぐに使用できる
  • 角度を調整できるスタンド

Magic Keyboard Folio
同梱物と周辺部分の紹介

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介
筆者
筆者

同梱物の紹介をしていきます。

同梱物の紹介

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

同梱物

  • Magic Keyboard Folio(キーボード)
  • Magic Keyboard Folio(背面カバー)
  • 説明書

本体外観の紹介

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

背面のカバーは、高級感のある質感になっています。材質はポリウレタン製に近く、サラサラした手触りです。

iPadと接触する面は、マイクロファイバーになっています。こちらも高級感がありますね。

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

上の画像のように、iPadの背面にマグネットで貼り付くため、着脱が自在になっています。

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

キーボードは、背面カバーと同じようにポリウレタン製のような材質になっています。さすがApple純正といえる手触りです。

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

キーボードの裏面は、Appleロゴがエンボス加工されています。

Magic Keyboard Folio 同梱物と周辺部分の紹介

キーボードは、iPadの側面にあるSmart Connectorで接続することが可能です。Bluetooth接続の必要がありません。磁力で貼り付くため、少しの力では外れません。

Magic Keyboard Folioと第10世代装着時

装着するとこのようになっています。

Magic Keyboard Folio キーボードと分離できる

キーボードは分離すれば、スタンドとしても活用することができます。

Magic Keyboard Folioトラックパッド

トラックパッドは、縦10cm、横5.5cm程の広さがあるため、快適に操作することが可能です。

重さ

Magic Keyboard Folio 重さ

背面のカバーは297gで、キーボードは290gです。合わせて約588gになっています。

Magic Keyboard Folio 重さ

iPad第10世代(477g,Wi-Fiモデル)に装着すると、トータルで約1.1kgになります。かなり重さを感じますね。

デバイス本体よりも重たい...

シザー構造

Magic Keyboard Folio シザー構造

Magic Keyboard Folioは、キーの運びが1mmのシザー構造になっており、軽やかなタイピングが可能です。

浅めのキーストロークが非常に良いですね。

キーボードのキーをサポートするためのメカニズムの一種です。特にノートパソコンや薄型キーボードに多く採用されています。シザー構造のキーは、シザー状(はさみ状)の構造を持つ2つのプラスチック製のアームで支えられており、キーを押すとアームがクロスするように動作します。

Magic Keyboard Folioの使い方

筆者
筆者

Magic Keyboard Folioの使い方について記載していきます。

使い方1:接続方法

Magic Keyboard Folio 使い方1:接続方法

使い方(接続方法)は非常にシンプルです。

iPadをケースに装着するだけです。

ケースの内側に、スマートコネクタに接続できる端子が付いているため、すぐに接続ができ、細かい設定も不要です。

スマートコネクタを通してiPad側からの給電があるため、充電も不要です。

使い方2:14のファンクションキー搭載

Magic Keyboard Folio 使い方2:14のファンクションキー搭載

Magic Keyboard Folioには、ファンクションキーが搭載されています。

 キー詳細
14のファンションキー・escキー
・画面の明るさを下げる
・画面の明るさを上げる
・Appスイッチャー
・検索
・マイク
・おやすみモード
・前の曲/ビデオに戻る
・再生/一時停止
・次の曲/ビデオに進む
・音量をミュートにする
・音量を下げる
・音量を上げる
・ロック

iPadの複数機能が、キー1つでコントロールできます。

また、一例にはなりますが、iPadOSは以下ショートカットが可能です。購入した際は、ぜひ生産性が上がるので使ってみてください。

command + Hホーム画面を表示
command + スペースバー検索フィールドの表示/非表示
command + tab開いているAppの切替
command + shift + 3スクリーンショット
command + shift + 4スクリーンショットを撮って、すぐマークアップ編集
command + option + DDock の表示/非表示
command + Kカタカナ変換

使い方3:トラックパッドのMulti-Touchジェスチャー

Magic Keyboard Folio Multi-Touchジェスチャー

Magic Keyboard Folioには、トラックパッドが搭載されており、Multi-Touchジェスチャーと、iPadOSに内蔵されたカーソルに対応しています。

先にも述べましたが、2本指スワイプによるページ切替、3本指スワイプでのアプリ切替など、iPadを操作する上でPCライクな生産性をだすことが可能です。

タップでクリック1 本指でタップでクリック
スクロール2 本指を上下にスライドさせるとスクロール
拡大/縮小2 本指でピンチして拡大縮小
ページ間をスワイプ2 本指で左右にスワイプして、前後のページを表示
3 本指のドラッグアプリ切替
3 本指の上ドラッグアプリを閉じる
2 本指の下ドラッグ検索

使い方4:トラックパッドの設定

ComboTouch トラックパッドの設定

トラックパッドの設定は、iPadOS上で調整が可能です。カーソルの移動速度や、トラックパッドを自分好みにカスタイマイズできます。

トラックパッド設定手順

  1. 設定アプリ
  2. 一般
  3. トラックパッドからカスタイマイズ

設定内容

  • 「①軌跡の速さを変更」: ポインタを動かしたときの軌跡の速度の設定。
  • 「②ナチュラルなスクロール」: オンにした場合、画面上のコンテンツは指と同じ方向に動作。(Windows仕様っぽくなります。)
  • 「③タップでクリック」: オンにした場合、1本指でトラックパッドを軽くタップすると、クリックしたときと同じ動作。
  • 「④2本指で副ボタンのクリック」: オンにした場合、2本指でクリックして、クイックアクションメニューを表示します。

使い方5:キーボード着脱による3つの使用モード

Magic Keyboard Folioは3つのモードを切り替えて使うことができます。

キーボードが着脱できるからこそ、使える幅が広く、iPadの体験が向上します。

▼タイピング

Magic Keyboard Folio 使い方4:キーボード着脱による3つの使用モード

▼鑑賞

Magic Keyboard Folio 使い方4:キーボード着脱による3つの使用モード

▼リーディング

Magic Keyboard Folio 使い方4:キーボード着脱による3つの使用モード

Magic Keyboard Folio
4つのデメリット

筆者
筆者

使用して感じたデメリットを解説していきます。

デメリット1:価格が高い

デメリット1つめは「価格が高い点」です。

Magic Keyboard Folioの価格は、¥39,800(税込み)になっています。

2022年の円安が主な原因ですが、キーボードに約4万円は中々手が出しづらいですよね。(一般的に理解できない、価格帯です。)

一時の無印iPadと同じ価格帯になっています。

機能面や体験ベースで考えれば、価格相応ではあるものの、やはり価格帯はデメリットになります。

デメリット2:重い

デメリット2つめは「重い点」です。

MagicKeyboard Folioは、正直重いです。

単体で587gで、第10世代と併せるとトータル1.1kg程になります。

購入当初はテンションが上がっていて、重さとか気になりませんでした。

たた、何度も繰り返し持ち歩くと、MacBookAirと変わらない重さに少しづつしんどくさを感じます。

事前に想定はできていたのですが、持ち歩きが億劫になります。そもそもなぜデバイスよりも重たい設計なのか…

デメリット3:奥行のサイズ感が広い

Magic Keyboard Folio デメリット3:奥行のサイズ感が広い

MagicKeyboard Folioは展開すると約30cm程の奥行が必要になります。

サイズ感が想像以上にあるので、カフェなどの狭いデスクではギリギリになります。

デメリット4:傷・汚れが目立つ点

iPad第10世代・MagicKeyboardFolio デメリット4:傷・汚れが目立つ点

デメリット4つめは「傷・汚れが目立つ点」です。

MagicKeyboard Folioは、ホワイトカラーしかないため、結構傷・汚れが目立ちます。

気を遣って使用したとしても、接地面の汚れは避けられません。

ホワイトカラーは、インテリアとして良いのですが、汚れや使用感がでやすいのはデメリットに感じました。

Magic Keyboard Folio
2つのメリット

筆者
筆者

使用して感じたメリットを解説していきます。

メリット1:スタイリッシュでデザインが良い点

Magic Keyboard Folio メリット1:スタイリッシュでデザインが良い点

メリット1つめは「スタイリッシュでデザインが良い点」です。

第10世代とMagicKeyboard Folioは、細かいところまで配慮されたデザインで、ビジュアル面は非常に良いです。

iPad第10世代・MagicKeyboardFolio メリット1:スタイリッシュでデザインが良い点

デバイスの良さをビジュアルだけで判断するのもあれですが、やっぱりオシャレな方がモチベーションが上がります。

Apple純正というだけあって、品質の高さを感じますね。

メリット2:打ち心地やトラックパッドの操作感が良い点

iPad第10世代・MagicKeyboardFolio メリット5:打ち心地が操作感が良い点

メリット5つめは「打ち心地や操作感が良い点」です。

MagicKeyboard Folioは、軽快な打鍵感でタイピングもしやすいです。また、ファンクションキーも搭載されているので快適性が高くなっています。

先にも述べましたが、トラックパッドは、横10cm・縦5.5cmほどの広さがあり、Multi-Touchジェスチャーの操作感も非常に良いです。

MagicKeyboard Folioを選定する1つの理由が、トラックパッドの品質になりそうですね。

Magic Keyboard Folio
Logicool ComboTouchとどっちが良いのか?

Magic Keyboard Folio Logicool ComboTouchとどっちが良いのか?

純正キーボードに匹敵する製品として、Logicool ComboTouchが挙げられます。

Logicool ComboTouchは、Magic Keyboard Folioと実はほぼ同じ仕様です。

キーボードの接続はSmart Connectorになっており、装着するだけですぐに使用することができます。

Logicool ComboTouch分離可能

上図のように、キーボードとケースの分離が可能になっているため、状況に応じての使い分けが可能です。

トラックパッドが搭載されており、キー配列は微妙に違いますが、ファンクションキーも搭載されています。

ロジクール Combo Touch ファンクションキー

大きな違いは「価格・重さ・デザイン・バックライト搭載」の4つです。

MagicKeyboard FolioLogicool ComboTouch
価格38,800円(税込)24,750円(税込)
キー配列JIS・USJIS
構造シザーシザー
バックライト×
ファンクションキー1414
重量約587g572 g
接続方法Smart ConnectorSmart Connector
充電方法充電不要充電不要
キーボード分離
キックスタンド
カラーホワイトオックスフォードグレー

Logicool ComboTouchの使用感は悪くなく、正直なところMagic Keyboard Folioほとんど変わりません。

どちらのキーボードを選ぶかは、予算や使用目的、機能面での優先度によって異なります。

Logicool ComboTouch

例えば、純正品の品質やデザインを重視する場合はMagic Keyboard Folio、価格を重視する場合はLogicool Combo Touchがおすすめです。

自分のニーズに合わせて慎重に検討し、最適なキーボードを選択してください。

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まとめ:Magic Keyboard Folioレビュー | iPad第10世代専用キーボードの使い心地とその実力は?

Magic Keyboard Folioレビュー | iPad第10世代専用キーボードの使い心地とその実力は?
MagicKeyboard Folio
価格38,800円(税込)
互換性iPad第10世代のみ
トラックパッド
キー配列JIS・US
構造シザー
バックライト非対応
ファンクションキーescキー
画面の明るさを下げる・画面の明るさを上げる
Appスイッチャー・検索・マイク・集中モード
前の曲/ビデオに戻る・再生/一時停止・次の曲/ビデオに進む
音量をミュートにする・音量を下げる・音量を上げる
ロック
重量約587g
接続方法Smart Connector
充電方法充電不要
キーボード分離
キックスタンド
カラーホワイト

MagicKeyboard Folioの特徴

  • トラックパッド搭載
  • バックライト機能
  • 14のファンクションキー
  • 2つのパーツに分かれるデザイン
  • Smart Connectorですぐに使用できる
  • 角度を調整できるスタンド
メリットデメリット
・Apple純正のオシャレなデザイン
・打ち心地が良い
・トラックパッドが快適
・価格が高い
・重い
・奥行のサイズ感が広い
・傷汚れが目立ちやすい
おすすめできる人おすすめできない人
・Apple純正のデザイン/キーボードを体験したい人
・トラックパッドが必要な人
・iPad第10世代をPCライクに使用したい人
・コストを抑えたい人
・トラックパッド不要な人

Magic Keyboard Folioは悪くない製品だと思います。

特にトラックパッドが必要で、Apple純正品が好きな人におすすめできますね。

ただ、価格が高いです。

キーボードに約4万円は、さすがに手が出しづらいと思います。

価格を抑えたいなら、Logicool Combo Touchを検討してみてください。

また、トラックパッドが不要な人は、サードパーティー製のBluetoothキーボードで十分だと思います。

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