
・仲介手数料を払いたくない
・初期費用を下げつつスムーズに部屋探しをしたい
・同棲で安く部屋探ししたい
このような方に向いている内容になります。
我が家の情報
2人暮らし
都内在住
内見回数20件以上
引っ越し回数2回
使った業者の数:10件以上
我が家は、都内在住で結構な数の家探しをした経験があり、同棲・新婚で安く部屋探すために試行錯誤をしました。それなりの信頼のおける情報をお伝えできると思います。


この記事ポイント
・仲介手数料を下げる方法がわかる
・同棲/新婚の部屋探しを安くするポイントがわかる
実店舗の不動産屋には絶対いかないこと
まず仲介手数料を下げたいならば、町にある不動産屋には行かないようにしましょう。
これは100%の確率で仲介手数料をとられる上に、釣り物件やウソ情報で振り回されるからです。
もちろんすべての不動産屋がそのような事ではないのですが、確率的に高いです。

『丁度人気物件が空きました』
『すぐ申し込まないと埋まります』
『非公開物件を紹介します』
これらは大半が営業トークになりますので、ご注意ください。我が家はこれで振り回された経験があります。
同棲・新婚の部屋探しではこのような目に遭わないようにしましょう。
正直ネット検索だけで大丈夫です。
大前提:安く部屋探しするためのマメ知識

大半の賃貸物件は『レインズ』に載っている
不動産屋の物件の情報は『レインズ』という不動産流通機構会員専用の情報交換サービスに載っています。
このサイトは一般人では見れず、不動産関係者のみ閲覧できる情報サイトになります。
不動産屋・仲介業者は『レインズ』から情報を引っ張ってきて、情報を記載しているだけになります。
特別何かしているわけではないので、非公開物件・専任媒介などはホントにごく稀になります。
たまにある『うちの会社でしか取り扱ってない!』という言葉はセールストークの可能性がありますのでご注意ください。
実際に『非公開物件等あれば紹介をお願いします』と不動産屋に連絡してみたこともありますが、すべて『ホームズ・アットホーム・SUUMO』に載っている情報でした。(たまたまかもしれませんが・・)
このようなこともあり、町にある不動産屋には行かないようにしましょう。
仲介手数料は0.5~1ヶ月
不動産屋が取得できる、仲介手数料は上限は1.08ヶ月(税込み)です。
その内訳は、大家と入居者を含めて1.08ヶ月(税込み)になります。
例えば、大家から0.5ヶ月・入居者から0.5ヶ月を請求する仲介業者(ミニミニ)もあれば、大家から0ヶ月・入居者から1ヶ月を請求する仲介業者もいます。
そのため、仲介手数料が高い業者もいれば低い業者も存在するのです。
ただ仲介手数料に関してはブラックボックス化されていて、規定違反をして両方から1ヶ月以上を請求する業者もいます。※別件ではありますが2019年頃に問題になりました。
基本は疑ってかかった方が良いかと思います。
以上2点が知っておいてほしい知識になります。

"知っている"と"知っていない"だと大きな差がでます。
不動産業界の闇は深いのでご注意ください。
仲介手数料を安くする方法
では、仲介手数料を"0にする方法"や"安くする方法"について解説していきます。
方法は3つしかありません。
方法1
仲介手数料の低い不動産サイトで契約する
1つめは『仲介手数料が低い不動産サイトで契約する』方法です。
これが1番簡単な方法になります。
例えば、ietty・ミニミニ・イエー!・エイブルなどが該当します。このサービスから契約するだけで、仲介手数料が半分以下になります。
これらの業者は『大家から0.5~1ヶ月』『入居者から0~0.5ヶ月』の仲介手数料を請求しているので割安になります。
ただ、ミニミニやイエー!やエイブルなどは、部屋を探すことに対しては特化していないサービスです。これらのサービスは、内見・契約時に利用しましょう。
部屋探し自体は別サイトを活用すると効率的です。
方法2
大家・管理会社と直接契約する
2つめは『不動産屋(仲介会社)を経由せずに契約する』方法です。
仲介手数料は、大家さんと入居者のあいだに不動産屋(仲介会社)が入ることで発生するコストです。
つまり仲介会社を入れなければ仲介手数料は0円です。
大家さん自身が物件情報を掲載している『ウチコミ』を利用すれば、仲介手数料を払わずに済みます。
ただ『ウチコミ』は物件数が少ないので希望する物件が見つからない可能性も高いので、そこがデメリットになります。
興味があったら調べてみるとよいと思います。
我が家も1度だけ仲介会社を経由せず、管理会社 兼 大家さんが取り扱うで実店舗を利用したことがありました。
その際『仲介手数料無料!ラッキー!』と思ったのですが問題が発生しました。
それは、仲介手数料が0円の代わりに礼金が2ヶ月という点でした。そのため契約はしませんでした。
このようなケースもありますので、大家さんと直接交渉できる『ウチコミ』が1番安全かもしれません。
方法3
UR・都営住宅を選ぶ
3つめは『UR・都営住宅・府営住宅を選ぶ』方法です。
URは、UR都市機構が運営している、『礼金・仲介手数料・更新料0円』の賃貸物件サービスです。
単身からファミリーまで幅広い物件があり、さまざまな割引制度もあります。
URの物件は、周りにスーパー・保育施設があるケースがほとんどですので、生活するには困らない環境です。同棲の部屋探しの重要なポイントがしっかり満たされています。
都営住宅とは、公社・東京都・民間等が『都民住宅制度』に基づいて、中堅所得者層のファミリー世帯を対象に建設した賃貸住宅です。引用:JKK東京
こちらも『礼金・仲介手数料・更新料0円』破格の賃貸物件サービスです。
申し込みが殺到するので、抽選になるケースもあります。我が家の場合、狙っていた物件が1年近く空室にならなくて諦めました。
検索が面倒であれば『優良ファミリー賃貸BOOK』を利用しましょう。UR・都営住宅がまとめて探せるので便利ですよ。
以上3点が『仲介手数料を払わない or 安くする』方法になります。
仲介手数料を下げつつ効率よく部屋探しするポイント
では仲介手数料を下げつつ、生産性よく部屋を探すポイントを解説していきます。
ポイント1
部屋探しはホームズ・アットホーム・イエプラを利用
部屋探しは、ホームズ・アットホーム・SUUMOを中心に検索しましょう。
物件掲載数はSUUMOが1番多いのですが、成約済み物件も多く残っていることがあり、努力が無駄になることがあったので我が家では、そこまでオススメしていません。
掲載物件数 | |
ホームズ | 約440万件 |
SUUMO | 約650万件 |
アットホーム | 約200万件 |
もしもUR・都営住宅を中心に部屋探しをしたい場合は『シティモバイル』『UR Navi』を選択しましょう。
ホームズ
ホームズは物件掲載数も多いのですが、どのサービスよりも探しやすく洗練されています。
MAPから希望条件を入力することで、物件を検索することもできます。『新着・築浅・リノベ済』などソートされるので効率的に探しやすいです。
洪水リスク(ハザードマップ)も併せて見れるので安全性も確保できます。
アットホーム
アットホームは、ホームズだけだと全ての物件を確認できないため、網羅性を高めるために使用します。
ホームズの方が正直使いやすいですが、ホームズに掲載されていない物件を見つける事もできるのでオススメです。
我が家の場合は、たまたまアットホームにだけに掲載されていた物件がめちゃくちゃ良くてそこに決めちゃいました笑


ポイント2
人気物件の内見・申込はietty・ミニミニ・OHEYAGOを利用
『ホームズ・アットホーム・SUUMO』で見つけた物件は、ietty・OHEYAGOを利用して内見・申込みをしましょう。
都内などの人気高い物件はスピードが命ですので、レスポンスが圧倒的に早く仲介手数料を下げられるietty・OHEYAGOが役立ちます。
ietty
基本はiettyで内見・申し込みを進めましょう。
iettyに登録すれば最大仲介手数料50%offになるため、他の仲介業者よりも割安になります。
ホームズ・アットホームなどで見つけた物件であっても、チャットにリンクを送れば内見は可能になります。
また、ネット上にでていない非公開物件も多数紹介してくれたり、22時(水曜日定休)までチャット対応してくれるサービスです。
忙しい人にも向いています。
内見して良ければ、そのままの流れでスムーズに申し込みができるので、基本はiettyを中心に進めることをオススメしています。
ただ、iettyは首都圏限定のサービスなので、ご注意ください。
\今なら内見申し込みでAmazonギフト券5000円分キャッシュバック/
ミニミニ
首都圏以外の人は、ミニミニで内見・申し込みを進めましょう。。
ミニミニも最大仲介手数料が0.55ヶ月になるため、他の仲介業者よりも割安になります。
ホームズ・アットホームなどで見つけた物件であっても、リンク先さえ送れば内見は可能になります。
実際ミニミニに掲載されていない物件のリンクを送ってみたところ、問題なく対応してくれました。
内見して良ければ、そのままの流れでスムーズに申し込みができます。(正直なところ、対応はイマイチです。仲介手数料を半額で目をつぶる気持ちでいきましょ。)
ただ、ミニミニでもFC店舗は0.55ヶ月対象外になる可能性があるので、必ずご注意ください。※FC店舗とは、本社運営ではなく、他社がミニミニの屋号を借りて運営している店舗のことです。
ミニミニを敬遠する管理会社がある?
ミニミニを利用して問題が起きたケースがあり、それはミニミニを優先しない管理会社あることです。
先にも述べましたが、仲介手数料とは、大家と入居者を含めて1.08ヶ月(税込み)が上限になります。
ミニミニは、貸主と入居者から0.5ヶ月ずつ取得することで、入居者負担を減らしているサービスです。
もしかしたら管理会社によっては、この仕組みではマージンがとれないので、ミニミニからの依頼をはじいているケースが見受けられました。
以下我が家の実体験です。
ミニミニに入居申し込みの依頼をした際に『管理会社に確認したところ、既に申込済になった』と返信がきました。
気に入った物件だったため諦めきれず、OHEYAGOに依頼をすると『管理会社に確認したところ申し込み可能です』と返信が来ました。
結果として、OHEYAGOで申し込みが完了できました。
ミニミニが自社物件を紹介するために我が家を拒否したのか、管理会社がミニミニを拒否したのか真意はわかりませんが、このような体験をしました。
そのためミニミニで断られても、別の仲介会社にお願いすればチャンスがあるかもしれませんのでご留意ください。
このような件は2度あったのですが、あくまでも想像の域を越えないので真実がわかりません。
OHEYAGO
『OHEYAGO』は、OHEYAGOで取り扱っている物件のみ仲介手数料が最大0円に下がります。
物件掲載数が多くないので、あまり魅力を感じないサービスかもしれませんが、OHEYAGOは内見がめちゃくちゃ便利です。
最短で当日の30分後に内見が可能になります。
もちろんホームズ・アットホームなどで見つけた物件であっても、リンク先さえ送れば内見は可能になります。
どうしても急ぎで内見したい場合は、オヘヤゴーを利用することをオススメします。
物件を探していて、急に良さそうな部屋が見つかり、(仲介手数料関係なく)どうしても他の人にとられたくない場合に利用しましょう。
例えば、築浅・フルリノベ系の物件は、内見なしで契約されるほど激戦なので、OHEYAGOを利用することで素早い対応が可能になります。
我が家の場合は、土曜日14時に内見の依頼して、2時間後に内見できた経験があります。
連絡はLINEですので、めちゃくちゃ簡単です。
ただミニミニと比較すると、仲介手数料は下がりづらい業者になります。ですが、かなり交渉してくれる良心的な仲介業者にです。
我が家の場合、OHEYAGOで取り扱っていない物件にも関わらず、仲介手数料1割引にしてくれた上に、家賃交渉・入居日交渉をしてくださいました。(繁忙期だったのに感謝しかない)
本来なら契約から2週間以内の入居だったのですが、1月近く延長しました。そのような経緯もあり、OHEYAGOにお願いしました。
オススメな業者さんになります。
OHEYAGO
\仲介手数料がお得になることも!/
最短で当日の30分後に内見できる
LINEで手軽に申し込みができる
不動産屋とのやりとりなし!
▼対象エリアは下記になります。
北海道地方 | 北海道 |
関東地方 | 茨城県・栃木県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 |
中部地方 | 愛知県 |
近畿地方 | 京都府・大阪府・兵庫県 |
九州地方 | 福岡県・宮崎県 |
ポイント3
人気物件以外ならサンキュールーム・イエー!を利用
絶対に『仲介手数料を払いたくない』『仲介手数料を下げたい』という方は、サンキュールームとイエー!を利用しましょう。
サンキュールーム
サンキュールームは、仲介手数料一律39,000を保証しているサービスです。
場合によりますが、0円になるケースも少なくありません。さらに、キャッシュバックつきで初期費用がめちゃくちゃ安くなるサービスです。
連絡は、メールのみの対応になります。
また、サンキュールームのすごいところは、ホームズ・アットホームなどで探した物件や特定の不動産屋でしか扱えない物件も含め、全ての調査対象になります。
これだけ聞くと『サンキュールームを使えばいいじゃん』と思うかもしれませんが、サンキュールームにもデメリットが存在します。
デメリット:レスポンスが遅い
人気のサービスのため連絡が遅いです。ですので、気に入った物件でも、返信待ちをしている間に他の人に取られてしまう可能性があります。
ですので、駅近・築浅・リノベ済などの人気物件には非常に不向きなサービスです。
イエー!
イエー!とは賃貸物件の不動産屋比較サービスで、最安値を保証しているサービスです。
2019年度の最大仲介手数料が33,000円(税込)で、約4割の方は0円になっています。初期費用がめちゃくちゃ安くなるサービスです。
連絡は、LINE・メールでサクッとやりとりが可能になります。
イエー!も、特定の不動産屋でしか扱えない物件も含め、全ての調査対象になります。加えてキャッシュバックまでついてきます。
イエー!もサンキュールームと同じで返信が非常に遅いです。
我が家の場合、返信待ちをしている間に他の人に物件を取られてしまいました・・・
ですので、繁忙期や人気物件を外して利用することをオススメします。
▼イエー!の対象エリアは下記になります。
メイン | 東京・千葉・埼玉・神奈川 |
拡大中 | 大阪・福岡 |

ちなみに、内見の業者と契約の業者は分けても良いかもしれません。
相見積もりとれるのは入居者側の権利なので。

仲介手数料を交渉してもよいのか?
仲介業者さん・管理会社さんとお話していると『値切る自分が図々しいのではないかな?』っと感じることがありますが、全く問題ありません。
我が家は、素直に仲介業者さんに以下3点の希望をお伝えしました。
・家賃を下げてほしい
・フリーレントを初月につけてほしい
・仲介手数料をさげてほしい
▼更に下記のように、他社と比較した上で結構粘り強く交渉もしていきました。
当時のやりとり
どうしても即決できない点としましては、初期費用の仲介手数料1ヶ月の部分になります。
大変お世話になっている御社にこのようなお話をすることは、大変心苦しいのですが、他社サービスを利用すると0.5ヶ月になることもあり、非常に悩んでおりました。
物件自体は本当に気に入っているため、このようなお話をさせていただきました。
正直、仲介業者はこのような対応をするのも仕事の内だと思いますので、希望は素直に伝えて問題ないと思います。

言わずに後悔するならば、言ってしまいましょう。
逆上して不満を言う業者だったら、辞退して別の業者に問い合わせをしましょう。
まとめ:仲介手数料払いたくない | 新婚/同棲で安く部屋探しするポイント
まとめ
- ホームズ・アットホーム・SUUMOでお部屋探し
- ietty・ミニミニ・OHEYAGOで内見
- 首都圏はietty・OHEYAGOを選択
- 首都圏以外ならミニミニを選択
- 人気物件・繁忙期以外ならサンキュールーム・イエー!に連絡して契約
この手順が『仲介手数料を下げつつ、希望する物件に契約する』スムーズな手法だと思います。
ただ、あまりにも初期費用を下げようと必死になりすぎて、気に入った物件を逃してしまうと勿体ないです。
70点とる感覚で頑張ってみると良いと思います。





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以上です。
参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。