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容量不足解消|iPadのストレージを外付けで増やす方法

2023年3月19日

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容量不足解消|iPadのストレージを外付けで増やす方法
悩んでいる人
悩んでいる人
  • iPadの容量が写真・動画で一杯。
  • iPadの容量を外付けで増やしたいけど、どうすれば良いの?
  • iPadがLightning端子だけど外付けストレージって使えるの?

このような人にオススメできる記事になっています。

この記事の著者

この記事の信頼性

  • 都内美大卒。ゲーム・IT業界デザイナー(歴10年)
  • iPad系Youtube登録者数40,000人
  • 複数のiPadを使用

iPad本体のストレージは増やすことはできないため、ストレージ不足は大きなストレスになります。

定期的にデータ整理をして、不要なデータは削除しておくと良いのですが、消したくないデータでいずれ一杯になりますよね。

そこで、本記事では「iPadのストレージ容量を増やす方法」や「外付けストレージの活用」について解説していきます。

本記事のポイント

  • iPadの外付けで容量を増やす方法がわかる。
  • 外付けストレージの活用方法がわかる。
  • ストレージについて網羅的に理解できる。

iPadの容量を増やす5つの方法

容量を増やす5つの方法

  1. 外付けストレージを使用する
  2. クラウドストレージを使用する
  3. キャッシュの削除を行う
  4. 不要なアプリやファイルを削除する
  5. 新しいiPadに買い替える

iPadの容量を増やすには、上記5つの方法が挙げられます。

ストレージ不足を感じたら、まずキャッシュや不要なアプリデータの削除をしましょう。

データ整理するだけで、数GB空くことはあり得ます。

それでも解決しない人は、外付けストレージやクラウドストレージを検討しましょう。

iPadの外付けストレージは、比較的簡単に接続できるため、初心者でも安心して使用することができます。

1点注意してほしいのですが、外付けストレージはアプリやゲームの保存はできません。

基本的に、写真や動画・ドキュメントファイルの保存ができます。iCloudのみ、カレンダー・リマインダーなどのバックアップをとることが可能です。

この記事では外付けストレージを軸に、「接続手順」「外付けとクラウドストレージの比較」などを、網羅的に解説していきます

自分に合った方法を選び、快適なiPadライフを送りましょう。

おすすめの外付けストレージ

外付け・クラウドストレージについて解説

外付け・クラウドストレージについて
筆者
筆者

まず、外付け・クラウドストレージについて解説していきます。

既にご存知の方は読み飛ばしてください。

外付けストレージについて

外付けストレージとは?

外付けストレージ-SanDiskSSD

外付けストレージとは、USBなどを介してパソコンやiPhone/iPadに接続し、データを保存するための物理ストレージです。

最近では、iPadにも対応した外付けストレージが多数販売されています。主に写真/動画データのバックアップなどの用途で活用できます。

物理ストレージのためネット環境がない状況でも使用できますし、月額料金がかからないメリットがあります。

外付けストレージに保存されたデータは、iPad内のストレージとは別の場所に保存されます。

外付けストレージの種類

外付けストレージの種類

外付けストレージには、HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。

HDDは容量が大きく、低価格である一方、「衝撃に弱く、故障しやすい」という特徴があります。

一方、SSDは高速で静音性に優れ、耐久性も高いという特徴があります。ですが、HDDに比べると容量あたりの価格が高くなっています。

iPadと相性が良いのは、持ち運びに特化しているSSDです。

メリットデメリット
・月額価格がかからない
・転送速度が速い
・ネット不要で使用できる
・管理しやすい
・持ち運び時の紛失/盗難のリスクがある
・故障した場合、データが失われる
・バックアップはすべて手動

クラウドストレージについて

クラウドストレージとは?

クラウドストレージとは?

クラウドストレージとは、インターネット上にあるサーバーにデータを保存する仕組みのことです。

写真や動画、音楽、書類などのデータをクラウド上に保存し、いつでもどこでもアクセスすることができます。

iCloudが良い例ですね。

インターネットの環境下であれば、自宅のパソコンや外出先のスマートフォンなどから、いつでも必要なデータにアクセスできます。ただ、インターネットの回線によって、データの転送速度が左右されます。

外付けの物理ストレージと比較すると、読み込みが逐一発生するため遅いです。

クラウドストレージの種類

主なクラウドストレージサービスは、iCloud Drive、Googleドライブ、Dropbox、OneDrive、BOX、pCloudなどがあります。

サービスによりけりですが、ユーザー登録すれば約5GBほど無料で利用することができます。それ以上の容量を利用する場合は、有料のプランに加入する必要があります。

クラウドストレージ有料プランは、月額料金です。

そのため、長期的にみるとお金かかるデメリットがあります。

メリットデメリット
・ネットがあれば、どこからでもアクセスできる
・ファイル共有がラク
・故障のリスクがない
・月額料金がかかるため、長期でみるとお金がかかる
・ネットがない環境では使えない
・アップロード/ダウンロードの速さは回線速度で左右される
・依存しすぎると解約できなくなる

外付け・クラウドストレージ比較

外付けストレージクラウドストレージ
※iCloud
料金形態買い切り月額
データ転送速度
※ネット速度で上下する
アクセス方法iPadの端子に接続してアクセス
※ネット環境不要
どこからでもアクセス可能
※ネット環境必須
持ち運び必要不要
備考主に写真や動画データ・ドキュメントファイルのバックアップが可能
※アプリやゲームは不可
写真、動画、メール、カレンダー、連絡先、リマインダー、Safariなどのデータのバックアップが可能
※iCloud以外のサービスは、写真や動画データ・ドキュメントファイルのみ
外付けストレージ
※SANDISKを参照
iCloud
5GB-無料
50GB-130円(税込)/月
1,560円(税込)/年
200GB-400円(税込)/月
4,800円(税込)/年
512GB9,997円(税込)-
1TB11,813円(税込)-
2TB22,237円(税込)1,300円(税込)/月
15,600円(税込)/年

個人的に外付けとクラウドストレージを使用して特に差を感じる点としては、データの転送速度と価格ですね。

外付けストレージは、データ転送が圧倒的に速く、低ストレスです。加えて、月額料金がかからないため、1度購入すれば長期的に使用することができます。

特に大量の動画や写真(RAW)を頻繁に使用する人は、外付けストレージが絶対にオススメです。

iPhoneで撮影した軽めの写真/音楽などのバックアップをするだけなら、iCloudストレージでも十分です。

外付け向きの人クラウド向きの人
・大量のデータを保存したい人
・ファイルの取り出しや保存を頻繁に行う人
・インターネット環境が不安定な人
・外出先でもデータを利用したい人
・複数の端末で同じデータを利用したい人
・ファイルを共有することが多い人
・ストレージ本体を持ち運ぶことが面倒な人

外付けストレージとiPadの接続方法と手順

筆者
筆者

ではここからは、外付けストレージとiPadの接続方法について解説します。

iPadには、Lightning端子とUSB-C端子搭載モデルがあり、接続方法が異なります。それぞれ解説していくのでご安心ください。

まずは、ご自身のiPadがどちらに該当するのかを確認しましょう。

モデル
Lightning端子iPad第9世代以前
iPadmini第5世代以前
iPadAir第3世代以前
iPad Pro12.9インチ第2世代以前
USB-C端子iPad第10世代
iPadmini第6世代
iPadAir第4世代以降
iPad Pro11インチ第1世代以降
iPad Pro12.9インチ第3世代以降

1:USB-C搭載型の接続方法

外付けストレージとUSB-C搭載型のiPadの接続方法と手順

USB-C端子のiPadに必要なもの

  1. 外付けストレージ

USB-C搭載のiPadは、外付けストレージを直接に接続するだけになります。

注意点としては、USB-C端子以外の外付けストレージは購入しないようにしましょう。間違えてしまうと、変換コネクタなどの追加コストがかかります。

この記事では、オススメの外付けストレージも解説していますので、ご安心ください。

2:Lightning搭載型の接続方法

外付けストレージとLightning搭載型の接続方法のiPadの接続方法と手順

USB-C端子のiPadに必要なもの

  1. Lightning - USB 3カメラアダプター
  2. 外付けストレージ
  3. Lightningケーブル
  4. 充電アダプタ(必要に応じて)
  5. モバイルバッテリー(必要に応じて)

まず、Lightning搭載のiPadに外付けストレージを接続しても、認識されません。(おそらく電力不足か、ストレージ側に送電されないことが原因だと思います。)

そのため、Appleが販売する「Lightning - USB 3カメラアダプター」を用意する必要があります。

Lightning - USB 3カメラアダプター

Lightning - USB 3カメラアダプターとは、Lightning端子を「USB-AとLightning」に分岐することができるアダプタです。

これをiPadの端子に接続します。加えて、外付けストレージをUSB-Aケーブルに接続します。

外付けストレージとLightning搭載型の接続方法のiPadの接続方法と手順

次に、アダプターのLightning端子に充電ケーブルを差し込み、充電アダプタかモバイルバッテリーを接続しましょう。

これでiPadに外付けストレージが認識されます。

ただ、この方法は動作が非常に不安定です。外付けストレージがファイルアプリに認識されない現象が多々起きます。

その場合は、繰り返し接続し直しましょう。

外付けストレージへのデータの移行手順

筆者
筆者

次に、iPadのデータを外付けストレージに移行する手順について解説します。

ファイルアプリから外付けストレージにアクセスできるかを確認

iPadと外付けストレージを接続したら、「ファイル」アプリを起動しましょう。

「場所」をタップすると現在接続されているストレージのリストが表示されます。

該当する外付けストレージが表示されることを確認しましょう。

表示されなければ、外付けストレージをiPadから外して、再度接続しましょう。

iPadのデータをストレージに移動

外付けストレージに移動させたいデータは、「選択」をタップしてファイルを選択しましょう。(小技にはなりますが、2本指でスワイプするとデータをまとめて選択することができます。)

次に「移動」をタップしましょう。ウィンドウが開きますので、移動先のストレージを選択し、コピーをタップすればOKです。

写真データをストレージに移動

iPadの写真や動画データの場合は、「写真」アプリからデータ移行をおこないます。

移動させたいデータを選択して、左下の矢印アイコンをタップしましょう。

ウィンドウが開きますので、「"ファイル"に保存」をタップします。

先程と同じように、移動先のストレージを選択して保存すればOKです。

SplitViewならもっと簡単!※オススメ

外付けストレージに移動する方法

SplitViewを活用して、左をiPad内、右を外部ストレージにします。

この状態で、移動させたいファイルを選択して、右にスワイプすれば簡単に移動ができます。

こちらの方法ですと、圧倒的にラクなのでSplitViewやステージマネージャをぜひ活用してください。

外付けストレージに移動する方法

※ファイルアプリですとこのような感じです。

不要なデータの削除

データ移行が完了したら、不要なデータは削除しておきましょう。

ただ、削除するだけだと、iPad内部にしばらくデータが残り、本体の空き容量が増えません。

そのためデータを削除した後に、「最近削除した項目」から再度削除すれば完全に消去することができます。

以上が、iPadと外付けストレージの接続方法になります。

外付けストレージの活用方法

筆者
筆者

ではここからは、外付けストレージとiPadの接続方法について解説します。

1:バックアップの作成

既に解説しましたが、外付けストレージにデータを保存することで、iPad本体のストレージを空けることができます。

また、万が一iPadが壊れても、外付けストレージに写真や動画データのバックアップを取っていれば復元できます。

2:大容量ファイルの保存

iPad本体のストレージ容量は限られているため、大容量のファイルを保存することができない場合があります。

外付けストレージを使用することで、大容量のファイルを保存することができます。

3:他デバイスとの兼用

外付けストレージはiPadだけではなく、他のデバイス(Mac・Windows)でも使用ができます。

そのため、iPadだけではなく、他デバイスの兼用として保存/共有ができます。

※たとえiPad用にあまり使わなくても、PC用としても使用できるので汎用性が高いです。

4:動画編集時のストレージ節約

iPadの動画編集アプリLumafusionと外付けストレージを活用すれば、ストレージを節約しながら動画編集が可能になります。

一般的な動画編集アプリは、iPad内部の動画データを読み込んで編集します。

Lumafusionは、外付けストレージの動画データをリンクした状態で編集することができます。

つまり、iPad内に動画データを入れておく必要がなくなるわけですから、ストレージを節約しながら動画編集が可能になります。

ただ、この機能は若干怪しくて、iPadOSのアップデートでリンク切れ起こしてしまうことが多く、まだおすすめはできません。

筆者の編集データ5~6個分リンク切れが起きてしまい、面倒なことになりました。

おすすめの外付けストレージセット

筆者
筆者

では、おすすめの外付けストレージを紹介します。

SanDisk SSD

SanDisk SSD

iPad用の外付けストレージならこれがオススメです。「Lightning端子のiPad」「USB-C端子のiPad」両方で検証して問題なく動作しています。

非常にコンパクトで軽いため、持ち運びもしやすいです。

また、USB 3.2 Gen 2(520MB/秒)になっていて、USB Type-Aケーブル変換コネクタが同梱されています。

変換コネクタがあるので、iPad以外のデバイスにも使用できて便利です。※Windowsとか

SanDisk SSD

Lightning端子搭載のiPad用アダプタ

外付けストレージとLightning搭載型の接続方法のiPadの接続方法と手順

Lightning端子搭載のiPadを利用している人は、下記も併せて検討することをオススメします。

UGREEN AceCube 30W PD 充電器 USB-C 急速充電器 【GaN III (窒化ガリウム) 採用 超小型 折畳式プラグ PD3.0/PPS/QC4+/SCP/FCP規格対応/PSE技術基準適合】
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本記事のまとめ:容量不足解消|外付けiPadの容量を増やす方法

容量を増やす5つの方法

  1. 外付けストレージを使用する
  2. クラウドストレージを使用する
  3. キャッシュの削除を行う
  4. 不要なアプリやファイルを削除する
  5. 新しいiPadに買い替える

本記事のまとめ

  1. 外付けストレージは、写真や動画のバックアップができる。
  2. 外付けストレージは、他デバイスとの兼用できる。
  3. Lumafusionなら、外付けデータをリンクできる。

iPadは魅力的なアプリやコンテンツが豊富で、ついつい容量が一杯になってしまいますよね。

今は使用しないけど、絶対に失くしたくないデータがたくさんある人は、外付けストレージに保存しておくと便利ですよ。

筆者はデザイナーという職業柄、外付けHDD4TB・2TB、SSD512GB、買い切りクラウド4TBなど、外付けストレージを大量に使用しています。

また過去にPCの故障により大量のデータを失った経験があり、バックアップがどれだけ重要かを体験しているからです。

1つはあって損はないので、ぜひ検討してみてください。

ストレージのQ&A

筆者
筆者

運営しているYoutubeチャンネルなどで、よく聞かれることを解説します。

iPad本体の容量は増やせるの?

悩んでいる人
悩んでいる人
iPad本体の容量は増やせるの?

結論:増やせません。

運営しているYoutubeチャンネルにこのような質問をいただくのですが、iPad本体の容量は増やすことができません。

そのため、最初のデバイス選びが非常に重要になります。

最小容量は価格が安く魅力的に感じますが、長期的に見るとストレージは大きい方が非常に快適です。

外付けストレージってどれが良いの?

悩んでいる人
悩んでいる人
USBメモリー、SSD、SDカードリーダーなど、様々な形状・サイズの外付けストレージがあるけど、どれが良いの?

iPadには、USB-C搭載のSSDがおすすめです。

Lightning搭載のiPadユーザーからすれば、USBメモリー(Lightning搭載)でも低価格で良さそうに見えますが、あまりオススメはしません。

USB-Cが一般的になっている中、Lightning端子の汎用性がないからです。

Lightning端子の場合、iPad以外のデバイスに接続するのも手間ですし、アダプタなどの追加費用がかかります。

外付け・クラウドストレージどっちが良いの?

悩んでいる人
悩んでいる人
外付けとクラウドストレージどっちが良いの?

結論:人によりけりです。

自分にとって必要な機能や使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。

また、外付けストレージとクラウドストレージを併用することもできます。

例えば、大容量のデータを外付けストレージに保存し、よく使用するデータをクラウドストレージに保存するなどです。

自分に合った使い方を見つけることが大切です。

外付けストレージiCloud
料金形態買い切り月額
データ転送速度
※ネット速度で上下する
アクセス方法iPadの端子に接続してアクセス
※ネット環境不要
どこからでもアクセス可能
※ネット環境必須
持ち運び必要不要
備考主に写真や動画データ・ドキュメントファイルのバックアップが可能写真、動画、メール、カレンダー、連絡先、リマインダー、Safariなどのデータのバックアップが可能
※iCloud以外のサービスは、写真や動画データ・ドキュメントファイル
外付けストレージ
※SANDISKを参照
iCloud
5GB-無料
50GB-130円(税込)/月
1,560円(税込)/年
200GB-400円(税込)/月
4,800円(税込)/年
512GB9,997円(税込)-
1TB11,813円(税込)-
2TB22,237円(税込)1,300円(税込)/月
15,600円(税込)/年
外付けストレージ
向きの人
クラウド
向きの人
・大量のデータを保存したい人
・ファイルの取り出しや保存を頻繁に行う人
・インターネット環境が不安定な人
・外出先でもデータを利用したい人
・複数の端末で同じデータを利用したい人
・ファイルを共有することが多い人
・ストレージ本体を持ち運ぶことが面倒な人

アプリを外付けストレージに保存できるの?

悩んでいる人
悩んでいる人
アプリを外付けストレージに保存させて管理したいけどできるの?

結論:できません。

アプリは、iPad本体のみに保存されるからです。

UGREEN AceCube 30W PD 充電器 USB-C 急速充電器 【GaN III (窒化ガリウム) 採用 超小型 折畳式プラグ PD3.0/PPS/QC4+/SCP/FCP規格対応/PSE技術基準適合】
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