「電子マンガ中毒日記」は、電子書籍購入2000冊超えのマンガ好きつかさが、オススメのマンガを紹介していくブログです。
購入総数:2005冊目
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・楽天kobo 1039冊
・Renta 914冊
・LINEマンガ 18冊
・ピッコマ 34作
マンガ買う手が止まらない。。
この記事で紹介するマンガはこんな人にオススメできる記事になっています。

・よふかしが好きな人!
・昼間の生活で疲れている人!
・謎の下ネタ好き美女に導かれたい人!
・Creepy Nutsの「よふかしのうた」が好きな人!
もくじ
今回のマンガ『よふかしのうた』
よふかしのうた:あらすじ
「生まれて はじめての よふかし」から始まる物語
中学2年生の男の子「夜守コウ」が、人生で初めて、夜に誰にも言わず外に出たときから全てが始まります。
みんなが寝静まった、誰もいない道路に立ち妙に「いい気持ち」になり 「夜って すごい ただ 歩いている だけで 楽しいんだ。」と高揚感に包まれながらその一歩一歩を踏みしめます。
「見つけた 夜が俺の 居場所 なんだ。」
中学生の「はじめてのよふかし」それはもう王者の気持ちになります。
だって誰もいないからね!夜の公園でブランコ乗りまわしたり、お酒に潰れたサラリーマンを飄々と眺めたり、、
でも、同級生か誰かに見られて「こんないけないこと」をしてるのバレたらどうしようとも思って、ドキドキしたりもします。 気持ちが忙しい…!
よふかしは「ここには 僕しかいない そんな錯覚。」に陥ります。
特に、コウは「突然 何もかも いやになり 僕は 学校に行くのを やめた。」ため、最近になり生活が変わり夜眠れなくなりました。そんなコウは、夜が俺の居場所だ、なんて自由なんだ、と痛感するのでした。
「お前 眠れないんじゃないか? 」謎の美女の正体は・・?
意気揚々となったコウは、人通りのない自販機が目に止まり、そのまま14才では禁止されている「お酒」を購入しようとします。
しかし、周りを確認したにも関わらず、購入ボタンを押した瞬間に、突如現れた謎の女性に見つかります。
そして「お前 眠れないんじゃないか?」と声をかけられるのです。
なんだ誰だ?と疑問をもちつつも、眠れなくて困っている悩みの核心を突かれたコウは、そのまま美女についていき、夜の街を共に歩きます。
「じゃ、寝よっか。」
美女がコウを連れていった先は、怪しい雑居ビルでした。その部屋には、布団がひとつあるだけ。
美女は突然着ていたものを脱ぎ「じゃ 寝よっか。」と言いだします。
いいんですか!?あまりに動揺して、読みながらイスから立ち上がりました。大チャンス!?の到来ですが、コウは怖いので帰ろうとします。
しかし「大丈夫大丈夫 なんにもしないって 先っぽだけだから!」と強引に引き留める美女。
一体なんなんだこの人は・・・!?
このままだと、夜は終わらない・・・
続きはぜひ作品をご覧ください。
感想:3つのポイント
要点1
はじめての「よふかし」は、いつでしたか?あの頃を想い出せる名作
こちらの作品を読むと、初めて「よふかし」を覚えた、あの頃の高揚感をまた味わえるのでおススメです!
要点2
昼間の社会に疲れたら是非読んで、「ここは夜だぜ? 自由の時間だ」
日々生きていると、昼間のあるべき「生活」が、突然息苦しいものに思うときもあります。
「ちゃんと振舞わないと、社会に溶け込めない」という重さがつらいと感じるときもあったり。 。。
じゃあ、夜だけ。夜になればなるほど、みんなは寝ちゃって一人だけ、「よふかし」は、自分だけの「自由な時間」を味わえる。
この作品は、そんなよふかしの醍醐味を詰め込んだ夢のような世界です。
要点3
一緒に「よふかし」したくなる最高のヒロイン爆誕!!!
本作『よふかしのうた』は、 めちゃくちゃ面白い駄菓子マンガ『だがしかし』 の作者であるコトヤマ先生の新作です。私はコトヤマ先生の描く女性キャラが、個性的でとても好きです。
今回の『よふかしのうた』のヒロインも 「下ネタはバンバンいうけど、恋バナで顔が真っ赤になるギャップ」だったり、黒い大きめの上着を羽織りつつも、中はショートパンツにニーハイ。。
よく高いところに立つので下からのアングルが映えるという素晴らしい キャラクターデザインだったり、とにかく魅力的で大好きになりました。
ずっと同棲してる彼女みたいな気軽なノリで、盛り上がったりするけど、過去のことは一切わからないようなアンバランスさ。。
独特の魅力満載なので、是非みんなに読んでもらいたいです。一体何者なんだ・・一緒に夜更かししながら言われてみたいセリフのオンパレード。。最高です。
Creepy Nutsと『よふかしのうた』について
『よふかしのうた』という本のタイトルについて、Creepy NutsというラッパーR-指定さんとDJ松永さんの2人組のHIPHOPグループに同名の楽曲があります。
1巻のあとがきに掲載されてる内容になりますが、作者のコトヤマ先生が「Creepy Nuts」のファンで、Creey Nutsに作品のタイトルに使用していいか、連絡をして了承を得た経緯があります。
自分は初めて表紙を目にしたとき、このタイトルから「Creepy Nuts」を連想したのもあり、カートに入れました。
Creepy Nutsのラジオが好きでよく聞いていたので・・。好きな曲をリスペクトしているマンガだとわかったとき、とてもうれしかったです。
実は、少年サンデーさんのYoutubeからPV動画が公開しています。
こちらの動画ではCreepy Nutsの「よふかしのうた」が使用されています。
Creepy Nutsの素晴らしいアルバム
他の楽曲の世界観もとても面白いので、良かったらアルバムを聴いてみてください。
(個人的に、「たりないふたり」がおススメです。。)
Creepy Nutsのラジオ
また、Creepy Nutsはオールナイトニッポンでラジオ番組を配信中ですので、もしよろければ聴いてみてください~!
『よふかしのうた』がアニメ化する時には、是非テーマソングをCreepy Nutsに担当してほしいです!
「よふかしのうた」の歌詞について
楽曲の歌詞とマンガの『よふかしのうた』の内容はリンクしていると感じる部分があります。
自分は、ラッパーR-指定さんの歌詞がとても好きで、フローや韻を重視して掲載したいのですが、今回はマンガとリンクする部分のみを引用させて頂きます。
(因みに一部とはいえ歌詞を掲載してよいのか不安でしたが、はてなブログは、2019年からJASRAC管理楽曲の掲載が可能になったとのことです。よかったです。。)
次の部分は、主人公の夜守コウは14才なのでぴったりです。初めてのよふかしも合っています。
よふかしのうた
歌手:Creepy Nuts 作詞:R-指定 作曲:DJ松永
---(前略)---
12オクロックから丑の刻まで
初めてお前を跨いだのは
いや初めて跨ったのは確か14
▼次の部分は謎の女性についていくコウを彷彿とさせます。
静けさが似合うその黒い肌に
吸い込まれてた 手招きされるままに
▼自販機の前でお酒を購入しようとするシーンを連想します。
飲んだ事ねぇ酒に口つけて
▼謎の女性の正体はもしかしたら・・・?汗
俺の若さを日々吸い上げる まるでサキュバス またはインキュバス
よかったら、楽曲と合わせてマンガ『よふかしのうた』をご覧ください。作品の世界観により浸れると思います。
(自分はマンガを読んでは、曲を聴いてを繰り返してました。。た、楽しい。。おすすめ!)
感想:ネタバレあり(1話から2話目冒頭まで)
公式の紹介文にも描かれている内容なので、ちょっとネタバレしてしまうと、謎の美女は「七草ナズナ(ナナクサ ナズナ)」と言います。
彼女は、「夜守コウ」が眠った隙を狙って首にかみつき、その血を堪能し、あまりのおいしさに感動します。
ナズナはなんと吸血鬼であり、血を吸うためにコウを家まで導いたのです。
コウは驚きの中、なぜ、かまれた自分も吸血鬼にならないのかナズナに問いかけます。ナズナは躊躇しながらも
人が吸血鬼に恋をした状態で、吸血されないと同じ吸血鬼にはならない
ということ明かすのです。(恋というのを恥ずかしがるナズナさん。かわいい。。。)
すると、よふかしのすばらしさ、夜の自由を知ったコウは
「吸血鬼になりたい。」と、すごい思い切りをします。
そのために「ナズナに恋をしたい」と言い放ち、決意を固めるのです。
「美味しいコウの血を吸いたい」吸血鬼のナズナと「吸血鬼になるためにナズナに恋をしたい」人間のコウ
ここから 2人の需要と供給が合致しているけど、不思議な恋愛未満の奇妙な関係が始まるのです。
一見遠い存在のような2人、はたしてコウは恋に落ちて念願の吸血鬼になるのか?続きが気になります!
試し読み:よふかしのうた 小学館公式サイト
購入リンク
以上です。
ありがとうございました。