鉄槌のピエタ1巻の感想レビュー【電子マンガ中毒日記/累計1,968冊目】

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「電子マンガ中毒日記」は、総購入数2000冊突破前 に向けて、カウントダウンしながらオススメのマンガを紹介していくブログです。

2000冊まで、あと32冊たぬ!

購入総数:1968冊目 
購入記録
・楽天kobo 1008
・Renta       914冊
・LINEマンガ  18冊
・ピッコマ   27作

たぬちゃん、今回はどんな人におすすめかな?

こんな人にオススメできる記事になってるたぬ!
・クリエイターやアーティストを目指す人!
・ルネサンスの歴史や西洋美術がすきな人!
・モチベーションUPをしたい人!

今回のマンガ「鉄槌のピエタ」

タイトル: 鉄槌のピエタ 著者:真冬麻里

あらすじ

15世紀、イタリアに生まれた後世に名を残す天才彫刻家になるミケランジェロ・ブオナローティは、物語の始まり、まだ無名の彫刻家を目指す少年でした。周囲もまだその才能に気づいていない彼の下に、大天使ガブリエルが舞い落ちることで物語が動き出します。

 

3つのポイント

要点1

ミケランジェロの創作への意欲がすごい!

ミケランジェロについては、名前を聞いた事がある方も多いと思います。16世紀の芸術家の中で絵画や彫刻、建築やスケッチなど実に多岐に渡る才能にあふれている人物で現代にも多くの作品が残されています。今回のタイトル ピエタ (意:慈悲)や、 ダビデ像 などが最高傑作と呼ばれています。これらの作品はミケランジェロが20代のときに作られたようです。

天才ミケランジェロの逸話を知るほど、本作品「ミケランジェロ」の超自信家で彫刻への止まない情熱を持ったキャラ性がしっくりきます。あるシーンでは、大天使ガブリエルに向かって床に這いつくばりながら「俺は究極の彫刻をこの手で創る そのためにはアンタが必要だ 俺が彫り終わるまでそこに居ろ!」と啖呵を切ります。その情熱的な姿に目が離せなくなります。

 

要点2

大天使ガブリエルのオレ様がすごい!そして、ミケランジェロと相性バツグン!?

ミケランジェロの元に堕ちてきた大天使ガブリエル、彼はもうオレ様もオレ様です。ミケランジェロが自分をモデルにスケッチした絵を見て 「私を目の前にして たったこの程度でしか 表現できないとは ガッカリです あなたそれでも画家ですか?」と踏みつけにします。さらに「紙の創りたもうた 芸術である この私を そんなラクガキにしかできないなんて その程度なら 絵などやめてしまえばいい」と言い放ちます。

現代で例えていうなら、Pixivトップランカーの神絵師のPCから人気キャラが飛び出てきて、自分が描かれたイラストを見て「ヘタクソ! 私はもっと素晴らしいはず! この程度なら絵なんかやめてしまえ!」と言ってくる感じでしょうか、、、なんて恐ろしい汗

しかし、ガブリエルのことを「化け物」と言い煽ってきた先輩に対して、ミケランジェロは「あの美しさを その目で見ておいて 描きたいとも 石に掘りたいとも思わないなんて お前はクソか? 芸術家を志す資格がねェよ バ-----カ」と言い返します。
ガブリエルの「美しさ」の最強の理解者がミケランジェロなので、他の人にはわからない域で「感性」を共有できる良いコンビなのかなぁと思いました。

 

 

感想<ネタバレあり>

この作品にのめりこんだポイントは「クリエイターのモチベーションコントロール」です。 大天使ガブリエルの唯一無二の造形の美しさに魅せられたミケランジェロは、少年時代から他をしのぐ相当な彫刻技術がありましたが、生きる彫刻、「俺様最強ナルシスト大天使ガブリエル」からは「私の美しさを全く再現できていない」と酷評されるため「ガブリエルの美しさを再現するに至っていない」己の未熟さに苛まれるのです。 xx周囲の芸術家からみると、その彫刻は唯一無二といっても良いほどでしたが、ミケランジェロ自身は「本物のガブリエルの美しさに比べたら、まだまだだ」と己の腕を磨き続けます。

 

す、、すごくストイックたぬ・・!

 

クリエイターにとって「モチベーションの維持」はとても難しい課題です。
周囲と自分を比べて落ち込んで手を止めてしまうこともあると思います。しかし、後に「天才」と評される人の多くは、手を動か続けることができる人であり、どんな形であれ「モチベーションを維持し続ける力」があるのです。 「一体どこからそんな力が沸くのだろう」と、平々凡々で飽き性の私は羨ましくも不思議に思っていましたが「自分の隣にいる大天使の美しさをこの手で再現したい」のだとしたら、それは最強のモチベーションになる!なるほど納得しました。また、大天使自身が「まだまだですね」と隣で叱咤激励をしてくるのですから、手を止めるわけには行きません。「本当のミケランジェロも、頭の中ではそうだったのかも」と感じさせてくれる作品です。

なんだか、読んでみたくなったぬ!

 

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記事公開日 : 2020年01月13日/記事更新日 : 2020年01月13日