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8年目デザイナー談 | M1MacBookAirメモリ8GBで動画編集はできるのか?

2022年1月16日

M1MacBookAirメモリ8GBで動画編集はできるのか?

悩んでいる人

・M1MacBookAirで動画編集したいけど大丈夫なの?

・MacBookAirのメモリは8GBと16GBのどちらが良いの?

 

このような方にオススメできる記事になっています。

 

筆者

【筆者経歴】

・ゲーム/IT業界デザイナー8年目

・映画祭で受賞歴あり

・M1チップのMacBookAir所有

・その他iPad/Windows所有

↑このような経歴なので、ある程度信頼のおける情報をお伝えできるかと思います。

 

検証したスペック

M1チップのMacBookAir

メモリ:8GB

容量:256GB

CPU:8コア

GPU:7コア

動画編集アプリ:PremierePro/AfterEffect

※M1MacBookAirの『最低スペックでの検証記事』になります。

 

この記事のポイント

・M1チップのMacBookAirが動画編集に使えるかわかる

・オススメのメモリがわかる

結論:M1MacBookAirでも動画編集はできます。

M1MacBookAirでも動画編集は可能

結論:M1チップのMacBookAirでも動画編集はできます。

 

我が家では、Youtubeの配信をしているのですが、フルHDの動画編集くらいのならばサクサク動きます。

 

正直、驚きました。

 

もう衝撃です。電力消費も少ないので、電池持ちが長いし。

 

台本・サムネとか含めて、大変の用途これでいけるじゃんかっと素直に思いました。

 

多少なりともフリーズしたりクラッシュするのかなっと思ったのですが、M1チップのパワーすごいですね。

 

ただ、動画編集なら何でもOKというわけではなく、項目によっては弱い部分も目立ちました。

 

この記事では、検証した結果を記載しつつ、どのような方がM1チップのMacBookAirに向いているのかを解説していきます。

 

最後までご覧くださいませ~

 

筆者
改めて、検証したスペックは下記になります。

検証したスペック

M1チップのMacBookAir

メモリ:8GB

容量:256GB

CPU:8コア

GPU:7コア

動画編集アプリ:PremierePro/AfterEffect

※M1MacBookAirの『最低スペックでの検証記事』になります。

 

 

M1MacBookAir
フルHD動画編集で検証

 

M1MacBookAir フルHD動画編集で検証

結論:『フルHD(1920×1080)』の10分程度の動画編集なら問題ないです。

 

どちらかと言いますと、13inchの画面サイズにしんどさを感じたくらいです。

 

普段はメイン機の27inchのディスプレイを使用しているので。

 

▼参考までに動画を添付いたします。

上の動画くらいでしたら、問題がおきない程度に動画編集ができます。

動画の詳細

時間:15:21

解像度:フルHD(1920×1080)

動画編集アプリ:AdobePremierePro

主な編集方法:カット編集・簡単なテキストアニメーション

 

メインの編集方法はカット編集になります。

 

カット編集とは、複数の動画を切り貼りして繋ぎ合わせる編集のことです。

 

参考の動画は、20本くらいの動画データを切り貼りして作りました。

 

ソフトはAdobePremiereProを使用しています。

 

複雑なエフェクトなどは使用しておらず、簡単なテキストアニメーションくらいしか使っていません。

 

つまり、動画の切り貼りとテキストアニメーションで構成されているため、動画編集としては負荷が少ない方になります。

 

これくらいの編集内容なら、M1MacBookAirでも問題ないです。

 

よくある解説系のYoutuberさんの動画くらいなら、問題なく編集できます。

 

プレビューを最高画質にしても問題ありません。

 

ただ、編集の方はサクサク動くのですが、書き出しには結構時間がかかりました。

 

15分の編集データに対して、書き出し時間は約20分です。

 

これは結構遅いかなっと感じてしまいました。(AdobePremiereProが原因かも)

 

もしも動画を書き出した後に、編集ミスによる再書き出しをおこなうと、追加で20分かかるのでツライですね。

 

ですので、動画編集をするならメモリは8GBより16GBを選択した方が無難かもしれません。

 

趣味の範囲なら全く問題ないですが、仕事用ならばMacBookPro・iMacを選択した方が良いと思います。

 

検証したデータが約15分の編集データなので、10分以下の動画編集をされる方でしたら書き出しのストレスは少ないと思います。

 

『基本はサクサク動くけど、書き出しに時間がかかる』感じです。

 

ここは個々の価値観で変わりそうですね。

 

▼アクティビティはこんな感じ。

M1MacBookAirのアクティビティ確認

M1MacBookAirのアクティビティ確認

 

 

M1MacBookAir
4K動画編集での検証

M1MacBookAir 4K動画編集での検証

動画の詳細

時間:5:00

解像度:4K(3,840×2,160)

動画編集アプリ:AdobePremierePro

主な編集方法:カット編集・簡単なテキストアニメーション

 

4Kの動画編集は、M1MacBookAirでも可能です。

 

これ結構驚きました。もっと遅延しまくりかなっと想像していたので。

 

簡単なカット編集とテキストだけならば問題なさそうでした。

 

ですが『グラフィック系のテンプレート』『エフェクト』を足していくと、重たくなっていきます。

 

加えて、今回は5分程度の動画だったので、長尺になった際は確実に重くなりそうです。

 

そもそも4Kの動画データは、フルHDと比較すると容量が3倍近く大きくなります。

フルHDと4Kの解像度

また、解像度はフルHD(1920×1080)の4倍あるため、描画領域が4倍になります。

 

特にぼかしなどの画面全体にエフェクトをかけるものは、処理落ちししやすいです。

 

おそらく、M1MacBookAirのメモリを16GBにしたとしても、4K動画にエフェクトをつける場合は、多少なりとも処理落ちすると思います。

 

また、書き出し時間は、解像度が高い分フルHDよりもさらにかかります。

 

書き出し速度が遅くても問題ないならM1MacBookAirで問題ないかなっと思います。

 

『M1MacBookAirで4K動画編集は、遅延するけど…まぁ…条件つきだができない…ことはない』という濁った回答です。

 

動画自体の長さやエフェクトの量で遅延具合は変わるので。

 

メモリは16GBがオススメです。

 

▼アクティビティはこんな感じ。

M1MacBookAirのアクティビティ確認

 

4Kの動画編集を快適にやりたい方は、画面サイズの大きいMacBookPro・iMacを選択すべきかなっと思います。

 

 

M1MacBookAir
オブジェクトアニメーションでの検証

M1MacBookAir オブジェクトアニメーションでの検証

動画の詳細

時間:5:00

解像度:フルHD(1920×1080)

動画編集アプリ:AdobeAfterEffects

主な編集方法:アニメーション

実写の動画ではなくなりますが、AfterEffectsを使用してオブジェクトアニメーションを検証してみました。

 

この記事でいうオブジェクトアニメーションとは、図形とかテキスト・画像だけを使用したアニメーションのことです。

 

画像素材のアニメーションくらいの認識で大丈夫です。

 

▼参考までに動画を添付いたします。

上の動画はAdobeAfterEffectsを使用して、画像データを動かして動画を作成しています。

 

この動画データをM1MacBookAirで起動し編集してみたのですが、問題なくサクサク動きました。

 

アニメーションの数値を変更したりしても、遅延などは無く、正直かなり軽くて驚きました。

 

しかもAdobeAfterEffectsを起動中に、ChromeやNotionなど様々なアプリを同時起動しているのですが、その影響を感じませんでした。

 

書き出しに関しては10分程度でした。

 

実写動画より軽いデータのため、短時間で書き出しがされました。

 

 

M1MacBookAir
エフェクトでの検証

M1MacBookAir エフェクトでの検証

動画の詳細

解像度:フルHD(1920×1080)

動画編集アプリ:AfterEffects

主な編集方法:パーティクル

 

結論:パーティクルを使用する場合は、めちゃくちゃ厳しいです。

 

エフェクトはパーティクル・システムで検証しました。

 

パーティクルとは、細かい粒子のことです。

 

細かい粒子を1秒間に数百~数千だすことで、『キラキラしたエフェクト』や『紙吹雪』などを表現できます。

 

遅延も多いですし、アプリの強制終了すら起きてしまいました。

 

パーティクル自体は、Trapcode Particularというプロのクリエイターが使用するもので検証したので、負荷が大きかったようです。

 

そもそもパーティクルは、超ハイスペックなPCで作られるものなので、MacBookAirではなく、iMacとかのM1Maxのメモリ32GBとかじゃないと快適には動かないです。

 

ただ、プラグインのTrapcode Particularが動いたのは安心しました。

 

(CPUの数値がおかしな感じですね。)

今回はM1MacBookAirの限界値を知りたかったので検証してみました。

 

 

M1MacBookAir
3Dアニメーションでの検証

M1MacBookAir 3Dアニメーションでの検証

動画の詳細

動画編集アプリ:Blender

主な編集方法:モデリング・アニメーション

Blenderとは無料の3Dソフトのことです。

 

このソフトで、アニメーションのついたモデルを起動して確認してみました。

 

動作は問題なくされ、サクサク動きました。※Blender自体が、めちゃくちゃ軽い3Dソフトだからですからね。

 

ただ今回検証したデータは、ポリゴン数(モデルの分割数)が少なめの制作物なので、ここがハイポリになればどうなるかはわからないですね。

Blenderで作成したモデル

 

筆者

以上が検証結果になります。

今後も色々わかり次第、この記事に追記していきます。

 

 

M1MacBookAirの懸念点

筆者

動画編集をしていて感じた懸念点につきましてまとめました。

発熱がそれなりにある

M1MacBookAirはファンレスのため、熱がこもります。

 

編集中はそこまで熱くならないのですが、問題は書き出し中ですね。

 

書き出し中(レンダリング)は、手で触ると『熱っ!』と感じるくらいまで発熱していました。

 

Mac全般に言えますが廃熱処理がイマイチな気がします。

 

昔からこの問題ありますよね。

 

デバイスの寿命が減っている気がして少し心配になりました。

 

 

使用できないソフト・プラグインがある

M1チップ自体が、2020年11月に発表された最新のチップのため、対応できていないソフトやプラグインが必ずあります。

 

Adobeなどのメジャーなブランドですと、どんどん対応されてきてます。
(プラグインもきちんと使えたので一安心でした。)

 

ただ、『マイナーなソフト』や『アップデートが終了しているソフト』はおそらく厳しいかなっと思います。

 

特にプラグイン系はどうなるかは全くわからないです。

 

Rosetta 2 を使えば、Apple シリコンを搭載した Mac でも、Intel プロセッサ搭載 Mac 用に開発された App を使えるようになります。

引用元:Apple公式

このようにRosettaを使用すれば、変換されるようですが。この辺りはちょっとわからないですね。

 

メジャーではない動画編集ソフトを使用していた場合、それが使えるかは必ず確認しておきましょう。

 

もしもM1MacBookAirの購入を検討しているなら、自身が高い頻度で使用するソフトは洗い出してみましょう。使えなくなる可能性があるので。

 

私の場合は、ワコムのお絵描き用ペンタブレットを使用しているのですが、ドライバーが古すぎるため設定ソフトがきちんと動作しませんでした。

M1MacBookAir ドライバエラー

10年くらい使っているので、しょうがないですね。

 

ちなみにWindowsの場合いけました。

 

 

動画編集するには画面が小さい

MacBookAirは13inchなんですが、動画編集するには画面が小さいですね。

 

動画編集をする場合、データをたくさん使うので一覧性が必須になります。

 

13inchだとさすがに画面が小さいですね。普段が27inchなので余計に感じているのかも。

 

モニター接続すれば問題ないですが。

M1MacBookAir13inchと27inchモニターとの比較

DELLモニターは、USB Type-Cポートがあるので、コネクタなしでディスプレイ接続ができます。

 

 

端子2つは足りない

M1MacBookAir端子が足りない

M1MacBookAirの接続端子は、最低限に抑えられています。

 

ただ、端子がThunderbolt / USB 4ポートが2つだけなので、かなり不便です。(イヤホンジャックはあります)

 

Windowsを使用していたり、USB Type-Cを普段使用していない方は色々追加コストがかかると思います。

M1MacBookAirと購入すべきハブ

上図のようなハブは必ず一緒に購入した方が良いですよ。

M1MacBookAirおすすめハブ写真

 

 

外部ディスプレイの出力が1枚のみ

M1MacBookAirは、ポートが2つありますが、接続できるディスプレイは、1台のみになります。

 

クラムシェルモードを使いながら、デュアルディスプレイの環境にしたい場合は、サードパーティー製のコネクタが必要とのこと。

 

筆者

以上がM1 MacBookAirの懸念点になります。

 

 

 

動画編集にはソフト選びが重要

先にも述べましたが、動画編集ソフトはメジャーなものを使用しましょう。

 

M1チップがどこまで対応されているのかがわからないからです。

 

また、動画編集ではソフトの選択がかなり重要です。

 

ソフトによって動作の軽さが全然違うからです。

 

メジャーなソフトの何が良いかと言いますと、何か問題が起きたときにノウハウがたくさん落ちているところです。Googleで検索すれば、自分で解決できちゃいます。

 

下記の動画編集ソフトがオススメです。

 

AdobePremierePro

AdobePremierePro

出典:AdobePremierePro

わたしも使用しているAdobe社が提供している映像編集ソフトです。

 

プロのクリエイターから有名なユーチューバーが使用しており、ハリウッドなどの映画にも使用される有名なソフトです。

デメリット

・サブスクリプション(月々払い)

・機能が豊富なので、慣れるまでに時間がかかる

・動作が少し重い

 

FinalCutPro

 FinalCutPro

出典:Apple公式

FinalCutProは、Appleが提供しているMacユーザー向けの動画編集ソフトです。

 

純正同士なのでM1チップとの相性が良く、快適に編集できるとのこと。M1用にアプデートもしているようなので、1番安心して使用できますね。

 

AdobePremiereProと違い、買い切り(¥36,800)なので追加でコストがかかることはありません。

デメリット

・機能があまり多くなく、最低限に絞られている(ただ初心者向け)

・動画編集の表現の幅が狭まる

 

iMovie

iMovie

出典:Apple公式

Appleが提供している動画編集ソフトです。

 

機能はFinalCutProよりさらに少ないです。

 

ホームビデオくらいなら、これでも十分です。

 

筆者

以上がおすすめソフトになります。

 

 

M1 MacBookAir 8GBを買うべき人

M1 MacBookAir 8GBを買うべき人

動画編集の観点から『M1 MacBookAir 8GBを買うべき人』について解説します。

 

買うべき人

・Apple製品が好きな方

・フルHD(1920×1080)主体で動画編集する方

・4Kの動画編集は短尺でカット編集しかしない方

・パーティクル系のエフェクトを使用しない方

・メジャーなソフトを利用する方

・マイナーなソフトを使用しない方

・プラグインを大量に使用しない方

 

このような方におすすめできます。

 

動画にエフェクトを足したり、3Dが関わる場合はかなり厳しくなると思います。

 

つまり同じ動画編集でも、3D・実写合成・VLOGなど用途によって、左右されるということです。

 

動画編集を目的にデバイスを選ぶ場合は、より明確にすることをオススメします。

 

簡単な動画編集なら8GBメモリでもいけそうですね。

 

わたしは最低スペックを購入しましたが、動画編集を中心にやる方は『基本はメモリ16GB』がオススメです。

 

メモリ8GBでも動画編集はできないことはないですが、書き出しに時間がかかるし、動画編集以外の作業も同時起動するならなおさら16GBがオススメです。

 

8GBは、『表作成・動画閲覧・画像編集』などをしつつ、たまに片手間で動画編集という方に向いていると思います。

 

動画編集をするなら256GBストレージだと少ないので、最低でも512GBを選びましょう。外付けSSDがコスパが良いのでそちらでもOKだと思います。

 

▼フルHDの動画編集にオススメはコチラ

オススメ

M1チップのMacBookAir

メモリ:16GB※カット編集くらいの動画編集なら8GBでもいけます。

容量:512GB

CPU:8コア

GPU:8コア

 

 

商品リンク

 

 

おまけ:M1 MacBookAirの感想

M1 MacBookAir NIMASOフィルム良き

正直な感想ですが、M1 MacBookAirすごすぎますね。

 

この性能で約110,000円はコスパがめちゃくちゃ良いです。

 

動画編集ってかなり高負荷な用途なんですが、それがサクサク動くなら、他の用途はほぼ全てできると考えて良さそうですね。

 

性能不足になるのは『4K長尺動画編集・実写合成・エフェクト作成・3D』くらいですよ。きっと。

 

また、バッテリー持ちがすごい。本当にすごい。

 

全然バッテリーが減らないのはめちゃくちゃ良いです。

 

コネクタが2つしかない問題は、ハブを購入すれば解消できますし。

 

不安な点は、M1チップがまたリリースされて日が浅いので、ソフトがどれだけ対応されるのかですね。ゲームはほぼ無理ですが。

 

写真は、NIMASO保護フィルムを貼ってみた時のものです。

 

良い感じですが、画面がくすむので貼らなくても良かったかも。

 

▼M1 MacBookAirのレビューはコチラ

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脱後悔 | MacBookAir256GB足りる?512GBとどっちのストレージ容量がおすすめなのかを解説
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以上です。

ありがとうございました。

-Mac